立花裕人

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立花 裕人(たちばな ひろと、1961年6月20日 - )はキャスター司会者作詞・訳詞家、音楽イベントプロデューサー

本名は万代 裕人(まんだい ひろと)で、2023年8月から「万代ヒロト」の名前をメインに活動している。

来歴・人物[編集]

東京都杉並区出身[1]早稲田大学高等学院早稲田大学法学部卒業[2]

大学卒業後、東レに入社し2年間勤務した後、フジテレビのリポーター、『CNNデイブレイク』『ザ・CNN』(テレビ朝日)キャスターを経て、1995年より『立花裕人のMORNING FREEWAY』(TOKYO FMJFN系列))メインパーソナリティを務める。自らスタジオを飛び出し取材するなど精力的に活動した。九州・沖縄サミット香港返還の際には現地から特別番組を放送した。

2004年に『MORNING FREEWAY』が終了してからは、『インフォシエスタ』、『ファーストクラス』(TOKYO FMのウェブ番組)のキャスターを務める。2005年からは『スーパーモーニング』(テレビ朝日系)のニュースリポーターとして久々に現場取材に復帰した。

司会者や声優としても活動。『ゴールデン・アロー賞』、『神宮外苑花火大会』、『ブロードウェイ・ミュージカルライブ』等の司会を担当したほか、映画『3人のゴースト』や『殺人サイボーグ リタリエーター』では吹き替えに挑戦している。また、島根県隠岐の島観光大使もつとめた。

英語が堪能で、海外の俳優やミュージシャンへのインタビューも多数経験。

2010年7月からは、KDDI・テレビ朝日・朝日新聞社が共同運営するauのニュースサイト「EZニュースEX」において、「立花裕人のKoreanエンタメ」を担当。来日する韓国アーティストに取材・インタビュー。その後はブルーノートビルボードライブに来日する欧米のミュージシャンにもインタビューを行っている。

沖縄のバンドしゃかりに詞を提供。アルバム『歌やびら』では「ありふれた想い」の作詞しており、また「あの海へ帰ろう」は沖縄の食品会社沖縄ホーメルのCMソングに起用された。他にも2010年には、韓国のアーティストシン・ヘソンのアルバム『Find voice in song』において、「GONE TODAY」「コトバにできない」の2曲で作詞を担当。 2013年に韓国のミュージカル俳優のヤン・ジュンモに「THE GIFT」(フランク・ワイルドホーン作曲)他で日本語詞を提供した。 2018年にはフランスのミュージカル俳優、ローラン・バンのオリジナル曲「Darkness of My Heart」の英語詞を担当。(作曲はミュージカル俳優、シンガーの石井一孝)

2011年3月『スーパーモーニング』終了に伴い、2011年4月からは『サンデースクランブル』(テレビ朝日)に移ってニュース・リポーターを担当。3月に発生した東日本大震災では、発生直後に2週間に渡る取材を被災地で行い、ジャズピアニストのアキコ・グレースとともに震災復興支援音楽プロジェクト「ひまわりワルツプロジェクト」を立ち上げ、復興チャリティイベントのナビゲーター等も務めている。2012年1月には福島県郡山市の小学校での音楽集会に参加した。

2011年10月から半年間、FM世田谷で『K-POP×K-PLACE』のナビゲーターを担当。最新のK-POP情報を伝え、番組と連動したK-POPイベントをプロデュース、MCも担当。

2012年からはミュージカル・K-POP関連のイベントプロデュースに力を入れている。ライブレストランでトーク&ライブを定期的に開催。2013年8月、ミュージカル『テン・ミリオン・マイルズ(岡田浩暉貴城けい主演)プロデュース、翻訳、訳詞。2013年12月 『華麗なるミュージカル クリスマスコンサート2013』(アダム・パスカル、ヤン・ジュンモ他出演)企画、プロデュース、MC。

2014年11月には韓国のミュージカル俳優3人、コ・ヨンビン、ハン・チサン、パク・ホサンのトーク&ライブのプロデュースとMCを担当。2015年1月にはユン・ヒョンリョル、2月にはミン・ヨンギ、2月1日には「同窓会トーク&ライブ」(出演:チョ・サンウン、柿澤勇人他)のプロデュース&MCも務めた。 7月にはハン・チサンの2回目のイベント、10月にはキム・ボムレのイベントのプロデュースとMCを担当。 新妻聖子坂元健児が出演した『Music Museum』では韓国のミュージカルスター、パク・ウンテのキャスティングと日本でのコーディネートを受け持った。

2016年7月から9月までは沖縄のRBCiラジオで土曜夜に『立花裕人 Happy Musical』のパーソナリティを担当し、番組発の沖縄でのミュージカルコンサートでもMCをつとめた。

