空知英秋

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空知 英秋
生誕 1979年5月25日(34歳)
日本の旗 日本北海道
国籍 日本の旗 日本
職業 漫画家
活動期間 2002年 -
ジャンル 少年漫画
代表作 銀魂
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空知 英秋(そらち ひであき、1979年5月25日[1] - )は、日本漫画家北海道出身[1]男性。身長162cm[2]血液型AB型[3]集英社少年漫画雑誌週刊少年ジャンプ』で活動している。名字の由来は、出身地北海道の空知地方から[4]

経歴[編集]

『週刊少年ジャンプ』2002年42号にて「だんでらいおん」でデビュー。引き続いての2003年、同じく『週刊少年ジャンプ』にて「しろくろ」を発表する。

そして、十代で投稿かつ受賞、上京して数年は有名作家のアシスタント、その後デビューというケースが多いジャンプ作家において、二十代初めでようやく作品を描き始めた遅咲きの才能である。しかしながら、初投稿作も含めたった2作で連載を獲得し、そのまま人気作家へ駆け上ったそのスピードは、ジャンプ歴代作家の中でもかなり速い方である[要出典]

2004年、初の連載作品である「銀魂」を開始。奇抜な題名や作風、あまり達者とはいえない絵柄などから、「弱肉強食のジャンプでは生き残れないだろう」と編集部や担当から思われており[5]、連載開始から最初の10週が経過した時点では掲載順位が低く打ち切りギリギリであった。その後、作者の談によれば第十一訓から人気は徐々に上昇していき[4]、『DEATH NOTE』第1巻と共に発売された単行本1巻の初版は僅か3万部と部数が少なかったこともあり即日完売状態で入手困難となった。その後も独特のギャグセンスにキャラクター人気も加わり、コミックスの売り上げも2006年以降、年間ランキングの上位に名を連ねている。2006年4月にアニメ化。アニメ第一期は2010年3月まで放送され、2011年4月から2012年3月までアニメ第二期が放送された。2012年10月4日から2013年3月28日にかけて第3期『銀魂'延長戦』が『よりぬき銀魂さん』第2期を内包する形で放送された。劇場版アニメも2作製作され、2010年春には「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」、2013年夏には自身の書き下ろしによる新作エピソードで「劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」がそれぞれ公開された。

ジャンプスクエア2008年3月号において「SUPREME読切シリーズ」として「13(サーティーン)」が、週刊少年ジャンプ2010年46号において「トップ・オブ・ザ・スーパーレジェンド」の第2弾として読み切り「ばんからさんが通る」が掲載された。

人物[編集]

漫画を描こうと思ったきっかけは『天空の城ラピュタ』のラストシーンの別れに影響を受けてとのこと。現在でもラピュタを追いかけていると語る[6]。最も好きな宮崎アニメは『魔女の宅急便』。好きな漫画は『ドラゴンボール』と『スラムダンク』で、単行本で読み込んでいたが他にはさほど漫画を読まない少年時代であり、むしろ影響を受けたのはお笑い芸人とのこと。好きな芸人はダウンタウンで自分の世代のヒーローであると答えているほか、最も影響を受けた有名人には札幌テレビ放送アナウンサー明石英一郎を挙げている[6]

自身の風貌について、武田鉄矢に似ているとコメントしているが、ジャンプ誌上の自画像はゴリラそのものとなっている[1]。単行本などの企画で座談会の写真が掲載されたことがあるが、その際も本人の顔部分にはゴリラの顔が貼られていた。パロディキャラの多い『銀魂』では自身をモデルにした天知というキャラを出し、自画像で使われる絵よりリアルなゴリラになっており言語もゴリラそのものになっている。自身は四コマや短編に出てはいるがほとんど原作、アニメの本編には出ていない[7]。しかしながら第1回人気投票では14位2回目の投票では16位となっている。

自らジャンプの連載作家で一番の遅筆であると語っており、本人曰く2番目に遅い作家さんより1日遅れているとの事であった[8]。週刊少年ジャンプ2009年31号では、作中のネタに伴い目次での作者名を「サイボーグ空知」とし、「右手をGペンに改造。かなり使い易いです。左手は筆ペンか丸ペンか思案中 <S(サイボーグ)空知>」とコメントした。現在ではキャラ以外の絵は、ほとんど自分では描いていない[4]

