竹内てるよ

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竹内 てるよ(たけうち てるよ、1904年(明治37年)12月21日 - 2001年(平成13年)2月4日)は、北海道出身の詩人小説家霊能者。本名、竹内照代。

銀行員と芸者との間に札幌市で生まれるが、生後すぐに釧路の父方の祖父母に引き取られる[1]。日本高等女学校を肺結核療養のため中退。婦人記者となった後に20歳で結婚し、一子をもうけるが、脊椎カリエスに罹患して25歳で離婚。以後、詩作を続け、1930年に第一詩集『叛く』を刊行した。2001年2月4日、老衰のため死去[2]

2002年9月29日スイスバーゼルで開催された 「国際児童図書評議会」 (IBBY) 創立50周年記念大会で、日本の美智子皇后がスピーチの中で代表作「頬」を引用したことから、改めて注目されるようになった。

自伝小説『海のオルゴール』は、これまで2回TVドラマ化されている。

著作[編集]

  • 『曙の手紙』黒潮時代社、1930
  • 『大きくなつたら : 渓文社満二ケ年紀念出版』渓文社、1932
  • 『第二曙の手紙 : 竹内てるよ詩文集』渓文社、1932
  • 『花とまごころ : 竹内てるよ詩集』渓文社、1933
  • 『葡萄 : 竹内てるよ作品集』渓文社、1934
  • 『静かなる愛』第一書房、1940
  • 『悲哀あるときに』第一書房、1940
  • 『生命の歌』第一書房、1941
  • 『灯をかかぐ』文昭社、1942
  • 『微笑少女』弘学社、1943
  • 『雪のある素描』鄰友社、1943
  • 『美しき朝』明治美術研究所、1943
  • 『花を献ず』有光社、1943
  • 『潔くあれ』黎明社、1944
  • 『若人に光あれ : 文学パンフレット』文化交流社、1945
  • 『能のをみなたち』南北書園、1946
  • 『生命の歌』南北書園、1946
  • 『黎明の書』萬里閣、1946
  • 『いのち新し : 自選詩集』目黒書店、1946
  • 『霜の来る朝』目黒書店、1946
  • 『永遠の花』(大和秘歌、流転、炎天下)六都書店、1946
  • 『銀の逸矢 : 少女詩集』利根屋書店、1947
  • 『夕月』第一書店、1947
  • 『子供部屋 : 童詩集』愛育社、1949
  • 『花と母性』(女性新書)印刷局、1949
  • 『靜かなる生存』中部文學社、1949
  • 『生命の歌』白林社、1949
  • 『生と死とのあひだ』保健同人社、1950
  • 『わが愛の書』東和社、1950
  • 『愛と孤独と』寶文館、1950
  • 『ひかり立ちぬ』協立書店、1951
  • 『いのち新し』主婦之友社、1952(新装版『いのち新し-魂の詩人・竹内てるよの遺作』たま出版、2003)
  • 『竹内てるよ作品集』(1-4)宝文館、1952
  • 『母 : この最後なるもの』実業之日本社、1957
  • 『傷の中の青春』実業之日本社、1957
  • 『花とメノコと』第二書房、1958
  • 『この涙を明日に残して』番町書房、1966
  • 『わたしの花束 : 生活詩集』生活文化社、1967
  • 『海のオルゴール : 子にささげる愛と詩』家の光協会、1977(『海のオルゴール : 女声合唱曲集 : 子にささげる愛と詩』大中恩作曲、カワイ出版、1978。新装版2002)
  • 『因縁霊の不思議』たま出版、1978(新版1991)
  • 『若きたましいに』創隆社、1979(『詩のこころ : 若きたましいに』1982)
  • 『粉雪の町』(ぷやら新書)沖積舎、1981
  • 『人霊移存の正体』たま出版、1981
  • 『生命の歌』渓文社、1983
  • 『いのち新し : 母として、霊能者として』たま出版、1984
  • 『こころのひらくとき-詩をつくりたいあなたに』創隆社ジュニア選書、1991
  • 『わが子の頬に : 魂の詩人・竹内てるよの生涯』たま出版、2002
  • 『静かなる夜明け : 竹内てるよ詩文集』月曜社、2003
  • 『美しき時』小倉広子、2008

共著[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 渓文社と詩人たち
  2. ^ 大塚英良『文学者掃苔録図書館』(原書房、2015年)135頁