科捜研の女の登場人物
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科捜研の女の登場人物(かそうけんのおんなのとうじょうじんぶつ)は、テレビ朝日系でシリーズ化されているサスペンスドラマ『科捜研の女』(テレビシリーズ)に登場する主な架空の人物について解説する。
本項での「S」はseason、「SP」はスペシャルを表す。
ゲストの記載基準
- 役名がわかる出演者(クレジットタイトルに役名が載っていなくても出典や字幕やその他、確認できれば記載できる)
- クレジットタイトルに役柄が載っている出演者(役柄だけのゲストについてを参照)
レギュラー、前シリーズまでのレギュラー、複数回出演した登場人物のリスト[注 1]
京都府警科学捜査研究所:榊マリコ、日野和正、宇佐見裕也、涌田亜美、君嶋直樹、加瀬淳平
洛北医科大学:風丘早月
前シリーズまでのレギュラー、レギュラーの親族、複数回出演した登場人物
- 京都府警科学捜査研究所:森村茂、榎戸輝男、小清水司、奥田奈々美、武藤要、高野美華、染谷優、宮前守、鶴田幸太郎、白鳥望湖、小向光子、久保敦夫、乾健児、吉崎泰乃、相馬涼、橋口呂太
- 京都府警察本部:木場俊介、倉橋拓也、城丸準子、吉田大輔、沢木、有賀行雄、石橋秀樹、大森泉、上原純二、黒井千佳、猪俣、新山智美、三浦、正宗岳尋、杉内亮、寺原智則、佐久間誠、谷口朝男、木佐貫直巳、国持三郎、香坂怜子、堀添清文、権藤克利、大西武政、芝美紀江、江崎和帆、三枝義史、木島修平、落合佐妃子、山崎大悟、柿沢一樹、堀切徹、篠宮小菊、新開颯太
- 洛北医科大学:米倉太、安野孝、高橋亮太
- 榊家:榊伊知郎、榊いずみ
- 風丘家:風丘亜矢、風丘大樹、風丘洋二
- 警察関係者の親族:小向真也、土門美貴、乾尚仁、宇佐見一穂、宇佐見咲枝、日野恵津子、真柴有雨子、君嶋莉子
- 君嶋の元同僚:古久沢明、由井沙織
- その他:西大路恵、篠田正幸、友田香織、羽村瑞男、佐沢真、江藤壱、森聡美、宮越優真、奥居秀俊
- 特別出演:信者、宅間善人、時矢暦彦
京都府警科学捜査研究所
[編集]- 榊マリコ(さかき まりこ)
- 演 - 沢口靖子[1](14歳:上白石萌歌[2]〈SP5〉)
- 経歴:東亜大学
- → 東亜大学大学院博士課程
- → FBI
- → 京都府警科学捜査研究所の法医研究員(S1 - S3)
- → 科学警察研究所(S3最終話)
- → 京都府警科学捜査研究所の法医研究員(S4 - )
- テーマカラー:レッド&ピンク[3]
- 本作品の主人公。京都府警科学捜査研究所の法医研究員。年齢はS1第8話時点で30歳[注 2]。神奈川県横浜市出身、血液型はB型[注 3]。平成元年、東亜大学を卒業。同大大学院で後期博士課程在学時の平成3年、犯罪学の博士号を取得[注 4]。大学在学時代は法医学同好会に所属していた[注 5]。博士号取得後は同・研究室に残るも、結婚と離婚を経て、FBIに赴任した。
- はっきりとした設定はないがメスは持たぬとも、司法解剖に参加している事やS13第10話で容疑者に浮上した臨床検査技師と同じ免許を持っている事から臨床検査技師としての知識と資格を保有している事が窺える。
- 科学捜査に信念とプライドを持ち、「科学は嘘をつかない」を信条としている科捜研の名物研究員である。正義感が強く、並外れた行動力があり、どんな時でも諦めない粘り強さを持つ。仕事一筋の女性で、鑑定の腕はFBIで学んでいるため確かである。バツイチの独身。元夫は京都府警の刑事部長だった倉橋拓也で、S1より前に離婚している。二人の間に子供はいない。できる女性に見えるが、天然で、仕事以外はだらしなく、ご飯も炊けない「女子力がとても低い」ことが離婚の原因だと周囲に思われている。S2では主任になり「科捜研の女王」と呼ばれていたこともある[注 6]。
- 初期の頃はコミカルで負けん気の強い性格だったが、作風の変更およびシーズンを重ねてマリコの年齢が上がり大人の女性として成長したため冷静沈着で真面目な性格に変更されている[注 7]。しかし、仕事に集中すると周りが見えなくなり、目的の為には労力やコスト、他人の迷惑などは一切考えられなくなってしまう。人使いも荒くなり、頼みごとをする際に相手に礼を言ったり労ったりもしない事が多い。ルールを守れないタイプなため、上司からは頻繁に咎められているが、本人は全く気にしていない。無鉄砲且つ不用心な行動を取ってピンチに陥ったり[注 8]、周囲の人を巻き込んで暴走することもある。現場捜査に過度に首を突っ込み、周りの人を無自覚に振り回すせいで、初期の頃は同僚や刑事たちの理解が得られず対立したり、時には孤立してしまうこともあった[注 9]。S6からは周囲と対立することはほとんどなくなり、皆で協力して事件を解決している。S18以降からの傾向として真面目な性格は変わらないものの、マリコの言動をコミカルに描く事も増えてきている。
- 成り行きで犯人や容疑者と思われる人物と遭遇しても滅多に声を荒らげたり手を出したりはせず、冷静に説き伏せる事が多い[注 10]。しかし、相馬涼の軽口には容赦なく耳を引っ張ったり叩いたりしている。
- 科学的に数値化や物理的に可視化出来ないものが苦手で解する事ができない。完全な理系で芸術への素養が全くなく、雑談などで話題を振られたりしても自覚なくその方面の人物の神経を逆撫でしたり失望させる発言が多い[注 11]。心理学で(自分を)見破られる事や痛い点を突かれると反論する。長年の経験を通じて遺された物から人の絆や想いを汲み取った時は感動するロマンティストな一面も持っている。真実を重視し、嘘や偽りを嫌っているため、占い等の「非科学的なもの」は信じていない[注 12]。ただし手品までは暴いて空気を壊したりはしない。
- 料理が苦手で、見た目は良くても味は酷いらしく、無口な白鳥研究員に「まずい」と言葉を漏らさせたほどである。たまに鑑定の都合で料理をするが、技術が付いて行かずにレシピ通りでも似ても似つかない物になってしまう場合が多い。S15第7話では簡単な焼き魚と卵焼きでさえも真っ黒に焦がしてしまい、廊下まで煙が充満するほど料理下手に拍車がかかっている[注 13]。そのためか食事は外食やカップラーメンが多い。しかし遊びに来た母や、一時期同居していた父のおかげで食生活は改善された模様。京都の漬け物は薄口で好みではないらしい。初期の頃は手挽き式のコーヒーミルでよくコーヒー豆を挽いていた。
- 住まいは、S1ではアパート、S2はアパートの更新手続きを忘れたため城丸準子の部屋に押し掛けて同居、S3以降は町家風の一軒家に住んでおり、短期間、母いずみとの同居を経て、S6からSP3までは同じ職場に着任した父の伊知郎と同居していた。現在はマンションに住んでいる(S17第6話)。京都市下京区にある7階建て築36年のマンション「京南アーバンコート」306号室に在住しており、立て籠り事件に巻き込まれた(S19第17話)。片付けが苦手で自宅は酷く散らかっている。初期シリーズで助手の奥田奈々美に着替えを取りに行ってもらった時も部屋には汚れ物しかなかった。S1では遺留品だった金魚をルームメートといって自宅で飼い、研究室に泊まり込む際にも連れてくるほど可愛がっていた。なお、実家は神奈川県横浜市にあり、中学生までは横浜に住んでいたが、父親の仕事の都合により転居を繰り返していたようである[注 14]。
- 自宅からの通勤は自転車だが、S2第1話の直前まで長期休暇をとって自動車教習所へ通っていたことがある。この時、おびただしい回数の追加教習を受けたが運転は上達せず、結局免許はとれなかった[注 15]。
- 元夫の倉橋とはS1で離婚後4年ぶりに再会したが口喧嘩ばかりしていた。倉橋と交際していた城丸や伊塚夏子に対して嫉妬心のような複雑な感情を持つが、S3最終話で倉橋と伊塚の真摯な想いを感じたことにより、二人の未来を応援するようになる。
- また、マリコが科捜研に赴任してきた当初は科学捜査に猛進するあまり自分勝手で傍若無人な振る舞いをすることが数多く見られたが、そんなマリコを窘めて「人の心を思いやること」や「人間を見ることの大切さ」を教えたのが木場俊介警部である。木場はマリコの最初の相棒と言える存在だったが、S4最終話の事件で殉職してしまった。
- 木場の役割を引き継いだのがS5より登場した捜査一課の土門薫刑事である。土門とは15年以上に渡る長い付き合いで、最初はぶつかり合っていたものの徐々に信頼し合える関係となり、現在では強い絆で結ばれた良きパートナーとなっている。土門の過去の女性関係が明かされて動揺を見せたこともあるが、今のところは恋愛感情のない同志であり戦友のような関係である。
- S21第1話では、警察庁への異動の話があったが、警察庁の不祥事を暴く行為をしたために異動の話は無くなった。
- 日野和正(ひの かずまさ)
- 演 - 斉藤暁(S5 - )
- 経歴:警視庁科学捜査研究所
- → 京都府警科学捜査研究所の研究員(S5 - SP3)
- → 京都府警科学捜査研究所の所長(SP3 - )
- テーマカラー:ブラウン[3]
- 京都府警科学捜査研究所の所長兼文書担当研究員。
- 以前は一般の研究員だったが、マリコの父で前所長の榊伊知郎が退職したため、後任として所長に昇進した。
- 見た目はいい加減だが、実は正義感が強く、仕事に熱心。マリコを筆頭に変わり者が多い研究所内での常識人。自身や周囲のメンバーが仕事に熱中し過ぎて体調を崩したりしないように気を配り、仕事が一段落した時は早く帰るように促している。仕事に集中すると周りが見えなくなり、周囲の人まで巻き込んでしまうマリコのストッパー役でもある。
- 元々は警視庁科捜研にいたが、京都府警からの要請で異動してきた。そのため妻と娘は東京在住で、長らく単身赴任をしている。S17第17話で長時間労働の影響により虚血性心疾患に掛かって倒れ、一命は取り留めたものの、17話の最後まで入院を余儀なくされた。心配した妻・恵津子が東京から駆け付け、公災を申請した[注 16]。
- 典型的なメタボ体型で、頭髪は後退気味[注 17]。登場初期は常に何かを食べており、鑑定が深夜に及んだり徹夜になると、お菓子やインスタント食品を広げていた。ベビーシューはちょっと苦手である模様[注 18]。S6では肥満を気にしてカロリー計算や食事制限をしていたが、すぐに諦めた様子。S17第17話で倒れた際には、医者に高血圧・肥満・コレステロールを指摘され、それも原因で虚血性心疾患になったと話している。
- 一人称は「僕」。一般研究員だった頃はアロハシャツなどのラフな服を好んで着ていたが、所長になってからはシャツにベストといったきちんとした服装をするようになった。バイク通勤をしているため靴はスニーカーを履いている。
- S18第1話では京都府警音楽隊のコンサートに急遽参加することになり、趣味のトランペットを披露した。しかしコンサートの最中に事件が起こり、音楽隊が疑われ、コンサートに参加した日野も一時的に鑑定を外されてしまった。その後S20第7話で風丘先生へのお祝いとして誕生日の歌を演奏している。
- 宇佐見裕也(うさみ ゆうや)
- 演 - 風間トオル(SP3 - )
- 経歴:航空科学研究所
- → 京都府警科学捜査研究所の研究員(SP3 - )
- テーマカラー:ブルー[3]
- 京都府警科学捜査研究所の化学担当研究員。
- 所員たちを冷静に見守り、的確なアドバイスや助言を行える真面目で優しい人柄。お茶に造詣が深く、捜査会議や作業の合間には淹れたてを所員に振る舞っている。
- 以前は航空科学研究所に勤務し、航空テロなどに備えた爆発物や化学兵器の研究をしていたが、父を亡くして独り身になる母・咲枝のことを思って京都に帰省。京都府警科捜研の中途採用試験を受験し、採用された。激務な勤務の合間を縫って母の介護をしている[注 19]。
- 難関の中途採用試験を突破しただけあって非常に優秀で博識であり、気象・海洋などの航空安全に関する知識以外にも、歴史から地質学、そのほか多方面への知識も豊富。橋口呂太の専門知識ばかりの要領を得ない説明も理解し、マリコら他の科捜研メンバーに解説したことがある[注 20]。
- 大学時代は山岳部に在籍していたため登山に関する知識が深く、事件の捜査で山に登る際は先頭を歩いて皆を誘導することが多い。
- S11第11話では、10年前に東京で起きたシリコン素材を使って窒息死させる猟奇的な連続殺人事件と同様の手口の事件が起こり、当時の被害者の一人が宇佐見の妹・一穂であったため、「当該事件の被害者家族」という微妙な立場になってしまい、一時は鑑定を外されてしまった。
- S20からは鑑定中に眼鏡を掛けるようになった[注 21]。
- なお、宇佐見役の風間はS7(=新・科捜研の女3)第9話においてゲストの別役・香月誠一で出演経験がある。
- 涌田亜美(わくた あみ)
- 演 - 山本ひかる[4][5](S13第3話 - )
- テーマカラー:イエロー[3]
- 京都府警科学捜査研究所の映像データ担当研究員。
- 木島修平の大学時代の後輩。コンピューター全般に関する並外れた知識を持ち、防犯カメラの分析・解析、パソコンやスマートフォンのデータ復元などで実力を発揮している。
- 性格は天然を通り越して空気の読めないタイプだが、人当たりは良く、後輩の面倒見も良い。女性らしさはあまりなく、毎日同じ服を着ていても気にしていない。夜遅くなった時はデスクの横に寝袋を敷いて寝ており、連日の泊まり込みの作業もいとわないタフさを持っている。子供の頃からパソコンに詳しく[注 22]、唯一のスキルを仕事に使っているパソコンオタクである。
- 研究員になる前は、就職活動に失敗したため、ネットカフェで寝泊まりをしながらアルバイトをしていた。S13第3話で、科捜研に就職が決まり、入所する直前に木島から画像データ解析の依頼があり、吉崎泰乃の仕事を手伝って事件解決に貢献した。同話で泰乃の異動と入れ替わる形で科捜研に入所した。マリコら科捜研のメンバーとの初顔合わせでは「明日から初期化して頑張ります」、事件現場への初臨場の際には「(はじめて遺体を見て)すみませんフリーズしていました。再起動します」と発言するなど、パソコン用語混じりの発言をする傾向があった。
- 挨拶をする際に敬礼ポーズをしたり、了解の意味で「ラジャー」と返答することがある。褒められた際には「恐縮です!」と、返答をすることが多い。
- 亜美が開発した自作の解析プログラムが入っている「Ami Special」というUSBメモリを持ち歩き、鑑定に役立てている。
- 後輩の呂太には適度にツッコミを入れながら、仕事をサポートしている。
- S18第6話では、蒲原勇樹と共に犯人の元へ向かい、ナイフで襲ってきた犯人を蒲原と協力して物置台を使って取り押さえ逮捕に貢献した。
- 君嶋直樹(きみじま なおき)
- 演 - 小池徹平[6](S22 - )
- 経歴:京都環境生態研究センター
- → 京都府警科学捜査研究所の研究員(S22 - )
- 京都府警科学捜査研究所の物理担当研究員。
- 真面目な性格で、”可能性”という言葉を聞くと前のめりになってしまう性分。「人の心の闇を科学で解明したい」という思いを抱いている。妻子がいて家庭を大事にしている。一人娘の莉子を溺愛していて、彼女のためにもより良い未来を作りたいと願っている。
- 以前は京都環境生態研究センターの研究員として働いていたが、研究室が突然閉鎖されることになり、無職になりそうだった時にたまたま求人募集していた科捜研に飛びつき転職を決めた。S22第1話で科捜研に着任して早々、前職場のセンター長・奥崎譲が謎の焼死を遂げた事件に遭遇してショックを受け、さらには被害者の関係者であり事件現場の近くに居たことなどから一時的に鑑定を外されるが、マリコらの尽力により君嶋は無関係だと証明され、科捜研の一員として元同僚たちが絡んだ一連の事件を鑑定することになった。
- 加瀬淳平(かせ じゅんぺい)
- 演 - 加藤諒[7](S24 - )
- 経歴:京都市役所
- → 京都府警科学捜査研究所の会計士(S24 - )
- かつて科捜研に事務員兼会計係として所属していた小向光子以来となる、科捜研専属の会計係。
- マリコがあまりにも捜査のために経費を使ってしまうため、あまり使わないように釘を刺すために派遣された。科学には疎いが、事件には興味津々。マリコたちに質問をすることが多く、捜査のためならば上層部に直訴をしに行く道筋をつけたり、仕事を手伝ったりしている。
- 趣味は古着屋巡り。
京都府警察本部
[編集]- 土門薫(どもん かおる)
- 演 - 内藤剛志[1](S5 - )(高校生:長村航希[8]〈S15第13話〉)
- 経歴:京都府警八条中央警察署刑事課強行犯係
- → 京都府警舞鶴南警察署刑事課
- → 京都府警捜査一課(S5 - S19第24話)
- → 京都府警察学校 教官(S19第24話)
- → 京都府警捜査一課(S19第27話 - )
- 階級:巡査部長 → 警部補
- 京都府警捜査一課の刑事。土門美貴の年の離れた実兄。昭和37年6月18日生まれ[注 23]。
- 科捜研を信頼しており、マリコと協力して犯人を追い詰めていく。上の指示する組織的行動には反発することが多い。
- S5では革ジャンを着た関西弁(京都弁?)を話す粗暴な刑事として登場し、「アメちゃん」と称するドロップ缶を常備していた。マリコとは最初はぶつかり合っていたものの、徐々に信頼し合える関係になっていった。S6以降はスーツ姿で登場し、性格もS5より穏やかになったが「どんな理由があっても犯罪は許されない」とやや極端な信念を持ち、犯人に対しては常に厳しい態度で接しており、取り調べの際には警察官としては過度の言動や行動を取ってしまうこともある。
- 内部で情報を秘匿されることを嫌っており、上司が内通者を警戒して土門に対して情報を一部秘匿された時には、上司に食って掛かったこともある。また、これらの理由から、組織犯罪対策第三課の落合佐妃子とは特に折り合いが悪かった。その一方で、苛めによって犯罪を強要されたケースの際には、実行者ではなく首謀者の方に怒りを向け、情状酌量の余地がある犯人を自首扱いにするなど、情に厚い面を見せる。