2016年3月に『サンデースクランブル』(テレビ朝日)が終了し、『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日)のニュースリポーターとして2019年5月まで出演。

2017年からはブルームードでのトーク&ライブをFM世田谷でオンエアする企画がスタートし、原田真二中西圭三小野正利増田有華他が出演した。   AbemaTV「One Minute News」ではエンタメ取材を担当。 「アイラブミュージカルコンサート」のキャスティングとMCを担当。2017年9月には韓国のカン・テウルを招いた。

2018年8月からTOKYO SMARTCAST「TS ONE」でラジオの新番組がスタートし、銀座の「nu dish Mousse Deli & Café」では元宝塚スターのライブのキャスティングとMCを担当する。 TS ONEのラジオ番組は2018年10月から2019年3月まで、TOKYO FMとJFN各局で「GINZA 4 STUDIO STAR SPECIAL」としてオンエアされた。

2019年10月からは日韓のミュージカル俳優、アイドルらが出演するコンサート「レジェンド達のラプソディー」の構成、演出、MCをつとめている。 2020年3月開催の毎日新聞社主催のチャリティコンサート「忘れない~天国の大切なあの人へ~」(杜けあき、北翔海莉、遠野あすか、沙央くらま、七海ひろき出演)ではプロデューサーを担当。

コロナ禍でのアーティスト支援を契機に「グローバルエンターテインメント協会」を設立し、会長に就任。 東京小金井市に請願を行い、アーティスト支援の予算確保を実現。

2021年も毎日新聞社主催「忘れない~天国の大切なあの人へ~」(北翔海莉、桜一花、壱城あずさ、妃海風、如月蓮出演)でプロデュースを担当。 同じく毎日新聞社主催の沖縄を舞台にした朗読劇「島守の塔」ではプロデュース、演出、出演の三役を担当した。

2022年4月からラジオ番組「立花裕人のジェンヌドリーム」(日曜13:00~、ミュージックバード制作)が始まり、元宝塚歌劇団、文化人らをゲストに迎えている。元横綱・白鵬、現宮城野親方の特番も放送した。 番組発のイベントとして10月に髙汐巴、月影瞳、貴城けい、11月に瀬戸かずや、鳳真由を迎えてのトーク&ライブを開催。

また、羽田空港のLDH kitchenでは元宝塚の壮一帆、凰稀かなめ、瀬戸かずや、天寿光希、彩凪翔、天真みちるのトーク&ライブのプロデュース&MCを担当。2022年開催分はBSフジでダイジェスト映像がオンエアされ、ナレーションも担当。

2022年9月からはミュージシャンをゲストに招いての音楽トークバラエティー番組「立花裕人のTouch the HEART」がYouTubeでスタートした。

2023年1月31日、2月1日、作曲家の木下牧子氏を迎えてのトーク&ライブを主宰。声楽家、作曲家、クラシック音楽家とのイベントにも注力している。

2023年7月からラジオ番組「E-LOUNGE MUSIC PLACE」(ミュージックバード、全国コミュニティFM約90局ネット)のパーソナリティーをつとめる。

2023年9月に来日公演を行ったアメリカのミュージカル俳優、アダム・パスカルのキャスティング&通訳&MCを担当。

著書に『わかってもらえる聞き方・話し方』(PHP文庫)がある。

出演番組[編集]

過去[編集]

報道・情報ワイドショー番組

期間 番組名 役職
1986年4月 1988年3月 おはよう!ナイスデイ(フジテレビ) レポーター
1988年4月 1991年9月 タイム3(フジテレビ)
1991年10月 1993年9月 ザ・CNN(テレビ朝日) メインキャスター
1992年10月 1993年3月 CNNデイブレイク(テレビ朝日) 金曜日メインキャスター
1993年4月 1994年3月 木・金曜日メインキャスター
1994年4月 1994年9月 月・火曜日メインキャスター
2005年4月 2011年3月 スーパーモーニング(テレビ朝日) レポーター
2011年4月 2016年3月 サンデースクランブル(テレビ朝日)
2016年4月 2019年5月 スーパーJチャンネル(テレビ朝日) 平日レポーター

その他

  • 立花裕人のMORNING FREEWAYTOKYO FM
  • CNN東京プライム(CNN)
  • One Minute News(ABEMA)
  • GINZA 4 STUDIO STAR SPECIAL(TOKYO FM)
  • K-POP×K-PLACE(エフエム世田谷)
  • Feel So Good(エフエム世田谷)
  • 立花裕人 Happy Musical(RBCiラジオ)

脚注[編集]

  1. ^ 株式会社 HASカンパニー 日本人アーティスト 立花 裕人”. has-inc.co.jp. 2022年5月6日閲覧。
  2. ^ 立花 裕人”. www.facebook.com. 2022年5月6日閲覧。

外部リンク[編集]