洞爺湖近くにある土産物店「越後屋デパート」では、数十年前から行っている木刀に名前や洞爺湖など文字を彫るサービスに、『銀魂』の影響で「木刀に「洞爺湖」と彫って欲しい」という客が急増した[9][10]。空知自身は修学旅行で洞爺湖に行ったことがあるが、この当時木刀は買っておらず、後に洞爺湖の土産屋から贈られた。

犬を飼っており、愛犬の名は“チャッピー”(パピヨンのメス)[1]

作品リスト[編集]

  • だんでらいおん(週刊少年ジャンプ2002年42号。第71回〔2002年6月期〕天下一漫画賞佳作受賞、『銀魂』第1巻に収録)
  • しろくろ(週刊少年ジャンプ2003年17号。『銀魂』第2巻に収録)
  • 銀魂(週刊少年ジャンプ2004年2号 - 連載中、既刊53巻)
  • 13(サーティーン)(ジャンプスクエア2008年3月号。『銀魂』第24巻に収録)
  • ばんからさんが通る(週刊少年ジャンプ2010年46号。『銀魂』第38巻に収録))

関連人物[編集]

担当編集者[編集]

  • 大西恒平(2002年 - 2007年11月)[11]
  • 齊藤優(2007年11月 - 2009年3月)[12]
  • 中﨑敦(2009年3月 - 2010年6月)[13][14]
  • 本田佑行(2010年6月- 2011年10月)[15]
  • 松尾修(2011年10月 - 2013年6月)[16][17]
  • 本田佑行(2013年6月 - 2013年10月[18]
  • 内藤拓真(2013年11月[18] - 現在)

元アシスタント[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d 集英社『週刊少年ジャンプ』2002年42号 空知英秋先生大紹介!! 168頁
  2. ^ 『銀魂』単行本7巻の作者コメントより
  3. ^ 集英社『赤マルジャンプ』2007年SPRING(2007年6月15日増刊) 空知英秋タレ流し約3万字インタビュー 71~76頁
  4. ^ a b c 『銀魂公式キャラクターブック 銀ちゃんねる!』の質問コーナーより。
  5. ^ 『銀魂』単行本2巻の作者コメントより。
  6. ^ a b クイック・ジャパン』Vol.86 (太田出版
  7. ^ アニメ第2期第51話では、ゴリラ原作者役で声の出演をしている。
  8. ^ 『銀魂』単行本35巻の作者コメントより
  9. ^ 室蘭民報ニュース” (日本語). 「洞爺湖」刻んだ木刀、洞爺湖温泉の土産物店で人気. 室蘭民報社 (2007年7月27日). 2007年8月27日閲覧。
  10. ^ HTB「おはよう天気」” (日本語). 今なぜ?洞爺湖で“木刀”が大人気!. 北海道テレビ放送 (2007年9月14日). 2008年2月14日閲覧。
  11. ^ 『週刊少年ジャンプ』2007年49号 空知英秋の巻末コメント「6年間面倒をみてくれた担当が変わることになりました。」
  12. ^ 『週刊少年ジャンプ』2009年20号 空知英秋の巻末コメント「担当が交代。斉藤さん一年半楽しかったです。」
  13. ^ 『週刊少年ジャンプ』2009年22・23合併号 空知英秋の巻末コメント「新しい担当はT大出身。中﨑さんです。」
  14. ^ 『週刊少年ジャンプ』2010年30号 空知英秋の巻末コメント「担当変更しました。ハゲる程頑張ってくれたエリートにハゲる程精進することで応えます。」
  15. ^ 『週刊少年ジャンプ』2010年31号 空知英秋の巻末コメント「新担当はロン毛がいけ好かねぇ本田氏です。」
  16. ^ 『サキよみ ジャンBANG!』2012年9月28日放送分より。
  17. ^ 『週刊少年ジャンプ』2013年31号
  18. ^ a b 『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』Blu-ray/DVD特典 劇場版銀魂コンプリートブック
  19. ^ a b 出典:銀魂オフィシャルファンブック『銀ちゃんねる!』より
  20. ^ 『週刊少年ジャンプ』2014年14号 空知英秋の巻末コメント「伊達先生連載おめでとう。週刊大変だけどウチの職場よりは楽だから頑張って!!」

外部リンク[編集]