- S12で部下の権藤克利が独断で捜査を行い殉職したことに上司として責任を感じ、権藤の死は彼の心に大きな傷を残してしまった。しばらくは権藤の死を引きずっていたが、それを乗り越え、刑事としての職務を全うし続けている。
- 2017年10月のSP10では、勾留執行停止中の那須田哲昭を追跡中に彼を庇って列車に轢かれ、意識不明の重体になったが無事に回復し、病室で妹の美貴と久しぶりに再会した。
- S18第3話にて、京都府警への異動前は舞鶴南署に勤務しており、当時管内で発生した刺殺事件が客とのトラブルによる過失致死で処理されそうになったところを、加害者の愛人の協力で覚醒剤売買の口封じによる殺人だと立証することに成功したが、後にその覚醒剤の売買に絡む暴力団関係者の取り調べで暴力紛いな行為をしてしまい、結果として責任を取って京都府警に異動したことが判明した[注 24]。なお、この異動は藤倉甚一の前任の刑事部長だった佐久間誠の判断によるものであった。
- 2019年1月のSP12では、新設される司法取引準備室へ司法取引監督官として異動する話が持ち上がった[注 25]。その研修には捜査現場での取り調べの経験が豊富な刑事が全国から集めれ、土門もその一人に選ばれた[注 26]。そんな時に連続爆破事件が発生。捜査中に爆発が起き、マリコを庇って爆発で飛散した破片を全身に受け、重傷を負ってしまう。命に別状はなかったものの、リハビリが必要で刑事への復帰が危ぶまれる状態だったが、それでもマリコの危機を察すると病院を抜け出し、松葉杖をついて現場に向かい、無事に犯人を逮捕する。エピローグでは、後に部下である蒲原が爆破現場の土地の所有者だった無責任な女性を聴取した際にイラついた態度で接してしまったため、「暴力的な取り調べをされた」とクレームを付けられ、それがきっかけで前述の過去の暴力的な取り調べの一件が蒸し返されてしまい、司法取引準備室への異動話は無くなったことを見舞いにやって来たマリコに告げる。また、「リハビリに成功すれば、再び刑事に復帰できる」とも話し、新たな事件現場へと向かうマリコを見送った。
- S19第23話にて、過去に亡き妻である有雨子と離婚しているためバツ1だということや舞鶴南署に異動する前は八条中央署に勤務していたこと、また当時の同僚であった火浦義正の退職と彼が妻と関係があったという噂が立ったことで八条中央署に居られなくなって自ら舞鶴南署への異動を希望していたことが判明した。S19第24話にて警察学校の教官へ異動となったが、広域サイバー捜査係の新設が白紙に戻され、組織再編のため、第26話で再び蒲原勇樹と共に捜査一課に配属されることになった[注 27]。劇場版では、土門の強引な捜査が原因でマスコミを巻き込んだ大事に発展してしまい、かつての部下だった警務部の木島修平に連行され、監察官聴取を受けることになる。
- 演者である内藤が主人公・大岩純一を演じるドラマ『警視庁・捜査一課長』season 6最終話(2022年6月16日放送)では、事件捜査のために東京を訪れるという形で蒲原と共にゲスト出演している。捜査の過程で大岩の妻・小春(演 - 床嶋佳子)と遭遇し、聞き込みを行っている。またその際、小春に「刑事顔とか、全身刑事[注 28]とか言われます」と話している。
- 蒲原勇樹(かんばら ゆうき)
- 演 - 石井一彰[注 29](S15[9] - )
- 経歴:洛南署刑事課組織犯罪対策係(S15第1話)
- → 京都府警捜査一課(S15第1話 - S19第25話)
- → 京都府警生活安全部広域サイバー捜査係(S19第26話)
- → 京都府警捜査一課(S19第27話 - )
- 京都府警捜査一課の刑事で階級は巡査部長。土門薫の部下。洛南署時代は組織犯罪対策係の所属で、落合佐妃子の部下であった。
- クールな外見の優秀な若手刑事だが、素直で熱い一面も持っている。捜査一課に配属されてからは土門と組み行動を共にしているため科捜研との繋がりが深く、科捜研を信頼している。初期の頃は不愛想で刺々しくキツい印象だったが、土門や科捜研のメンバーと過ごすうちに徐々に態度が軟化していき表情や顔つきも柔らかくなり、真面目で優しく誠実な人柄が垣間見えるようになってきた。基本的には冷静な姿勢を崩さないが、自分の思っていることが言葉や態度に出てしまうことがある[注 30]。コーヒーに砂糖を大量に入れるほどの甘党で、辛い物が苦手[注 31]。刑事として出会った人物に強く影響を受けており、特に土門、マリコ、落合、堀切からは大きな影響を受け、精神的にも成長を続けている。
- S15第1話の初登場時、所轄から捜査一課に異動してきたばかりの頃は事件捜査に手段を選ばない元上司の落合に心酔しており、彼女の行動は全て正しいと信じるほどの信奉者であった。捜査一課への異動を不服に感じ、土門に対しても反抗的な態度を見せていた[注 32]。しかし落合に利用されて裏切られたことから、彼女の行き過ぎた捜査に疑問を感じ、土門やマリコにも諭されて、落合とは距離を置き、「自分の正義」を探したいと考えるようになった(S15第3話)。S15最終話で落合が殉職した時は激しくショックを受けて取り乱していたが、マリコに平手打ちをされ説教されたことにより正気を取り戻し、犯人逮捕に全力を尽くした。落合の死後、しばらくは彼女の死を引きずるような節もあったが自分の力で乗り越え[注 33]、やがて「刑事として一番大切なもの」や「刑事としての軸」を教えてくれた土門とマリコに感謝と深い尊敬の念を抱くようになる。SP10からは土門が不在でも捜査や取り調べを行えるようになり、土門に代わって一人で科捜研を訪れることが多くなった。S17以降はマリコと二人で捜査に出掛けたり、解剖医の風丘が差し入れで持ってきたお菓子を一緒に食べて雑談するなど、科捜研にもすっかり馴染んで、強い信頼感を表すようになっていった。
- S19第24話で土門が警察学校へ異動になると聞かされた時は、涙を堪えながら「今度は俺があの人のようになる番です」と藤倉刑事部長に宣言し、成長を見せていた。第25話では翌年新設される「広域サイバー捜査係」への辞令が来ており、捜査一課の刑事として土門に教えられたことを生かせないまま異動することを残念に思いながらも、共に捜査することになった堀切の「被疑者にも被害者にも寄り添い諭す姿」を見て、彼となら一緒にやっていけると感じ、辞令に従う意思を示した。第26話にて堀切が違法捜査を行い、広域サイバー捜査係の新設が白紙に戻された後でも堀切のことは尊敬していると語っている。第27話からは組織再編のため、再び捜査一課に配属され土門と組むことになった。S21第11話では、自分は「科捜研担当」であると話しており、捜査一課が動く前から一人で臨場してマリコの検視に立ち会っている[注 34]。
- S23第1話でイギリスまで捜査に行き、事件解決後は有給休暇が丸々残っていたため上司の土門に休みを取るように促されて、そのまましばらく有給休暇を取ることになった[注 35]。
- 『科捜研の女』以外では、演者の石井が警察庁理事官・白馬應治役で出演している『警視庁・捜査一課長』season 6最終話にも出演。土門と共に捜査のため東京を訪れ、その過程で大岩の妻・小春にも聞き込みを行う。
- 藤倉甚一(ふじくら じんいち)
- 演 - 金田明夫[注 36](S13 - )
- 経歴:奈良県警鑑識課[注 37]
- → 京都府警鑑識課長(S13第1話 - SP4)
- → 京都府警刑事部長(S13第9話 - )
- 階級は警視正[注 38]。元京都府警鑑識課長で、佐久間誠の後任である刑事部長。京都出身[注 37]。一般採用で奈良県警の鑑識課に配属され、S13第1話の1週間前に京都府警鑑識課長に移り、その卓越した観察眼と冷静な判断力を買われてSP4の人事異動により京都府警初のノンキャリアでの刑事部長に抜擢された。正義感が強く、曲がったことが嫌いで、人に媚びたり愛嬌を振りまくことのない、頑固で生真面目な性格。捜査に予断や忖度が入ることを良しとせず、土門の頼みも刑事の勘ではなくそれなりの根拠や証拠を提示しない限りは許可を出さない。時には犯人確保のために手段を選ばないこともある。以前は鑑識畑一筋の現場第一主義者で、鑑識や科捜研はあくまでも裏方と考え、捜査に関わっていくマリコたち科捜研の行動を邪道と思っており、科捜研や部下である土門とは対立していたが、徐々に科捜研や土門の実力を認め、彼らの行動にも一定の理解を示すようになった。ある事件では科学のみで犯人を割り出した科捜研の実力と土門たちの努力を無駄にしないために犯人に全てを気付かれることを覚悟で犯人のDNAの入手経路を提案した上で入手出来るように動いたり、相馬たちが違法捜査を犯した際は咎めながらも犯人を見つけるために見逃すなど、科捜研や土門に協力する姿勢も見せた[注 39]。S18第3話では被害者と関係があることで捜査から外された土門の代わりとして、蒲原やマリコと共に犯人の元に立ち会い、犯人に逮捕状を見せた上で一連の推理を語った。また、S15第13話では殺害された人気小説家が執筆した小説の大ファンであることや真相解明のためにマリコが再現させた小説のラストとされる原稿を渡すように要求するなどのミーハーな一面も垣間見せた。
- S19第19話では、藤倉の小学校時代からの親友でライバルでもある上京中央署の平野頼通が殺人に関与していると疑われ、この事件の捜査に忖度や余分な憶測が入らないように、自ら捜査の指揮を外れる決断を下した。鑑識の報告書に違和感を感じた藤倉は勤務時間外に独断で事件現場を調べるが、マリコに見つかってしまう。そしてマリコの発案により、藤倉がS13以来となる鑑識員の服装で鑑識作業の再現を1人で行い、それによって鑑識の報告書が改竄されていることに気付き、平野巡査の無実を証明した[注 40]。
- 佐伯志信(さえき しのぶ)
- 演 - 西田健(S12第1話・最終話 / S13第1話・第2話・第7話・最終話 / SP4 / S14[注 41] - )
- 京都府警察本部長で、京都府警察のトップと呼ばれる人物。階級は警視監。気さくな性分で、普段は言動が軽くコミカルにも見えるが、いざとなった時にはそれなりの対応を見せている。東京大学法学部出身の典型的な警察官僚として活動しており、退官までは何事もなく務めあげたいという「事勿れ主義」を持っている。何よりも京都府警の面子にこだわり、府警内で不祥事が起きた時はマスコミ対応を部下の藤倉刑事部長に押し付け、良いニュースの時だけ自分が出て行こうとするなど目立ちたがりで調子のいいところがある。
- S13第7話では、佐伯の元に猛毒のラニシンが届けられ、12年前、当時大阪府警の刑事部長だった時にラニシンを使った企業恐喝事件が起こり、公安部が情報を握り潰していたことを土門に話し、一連の事件の解決の糸口となった。
洛北医科大学
[編集]- 風丘早月(かざおか さつき)
- 演 - 若村麻由美(S8 - )
- 洛北医科大学の医学部病理学科法医学教室の教授。誕生日は8月18日[注 42]。
- のんきで陽気な性格の解剖医で「では、開いてみましょう」が口癖。マリコのムチャぶりにも完璧に対応する確かな腕を持ち、科捜研のメンバーからは絶大な信頼を寄せられている。シングルマザーで、娘・亜矢と息子・大樹の2人の子供を育てている。マリコとは同年代で性格も私生活も正反対だが、よきパートナーシップで結ばれている。日々マリコに振り回され、徹夜で解剖してもマリコからは通常通りに扱われて「愛想なし」と言うのがお約束であった。最近はマリコからのムチャぶりに「調べておきますね」と渋々ながらも素直に引き受けてしまうことが多くなった。
- 解剖結果などを科捜研に届けに来た時は、「毎度!」とほぼ必ずスイーツの差し入れを置いて行く[注 43]。差し入れはなぜか鑑定中の事件に関連するものが多いが、日野所長は「あの人は自分が食べたいものを持ってきているだけ」と分析している[注 44]。 早月自身も甘いものが大好きなようで、大学の研究室にはお菓子が沢山置いてある。
- 早月と科捜研のメンバーとの雑談が事件解決のヒントに繋がることもよくあることである。
- 仕事に関しては冷静な判断ができる優秀な法医学者だが、普段は廊下をドタバタと走り回っていたり間違えて男子更衣室に入ったりするなど、そそっかしく、おっちょこちょいな一面もある。
- 料理が得意で、10分でおかず4品を作るスキルを持っていると話している(S20第2話)。また、S15第7話では実験で使う弁当を料理下手なマリコに代わって被害者のレシピ通りに綺麗に作り上げた。
- 夫については、S8第1話の初登場時は「捨ててやったの!こっちから!」と明るく話していたが、実はS8第5話より7年前に失踪しており、気持ちに踏ん切りを付けるために失踪宣告の申し立てをしていたことが明かされた。後に山中から発見された白骨遺体が夫・洋二であったと判明し、殺人事件に巻き込まれていたと知って大きなショックを受け、涙を流した。
- S11第11話の事件では、「大切な人を失った」という共通点から、落ち込んでいた宇佐見の自宅まで差し入れを片手に励ましに向かった。S12第5話では被害者の家族であることから、警察不審に陥り心を閉ざしていた成尾蒼と話をして、彼女の心を解きほぐし、事情聴取に協力した。
- SP10では犯人確保のために列車と衝突して瀕死の重傷を負った土門薫の生前検視に協力する。
- S19第16話では人質立て篭り事件に巻き込まれ、室内から科捜研に向けて必死にメッセージを送り事件解決に貢献した。
- 劇場版では同僚の石川礼子教授が屋上から転落した瞬間を目撃し、その時に「助けて!殺される!」という声を聞いてしまったことから連続飛び降り事件について強い興味を持ち、解剖医として事件に関わっていく。
前シリーズまでのレギュラー、レギュラーの親族、複数回出演した登場人物
[編集]京都府警科学捜査研究所(前シリーズまでの登場人物)
[編集]- 森村茂(もりむら しげる)
- 演 - 佐戸井けん太(S1)
- 京都府警科学捜査研究所の所長兼文書担当研究員。
- 管轄や領分などの規律に厳しく、何かと突っ走ろうとするマリコの行動をあまり快く思っていない。ポリグラフ検査の実験では自身のポリグラフ検査の実績を誇張していたことが暴かれていた。
- 喘息の症状を患っている。
- 榎戸輝男(えのきど てるお)
- 演 - 斉藤暁(S1)[注 45]
- 経歴:洛北大学の助教授
- → 京都府警科学捜査研究所の研究員(S1)
- 京都府警科学捜査研究所の物理担当研究員。洛北大学の元助教授。薄い頭髪を気にしてカツラを被ったことがあるとポリグラフ検査の実験で暴かれ、他の研究員にからかわれていた(そのカツラは科捜研の経費でこっそり作ったが、見るからにバレバレだったので結局は使わなかった)。
- 三度の離婚歴があるために養育費の支払いに困っており、周りには内緒で夜に居酒屋で皿洗いのアルバイトをしていた。
- 小清水司(こしみず つかさ)
- 演 - 橋本さとし(S1)
- 京都府警科学捜査研究所の化学担当研究員。マリコの頼み事に嫌々になることが多く、時折反抗的な態度を見せる。
- ポリグラフ検査の実験では大柄な割に小心であること・本当は刑事になりたかったことが暴かれていた。
- 奥田奈々美(おくだ ななみ)
- 演 - 小林千香子(S1)
- 京都府警科学捜査研究所の法医助手。マリコに対して協力的である。蜘蛛が大の苦手。
- 武藤要(むとう かなめ)
- 演 - 内藤剛志(S2 - S4 / SP11[注 46][10])
- 経歴:京都府警科学捜査研究所プロファイラー(S2)
- → 小説家(S3 - )
- 榊マリコを主任に据えて新編成された京都府警科学捜査研究所に赴任したプロファイラー。43歳[注 47]。料理と女と蘊蓄が好き。自宅は熱帯雨林のように植物が溢れている。デスクワークではいかなる状況でも木製の立体パズルをやっていたが、いつも苦戦していた。S3では科捜研を退職して小説家へ転身しており(デビュー作は「科捜研の男」)、マリコの良き相談相手になっている。武藤の自宅を訪れたマリコに毎回お茶や手料理などを振舞っているが、それが事件解決のヒントを掴むきっかけになっていた。S3最終話で直木賞を受賞して人気作家となり、S4ではマリコとは外出先で会うようになった。S4最終話の事件では自ら科捜研を訪れ、元プロファイラーとして積極的に捜査に協力している。
- SP11で再登場し、新作の小説「花嫁家の一族 〜そして仲人もいなくなった〜」を出版したほか、謎解きイベントでは彼が来客に挨拶する映像が上映されていた。映像を見た蒲原や亜美は「誰かに似てませんか?」と驚愕していたが、マリコは特に疑問を感じていない模様。
- 高野美華(たかの みか)
- 演 - 羽野晶紀(S2)
- 大阪府警の監察医から新編成された京都府警科学捜査研究所に転職してきた解剖医。夫と娘がいるために日々「サービス残業だけはよして欲しい」と願っている(全員が残業をする空気を察すると帰宅する準備を始める)。携帯電話のメールの早打ちが得意。第7話で事件に巻き込まれて犯人に遭遇し、電話で科捜研に犯人にばれないようにSOSを求めるが、オブラートが全く通じないマリコが相手だったために救助は遅れて負傷する。結果、最終話まで入院を余儀なくされる。
- 染谷優(そめや ゆう)
- 演 - 川岡大次郎(S2)
- 新編成された京都府警科学捜査研究所の研究員。専門は不明だが、データ解析から車の運転まで幅広く仕事をこなしている。マリコにこき使われる場面が多く、後のシリーズの乾健児と似たポジションである。遺体の直腸内温度を調べるために「ズボンを下ろして」と言われて自分のズボンを下ろすなどの天然なところがあり、現場に向かう車に爆弾が仕掛けられた事件に遭遇した際にはたまたまトイレに行っていたために命拾いをしたことがある。
- 宮前守(みやまえ まもる)
- 演 - 山崎一(S3 - S6第1話 / S13最終話 / 劇場版 / S21第9話)
- 経歴:京都府警科学捜査研究所の所長(S3 - S6第1話)
- → SPring-8の技官(S13最終話 - )
- 京都府警科学捜査研究所の所長。専門は化学のようである。典型的な事勿れ主義で、刑事部長に頭が上がらないが、正義感はあるらしく、マリコの熱意に押されて徹夜で鑑定を手伝ったこともある。また、いつも扇子を振り回しており、彼自身が座る所長席の後ろの壁には自作の標語(経費削減など)が掲げられていた[注 48]。
- S6第1話で大型放射光施設のSPring-8(スプリングエイト)に栄転[注 49]。S13最終話では超微量成分解析のために科捜研に協力する。
- 劇場版やS21第9話では科捜研から超微量成分解析の依頼があったものの、SPring-8のビームラインが空いていなかったために一度は依頼を断っている。しかし、マリコの元夫・倉橋拓也とマリコの父・榊伊知郎のツテにより科学鑑定監察所が持つビームラインを使えることになり、半ば押し切られる形で捜査に協力することになる。
- 鶴田幸太郎(つるた こうたろう)
- 演 - 遠山俊也[注 50](S3 - S4)
- 京都府警科学捜査研究所の物理担当研究員。当初はマリコの捜査に対して懐疑的で嫌々付き合っていたが、そのうち「ツルちゃん、お願い!」と、いつもマリコにこき使われるようになっていった。アニメ好きで、所内の自分のデスクにはフィギュアを飾っている。
- 白鳥望湖(しらとり もこ)
- 演 - 長江英和(S3)
- 京都府警科学捜査研究所の文書担当研究員。かなりの高身長で、終始無口。1話につき1回ほど突然しゃべり出すために周囲を驚かせる。細かい作業が得意で、与えられた仕事は真面目にこなす。マリコの作った料理を食べて「まずい」と漏らしたことがある。
- 小向光子(こむかい みつこ)
- 演 - 深浦加奈子(S3 - S5 / S6最終話 - SP1 / S24第1話〈回想〉)
- 京都府警科学捜査研究所の事務員兼会計係。小向真也の母。
- 経費節減に熱心で、無駄遣いに非常に厳しい(節電のために残業すら許さず、打ち上げの際には会費を徴収するなど)。時折マリコに作業を押し付けられ、嫌々ながらも鑑定を手伝っている。ハンサムに甘く、イケメンに弱い。
- S6では産休のためにしばらく休むことになり、土門美貴が光子の代理を務めていた。最終話において生まれた赤ちゃんを連れて再登場を果たし、その後、職場に復帰。SP1まで事務員として働いていた。
- 小向役の深浦が病気療養に入ったため、S8には登場しておらず、2008年に死去したため再登場はしていない。S9以降は専属の事務員が居なくなり、経費の取りまとめはS24で加瀬が専属会計係として就任するまでの16年間、科捜研の所長が行うようになっていた。
- 久保敦夫(くぼ あつお)
- 演 - 尾崎右宗[注 51](S4)
- 京都府警科学捜査研究所の文書担当研究員。茶髪の青年で、マリコの無茶な鑑定依頼も渋々だが引き受けている。
- 乾健児(いぬい けんじ)
- 演 - 泉政行(S5 - S11第8話[11])(小学生:松坂大地〈S9第3話〉)
- 経歴:京都府警科学捜査研究所の研究員(S5 - S11第8話)
- → 退職(S11第8話)
- 京都府警科学捜査研究所の物理担当研究員。画像解析、銃器鑑定、機械・建造物の破損、交通事故解析に携わっている[注 52]。マリコの助手のような立ち位置で、マリコに欠けている部分を補う常識人である。日々マリコの熱血ぶりに振り回されてコキ使われているため、日野には「マリコの飼い犬みたい」と言われ、初期の頃はペットのように扱われて仕事を押し付けられることに対して愚痴をこぼすことも多かったが、いつしか従順にマリコをサポートをするようになっていった。S11第8話では主任になっている[注 53]。趣味はパソコン[注 52]。非常に真面目な性格で、交際中の彼女がいるが、仕事を理由に度々デートを断っている。高校生の頃までは東京に住んでおり、父親の尚仁と同じ医者を目指していたが、高校三年のある日、友人の父親が尚仁の診療所に急患で運びこまれた際に十分な医療器具が揃っていない診療所だったことから処置が出来ず、治療可能な病院に緊急搬送したものの、搬送中に亡くなってしまうという辛い出来事が起こってしまった。その事が原因で尚仁と喧嘩になり確執が生まれ、その後、父親の元を離れて京都へ引っ越し、科捜研の仲間入りを果たした。S11第7話で、尚仁が末期の癌を発症して医師から余命一年を宣告されたことを知り、最初は親子の溝が生まれた事情もあって会うのを躊躇っていたが、最終的には一年間の休職願も断って尚仁を看取るために科捜研を退職した。
- その後、乾役の泉が2015年に死去したため、再登場していない。
- 吉崎泰乃(よしざき やすの)
- 演 - 奥田恵梨華(S10[12] - S13第3話[13] / S19第25話 / 劇場版 / S23第1話)
- 経歴:京都府警科学捜査研究所の臨時研究員(S10)
- → 京都府警科学捜査研究所の研究員(SP3 - S13第3話)
- → 京都府警生活安全部サイバー犯罪対策課解析係(S19第25話 - )
- 京都府警科学捜査研究所の映像データ担当研究員。28歳[注 54]。非常に真面目かつ几帳面な人柄で、お人好しな性格のために周囲の笑い話や冗談に対してもキチンと答えようとするなど天然なところがある。また、意外と頑固で融通が利かないため、自由奔放な相馬涼に対しては辛辣なことを言うことがある。遺体を見るのは苦手。宇佐見裕也に好意を抱いている。初登場時は民間企業(科捜研で使用する鑑定機器の製造メーカー)の研究所に6年近く勤めている社員で、官民交流の一環として短期間の予定で京都府警科捜研に派遣されてきた。科捜研へ入ってすぐに起きた事件により謹慎処分を受けた乾や日野に代わる活躍を見せたことから榊伊知郎所長に評価され、美貴が退職を決めたこともあって、伊知郎が所属先に掛け合い研修期間が3か月に延長された。その後はSP3で勤務していた民間企業を退社して京都府警科捜研に転職し、正式に研究員となる。元々の専門は防犯カメラで画像等の解析はエキスパートではなかったが、持ち前の努力とスキルにより与えられた仕事はしっかりとこなしている。研究員としては優秀だが自分を過小評価する傾向があり、S13第1話でサイバー犯罪対策課への異動の打診が来たことで、「自分は科捜研には要らない人間なのではないか?」と思い悩む。さらに第3話の事件で自分の無力さを痛感。マリコの説得により気力を取り戻し事件を解決に導いたものの、今後は科捜研の皆に甘えずに独り立ちしたいと考えて、サイバー犯罪対策課への異動を決意し科捜研を去って行った。
- S19第25話で再登場し、殺人事件にネットワークが絡んでいたため助力という形で科捜研を訪れ、自分の後任である涌田亜美と共同で解明に尽力した。劇場版にも登場しサイバー犯罪対策課の一員として事件解決に協力する。
- 相馬涼(そうま りょう)
- 演 - 長田成哉[14](S11第9話 - S16第8話[15][16] / SP12〈回想〉 / S19第3話 / 劇場版)
- 経歴:京都総合大学工学部 高崎研究室(大学時代)[注 55]
- → 京都府警科学捜査研究所の研究員(S11第9話 - S16第8話)
- → カナダの科学捜査センター(S19第3話 - )
- 京都府警科学捜査研究所の物理担当研究員。周囲の空気を読めず、悪気なく思ったことをそのまま口にしてしまう性分である。お調子者で、単独で行動することが多いために泰乃たちから注意されており、マリコからも耳を引っ張られたり頭を叩かれたりしている。一方で観察眼が鋭く、相馬の何気ない気付きが事件解決のヒントに繋がることもある。風丘の差し入れを遠慮なくつまむことが多く、初期に丸々食べられたためか彼女からの当たりは少々きつい。行動の端々に悪戯好きな一面を垣間見せており、大学時代はライバル視していた相手に悪戯を仕掛けていたことも明かされた[注 55]。何事にもめげない陽気な性格で、努力を惜しまず粘り強くコツコツと捜査や実験を積み重ねて確証を掴んでいく秀才タイプの研究員である[注 55]。元々、民間の事故鑑定機関に勤めていたが、科捜研への就職を希望しており、全国の採用試験を受け続け、優秀な筆記とは裏腹に面接での評価が低かった為に不合格が続いていた。しかしようやく京都府警科捜研の試験に合格して採用となり、退職した乾の後任として配属された。S16第7話でカナダの科学捜査機関へ誘われ、自身のスキルアップのために転職を決意し、その時に起きた連続爆破事件を「最後の事件」と決めて解決させ、第8話で退職届を提出した。そしてマリコを除いた科捜研のメンバー達や蒲原に見送られながら科捜研を後にした。
- S19第3話では、カナダから一時帰国をした際に、同行するはずだった友人の研究者が射殺されるという事件に遭遇する。殺人事件の関係者になった相馬は科捜研を訪れるが、後任の物理研究員・橋口呂太に空気の読めない正論を言われて激昂し、つかみかかってしまう。事情聴取をされて精神的に疲れきったところで、呂太が無邪気に相馬の友人の論文を褒めるのを聞き、彼の明るく屈託のない言葉に胸を打たれて涙を流し、わだかまりが溶ける。そして呂太と協力してこの事件の鑑定を行い、事件を解決に導き、友人の無念を晴らしてカナダへ帰っていった。
- 劇場版では、カナダで起こった転落死事件と日本の連続転落死事件の共通点に気付いて科捜研に連絡を取り、マリコたちの捜査に協力することになる。なお、前回の事件解決から呂太とは仲良くなったようでプライベートでも連絡を取っており、カナダで一軒家を買ったことを呂太に自慢していた。
- 橋口呂太(はしぐち ろた)
- 演 - 渡部秀[17](SP9 - S21)(小学生:渡部好来[18]〈S21第16話〉)
- テーマカラー:グリーン[3]
- 経歴:京都府警科学捜査研究所の研究員(SP9 - S21)
- → 文部科学省の化学教育官(S22第1話)
- 京都府警科学捜査研究所の物理担当研究員。天真爛漫で愛嬌があり、憎めない性格をしている。しかし社会常識に欠ける部分があり、先輩・上司にも構わずタメ口で話し、注意されても「個性」と主張するマイペースな若者である。思ったことをすぐに口に出してしまい、日野所長や亜美に咎められている。任された仕事は三日間の徹夜でもやりとげる根性があり、鑑定が一段落している合間に職場で睡眠を摂っている。
- 物理的捜査は非常に優秀で、圧倒的な実力を発揮している。機材は説明書なしですぐに操作ができ、瞬時に拳銃の種類を特定できたり、最新機器の改造も短時間でやることができる。観察眼が鋭く、微細な物証に逸早く気付き、核心を突いた発言をすることも多い。仕事では高い集中力を発揮する天才肌の研究員である。
- 初めて遺体を見た時は動揺して逃げ出していたが、マリコや解剖医の風丘の真摯な姿勢に触れて遺体の状態を見ておくことの重要性を知り、躊躇なく遺体に触れることができるようになった。
- 甘い物が大好きで、風丘が持参するスイーツの差し入れを心待ちにしており、風丘が科捜研を訪れると真っ先に差し入れを受け取っている。研究室の机にはお菓子の瓶が沢山置いてあり、お菓子を食べながら仕事をしている。
- 一人称は「僕」で、時々「呂太」と自分の名前を呼ぶこともある。以前は「呂太、頑張る!」が口癖だった。年齢については、S19第23話でノストラダムスの大予言で人類が滅亡されると言われた1999年に8歳だったと本人が話している。
- 差し入れを独り占めしようとしたり、中学生と一緒にはしゃいだり[注 56]、パンダのリュックを欲しがる[注 57]、人見知りして陰に隠れるなど、言動や行動が子供っぽく、演じる渡部秀はしばしば「小学五年生くらい」と語っている。キャラクターを生み出した櫻井武晴により、脚本上は語尾にハートマークが付与されていることがある。
- 出勤初日の前日に事件が起きて急遽呼び出しを受けた際には、のんびりとおにぎりを食べながら遅刻して来ては「だって急に呼び出されたんだもん」と悪びれずに話し、名前を聞いたマリコからは「ロタウイルス」と言われてしまった。
- オシャレでブランド物や流行りの物に詳しい。女子会にも参加していたらしい[注 56]。運動することと虫が苦手で、可愛らしい動物が好きな模様[注 58]。S19からは、時々、鑑定中にメガネを掛けている。
- S22第1話で科捜研を退職し、小学校時代の恩師の推薦により文部科学省の科学教育官になったことが明かされた。子供の理科離れを防ぐための制度で、教師と一緒に魅力ある授業を作るのが仕事で、科学者として全国の小中学校へ派遣され”先生”となって働いていると、科捜研のメンバーが呂太の近況を話している。
京都府警察本部(前シリーズまでの登場人物)
[編集]- 木場俊介(こば しゅんすけ)
- 演 - 小林稔侍(S1 - S4 / S5第4話・第5話)
- 経歴:京都府警捜査一課(S1)
- → 辞職(S1最終話)
- → 京都府警捜査一課(S2 - S4)
- → 殉職(S4最終話)
- 階級:警部 → 警視正(殉職により二階級特進)
- 京都府警捜査一課の刑事。階級は警部。厳格な性格で、人の嘘を見破る鋭い洞察力を持ち、長年の捜査の勘で勝負する”昔気質のベテラン刑事”である。初期の頃は、化学一辺倒だったマリコと度々対立し、勝手に捜査に首を突っ込んでくるマリコのことを疎ましく思っていたが、マリコと接するうちに徐々に科学の力を信じるようになっていき、お互いに信頼するよきパートナーとなっていった。加害者よりも被害者の方が悪質だった後味の悪い事件では、心が折れそうになっていたマリコを慰めるなど温かく優しい一面を見せており、単純だったマリコに「人の心を思いやること」や「人間を見ることの大切さ」を教え込み、後のマリコの正義感に大きく影響を与える存在となった。
- 刑事としても優秀であり、城丸や吉田など木場を慕う部下は多い。また、自身が追っていた事件が原因で妻を殺害されたという過去がある。
- 一時期は停職処分や交通課に配置換えされたことがあり、S1最終話で辞職したが、S2第1話で復帰の誘いがあったために復職している。その後、S4で膵臓癌を患っているために余命がわずかであることが判明。それでもある事件を独断で調べていたが、最後は事件の黒幕が差し向けた実行犯(仲間)に刺殺され殉職した。殉職後もS5である事件の容疑者として名が挙がるが、マリコたちの尽力によって無実が証明された。
- 倉橋拓也(くらはし たくや)
- 演 - 渡辺いっけい(S1 / S3最終話 / 劇場版 / S21第1話)
- 経歴:京都府警刑事部長(S1)
- → 滋賀県警琵琶湖北警察署署長(S3最終話)
- → 警察庁刑事指導連絡室長(劇場版 - )
- 榊マリコの元夫。兵庫県警から京都府警に赴任してきた刑事部長で、S1では捜査一課の城丸準子と交際している。人当たりが良く柔軟だが、悪く言えば八方美人で、優柔不断な性格である。マリコとは離婚してから4年が経過しているが、顔を合わせるたびに口喧嘩になっていた。マリコと結婚した当初は彼女の全てが可愛いと思っていたようだが、家庭を顧みず仕事に邁進してばかりで、生活態度もだらしがない彼女に対して次第に不満が募り、喧嘩が絶えなくなったことが離婚の原因のようである。準子とは順調に交際していたものの、倉橋のマリコに対する優柔不断な態度が彼女を怒らせ、第7話で準子が尊敬していた木場警部を左遷したことがきっかけで準子との間に溝ができ、破局した。仕事に関しては優秀で、警察庁への異動話も出たが、最終話の事件での正義感が祟って地方の所轄署長へと左遷されてしまう。S3最終話にゲストとして再登場し、上層部から不祥事の一切の責任を押し付けられ懲戒処分にされそうになった部下であり交際相手の伊塚夏子を守るために、マリコに再捜査を依頼した。頭を下げて頼み込む彼を見て、マリコは「何だか男らしくなった…」と呟いていた。その後、人事に手を回して、マリコに科警研への栄転話を持ち掛ける。一度は断られたものの、事件解決後にマリコと再び会い、科警研への異動を引き受けることを聞き、握手を交わしてマリコと別れることとなった。
- 劇場版で約20年ぶりに再登場を果たし、警察庁刑事指導連絡室長として土門の監察官聴取に同席した。帰り際にマリコと久しぶりに再会し、「俺にできることがあったらいつでも頼るといい」と言って名刺を渡した。直後にマリコから連絡が入り、ムチャな要求を押し付けられてしまう。S21第1話で再び京都府警を訪れてマリコと会い、警察庁で刑事の卵に科学捜査を教える専任の指導官を求めていることを話し、マリコの優秀さを見込んで推薦したと告げた。さらに倉橋の同僚が謎の事故死を遂げた件についてマリコに再捜査を依頼する。この事件をマリコたちが解決したことにより、警察庁がメンツを潰されたとして当て付けでマリコの異動の話が取り消されることになり、混乱させて悪かったとマリコに謝罪して東京へ帰っていった。
- 城丸準子(じょうまる じゅんこ)
- 演 - 伊藤裕子(S1 - S2)
- 京都府警捜査一課の刑事で、木場俊介の部下。階級は巡査部長。クールな美人でキツい性格である。木場のことを尊敬している。死体が苦手で見ると気分を悪くしたり、気絶する姿がよく見られる。刑事部長として赴任してきた倉橋拓也と交際しており、倉橋の元妻であるマリコに対して嫉妬心を見せていたが、マリコと仕事をするうちに彼女のことを認めるようになっていった。その一方で、倉橋の優柔不断な態度に徐々に不満が募っていき、第6話では倉橋から刑事を辞めて東京に付いて来て欲しいと言われたものの返事は保留とし、第7話で尊敬する木場が交通課に左遷されたことがきっかけで倉橋との間に決定的な溝ができ、破局した。S2ではマリコに押しかけられて無理矢理同居という形になってしまう。奔放なマリコに振り回され、自分の生活を乱されることに嫌気を感じるが、そんな生活も悪くはないと思うようになる。
- 吉田大輔(よしだ だいすけ)
- 演 - 小林隆(S1)
- 京都府警捜査一課の刑事。階級は巡査。木場の部下で彼を尊敬している。階級が上の城丸に何かとこき使われている。
- 沢木(さわき)
- 演 - 立川三貴[注 59](S1第7話 - 最終話)
- 京都府警察本部長。
- 有賀行雄(ありが ゆきお)
- 演 - 松井誠(S2)
- 京都府警察刑事部長。科捜研の大改革をするが、実際は自らの存在をアピールするためと言われており、それ故にクセ者揃いの科捜研チームの行動をあまり快く思っていない。
- 石橋秀樹(いしばし ひでき)
- 演 - 松田朗(S2)
- 総務課の警察官。高野美華に「なんでもやるのが総務やろ」と言われ、何かと科捜研の手伝いをさせられる。
- 大森泉(おおもり いずみ)
- 演 - 小林千晴(S2)
- 有賀刑事部長の秘書。マリコたちに協力的で、しばしば鑑定の手助けをする。
- 上原純二(うえはら じゅんじ)
- 演 - 葛山信吾[注 60](S3 / S4最終話)
- 経歴:京都府警捜査一課(S3)
- → 京都府警久美浜警察署(S4最終話)
- 京都府警捜査一課の刑事。現場に首を突っ込むマリコを疎ましく思っているが、逆に体良く扱われていた。S4で久美浜署に異動となるが、S4最終話に登場を果たし、マリコが襲撃されていた現場に登場して間一髪で彼女を救い、木場の死の真相を解明する重要な役割を果たす。
- 黒井千佳(くろい ちか)
- 演 - 小林千晴(S3 - S4)
- 科捜研付の女性警察官。イケメンの上原刑事に片想中で必死にアプローチするが、上原からは全く相手にされていない。仕事上の関係で上原と親しくするマリコに激しく嫉妬している。S4では上原が所轄署へ異動して会えなくなったため、あっさりとワイルド系の新山刑事に心変わりしてしまう。
- 猪俣(いのまた)
- 演 - 村杉蝉之介[注 61](S3第5話・最終話)
- 京都府警察刑事部長。階級は警視正。
- 新山智美(にいやま さとみ)
- 演 - 榊英雄(S4)
- 京都府警捜査一課の刑事。髭を生やしたワイルドな風貌で、熱血な性格だが、高校時代に一人だけいた親友が母親を殺した直後にもかかわらずにいつも通りに振る舞っていたこと[注 62] などからやや人間不信な面がある。
- 三浦(みうら)
- 演 - 細川純一[注 63](S4)
- 京都府警捜査一課の刑事。
- 正宗岳尋(まさむね たけひろ)
- 演 - 小木茂光[注 64](S4)
- 京都府警察刑事部長。S4最終話で過去にある事件に関わっていることが判明し、後に独自に真相を突き止めようとしていた木場の存在を知り事件を隠蔽するために実行犯(自身の仲間)を使って木場を殺させるが、最終的にはマリコたちによって事件の真相を暴かれたことで逮捕された。
- 杉内亮(すぎうち りょう)
- 演 - 半田健人(S5)
- 京都府警捜査一課の刑事で、土門の部下。イケメン好きの光子からちやほやされている。
- 寺原智則(てらはら とものり)
- 演 - 溝呂木賢(S5)
- 京都府警捜査一課の刑事で、土門の部下。やや気弱で、抜けた面があるために杉内刑事と違って光子からは見向きもされていない。
- 佐久間誠(さくま まこと)
- 演 - 田中健(S5 - S13第8話 / SP4[19] / S18第3話〈回想〉 / 劇場版)
- 経歴:京都府警察刑事部長(S5 - SP4)
- → 辞職(SP4)
- → 警察協力受難者協会の評議員(劇場版)
- 京都府警察刑事部長。初期の頃は捜査費用を水増しして裏金作りをしていたり(S7第2話)、若干自己保身に走る傾向も見られたが、土門やマリコと接するうちに部下思いの厳しくも優しい上官になっていった。警察組織の上層部に位置するために科捜研が組織に不利な鑑定結果を出した時はマリコや土門と対立することも度々あったが、刑事部長という人脈の広さを利用してマリコらの捜査に協力したり、京都府警の刑事が麻薬の売人を射殺した事実を隠蔽した際には難色を示すなど良識ある一面を見せている(S8最終話)。きれい好きなのか、刑事部長室の机でごみ取り粘着テープをかけていることが多い。SP4のタクシー転落事件において、事件解決を急がせ過ぎたためにマリコたちによる冤罪を助長してしまった。全ての責任を取り、ひいてはマリコの処分を軽減させるために自ら辞職願を出し、京都府警を去って行った。
- S18第3話では回想で登場し、その際に遠縁に舞鶴南署の署長(土門が舞鶴署に勤務していた当時は刑事課長で、土門の上司)がいることやその縁で当時舞鶴署で不祥事を起こした土門の受け皿として彼を異動先の京都府警に招いていたことなどが判明した。
- 警察による冤罪事件のために京都府警を去ることになってしまったことから、辞職後は警察協力受難者協会の評議員に天下りして警察の被害に遭っている人を助ける仕事をしている。劇場版では土門たちの捜査よって不利益を被ったと主張する加賀野教授に会い、捜査に違法性がなかったかを調査した。
- 谷口朝男(たにぐち あさお)
- 演 - 丸山智己(S6第1話 - 第4話・第9話)
- 京都府警捜査一課の刑事。階級は巡査。長身で不器用なタイプ。土門と組んで捜査をしていた新米刑事だが、シーズンの途中(第4話)で所轄署へ異動になった。谷口の突然の異動については作中で理由が明かされておらず、土門も「納得できません」と佐久間刑事部長に詰め寄っている。第9話の事件で再登場し、土門たちと合同捜査を行った。
- 木佐貫直巳(きさぬき なおみ)
- 演 - 森本亮治(S6第4話 - S7)
- 京都府警捜査一課の刑事。階級は巡査。土門と組んで捜査をする若手刑事で、科捜研にも協力的。正義感が強く、頭の回転は速いが、刑事としての経験が足りずに、たまに抜けた行動をとることがある[注 52]。リーダーシップを取るタイプではなく、あまり目立たないが、メガネを掛けた色黒のイケメンで、捜査で女子高に聴きこみに言った際には女子高生に囲まれたり、初対面の小向光子にも気に入られている。
- なお、木佐貫以降の土門の相棒となる刑事は全員イケメンであり、タイプの違う好青年であることがお約束のようになっている。
- 国持三郎(くにもち さぶろう)
- 演 - 大林丈史[注 65](S7第2話 / S8最終話 / S10第4話)
- 京都府警察本部長。
- 香坂怜子(こうさか れいこ)
- 演 - 伊藤かずえ(S7第6話 / S8第7話 / S11第9話 / S14第5話)
- 京都府警鑑識課の警察犬担当者。S11第9話でハリーが引退したためにS14第5話からは「ジンクス」の担当に代わっている。勝ち気な性格で警察犬担当者としてのプライドが高く、警察犬の能力を絶対的に信じている。そのため科学の力で真実を見つけ出そうとするマリコとは最初は意見がぶつかり合っていた。S7第6話の銃器売買に関連する殺人事件で、科学の力と警察犬の力を合わせて犯人を見つけ出したことによって、マリコと科学の力を認めるようになった。
- かつて怜子の夫は銃器対策課の刑事だったが、銃の売人を摘発中に、売人によって射殺されてしまった。それ以来、銃の売人を激しく憎んでいる。怜子は夫と同じ銃器対策課に異動願を出し、銃器対策課の刑事としてかなりの実績をあげていたが、売人を憎むあまりに行き過ぎた取り締まりを行い、違法捜査をしたことによって銃器対策課に居られなくなり、警察犬担当に異動することになったという経緯がある。
- 堀添清文(ほりぞえ きよふみ)
- 演 - 清水絋治(SP1 / S9第9話)
- 京都府警察警備部長。
- 権藤克利(ごんどう かつとし)
- 演 - 高橋光臣(SP2[20] - S12第5話[21] ・第6話〈回想〉/ S13第7話〈回想〉[注 66])
- 経歴:京都府警捜査一課(SP2 - S12第5話)
- → 殉職(S12第5話)
- 階級:巡査部長 → 警部(殉職により二階級特進)
- 京都府警捜査一課の若手刑事。土門薫の部下。真面目で真っ直ぐな熱血タイプの性格で、土門を慕っており、土門や上からの指示には忠実に従っている。SP2で初登場し、続くS10からはずっと空席だった土門の部下というポジションに納まる。その後、S12第4話で亡くなった親友の無念を晴らすために独断で事件の解決に動いていたが、後に親友の妹を助けようとして犯人に刺されてしまい、最後はマリコたちに向けたある重要な手掛かりを残して息を引き取った。
- 大西武政(おおにし たけまさ)
- 演 - 津川雅彦(S11第1話・第15話・最終話)
- 経歴:大阪府警察刑事部長(15年前)
- → 京都府警察本部長(S11)
- → 辞職(S11最終話)
- 京都府警察本部長。15年前、大阪府警の刑事部長だった頃に起きた連続金融機関脅迫事件において、一部の隠蔽及び改ざんを行ってしまい、それが原因で犯人に狙われた上にマリコや土門に問い詰められても隠し続けたが、最終的には犯人の行動やマリコたちの説得で過去に行ったことを全てマスコミの前で暴露する。その後、過去の不祥事の責任を取って自ら辞職願を出し、警察を去る間際にマリコや土門に対して「ようやく肩の荷が下りたよ」と感謝の言葉を言い残して去って行った。
- 芝美紀江(しば みきえ)
- 演 - 戸田菜穂(S12 / SP4 / S17第17話 / 劇場版)
- 経歴:警視庁上野毛警察署刑事課長
- → 京都府警捜査一課管理官(S12)
- → 近畿管区警察局の主任監察官(SP4 - )
- 警視庁上野毛警察署から京都府警に赴任してきた管理官。事件解決を急ぐ傾向がある為にマリコや土門とたびたび対立している。警察よりも市民の安全や人権を最優先にするべきという確固とした信念があり、S17で警務部長が実行した引き継ぎのせいで冤罪を出してしまった時には、警察が最優先の主張を出した警務部長と反りが合わずに言い争いをしている。
- S12第5話より4カ月前、警視庁上野毛警察署の刑事課長だった時に、元恋人からのストーカー被害を訴えていた女性が殺されてしまうという事件が起きた。女性は刑事課の担当者にストーカー被害に遭っていることや元恋人を告訴したいと相談していたが、担当刑事が長期研修へ行っていて不在の間に、ほとんど捜査されることもなくその女性は殺されてしまった。芝は現場からの情報を一切を知らされておらず憤慨し、被害届の放置と捜査の中断を不祥事であるとして担当刑事の処分を求めて警視庁に告発した。そして自らも責任を取って京都府警に引責異動したという経緯があり、「第二第三の事件が起きる前に早期解決する」という、事件の解決だけを急がせる信念になっていることが佐久間刑事部長より語られた[注 67]。その後、上野毛ストーカー殺人事件の一審の判決が下ったことで控訴審が始まるにあたってかつて事件の担当者だった群侍利信刑事を脅してまで呼び出し、上野毛ストーカー殺人事件の被害者の両親に謝罪させようとしたが、拒絶されて再び説得しようとした際に群侍刑事殺害事件の犯人に突き飛ばされて大怪我を負ってしまう。群侍刑事殺害事件の解決後は近畿管区警察局に異動となり、監察官として理想の警察の実現を目指すことをマリコに宣言し京都府警を去って行った[注 68]。
- S17第17話では監察官という立場で再登場し、日野の妻が進言した引き継ぎの詳細を聞くために自ら京都府警に赴き、同時期に起きた火災事件の調書に関してマリコたちから聴取をする。劇場版にも登場し、土門たちが行った捜査について違法性がなかったか聴取を行った。
- 江崎和帆(えざき かずほ)
- 演 - 佐藤康恵(S13第9話 - 第13話)(少女期:大上陽奈子〈S13第11話〉)
- 経歴:京都府警総務部広報課(S13第9話 - 第13話)
- → 懲戒免職(S13第13話)
- 総務部広報課の主任(階級は巡査部長)。過去の経緯から事件解決が遅れた後悔によって真実を隠すことを過剰に嫌っており、そのために真っ直ぐな正義感を示すマリコを尊敬しており、それ故に科捜研にも非常に協力的な姿勢を見せている。行き過ぎた正義感が祟って京都日報の羽村瑞男に情報を提供していまい、事件解決後に懲戒免職[注 69]となる。
- 三枝義史(さえぐさ よしふみ)
- 演 - 川鶴晃裕[注 70](SP4 / S13第9話・第10話 / S14第5話・第8話)
- 総務部広報課の係長で、江崎和帆の上司。
- 木島修平(きじま しゅうへい)
- 演 - 崎本大海[22][23](S12第6話 - S15第1話 / 劇場版)
- 経歴:京都府警捜査一課(S12第6話 - S15第1話)
- → 警務部(劇場版)
- 京都府警捜査一課の若手刑事。殉職した権藤克利の後任として所轄署から配属された土門薫の部下。階級は巡査部長。明るく純粋な性格。初登場時のS12第6話時点で26歳。所轄の新米刑事だった頃に土門と出会い、自分のような若手でも一人前の刑事として扱ってくれたことから土門のことを尊敬しており、土門の役に立ちたいと願っている。土門に認められたいという思いが強すぎて、空回りしてしまうこともある。科捜研の涌田亜美は大学時代の後輩であり、科捜研の仕事にも協力的。
- S15第1話で捜査一課に異動してきた優秀な若手刑事の蒲原勇樹に対抗意識を燃やして張り合うが、同話で蒲原との捜査中に拳銃を所持していた高校生に撃たれて意識不明の重体に陥ってしまう。手術が成功し回復したものの、事件解決後に警務部へ異動の内示を受け、土門からの刑事への復帰の提案も断り、半ば望む形で後方支援に回る決意をした。「高校生に撃たれるなんて、刑事失格です」と自分を卑下していたが、土門からは「どこへ行っても、俺と離れても、お前は刑事だ」と声をかけられ、涙を流しながら固い握手を交わした。
- 劇場版では警務部の一員として再登場。土門が行った強引な捜査の監察という理由のため、かつての上司である土門を連行する。
- 吉岡清彦(よしおか きよひこ)
- 演 - 手塚とおる(S14第1話・第2話)
- 京都府警察捜査第二課 係長。
- 落合佐妃子(おちあい さきこ)
- 演 - 池上季実子(S15 / S16第7話〈回想〉 / S17第12話〈回想〉・第14話〈回想〉)
- 経歴:洛南署刑事課組織犯罪対策係(S15第1話)
- → 京都府警本部組織犯罪対策第三課(S15)
- → 殉職(S15最終話)
- 洛南署から京都府警本部組織犯罪対策第三課に異動してきた刑事。階級は警部補。昭和40年5月8日生まれ。女性ながら恰幅が良く、常に高圧的な態度を取っている。拳銃や薬物の摘発において優秀な成績を挙げていることから「銃器薬物のクイーン」との異名を誇る女性刑事である。一方で、強すぎる正義感と功名心ゆえに捜査手法は強引で、捜査員や科捜研の職員を自身の「駒」として扱うことも厭わず、自身が得た情報を他の捜査員と共有せずに独占したり、情報提供者を見殺しにしたり、犯人逮捕のための証拠を捏造するなど卑劣な手段を取ることもある。そのことを知っている者からは「組対の死神」と呼ばれて忌み嫌われている。その正義感は被害の縮小よりも犯罪者の逮捕に向いており、「どんな犠牲を払ってでも犯人を逮捕する」という歪んだ正義感の持ち主であることから、土門やマリコとは意見が合わずに度々対立する。
- 捜査一課に配属された蒲原勇樹は洛南署時代の元部下であり、蒲原が落合に心酔していることを利用して、捜査一課の情報を逸早く得ようとしていた。捜査一課に配属されたことに不満を持っていた蒲原に「捜査一課で手柄を上げたら私が組対三課に引っ張ってあげる」と言って、自分の駒にするつもりであったが、蒲原が殺人の被疑者と落合の関係を知っていながら伏せていたことによって、捜査は回り道を強いられ、その間に被疑者が殺されてしまうという事態が起きてしまう。この一件で蒲原は土門に叱責されマリコにも諭されて、落合の捜査手法に疑問を抱くようになり、「落合の正義」と「自分の正義」は違うことに気付いて、組対三課への誘いを断り、落合とは距離を置くことになった(S15第3話)。
- 捜査に手段を選ばないだけでなく、自分の命が危機に晒されることも全く恐れていない様子を見せている。SP7では、犯人の銃が暴発することを知った上で[注 71]、犯人を執拗に挑発して銃を暴発させるという行為を行ったため[注 72]、事件解決後にマリコと土門にその行為を非難される。しかし、その非難に全く動じることはなく「私は武器や薬物の売人が摘発できればそれで本望よ!」と反論している。
- S15最終話において、京都市内のホテルで発生した殺人事件の犯人逮捕に繋がる証拠を入手するため、単身で危険な捜査に乗り出して犯人グループに接触。その後は逮捕の証拠を残した上で自身の死体からその証拠が検出されるように上手く動き、その上で自らを犯人に殺させるために執拗に挑発、これにより自分の目論見通りにその犯人グループによって撲殺されるという最期を迎える[注 73][注 74]。この事件は、証拠の映像を送った自宅のパソコンが犯人グループに初期化された上に破壊されるが、無傷だったハードディスクの映像が亜美により復元された結果、決定的な証拠を掴んだことで逮捕に成功し、この証拠により京都市内のホテルでの殺人事件の犯人であることも立証された。事件解決後、遺体は風丘早月によって丁寧に修復され、マリコたちと対面する。
- 山崎大悟(やまざき だいご)
- 演 - 飯田基祐[注 75][24](SP7 / S15最終話)
- 京都府警察組織犯罪対策第三課の刑事で、落合佐妃子の部下。
- 柿沢一樹(かきざわ かずき)
- 演 - 渡辺大(S16第7話・第8話)
- 京都府警爆発物処理班。相馬涼の小学校の先輩。
- 堀切徹(ほりきり とおる)
- 演 - 中村俊介(S19第25話・第26話)
- 経歴:京都府警生活安全部サイバー犯罪対策課特捜係(S19第25話)
- → 京都府警生活安全部広域サイバー捜査係(S19第26話)
- → 京都府警生活安全部サイバー犯罪対策課解析係(S19第26話)
- 京都府警生活安全部サイバー犯罪対策課特捜係の刑事。階級は警部補で愛妻家。S19第25話の事件で捜査一課の蒲原勇樹と共に捜査に当たるが、その際に蒲原が翌年新設される広域サイバー捜査係への異動が内定していること告げ、彼を戸惑わせた。飄々とした人物で、犯人に対して厳しく接する土門とは違い、犯人や被害者に寄り添い諭すタイプ。これまでは死亡事件を担当したことがなかったことから、勉強のために自ら司法解剖に立ち会うことを希望した。S19第26話にて、宮司の妻が殺害された事件の真相を見抜き、新たな事件の発生を阻止して真犯人を逮捕した。しかし、解決のためとはいえ裁判所の許可を得ずに捜査対象の車にGPS発信器を取り付けるという違法行為を行ったため、この一件で訓戒処分を受け、サイバー犯罪対策課解析係へ異動となった。その結果、広域サイバー捜査係の新設は白紙に戻され、共に組むはずだった蒲原は捜査一課に戻された。第26話で発生した一連の事件は、SNSの中傷や暴力の被害者と思われていた人物による自作自演で、中傷・暴力被害も全くの嘘であり犯行動機も身勝手極まりないものであった上、犯行がマリコたちの鑑定によりはっきりと証明されても悪びれるどころか居直ったため、「あなたを諭す言葉はない。あなたに必要なのは、あなたが犯した愚かな罪への純然たる法の裁きだけだ」と厳しい表情で言い放った。なお、堀切の妻は「広域サイバー捜査係になれば出張も増えるし危険な目にも遭うかもしれない」と異動には猛反対だったらしく、愛妻家の彼は「(異動の話が)白紙になってくれてほっとしています」と語り、処分も飄々と受け入れていた。
- 篠宮小菊(しのみや こぎく)
- 演 - 松下由樹[25](S22第6話 / S23第4話 / S24第9話)
- 経歴:京都府警刑事部捜査第三課(S22第6話)
- 京都府警刑事部捜査第三課の刑事。
- 新開颯太(しんかい そうた)
- 演 - 鈴木福[7](S24第1話・第10話)(9歳:今江翔[26]〈S24第10話〉)
- 経歴:京都府警九条署地域課南交番勤務
- 京都府警九条署地域課南交番勤務の巡査。
洛北医科大学(前シリーズまでの登場人物)
[編集]- 米倉太(よねくら ふとし)
- 演 - 草川祐馬(S3第3話 - SP1)
- 洛北医科大学の助教授[注 76]。関西弁を話す解剖医で、マリコを度々解剖に立ち会わせている。検視結果をマリコに話す時はなぜか食事中の時が多い。
- 安野孝(やすの たかし)
- 演 - 佐々木勝彦[注 77](S13第10話 / S15第8話 / S16第12話 / S17第12話)
- 洛北医科大学医学部長。
- 高橋亮太(たかはし りょうた)
- 演 - 吉野智貴[注 78](S15第8話・最終話 / S16第9話)
- 洛北医科大学助手。
榊家
[編集]- 榊伊知郎(さかき いちろう)
- 演 - 小野武彦(S6 - SP3 / SP4 / S19最終話 / 劇場版 / S21最終話〈声〉)
- 経歴:大学教授
- → 京都府警科学捜査研究所の所長(S6 - SP3)
- → 科学鑑定監察所の監察官(SP4 - )
- 榊マリコの父親でいずみの夫。S6第1話にて宮前守の後任として京都府警科学捜査研究所の所長兼科学研究員に就任した。
- 科学を専門とする元大学教授で考古学者[注 52]。大学教授時代に依頼された鑑定に対し、結果を提出するだけでその結果が裁判で適切に使われたかまでは責任を持たなかったために、何度か逆恨みを受けて殺人未遂に至ったことがある。また、自分が所長に就任した理由は、事件を最後まで見届けなかったことに決着をつけるためであると語っている。
- 性格はマイペースで、温厚そうに見えるが、娘のマリコに対しては結構きついことを平気で言う。若い頃は自分の研究に夢中になり過ぎて、家事や子育てにはほとんど関わっておらず、そのことについては家族に引け目を感じている。妻のいずみとの仲は良いが、度々ケンカをしていて、離婚しそうになったこともある。
- 職場でもマリコが無意識に「父さん」と呼んでいるため、2人が親子であることは周囲も了解済み。伊知郎も昔のクセで「マーちゃん」と呼ぶことがある。マリコの名付け親であるが、「どうして『マリコ』と名付けたのかは忘れた」らしい。
- SP3で、新設される「科学鑑定監察所」への異動を打診され科捜研を退職。科捜研のメンバーとはいつか同志として再び会えると信じ、置手紙を残して去って行った。SP4では科学鑑定監察所の科学監察官という立場で登場し、マリコらが引き起こした冤罪疑惑の尋問を担当した。
- S19最終話でS19第1話にて京都の科捜研の技術を高く評価した橘つかさの代理としてマリコに再鑑定を依頼した。事件解決後に、マリコは他人の迷惑を顧みず周囲の人を振り回してしまう性格なので科捜研には長く居られずに戻ってくるのではないかと思っていた事を土門に明かした。
- 劇場版では再び科学鑑定監察所の科学監察官という立場で登場しマリコたちの尋問を行った。「科学者」としてマリコの質問に答え、事件解決のために科学鑑定監察所が持つSPring-8のビームラインを特別に貸し出すように手配して捜査に協力した。S21第9話でも姿は見せなかったものの、SPring-8のビームラインを貸し出してマリコたちに協力している。
- 榊いずみ(さかき いずみ)
- 演 - 星由里子(S3第1話 - 第5話 / S4 / S6第8話 / S7第8話 / S8最終話 / SP4〈回想〉 / SP5 / S19第6話〈回想〉 / S20第7話〈回想〉 / 劇場版)
- 榊マリコの母親。横浜在住。呑気な発言をし、明るい性格。マリコの行く末を案じ、再三見合いを薦めているが、「再婚なんてしない」と突っぱねられている。なお、マリコの忘れっぽいところはいずみ譲り。
- 夫の伊知郎との仲は良いが、度々ケンカしており、一時期、横浜の家を出てマリコの家に同居したことがあった。
- S4ではコインランドリーで偶然知り合った木場俊介警部に仄かな恋心を抱き、オシャレをして木場に会いに出掛けるなどしていた。木場の殉職後、伊知郎とやり直すと決めてマリコの様子を気に掛けながらも横浜へと帰って行った。
- その後も京都へ遊びに来たり、マリコが実家へ行ったりすると時々登場していた。
- 2018年に演者である星が死去したため、S19からはマリコと電話越しで会話するのみ。姿を見せないが、マリコとは仲良くやっている設定である。
- 劇場版ではSP5の映像を流用して画面に登場させている。
風丘家
[編集]- 風丘亜矢(かざおか あや)
- 演 - 松元環季[27](少女期:S8第1話・第5話 / S9第4話 / S15第8話〈回想〉)、染野有来[28](高校生・大学生:S15第8話 / S16第9話〈回想〉 / S18最終話 / S20第7話 / 劇場版 / S21第12話 / S23第7話 / S24第8話)[注 79]
- 風丘早月の娘。S8第1話の初登場時は小学3年生で、寂しさから頻繁に嘘をついて早月の気を引こうとしており、嘘を重ねたせいで早月には信用されなくなってしまい不貞腐れていた。偶然、殺人現場の近くで大人には聞こえない不自然なモスキート音を聞いてしまったことから、この事件の捜査に協力することになる。子供の話にも真剣に耳を傾け、真実を追及しようとするマリコを慕っている。S15第8話では高校生になっており、その際に親友・保坂麻衣の父親の無実を証明しようと動く。S18最終話では大学生になっている[29]。マリコのことを「師匠」と呼んでいる[注 80]。S24第8話にて洛中総合病院の研修医として働いている。
- 風丘大樹(かざおか だいき)
- 演 - 小杉彩人[30](少年期:S8第5話 / S15第8話〈回想〉)、和田慶史朗(大学生:S18最終話 / S19第16話〈回想〉)
- 風丘早月の息子で、亜矢の兄。S18最終話では大学生になっており医学部へ進学している。高校時代は男子校で女性に免疫が無かったようだが、大学で先輩にスナックへ連れていかれ、そこで働いていた吉川菫に魅かれて交際をするようになった。菫とは年が19歳離れているが、早月にも承諾を得て正式に婚約した。S24第8話の時点で結婚している。
- 風丘洋二(かざおか ようじ)
- 演 - 石井英明(S8第5話 / S15第8話 / S18最終話〈写真〉)
- 風丘早月の夫で、外科医。7年前に失踪し、後に白骨死体で発見され、検視の結果殺害されていたことが判明するが、マリコと土門の尽力により当時ある殺人事件を目撃したことでその口封じに殺されたという真実が明らかとなった。
警察関係者の親族
[編集]- 小向真也(こむかい しんや)
- 演 - 村上雄太[31](S3第7話)
- 小向光子の息子。小学生。
- 土門美貴(どもん みき)
- 演 - 加藤貴子(S5 - S10第1話 / SP10[32] / S19第23話)
- 経歴:京都府警警察官(S5 - S6)
- → 京都府警科学捜査研究所の研究員(S7 - S10第1話)
- → 精神保健福祉士
- → 桜田メンタルクリニックのカウンセラー(SP10 - )
- 土門薫の年の離れた実妹。S5で京都府警本部のハイテク犯罪対策室に勤務する警察官として登場。兄想いの明るい性格で、初期の頃は兄とマリコがいっしょになれば良いと思っていた[注 52]。科学捜査に興味を持っていたため、S6では自ら転籍希望を出し、産休をとって休んでいる事務担当・小向光子の代理として科捜研の仲間入りを果たした。S7からは正式に研究員となり、主に映像データ解析を担当するようになる。なお、警察官から科捜研の研究員に配属されたのは美貴が初めてであり、かなり勉強したらしいことがS7第1話で語られている。その後、S10第1話で犯罪被害者のメンタルケアの仕事に興味を持っていたため、科捜研を退職して東京で精神保健福祉士の資格を取得するか否か迷っていたが、自身も被疑者に拉致監禁されて犯罪被害者となった経験をしたことでその経験がきっと役に立つはずと信じ、最終的には科捜研を退職した。
- 2017年10月のSP10では、ニュースで勾留執行停止中の那須田哲昭が逃走したことを知り、3年前にカウンセラーとして担当したことを説明するため、久しぶりに京都に帰省。事故にあった兄の薫に付き添う。
- S19第23話で再登場し、仕事のため京都に帰省しており、科捜研に顔を出した際にはマリコに兄の妻のことや過去の出来事を話した。
- 乾尚仁(いぬい ひさひと)
- 演 - 東村晃幸(S11第8話)
- 乾健児の父。東京の下町で小さな病院を開業している医師。妻とは死別し、健児と2人で暮らしていた。健児が高校三年のある日、健児の友人の父親が尚仁の病院に担ぎ込まれてきたものの、尚仁は様子を見ただけで自分の病院の設備では手に負えないと判断し、救急病院へ転送させた。しかし、搬送中に亡くなるという不幸な出来事が起きてしまう。健児は父の対応に納得がいかず確執が生まれ、健児が京都へ引っ越したことで疎遠になってしまった。その後、S11第7話で尚仁が倒れたと健児に連絡が入り、末期癌が発覚し余命一年であることを知らされる。健児は父の看病と関係修復のために科捜研を辞める決断をすることになった。
- 宇佐見一穂(うさみ かずほ)
- 演 - 稲実栞(S11第11話)
- 宇佐見裕也の妹。S11第11話より10年前、当時大学生だった一穂は、「世界一リアルなデスマスクを作る」という猟奇的な連続殺人犯に襲われ、窒息死した。
- 宇佐見咲枝(うさみ さきえ)
- 演 - 宮田圭子[注 81](S13第5話 / S17第12話〈回想〉 / 劇場版 / S21最終話)
- 宇佐見裕也と一穂の母。以前は元気で夫の介護をしていたが、夫亡き後は病気で下半身不随の状態となっている。咲枝の介護の為に裕也は航空科学研究所を辞め、京都に戻って科捜研に勤めることとなった。
- S13第5話では車椅子に乗っており、自分で移動させることができる状態の模様。
- S17第12話では容態も落ち着いてきていて、介護に専門家の手も借りられていると裕也が話している。
- 劇場版では、裕也はマリコのことを話題にする時が一番楽しそうだと話しており、いつまでも裕也が結婚しないのは自分のせいなのではないかと気にしている様子をみせていた。S21最終話でも「私なんかより大事な人のために時間を使ってあげなさい」と話している。
- 日野恵津子(ひの えつこ)
- 演 - 宮地雅子(S17第17話 / 劇場版 / S21最終話)
- 日野和正の妻。中学校教師。今まで和正の発言にのみ登場しており、単身赴任して京都に住んでいる彼と違い、子供と共に東京で暮らしている。会うのも和正が出張で東京を訪れた時か、休暇で帰省する時のみである。S17第17話で和正が長時間労働が原因で虚血性心疾患になって倒れた事を聞き、仕事を休んで京都にやって来る。長時間労働を強いたマリコたちに恨みも怒りもないものの、夫が倒れたのは警察に非があるとして公災を申請し、京都府警の警務部長が、規定勤務時間を超えると鑑定や捜査を別の担当者に引き継ぎ、強制的に帰宅させられるという勤務システム「服務規定の一部改訂」を緊急導入してしまうといったきっかけを作ってしまい、結果的にその時に起きたある事件で冤罪を作ってしまうという結果も招いてしまう。終盤でマリコにある事を説く和正の言葉を聞き、正当とはいえ自らの行いを反省した為か、最後には「服務規定の一部改訂」の件には完全に同意しなかった事がマリコの口から語られた。
- 劇場版やS21最終話にも再登場し、和正が病気で倒れて以降はたまに夫の様子を見に来ている様子が窺える。
- 真柴有雨子(ましば ゆうこ)
- 演 - 早霧せいな[33](S19第23話・第24話)
- 土門薫の元妻。昭和39年4月22日生まれ[注 23]。京都中央大学病院の看護師として働いていた時に当時八条中央署に勤務していた薫と出会い、怪我をする彼を度々手当てしたことが縁で結婚した。しかし、薫のかつての同僚である火浦義正と不倫しているとの噂が立ち、火浦と一緒に歩いているところを薫に目撃されたことを機に夫婦仲が拗れ、離婚した。それから2年後に病死したが[注 82]、臨終の間際に親戚からの連絡を受けて病室を訪れた薫と再会し、「私は許されないことをしたから」「私は忘れられない。忘れちゃいけないの」という言葉を言い残していた。
- 実は、火浦と会っていたのは不倫をしていたのではなく、公安課が担当するテロ事案の極秘捜査に協力していたからで、その際に弟のように親しくしていた情報提供者の楡井敏秋が殺される現場を目撃し、彼を見殺しにしてしまったと思い込み、自分を責めていたことや、この事件は警察に隠蔽されて闇に葬られてしまい[注 83]、捜査情報は厳重に口留めされていたために薫にも言えずに苦しんでいたことがS19第24話で明かされた。
- 君嶋莉子(きみじま りこ)
- 演 - 伴心菜[34](S23第3話・第6話 / S24第6話)
- 君嶋直樹の娘。S23第3話の時点で京都市立滝陵小学校1年生。放課後スパイクラブのメンバー(S24第6話)。
君嶋の元同僚
[編集]- 古久沢明(こくざわ あきら)
- 演 - 石黒賢[35](S22第1話・第5話・最終話)
- 京都環境生態研究センター 環境DNA研究室・物理学専門の科学者。科学の発展のためなら、例え犯人であっても隠蔽する人物。S22第1話にてマリコらによって犯人が特定されるが、その犯人が自殺してしまった事について、古久沢はマリコに対して「現在のくだらない法律や利権で未来の科学を妨害する人間は害悪だ!」と言い放つ。第5話では連続人体発火事件で使用された蓄電池の開発を引き継ぎ、研究を行っている。自身の研究を他国に売りつけるため犯罪者を匿う行動をとり、マリコにそれを追求されたが、証拠がないため犯人隠匿罪の罪に問われなかった。最終話にて、科学を妨害する対象者としてマリコも殺害しようとしたが、失敗し、逮捕された。だが、彼が殺害に使用した技術は他国に売りつけたと取調べにて証言した。
- 由井沙織(ゆい さおり)
- 演 - 高田里穂[注 84][35](S22第1話・第5話)
- 京都環境生態研究センター 環境DNA研究室・生物学専門の科学者。自作の機械で空気を採取して大気や水・土に含まれるDNA(環境DNA)を調べ、その環境にどんな生物がいるのかを研究している。S22第1話では環境DNAを研究するうちに人間のオーラのようなものが見えるようになったと語り、同僚の才川の異様なオーラを察知して京都府警本部に相談にやってくる。第5話ではフリーの研究者になっていて、マリコと蒲原の居た場所から日本に生息するはずのない稀少なカメのDNAを採取したことで科捜研を訪れて情報提供をした。
その他
[編集]- 西大路恵(にしおおじ めぐみ)
- 演 - 一路真輝(S1第2話・第6話 - 最終話)
- 京都医科大学の助教授で、検死医。美人で、頭の切れる検死医と評されるが、一方では冗談が苦手で、特にマリコの出現で調子を狂わされている。8話で夫を殺害され、自ら検死を行った。
- 篠田正幸(しのだ まさゆき)
- 演 - 長谷川初範[注 85](S1第6話 - 第8話)
- 西大路恵の夫で、ジャーナリスト。木場俊介の妻が巻き込まれた事件についての新情報をマリコに提供しようとしたが、犯人に殺害される。
- 友田香織(ともだ かおり)
- 演 - 今村恵子(S2)
- 京都日報の記者。スクープを取るために科捜研に狙いを絞るも逆に振り回されてしまう。
- 羽村瑞男(はむら みずお)
- 演 - 小豆畑雅一(S13第9話・第10話・第13話)
- 京都日報社会部の記者。妻と一人息子がいる[注 69]。S13第13話で江崎和帆に情報を聞き出し、そこから紀澤屋仲居殺害事件の犯人を見つけ出すが、最後はその犯人に接触して真相を聞き出そうとしたところを刺殺された[注 69]。
- 佐沢真(さざわ まこと)
- 演 - 野村宏伸(S13第10話 / S14第8話・最終話 / 劇場版)
- 京都医科歯科大学の解剖医。S13第10話では風丘早月に代わって遺体の解剖を担当する。気遣いは出来るが、マイペースで他人と会話を噛み合わせられず、ずれた会話で誤解が多い。S14第8話では連続殺人の被害者の死因を誤認し、それが原因で早月や土門達から犯人としての疑いの目を向けられてしまう。最終的には自身が「特異的無嗅覚症」であることやそのせいで死因を誤認していたことをマリコから告げられ、それにより無実が証明される。その後はマリコに感謝の意を示し、連続殺人の犯人に繋がる重要な情報を伝えた。最終話で再び同じ事件が起きた際にはマリコに協力したり、彼女が犯人に襲われた時には応急処置をして彼女の命を救った。事件解決後はマリコにプロポーズするが、あっさりと断られてしまった。
- 劇場版では、同じ大学に勤務する斎藤朗准教授が転落した現場を目撃し、ショックで失神してしまう。斎藤准教授が転落死する直前に自分に向かって「助けて」と言っていたのに助けられなかったことを思い出し、原因究明のために自分に解剖させて欲しいと懇願する。なお、マリコのことはいまだに諦めきれない様子である。
- 江藤壱(えとう はじめ)
- 演 - 中川大志[36](S17第1話・第17話〈回想〉・最終話)
- テーマカラー:パープル[3]
- 関西科学鑑定所の鑑定員。民間の鑑定員だがS17第1話の事件で京都府警を訪れ、佐伯本部長の意向により事件解決まで科捜研で一緒に鑑定をすることになる。実は前年の物理研究員の欠員募集の際に江藤も応募しており、橋口呂太と共に最終選考まで残っていたが、呂太に敗れたことが明かされた。クールな性格で愛想がなく呂太とは対照的である。仕事はスピード重視で合理的に優先順位を決めてから取り組むべきという持論の持ち主で、呂太がやっていた手間と時間の掛かる鑑定は無駄だと切り捨て、自分の鑑定こそ優先すべきと主張し、日野所長やマリコに窘められた。非常に頭の切れる優秀な人物だが、何日もの徹夜を辞さない職人気質な科捜研の働き方に疑問を持ち、「非効率的に仕事をして毎晩徹夜なんて間違ってます」「寝食を忘れるほどの使命感ですか…。異常ですね。人間的じゃない」と発言した。事件は呂太の無駄と言われてもやり続けた地道な鑑定により解決したが、帰り際に日野所長から「君の優秀さは認めるよ。(中略)でも、君はここには合わないよ」と言われてしまい、結局最後まで自らの考えを改めることなく科捜研を後にした。
- S17最終話で日野所長に依頼されて再び科捜研に協力する。実は、第17話の事件で呂太の引継ぎをした人物は江藤の先輩であり、引継ぎ自体は問題なかったものの、一番肝心な使命感を引き継げなかったことを悔やんでいたと聞かされる。これを機に使命感というものに興味を持ったと話し、今度は友好的に仕事を進めて科捜研を去っていった。
- 森聡美(もり さとみ)
- 演 - 鶴田真由[37] (S19第6話・第33話)
- 資産家を血中から検出されにくいエチレングリコールを使用して不審死に見せかけて莫大な遺産を相続した悪女妻。敵意をむき出しにする性格で、自身を「男尊女卑」と指摘したマリコにも「あなたはブスね」と反論しており、マスコミからは「令和の毒婦」と呼ばれている。第6話にてエチレングリコールを使用したことをマリコはつかむが、証拠不十分のため逮捕されなかった。後に神奈川での不審死に関して神奈川県警に再捜査される事になり、取り調べの後は行方知らずとなっていたが、第33話でニューヨークで死亡した本多嘉壱の遺言公正証書を作らせていた。その際に起きた殺人事件で自ら京都府警に無実だと出頭する。結果は死体遺棄、証拠隠滅の罪で殺人については無罪となったが、凶器に付着したネイルにエチレングリコールの成分が見つかり、本多の口にエチレングリコールを注射した後が見つかった。その結果、京都府警とニューヨーク市警の合同捜査となったため、殺人についての取り調べを受ける事になった。取り調べを終えた土門からは「人生を犠牲にして大金を得て、生きている実感を得ている化け物」と評される[注 86]。
- 宮越優真(みやごし ゆま)
- 演 - 美村里江[38](S21第8話・最終話)
- 経歴:京都中央大学 理学部 情報科学科
- → 京都中央AIセンター
- 京都AIセンターの主任で、管理システムのAI「UMA-II」開発者。第8話にてマリコは自身のAI「UMA-II」でフェイクニュースを流して殺人を操っていたのではないかと疑惑を持っていたが、確かな確証はなく追い詰めることはできなかった。
- 15年前、京都中央大学時代に自身が作成したAI「UMA」を同じ研究室にいた山神の不手際でコンピューターウイルスに感染されて壊されてしまい、さらに機械に対して軽はずみな発言をした事から山神に対して怨みを持つようになる。最終話にて山神の殺害と同時にマリコに「UMA-II」を侮辱したような発言から殺害と同時にマリコを陥れようと考える。だが、マリコら科捜研メンバーや土門、蒲原の協力で殺害の証拠を見つけ、殺人容疑で逮捕された。連行される前、自身の手で「UMA-II」を終了させた。
- 奥居秀俊
- 演 - 福士誠治[39](S22第3話・最終話)
- 科学者専門のブローカー。10年前京陵大学 兼平研究室 研究員。
特別出演
[編集]- 信者
- 演 - 柴田淳(特別出演・SP5)[40][41]
- 教会修道女。放送当時の主題歌を柴田淳が担当していた。
- 宅間善人(たくま よしと)
- 演 - 草彅剛(S15第8話)[28][42]
- 警視庁刑事部総合事犯対応係(仮称) 刑事。『スペシャリスト』の主役。これは、『スペシャリスト』の初回放送の番宣を兼ねた出演だが、サブタイトルも「スペシャリストたち」となっていて宅間の荷物が事件解決に役立つことになる。
- 次回(S15第9話以降)は、本作終了後の『スペシャリスト』へのクロスプログラムで共演する[注 87]。
- 時矢暦彦(ときや れきひこ)
- 演 - 沢村一樹[43](SP12)
- 京都府警本部刑事部捜査一課13係の刑事。階級は警部補。記憶を失う前の時矢で登場する。
ゲスト
[編集]season1 / season2 / season3 / season4 / season5 / season6 / season7 / スペシャル(2008年) / season8 / season9 / スペシャル(2010年) / season10 / スペシャル(2011年) / season11 / season12 / season13 / スペシャル(2013年) / season14 / スペシャル(2014年 - 2015年) / season15 / スペシャル(2016年) / season16 / スペシャル(2017年) / season17 / スペシャル(2018年) / season18 / スペシャル(2019年) / season19 / season20 / season21 / season22 / season23 / season24
複数話・単話登場の場合は演者名の横の括弧()内に表記。
科捜研の女 season1(1999年)
[編集]- 第1話「声紋は語る!京都大文字の夜 謎の女が…」
- 第2話「謎の窒息死!セクハラ美人OLに潜む殺意」
- 第3話「涙の不倫 嘘発見器が暴く女教師死の真実!」
- 第4話「哀しみの復顔!夫に話せない美人妻の過去」
- 第5話「京都死の配達人!赤いルージュの殺意!!」
- 第6話「足だけの死体の謎!学校の怪談 京都編!?」
- 第7話「祇園ホステス殺人の謎!二度狙われた女!!」
- 第8話「連続殺人を結ぶ美女!死を誘う光の謎!!」、最終話「美しき女医の正体!危険な誘惑の果て…」
科捜研の女 season2(2000年)
[編集]- 第1話「奇妙な連続殺人!プロファイラーを手玉に取る男」
- 第2話「記憶を失くした目撃者 チョコアイスが見た殺人!!」
- 第3話「監禁された女子大生!タイマー感電死まで24時間」
- 第4話「望遠マイクが覗いた監禁現場!人質になった女刑事」
- 第5話「あの子は殺ってない!? 雨の鴨川が見た真犯人!」
- 第6話「引き取り手のない死体!届けたい母への想い」
- 第7話「罰を与えられた死体!狙われた女監察医!!」
- 第8話「消えた被害者!愛と欲望のひき逃げ事件!!」
- 最終話「アリバイ証明率0%の罠 髪の長い女を捜せ!」
科捜研の女 season3(2001年)
[編集]- 第1話「京都-日本海、150キロアリバイの謎!胃の中に残された殺人動機!!」
- 第2話「京都陶芸界、砕け散る殺意!」
- 第3話「出来すぎた事故!ライトアップ殺人事件!!」
- 第4話「壊れた絆 二重足あとの殺意!」
- 第5話「祇園祭の夜に消えた命!目撃者のない事故」
- 第6話「VSアンビリーバボー!女子寮に潜む美しき霊の謎!!」
- 第7話「不自然な血痕!二重偽証に壊された母子愛」
- 最終話「疑惑の銃声!胃の中から発見された銃弾!!」
科捜研の女 season4(2002年)
[編集]- 第1話「東京〜京都500キロ 深夜高速バス、殺意の瞬間!」
- 第2話「私は殺してない!記憶を奪われた美女の謎」
- 第3話「幽霊館の惨劇に秘められた罠」
- 第4話「哀しき偽装結婚!死を呼ぶ京髪飾り」
-
- 沖中達也(木細工職人・テレサの夫) - 唐渡亮
- 溝口(中古車販売「ジャパンオートクラブ」社員) - 飯島大介
- 沖中テレサ(フィリピンパブのホステス・失踪中) - レイシェル・シモムラ
- 朝倉由美子(フィリピンパブのママ) - 松谷令子
- 脇田(京都医科大学 法動植物研究室 教授) - 雪野博満
- 第5話「殺意の同窓会旅行!京都嵐山温泉が巨大密室に…」
- 第6話「誘惑された女!腐敗しない死体の謎」
- 第7話「仕立てられた目撃者!? 美しき転落死体が語る謎」
- 最終話「疑惑の誘拐 京都タワーが見える監禁場所を捜せ!手がかりは一枚の写真だけ!! 二つの転落死を結ぶ点と線!」
新・科捜研の女1 season5(2004年)
[編集]- 第1話「長崎-京都800キロブルートレインの殺意 ひとしずくの透明な水に隠された赤い秘密 消えた殺人サイトの女を追え!」
- 第2話「ダイエットケーキに秘められた甘い殺意」
- 第3話「殺しのスーツ!ねじれた死亡推定時刻」
- 第4話「この声は!涙の声紋分析!!」、第5話「二度絞め殺された女 -解決編-」
- 第6話「京都殺人迷路の女・消えた指紋の秘密!」
- 第7話「時効直前!妻が見たDNA銃弾の謎!」
- 第8話「VS連続放火魔!もうひとつの発火トリック!」
- 最終話「まさかの検死ミス!もうひとりのマリコの完全犯罪」
新・科捜研の女2 season6(2005年)
[編集]- 第1話「疑惑の女刑事!誤射それとも殺人?それは18年前の夏の夜に起こった!京都〜信楽高原を結ぶ殺意の点と線」
- 第2話「VS文化財 Gメンの女!二つの凶器に潜む血の涙の秘密」
- 第3話「奇妙な遺言状!猫屋敷DNA殺人事件」
- 第4話「VS謎の美人気象予報士!ずらされた死亡時刻」
- 第5話「魅惑の殺人マジック!密室の転落死体」
- 第6話「動き出した15年前の誘拐犯!双子姉妹のDNA鑑定」
- 第7話「秘密のキスマーク!祇園祭に渦巻く殺意」
- 第8話「15年前の鑑定ミス!? マリコの父が殺人犯」
- 第9話「どうするマリコ!灼熱50度の監禁状態」
- 最終話「謎の記憶喪失男が嵐山に現る!!」
新・科捜研の女3 season7(2006年)
[編集]- 第1話「京都の祭りに人が死ぬ!! 祇園祭りを襲う二つの事件!致死率100%の細菌テロ!! マリコが刺された!山鉾町の連続殺人!!」
- 第2話「捜査日誌の罠!覆面パトカー空白の30分」
- 第3話「不自然な溺死!“京の水”殺人事件!!」
- 第4話「悪女の初恋!多すぎる殺人容疑者!!」
- 第5話「偽りの血痕!殺意と競演した女」
- 第6話「vs警察犬ハリー!第三の銃撃犯を追え」
- 第7話「人質になったマリコ 京都〜淡路島、高速バス爆破予告!」
- 第8話「疑惑の捜索願!母親の遺体を拒否する娘」
- 最終話「完全犯罪に利用されたマリコ!!」
新・科捜研の女 スペシャル(2008年)
[編集]- スペシャル1「真夜中の大爆発!狙われた京都サミット!! SPがSPを射殺!? 疑惑のテロリスト銃撃戦…監禁されたマリコ」
新・科捜研の女4 season8(2008年)
[編集]- 第1話「盗聴された殺人現場!危険な声紋鑑定!!」
- 第2話「消えた現金輸送車!空白の2分40秒の謎!!」
- 第3話「科学捜査VS心理捜査!第三の犯行の秘密!!」
- 第4話「脳指紋は語る!7年前に見た殺人現場!!」
- 第5話「7年前の白骨死体!結婚指輪が語る過去!!」
- 第6話「狙われたマリコ!忍び寄る爆弾魔の影!!」
- 第7話「もう一つのDNA鑑定!誘拐犯VS警察犬」
- 第8話「執念の繊維鑑定!遺品に隠された母子愛!!」
- 最終話「マリコ殉職!? 葬られた弾道鑑定!! マリコ、科学者の誇りをかけた最後の鑑定!!」
科捜研の女 season9(2009年)
[編集]- 第1話「20年目の殺人連鎖!なぜ私たちが狙われる 姿なき脅迫者!! 椎茸菌DNAの謎!? 最新の科学鑑定、逆転の結末」
-
- 月館純(京都菌学研究所の研究員) - 京野ことみ(中学生:吉岡茉祐[56])
- 吾孫子隆(京都菌学研究所の研究員) - 篠井英介
- 玉木良一(共進出版 大阪本社社長) - 坂上忍(高校生:林聖也)
- 八木下直希(共進出版 大阪本社財務部長) - 吉見一豊
- 番勝好(共進出版 名古屋支店長) - 三谷六九
- 猿渡裕二(KS探偵事務所の調査員・元大阪府警捜査一課 刑事) - 金井良信
- 藤井百合子(共進出版 東京支店長) - 羽田圭子
- 五代仁(共進出版 神戸支店長) - 浅田祐二
- 緑川篤志(共進出版 京都支店長) - 藤枝政巳
- 福山(「京洛ホテル」フロント) - いわすとおる[57]
- 笹見麻衣(共進出版 京都支店社員) - 平井三智栄
- 第2話「欠けた指紋!飛沫血痕に隠された秘密!!」
- 第3話「非情の鑑定結果!殺人犯になった親友」
- 第4話「告発された司法解剖!追いつめられた女医」
- 第5話「二度狙われた少女!W誘拐に隠された謎」
- 第6話「骨董品殺人!京都〜東京、不在証明の罠」
- 第7話「疑惑の被害者!四つの名前を持つ男の謎」
-
- 森川和弘(ホームレス) - 田村亮
- 森川慧(FLOWER SHOP「ヴェール」店員) - 黒川芽以
- テツ(ホームレス) - 佐藤正宏
- 大助(ホームレス) - ジジ・ぶぅ
- 小野寺(スポーツジム「スポーツプラザエース」受付) - 大石彩未
- 高山信夫 - 西山清孝
- 五十嵐健二(ヤマコシデパート 従業員〈チーズ売り場担当〉) - 床尾賢一
- 滝沢(市岡書房 雑誌編集長・佐久間誠の友人) - 細川純一
- 野崎(ホテルベストアーバン 従業員) - 山本辰彦
- 瀬田義明(ヤマコシデパート 従業員〈エスニック料理「サパロット」担当〉) - 山本道俊
- 吉岡良平(FLOWER SHOP「ヴェール」店主・慧の婚約者) - 鎌森良平
- 第8話「もう一人の容疑者!呪われた映画の秘密」
-
- 橋本悦子(ギフトショップ「honey」店員/元子役・南條すず) - 前田愛
- 小宮山健吾(西京撮影所 照明係) - 六平直政
- 磯村康平(映画監督) - 石田太郎
- 荻原佳代子(芸能プロダクション「オフィス荻原」社長・南条すずの元マネージャー) - 筒井真理子
- 青山ユリエ(女優) - 吉井怜[62]
- 時任由美(女優) - 三津谷葉子
- 後藤勝臣(映画プロデューサー) - 谷口高史[48]
- 水原さつき(女優) - 藤井ゆきよ
- 斉藤和代(ギフトショップ「honey」店長) - 紅萬子
- 久保真(映画助監督) - 岡嶋秀昭
- 南条すず(18年前の子役) - 古和咲紀[63]
- 橋本里奈(悦子の娘) - 古和咲紀(二役)[63]
- 第9話「立て籠り事件の死角!銃を奪われた警察官」
- 最終話「泣いた死体!? 目の中に残されたDNA」
科捜研の女 スペシャル(2010年)
[編集]- スペシャル2「恐怖の200メートル狙撃 疑惑の体内弾道!? 矛盾する発射タイミング!! 京都〜小豆島、逃げる女VS迫る狙撃者の謎」
科捜研の女 season10(2010年)
[編集]- 第1話「狙われた科捜研!残された指紋 容疑者にされた研究員 DNAの罠!仕組まれた誤認逮捕!! 接点なき二つの殺人」
- 第2話「多すぎる殺人容疑者 口唇紋と指紋の秘密」
- 第3話「部分指紋の告発!京都〜若狭湾、空白の2時間30分!!」
-
- 藤倉亘(清水焼「藤倉窯」主人・朋美の再婚相手) - 清水昭博[64]
- 鈴木若菜(「CLUB KANON」キャバクラ嬢・本名「岸田優子」) - 秋山奈々[65](10歳:吉田葵依)
- 宮下恭祐(宮下不動産 社長) - 柴田善行
- 小松大洋(清水焼「小松工房」主人) - 宇仁菅真
- 岸田朋美(優子の母・故人) - 茂中瑛子
- 佐々木(佐々木酒造 社長) - 川鶴晃裕
- 安井晃(たこ焼工房「Sea&Sun」主人) - 岸本康太[66]
- 原西政隆(「CLUB KANON」店長) - 山本道俊
- 舞(「CLUB KANON」キャバクラ嬢) - 石田美希
- 明日香(「CLUB KANON」キャバクラ嬢・若菜のルームメイト) - 加藤千果[67]
- 第4話「刑事の闇!歩行分析が暴いた殺意の謎!?」
- 第5話「過去から来た殺人者 残されたDNAの謎」
- 第6話「疑惑の遺体解剖!遺された皮膚片の秘密」
- 第7話「科捜研vs絵画修復家 消された微細証拠!!」
- 第8話「もうひとつの殺人!残り香を探す女の謎」
- 第9話「生物学者vsマリコ!幻の花に潜む殺意!!」
- 最終話「予告された連続殺人 刑務所の中からの告発 無実の人間が殺される 京都の街を殺意で結ぶ五本線の罠」
科捜研の女 スペシャル(2011年)
[編集]- スペシャル3「狙われた大型客船!姿なきテロリストの罠奇妙な航路、不規則な数字の謎!? 音カメラが暴く迷走路」
科捜研の女 season11(2011年 - 2012年)
[編集]- 第1話「法務省から来た女!疑惑の検事!隠された銃弾の秘密!! 京都〜奈良を結ぶ冤罪の罠!?」
- 第2話「山肌に残された香り!奇妙な転落死体の謎!!」
- 第3話「疑惑の騎馬警官!京都〜パリを結ぶ殺意」
- 第4話「能舞台に潜む殺意!白骨の傷に隠された破門の秘密!!」
- 第5話「試された絆!疑惑の狙撃者、矛盾する弾道の秘密!!」
- 第6話「VS仏像修復師!偽装された傷痕、消えた凶器の秘密!!」
- 第7話「13年目の鑑定対決!科警研vs科捜研、偽造紙幣の死角」
- 第8話「隠された発火装置!連続放火、消された指紋の秘密!!」
- 第9話「警察犬vsDNA鑑定 アリバイ崩しの誤算」
- 第10話「10年目の殺人脅迫状復讐の葬儀!暴かれた最期の罠!!」
- 第11話「連続殺人鬼、空白の10年の謎!禁じられた科学鑑定」
- 第12話「消えた死体!ポリグラフ検査の罠!! DNA鑑定の死角」
- 第13話「流された遺体!疑惑の音楽家、楽譜の筆跡が暴く愛憎」
- 第14話「京都老舗殺人事件!味の鑑定…和菓子職人vs科捜研!!」
- 第15話「マリコ最後の事件へ VS過去から来た爆弾魔 海から遠い海水成分」、最終話「マリコ最後の鑑定!利用された誘拐事件!! 捨てられた発信機…身代金の罠!!」
科捜研の女 season12(2013年)
[編集]- 第1話「疑惑の銃撃戦!立てこもり事件の謎!? 矛盾する弾道、接点なき共犯者の罠!顔+歩容認証が暴く真実!! エリート管理官に潜む闇…」
- 第2話「枯山水殺人!作られた密室、描き直した紋様の秘密…」
- 第3話「夜祭の凶弾!疑惑のともし火、母娘に隠された罠…」
- 第4話「疑惑の白骨死体!残された押収拳銃の謎」、第5話「殉職刑事が残した謎 血液指紋の告発…」
- 第6話「謎の転落死体!不可解な落下地点!! 疑惑の花嫁、偽りの家族愛」
- 第7話「警察犬の死角!消えたロック歌手、途切れた臭いの罠」
- 第8話「疑惑の女たち!奇妙な溺死体、不可思議な海水の秘密」
- 最終話「罠に堕ちた管理官!色彩認証が暴く殺意」
科捜研の女 season13(2013年 - 2014年)
[編集]- 第1話「殺人者からの挑戦状告発された鑑定ミス!鑑識課長に潜む闇…」、第2話「20年目の罠!誘拐された真犯人!! 爆死まで5秒、起爆装置の謎」
-
- 鷹城京介(鷹城科学鑑定ラボラトリー 代表)[注 90] - 宅麻伸(S13第7話)
- 篠塚秀実(フラワーガーデンしのづか 経営者・元奈良県警科学捜査研究所 法医研究員) - 手塚理美
- 川寺治彦(レストラン経営者・本名「綿瀬修」) - 木下ほうか(S13第7話にも回想で出演)
- 石橋孝作(奈良県警察本部 刑事) - 渋谷哲平
- 梁瀬幹夫(弁護士・郁子の夫) - 関秀人(第1話のみ)
- 甲野弘之(前科者) - 山本康平
- 川寺秋江(治彦の妻) - 園英子
- 梁瀬郁子(秀実の妹) - 井上紀子(第1話のみ)
- 森脇治美(鷹城科学鑑定ラボラトリー 研究員) - 朱花(S13第7話)
- 宮口景子(20年前の強盗殺人事件被害者・故人) - 松島紫代(第2話のみ)
- 第3話「狙われた観光名所!科捜研vsサイバー犯罪 疑惑の合成写真!!」
- 第4話「京版画殺人!破門された男vs恋人を捨てた女!! 連続殺人を結ぶ雲母の秘密!」
- 第5話「矛盾する鑑定!法医学vs化学!! 空白の15分 死亡時刻に潜む殺意」
- 第6話「白骨を奪い合う女!妻vs愛人、復讐殺人の罠!! 殺された男が仕組んだ事故!?」
- 第7話「過去から来たテロリスト!獄中の鑑定対決 マリコvs殺人科学者」
- 第8話「身勝手な証言者!放火犯を擁護する男の罠 25年目の真実!壊れた石地蔵の謎」
- 第9話「転落死の闇!禁じられた検証実験!! 捜査情報を絶たれたマリコ」
- 第10話「襲われた女医!盗まれた解剖遺体!! 奪われた二つの臓器の秘密」
- 第11話「殺意のバイオリン!止められた演奏、見えない証拠!! 黄砂が暴く存在証明!」
- 第12話「フードライター殺人 残された乳酸菌の秘密 疑惑の数字、15437382が暴く殺意」
- 第13話「美人すぎる仲居殺人 残された灰の謎!? 広報警官の闇!漏洩した捜査情報!!」
- 第14話「うどん屋爆発!矛盾する爆風、不自然な飛沫血痕!! 疑惑の自首、女店主の罠」
- 第15話「最終章〜偽装された火災!? 疑惑の焼死体…乱れた弾性繊維の秘密 禁じられた遺体解剖」、最終話「逆転の新事実!火災+転落死、偽装工作の罠!! ポリグラフ検査が負ける時…」
科捜研の女 スペシャル(2013年)
[編集]- クリスマススペシャル(スペシャル4)「疑惑の観光タクシー…予告された転落事故!奇妙なタイヤ痕、飛沫血痕の罠!! 冤罪を生んだ鑑定ミス!? 父親に尋問されるマリコ!辞職を要求する元管理官!」
科捜研の女 season14(2014年)
[編集]- 第1話「カリスマ奪還計画」、第2話「惨劇の法廷」
- 第3話「祇園日本髪殺人事件」
- 第4話「殺人ゴミ屋敷」
- 第5話「国会議員と警察犬」
- 第6話「天才科学者に挑戦」
- 第7話「失われた一週間」
- 第8話「疑惑の解剖ドクター」、最終話「白昼の殺人雨」
-
- 真木洋介(京都医科歯科大学 移植医療研究班 研究員) - 松田洋治
- 戸塚明良(京都日報社会部の記者) - 井上久男(第8話のみ。S14第5話)
- 土浦裕子(シアン中毒者・二条院大学 理学部環境学科 准教授) - まつむら眞弓(第8話のみ)
- 宮野静江(シアン中毒者・主婦) - 中谷由香(第8話のみ)
- 村野幸作(心臓疾患患者・無職) - 小峰隆司(第8話のみ)
- 大田玲二(シアン中毒者・会社員) - 井上剛(第8話のみ)
- 川島香音(シアン中毒者・心臓疾患患者・アルバイト) - 平野詩穂(第8話のみ)
- 松本幸利(事件リポーター) - 藤本幸利(第8話のみ)
- 日下部隆(真木の研究協力者・キメラ保有者) - 篠田光亮(最終話のみ)
- 美竹粧子(美容整形外科「美竹クリニック」院長) - 辻葉子(最終話のみ)
- 野上加奈(シアン中毒者・出張風俗嬢) - 小林茉利江(最終話のみ)
- 天野玲子(シアン中毒者・主婦) - 髙野由味子(最終話のみ)
- 中野麻美(シアン中毒者・オフィス従業員) - 高橋知代(最終話のみ)
- 今井弘樹(シアン中毒者・会社員) - 内藤和也(最終話のみ)
科捜研の女 スペシャル(2014年 - 2015年)
[編集]- 年末スペシャル(スペシャル5)「白骨死体は30年前に夜逃げした親友!? 涙と執念のDNA型鑑定!東京〜大阪1100キロの大捜査!繁華街の大爆破 迫る女探偵の罠〜マリコの過去が明白に!!」
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- 三原(川喜多)京子(ガラス工芸作家・榊マリコの中学時代の親友) - 荻野目慶子(14歳の京子:小林里乃[94])
- 川喜多修一(京子の父・川喜多ガラス 元経営者) - 下條アトム
- 佐藤学(京子のいとこ) - 八十田勇一
- 姫川みずき(姫川探偵事務所 探偵) - 有沢比呂子
- 田所勉(ガラス職人・川喜多ガラス 元従業員) - 大出俊
- 磯島信介(忍の父) - 大高洋夫
- 三原さやか(京子の娘) - 小林里乃[94](二役)
- 磯島忍(京子の友人・特異行方不明者) - 五十嵐令子
- 須磨二朗(川喜多ガラス跡地所有者) - 三谷六九
- 伊藤絵美(榊マリコの友人) - 押谷かおり
- 三原和則(京子の夫・工芸品販売会社経営) - 加藤重樹
- 新春スペシャル(スペシャル6)「科学捜査vs祟りの村恐竜の化石発掘現場から出現した白骨死体!京都〜日本海を結ぶ奇妙な手紙!わらべ唄通りに連続殺人が!! 鑑定が告げる壮絶な真実」
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- 三条冴子(大菜村役場 職員) - 洞口依子
- 白石麻由(大菜村役場 職員・隆太郎の養女) - 真野恵里菜(5歳:古野本二葉[95])
- 剣持史也(古生物学者・京都理科大学 理学部古生物学専攻 准教授) - 矢島健一
- 中里育生(中里診療所 医師) - 堀内正美
- 常盤紀文(製材所 社長) - 深水三章
- 鳥谷和樹(福井北警察署刑事課 刑事) - 井田國彦
- 角沢恭二(大菜村駐在所 巡査) - 波岡一喜
- 辰巳通彦(フリーライター) - 濱口秀二
- 盾村孝一(20年前失踪した古生物学者) - 佐渡山順久[96]
- 草間治義(盾村の異母弟・20年前の強盗殺人事件の重要参考人) - 西村匡生
- 山森翼(恐竜博物館 学芸員) - 内藤邦秋
- 白石隆太郎(大菜村 村長) - 小野寺昭
科捜研の女 season15(2015年 - 2016年)
[編集]- 第1話「煉瓦の家」
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- 庄野香歩(京都福祉大学 人文学部心理学科 准教授・臨床心理士) - 高橋ひとみ
- 栄村郁子(「スーパーひなの」パート従業員・治彦の妻) - 大路恵美
- 大宅温人(香歩の教え子) - 入江甚儀
- 樋口康成(黒洋興業 若頭) - 山口祥行
- 萩井佳則(情報屋・「らーめん京来軒」店員) - 森下能幸
- 栄村治彦(栄村法律事務所の弁護士) - 伊東孝明
- 芳尾優弥(高校生) - 萩原利久
- 垣本武文(大宅の仲間) - や乃えいじ
- 竹崎永次(大宅の仲間) - 堀田貴裕
- 北野礼子(大宅の仲間) - 村崎真彩[97]
- 宮脇敏雄(フリーター) - 本山力
- 芳尾公子(優弥の母) - 井上紀子
- 岡島(黒洋興業 組員) - 吉田輝生
- 桑野(黒洋興業 組員) - 湯浅崇
- 香澄(高校生) - 紀井彩花
- 第2話「見えすぎた女」
- 第3話「死神の正義」
- 第4話「イケメン書道家殺人事件」
- 第5話「致死率100%の密室」
- 第6話「連作きもの殺人事件」
- 第7話「どっきり殺人レシピ」
- 第8話「スペシャリストたち」
- 第9話「ニセ妊婦殺人事件」
- 第10話「悪の枝」
- 第11話「終活ミステリーツアー」
- 第12話「殺しのナンバー」
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- 並木安光(司法浪人生・警備会社アルバイト・阪黎高速バスの乗客) - 淵上泰史
- 海老原邦夫(指名手配犯・阪黎高速バスの乗客) - 金山一彦
- 古河章江(主婦・阪黎高速バスの乗客) - 吉村涼
- 滝井昭二(阪黎高速バス 運転士) - 緋田康人
- 榎本紀人(嵐山食品経理課 社員・阪黎高速バスの乗客) - 井上純一
- 青野昌弘(バーテンダー・阪黎高速バスの乗客) - 西興一朗
- 原口龍也(北山警察署 刑事) - 新井康弘
- バーテンダー - ドヰタイジ
- 古河勝房(古河勝房会計事務所 所長・章江の夫) - 下元佳好
- 阪黎高速バス 事務員 - 大林菜穂子
- 中江義久(古河勝房会計事務所 スタッフ) - 浜口望海
- 阪黎高速バス 運転士 - 鎌森良平
- 第13話「耳撃者」
- 第14話「絶対に捕まらない男」、最終話「絶対に捕まえる女」
科捜研の女 スペシャル(2016年)
[編集]- 正月スペシャル(スペシャル7)「国際空港大パニック〜関空発・死を呼ぶ危険ドラッグが京都を襲う!防犯カメラに写らない女VS最新3D鑑定!追跡を阻む山荘爆破の罠…絶体絶命のマリコをハチの大群が救う!?」
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- 川田勝(薬物の密売人) - 伊武雅刀
- 堀之内華(麻薬及び向精神薬取締法違反の前歴者) - 小沢真珠
- 川田修斗(無職・勝の息子・旧薬事法違反の前歴者) - 石垣佑磨
- 石原拓哉(専門学校生・改造モデルガンマニア) - 高橋龍輝
- 長友翔(拓哉の友人・改造モデルガンマニア・銃刀法違反の前歴者) - 川村亮介
- 水原健太(修斗の仲間) - 藤間宇宙
- 須崎宏美(ハーブ店「フェネル」店主) - 朱花
- 井上玲央(修斗の仲間・窃盗の前歴者) - 村中龍人
- 稲村芳樹(通信会社社員) - 山本辰彦
- アルバ モレーノ(薬物の運び屋) - ビオレッタ ゴンザレス
- 石原(「横大路団地」住人・拓哉の母) - 髙野由味子
- 蜂谷治(二条院大学農学部生命資源環境学科教授) - 平泉成
- 春スペシャル(スペシャル8)「謎の美人四姉妹の周りで次々と殺人が!犯人は…“魔女"!? 誘拐!殺人!詐欺!止まらぬ凶行はマリコをも襲い…!? 完全犯罪トリックを科捜研が暴くノンストップ2時間SP!!」
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- 梅乃宮紅子(梅乃宮家次女・霊能力者) - 富田靖子[105](幼少期:上野彩[106])
- 梅乃宮青以(梅乃宮家三女・腹違いの姉妹) - 高橋かおり(幼少期:中野芽愛[107])
- 梅乃宮紫織(梅乃宮家四女) - 三倉茉奈[108]
- 梅乃宮緑(梅乃宮家長女) - 筒井真理子(少女期:梅野友杏[109])
- 飯島春樹(ネット配信番組プロデューサー) - 深沢敦
- エリザ・デュポン(健康飲料水販売「マスール」社長) - 中井ノエミ[110]
- 日吉吾朗(飯島の運転手・日吉探偵事務所の探偵) - 土佐和成
- 竹山利一(洛王警備保障 警備員) - 谷口高史
- 廣田作三(梅乃宮家 使用人) - 上村厚文
- 廣田多喜(作三の妻・認知症患者) - 湖条千秋[111]
- 梅乃宮凛(紫織の娘) - 小南希良梨[112]
- 秦宏司(刑事) - 西村匡生
- 梅乃宮(四姉妹の母・故人) - 辻葉子
- 梅乃宮清信(四姉妹の父・7年前死亡) - 浅田祐二
- 醍醐成美(福助の娘・元保育士・5年前病死) - 小林茉利江
- 醍醐福助(村の駐在警官) - 梨本謙次郎
科捜研の女 season16(2016年 - 2017年)
[編集]- 第1話「仮面の男」、第2話「顔のない男」
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- 矢萩修武(英洛大学 人間環境学部人間科学科 准教授・微表情の研究者) - 尾美としのり(S19第4話にも回想で出演)
- 桂井萌衣(英洛大学 人間環境学部人間科学科 矢萩ゼミの学生) - 岡本玲
- 岸岡享二(ルポライター) - 山崎銀之丞
- 小嶺仁史(英洛大学事務長) - 上杉祥三
- 楢橋高行(英洛大学 人間環境学部人間科学科 元講師) - 長谷川公彦
- 桂井誠治(蛍田神社の宮司・萌衣の養父) - 浅田祐二(第1話のみ)
- 桂井文恵(萌衣の養母・誠治の妻) - 園英子(第1話のみ)
- 江沢(文央社「週刊リード」編集部員) - 阪東浩考(第1話のみ)
- 原内郁也(焼き鳥屋・篠田の元舎弟) - 吉田輝生(第2話のみ)
- 篠田道信(平安経済総研 主宰・20年前失踪) - 藤田功次郎(第2話のみ)
- 小杉明彦(22年前の英洛大学事務長) - 東康平[86]
- 第3話「夫婦愛修復ミステリー」
- 第4話「猫の時間」
- 第5話「掃除の達人」
- 第6話「咲かない菊の謎」
- 第7話「爆弾配達人」、第8話「最後のターゲット」
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- 芳賀和香子(衆議院議員・元法務大臣) - 大島さと子
- 箕輪宏成(刑務官・元京都府警爆発物処理班第11分班サブリーダー) - 松田賢二[119]
- 芳賀理菜(北白川美術大学 2年生・和香子の娘) - 松浦雅[120](10歳:長田莉乃朱[121]〈第8話のみ〉)
- 芝木寅彦(公益社団法人「京都府治安推進協会」専務理事・元京都府警本部警備部長) - 白井滋郎
- 徳武彰彦(元京都府警爆発物処理班第11分班 班長・10年前殉職) - 加藤重樹
- 尾野崎慎也(過激派「血の旅団」メンバー) - 上西雄大[122](第8話のみ)
- 漆原育郎(「モモンガ宅配便」従業員) - 奥井隆一[123]
- 館山荘司(館山採石 社長) - 床尾賢一
- 第9話「解剖を拒む女」
- 第10話「偽りの鏡」
- 第11話「おもてなし殺人!?」
- 第12話「京都花街殺人事件」
- 第13話「似顔絵の女」
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- 八幡未知(京都府北山警察署総務・12年前は似顔絵捜査官) - 中原果南
- 舟木由美子(デイトレーダー) - 村岡希美
- 木戸沙也加(居酒屋「やく味屋」バイト・美容専門学校生) - 梶原ひかり[131](10歳:坂口苺[74])
- 佐々木一郎(事件の目撃者) - 住田隆
- 真島拓也(デイトレーダー・12年前の「資産家夫婦強盗殺人事件」犯人) - 西村匡生
- 佐藤智明(沙也加の担当医師) - 濱口秀二
- 串本浩二(「やく味屋」店長) - 本山力
- 柏田弘樹(デイトレーダー・由美子の婚約者) - 内藤邦秋
- 朝子(12年前の沙也加の保護者) - あだち理絵子[132]
- 木戸(沙也加の父・12年前の「資産家夫婦強盗殺人事件」被害者) - 奥深山新[103]
- 木戸ゆり子(沙也加の母・12年前の「資産家夫婦強盗殺人事件」被害者) - 宇谷玲
- 第14話「空海の密室!?」
- 第15話「七枚の迷宮」
- 第16話「地獄のバスツアー」
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- 辻村奏(バスジャック犯・染め物工房従業員) - 林泰文
- 武部可奈子(洛央バス「8時15分 西桂駅発 河原町行き」の乗客・クリーニング店パート従業員) - 小川菜摘
- 江上昌史(洛央バス「8時15分 西桂駅発 河原町行き」の乗客・事務機器メーカー営業マン) - 少路勇介
- 倉森健人(洛央バス「8時15分 西桂駅発 河原町行き」の乗客・ラーメン屋「たんたん軒」店長) - 鈴木貴之
- 相原由真(洛央バス「8時15分 西桂駅発 河原町行き」の乗客・洋服屋「ハートマックス」店員) - 矢野優花
- 松尾慎介(洛央バス「8時15分 西桂駅発 河原町行き」のバス運転手) - 甲斐将馬
- 深瀬麻未(ファッションブランド「ピュアトゥモロー」デザイナー・元モデル) - 篠原真衣[135]
- 深瀬公彦(ミステリー作家・麻未の夫) - 井之上チャル
- 西脇(京都府警捜査一課 刑事) - 木村康志
- 辻村弦一郎(染め物工房店主・奏の父) - 細川純一
- 最終話「完璧防犯システムの家」
科捜研の女 スペシャル(2017年)
[編集]- 正月スペシャル(スペシャル9)「24年前の未解決事件が、再び動き出す!赤ちゃん誘拐発生!手口は24年前の事件と同じで…被害者はその時の容疑者だった!? 時を超えた事件を最新科学捜査で追う2時間SP」
-
- 石井和夫(無職・24年前誘拐された石井健太の父・京都府木津川市在住で24年前は滋賀県大津市在住) - 鶴見辰吾
- 間山悟(バイク便会社「マヤマスピード便」社長・24年前は「間山モーターズ」社長・誘拐された間山蓮の父) - 羽場裕一
- 間山圭子(間山蓮の母・悟の妻) - 森尾由美
- 間山蓮(間山夫妻の子供・1歳) - 新庄尊流
- 矢野正司(滋賀県警大津東警察署北峰交番相談員・24年前は滋賀県警捜査一課 刑事) - 寺田農
- 奥沢純一(真紀の息子・本名「石井健太」) - 小澤亮太[138]
- 飯尾真人(身代金を奪ったバイクの運転手・滋賀県甲賀市在住) - 斉藤慶太
- 脇村肇(誘拐専門の特殊犯係) - 青山勝
- 樫恵美(誘拐専門の特殊犯係) - 渋谷めぐみ
- 奥沢真紀(身代金を受け取ったバイクの持ち主・2カ月前病死) - 西村亜矢子
- 石井陽子(和夫の妻・健太が誘拐された1年後に捜査本部が縮小されたショックで自殺) - 松島紫代
- 岩内剛(滋賀県警捜査一課 刑事) - 六平直政
- スペシャル10「決死の大追跡!猛毒を運ぶ逃亡犯VS最新鋭ドローン!! 土門を襲う暴走列車…マリコ、涙の検視!衝撃ラスト」
科捜研の女 season17(2017年 - 2018年)
[編集]- 第1話「グルメサイト殺人」
- 第2話「刺繍する女」
- 第3話「折り鶴が見た殺人」
- 第4話「殺人交響曲」
- 第5話「寄生する女」
- 第6話「マリコの民泊」
- 第7話「自転車泥棒」
- 第8話「嘘つきな容疑者」
- 第9話「晴れ着と銃弾」
- 第10話「メイクの達人」
- 第11話「カップ一杯の殺人」
- 第12話「あるドクターの死」
- 第13話「一番大きなバラ」
- 第14話「御法度殺人」
- 第15話「見当たり捜査の鬼」
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- 桃井貞治(京都府警刑事企画課手配共助係 見当たり捜査班 刑事) - 石丸謙二郎
- 中川智哉(指名手配犯) - 波岡一喜[160]
- 新見アキラ(智哉と陽子の息子) - 勧修寺保都[161]
- 新見陽子(智哉の元恋人) - 田所草子
- 石塚照夫(貞治と貴美子の息子) - 大地伸永[162](幼少期:南岐佐[102])
- 小池鉄郎(進都自動車整備 従業員・10年前の窃盗犯) - 越村友一
- 太田ゆかり(智哉の元同棲相手) - たかはしあいこ[163]
- 柿本仁史(京都府警刑事企画課手配共助係 見当たり捜査班 刑事) - 嶋尾康史
- 石塚貴美子(貞治の元妻) - 宇谷玲
- 栗林健(京都府警刑事企画課手配共助係 見当たり捜査班 刑事) - 本多力[164]
- 村田義和(聖護院かぶの農家) - 浅田祐二
- 三宅重吉(資産家・2年前殺害) - 西園寺章雄
- 田部淳太郎(クラブのボーイ) - 堀田貴裕
- 山田隆一(指名手配犯) - 田村将之
- 第16話「パパのタコ」
- 第17話「200の鑑定」(放送200回スペシャル)
- 最終話「取調室の怪人」
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- 朽木政一(左翼運動の天才活動家・京都革新同盟 元議長) - 近藤正臣[167](28歳:本庄司[168])
- 高西浩平(繁森の部下) - 比留間由哲[82]
- 水沼(京都府警察 警備部SP) - 渡邉紘平
- 岡崎(ビゴーレ綜合警備 社員・鍋谷の上司) - 藤重政孝
- 鍋谷亮次(ビゴーレ綜合警備 社員) - 三村晃弘
- ミヒャエル・マルケス(ルベルタ共和国 副大統領) - ガルシア・リカルド[169]
- 朽木武二(京都革新同盟 幹部・政一の弟) - 原田翔平
- 繁森光之(副大統領暗殺計画の主犯・京都革新同盟 元副議長) - 西岡德馬(23歳:佐藤俊彦[170])
- 斎藤章介(繁森の部下) - 徳田忠彦
- 加藤(巡査) - 山本辰彦
- サトエ・マルケス(ミヒャエルの妻・本名「朽木里江子」) - かたせ梨乃[171](22歳:鎌田綾[172])
科捜研の女 スペシャル(2018年)
[編集]- スペシャル11「マリコVS謎の誘拐犯…身代金は五重の塔!? 人質殺害まで24時間、決死の救出作戦!完全密室の盲点を透視するレーザーと海ブドウ」
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- 土居垣光成(京麗設計 一級建築士・謎解きイベント「花嫁家の一族 〜そして仲人もいなくなった〜」参加者) - 宅間孝行[10]
- 坂東大輔(元暴力団員) - 小木茂光
- 古間瑞子(謎解きイベント「花嫁家の一族 〜そして仲人もいなくなった〜」参加者) - 大島蓉子
- 久井絵里(ホテルラティオー 従業員・謎解きイベント「花嫁家の一族 〜そして仲人もいなくなった〜」責任者) - 秋山ゆずき[10](12歳:藤川心優[173])
- 保田恵道(謎解きイベント「花嫁家の一族 〜そして仲人もいなくなった〜」参加者) - 佐伯新
- 下津晴稔(京麗設計 元建築士・16年前業務上横領罪で逮捕) - 伊庭剛
- 片瀬卓治(無職・光成の中学の同級生) - 上西雄大
- 高木(京都府警察 誘拐専従班 捜査員) - 柴田善行
- 土居垣雪菜(光成の娘) - 三ヶ島沙耶[174]
- 慎之助(謎解きイベント「花嫁家の一族 〜そして仲人もいなくなった〜」新郎役) - 竹田和哲[175]
- 有栖川峰子(謎解きイベント「花嫁家の一族 〜そして仲人もいなくなった〜」花嫁役) - 美咲[176]
- 近藤太一(謎解きイベント「花嫁家の一族 〜そして仲人もいなくなった〜」探偵役) - 小堺一機[10]
科捜研の女 season18(2018年)
[編集]- 第1話「殺人音楽隊」
- 第2話「妻たちの殺人計画」
- 第3話「土門刑事の女」
- 第4話「着ぐるみを殺した声」
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- 宝井日美子(子供服メーカー「ヤングウェアカンパニー」販売促進部 部長) - 国生さゆり
- 名取摩耶(子供服メーカー「ヤングウェアカンパニー」販売促進部 課長) - 黒坂真美
- 渡辺和登(子供服メーカー「ヤングウェアカンパニー」販売促進部 社員) - 斉藤祥太
- 瀬戸将吾(京日印刷 社長) - 辻本祐樹[179]
- 小西多鶴子(子供服メーカー「ヤングウェアカンパニー」ハラスメント相談室 室長・弁護士) - 辻沢杏子
- 松川恵利香(子供服メーカー「ヤングウェアカンパニー」販売促進部 主任) - 篠原真衣[180]
- 加藤直行(子供服メーカー「ヤングウェアカンパニー」販売促進部 社員) - 浅田祐二
- 有馬芳明(子供服メーカー「ヤングウェアカンパニー」ハラスメント相談室 相談員) - 吉田悟郎
- 瀬戸の息子 - 西川諄
- 第5話「フリマアプリの達人」
- 第6話「渡り蝶の秘密」
- 第7話「自給自足の達人」
- 最終話「悩める解剖医」
科捜研の女 スペシャル(2019年)
[編集]- 正月スペシャル(スペシャル12)「土門、最後の事件へ…マリコVS連続爆弾犯 予測不能の起爆装置とマイナス10℃の殺意!衝撃クライマックス」
科捜研の女 season19(2019年 - 2020年)
[編集]- 第1話「科捜研の女VS科警研の女」
- 第2話「天才画家Xの計画」
- 第3話「カナダから来た男」
- 第4話「8億円の猫」
- 第5話「半世紀前から来た客」
- 第6話「愛される悪魔」
- 第7話「消えたパンダの謎」、第8話「パンダの中の真実」
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- 熊谷馨(和歌山県警 刑事) - 平岡祐太[206](中学生:宮田怜也〈第8話のみ〉)
- 新浜陽一(指名手配中の強盗傷害犯) - 小柳友(小学生:岩尾哉輝[207]〈第8話のみ〉)
- 富田拓真(和歌山県警 捜査一課長) - 小宮孝泰
- 結城隆司(経営コンサルタント「洛南コンサル」顧問税理士) - 内野謙太[206](小学生:上田琳斗[208]〈第8話のみ〉)
- 梅木悠三(和歌山県警 副本部長) - 浜田晃
- 飛内文枝(衆議院議員) - 湖条千秋[209]
- 永井孝良(タクシー運転手) - 北口ユースケ[206](小学生:小村颯之介〈第8話のみ〉)
- 笠倉桃香(小学生・茂明と初子の娘) - 小南希良梨[206]
- 金子康晴(経営コンサルタント「洛南コンサル」社長) - 川鶴晃裕
- 上山(交番巡査) - 伊能努
- 笠倉茂明(初子の夫) - 内藤邦秋
- 笠倉初子(茂明の妻) - 當島未来
- 米田庄吉(ゆうがお食堂 米田 店主・22年前自殺) - 奥井隆一(第8話のみ)
- 米田優子(庄吉の妻・22年前自殺) - 中道裕子(第8話のみ)
- 第9話「京都爆弾観光ツアー」
- 第10話「マリコ寿司を握る」
- 第11話「殺人遊覧船ツアー」
- 第12話「赤い宝石」
- 第13話「お茶の達人」
- 第14話「予約された死」
- 第15話「女神のぬか漬け」
- 第16話「風丘早月のメッセージ」
- 第17話「妻と愛人の事件簿」、第18話「人質志望の女」
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- 玉城詩津香(京都府警捜査一課特殊犯捜査係・被害者対策班 班長) - 浅野ゆう子
- 玉城雄一(京都府警京南警察署警務課拳銃指導担当係 巡査部長・詩津香の夫) - 山崎銀之丞
- 馬場学(京都府警捜査一課特殊犯捜査係 隊長) - 冨家規政
- 鳴海信二[注 92](銀行強盗犯・浩介の弟) - 池内万作
- 古雅ゆかり(エスマイル不動産京都営業所営業課・雄一の愛人・マリコの住むマンション「京南アーバンコート」305号室の入居者) - 篠原真衣
- 杉原修(クリンウォーターズ 営業社員・マリコの住むマンション「京南アーバンコート」405号室の入居者でマンション理事長) - 一條俊
- 鳴海浩介[注 92](銀行強盗犯・低血糖症) - 柴田善行
- 阿部健[注 93](銀行強盗犯・関西原料 調査員のアルバイト) - 藤本涼
- 杉原穂奈美(修の妻) - 大脇あかね
- 杉原卓海(小学3年生・修と穂奈美の息子) - 浅海翼[228]
- 石渡省吾(管理官) - 関秀人
- 北山勝(京都府警京南警察署 署長) - 浅田祐二
- 伊藤敏江(明星銀行京南支店 行員) - 押谷かおり
- 赤井二三男(京都府警京南警察署警務課・雄一の上司) - 平岡秀幸
- 佃優馬(爆発物処理班) - 櫻井忍
- 山口幸雄(明星銀行京南支店 支店長) - 工藤雅彦
- 第19話「刑事部長の憂鬱」
- 第20話「納豆菌の女VS乳酸菌の女」
- 第21話「ドクターKの失敗」
-
- 久保井俊平(おもちゃ診療所のドクターK) - 西村まさ彦
- 椎名小百合(ジュエリーショップ「Alcott Jewelry KYOTO」ジュエリー職人) - 遊井亮子[55]
- 本城雄作(本城テック 副社長) - 尾崎右宗[233]
- 本城郁江(雄作の妹) - 大家由祐子
- 中野詩子(おもちゃ診療所のドクターU) - 小柳友貴美
- 本城雄大(本城テック 社長・雄作と郁江の父) - 白井滋郎
- 本城遼馬(郁江の息子) - 有村春澄[234]
- 高槻岳人(ジュエリーショップ「Alcott Jewelry KYOTO」店長) - 松木賢三
- 大谷幸男(おもちゃ診療所のドクターO) - 東康平[86]
- 今田千穂(ジュエリーショップ「Alcott Jewelry KYOTO」ジュエリー職人) - 七海薫子
- 久保井恵里(俊平の娘・4年前事故死) - 潮田由香里
- 椎名晴(小百合の息子) - 靏井孝太[235]
- 久保井ハル(恵里の娘・4年前事故死) - 前田茜[236]
- 第22話「ミステリーの達人」
-
- 高柳龍之介(推理小説家) - 大和田伸也
- 古田憲一(工場勤務・9年前殺人で仮釈放中) - 今野浩喜(少年期:北口栄貴[237])
- 石川日菜子(龍之介の秘書) - 吉本菜穂子
- 高柳美咲(龍之介の妻) - 麻乃佳世
- 辻正孝(住職) - 佐川満男
- 窪塚信吾(吉夫の息子) - 山本道俊
- 市ヶ谷真彦(工場勤務) - 榎田貴斗[146]
- 岩本健(工場勤務) - 辰巳飛揚
- 菊川久雄(工場勤務) - 横岡祐太
- 窪塚吉夫(窪塚織物 社長・9年前に古田に殺害) - 森山陽介
- 窪塚愛(信吾の娘) - 金田結愛[238]
- マサハル(あおぞら探偵団の主人公) - 小倉恵大[239]
- タケシ(あおぞら探偵団の主人公) - 松本和真[240]
- 第23話「土門刑事の妻」、第24話「土門刑事の選択」
-
- 火浦義正(元京都府警八条中央警察署刑事課強行犯係 巡査部長・土門の同期・現在は「野本康治」名義) - 升毅[241]
- 古河大儀[注 94](衆議院議員・元京都府警本部警備部長) - 辻萬長
- 森迫宏成(京都中央大学 法学部長・元学生サークル「ノストラダムスの会」顧問) - 大河内浩[241]
- 広辺誠児(フリーライター) - 森下じんせい[241]
- 楡井敏秋(京都中央大学医学部 5年・学生サークル「ノストラダムスの会」会員・20年前死亡) - 中村凜太郎[157]
- 大西(居酒屋「れんこんや」店主・元京都府警八条中央警察署刑事課強行犯係・土門の元上司) - 西園寺章雄(第23話のみ)
- 室岡厚也(西大路プログラミング専門学校 学生・楡井と千佐子の息子) - 大八木凱斗(第24話のみ)
- 室岡千佐子(学生時代の楡井敏秋の元恋人・今年の4月に病死) - 星月七[242](第24話のみ)
- 第25話「シャンハイ捜査線」
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- 張怡(投資ファンド「上海五星金融有限公司」社員・ラーメン黒川 元店員・ラーメンチェーン「高持屋 難波店」元店員) - 北香那
- 岡村美奈子(陽太の姉) - 入来茉里
- 占部文彦(フリーター・2年前ラーメンチェーン「高持屋 難波店」店長) - 諏訪雅
- 元谷剛(デイトレーダー・ラーメン黒川 元店員・ラーメンチェーン「高持屋 難波店」元店員) - 菅裕輔[243]
- 岡村陽太(ラーメン黒川 元店員・ラーメンチェーン「高持屋 難波店」元店員) - 長南洸生
- 黒川栄子(ラーメン黒川 女将) - まつむら眞弓
- 岩井出修(高持屋フードサービス 常務) - 吉田輝生
- 高持太郎(高持屋フードサービス 社長) - いわすとおる[244]
- 第26話「待ち人、来る」
- 第27話「マリコの動画チャンネル」
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- 小畑常治(老舗フレンチ「Chez OBATA」2代目社長・PyuuTuberでチャンネル名は「バタやんの三つ星料理ちゃんねる」) - 浅野和之
- 藤澤智明(良太の父・開の祖父) - 坂西良太
- 池住政司(老舗フレンチ「Chez OBATA」総料理長) - 横堀悦夫
- 八十嶋圭一(老舗フレンチ「Chez OBATA」副料理長) - 丹羽貞仁[246]
- 小畑邦子(常治の妻) - 辻葉子
- 根崎真未(常治の秘書) - 山﨑萌香
- 藤澤開(良太の息子) - 大竹悠義[247]
- おかかエミル(PyuuTuberでチャンネル名は「おかか姉妹のおかかチャンネル♪」) - 大松絵美[248]
- おかかハルコ(PyuuTuberでチャンネル名は「おかか姉妹のおかかチャンネル♪」) - はるあん[248]
- 藤澤良太(藤澤軒 店主・1年前に閉店したあと死亡) - 川添公二[249]
- 柴野大輔(老舗フレンチ「Chez OBATA」給仕担当) - 鎌田健太郎
- 第28話「筋肉は嘘をつかない」
- 第29話「銭湯アイドルの秘密」
- 第30話「100円の殺人!?」
-
- 園田逸子(佐江のブログの協力者・節約の達人) - 松岡依都美[251](8歳:山内陽葵[252] / 18歳:平山咲彩[137])(S20第7話〈回想〉ノンクレジット)
- 山元一史(喫茶もと一 マスター・志乃の亡き夫の友人) - 日野陽仁(S20第7話〈回想〉ノンクレジット)
- 柴崎佐江(ブロガー・20年前ジュエリー「桐生宝石店」元従業員) - 菊地美香
- 柴崎雄二(佐江の夫) - 佐渡山順久
- 桐生康介(ジュエリー「桐生宝石店」店長・20年前死亡) - 西村匡生
- 園田志乃(喫茶もと一 店員・逸子の母・20年前ジュエリー「桐生宝石店」元従業員で殺人の前科1犯) - 筒井真理子(S20第7話〈回想〉ノンクレジット)
- 第31話「ピンク色の鑑定」
- 第32話「マリコのネイルサロン」
-
- 篠宮佐和(ネイルサロン「ラ・シャヴァンヌ」店主・樹里とは高校時代の時の不良仲間) - 佐藤江梨子(幼少期:森田梨歩[255])
- 三枝佳乃(ネイルサロン「ラ・シャヴァンヌ」客) - 藤田弓子
- 真木英子(スナック「晩秋」ママ・傷害の前科2犯) - 広岡由里子
- 朝吹樹里(保険外交員・詐欺、恐喝の前科2犯・佐和とは高校時代の時の不良仲間) - 佐藤乃莉[256]
- 北村ケンジ(フリーター・樹里の交際相手) - 植木祥平[257]
- 三枝沙織(クリーニング南風 従業員・英子の実子で佳乃の養子) - 島居香奈
- 篠宮芳江(佐和の母・故人) - 田辺ひと心
- 三枝真央(沙織の娘) - 木村湖音
- 中島彩(ネイルサロン「ラ・シャヴァンヌ」客) - 朝井千景[156]
- 稲垣(京都西保護観察所 所員) - 泉知奈津
- 第33話「ニューヨークから来た悪魔」
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- 水島宗助(高槻市在住の資産家・聡美の新たな交際相手) - 不破万作
- 本多幸一(アメリカの照り焼きソース 日本支社「TeriyaKING.Japan」元社長・嘉壱の長男) - 大場泰正[258]
- 本多光二(アメリカの照り焼きソース 日本支社「TeriyaKING.Japan」現社長・嘉壱の次男) - 井之上チャル
- 本多鏡子(アメリカの照り焼きソース 日本支社「TeriyaKING.Japan」専務・嘉壱の長女) - 美鈴響子
- 宮下保(アメリカの照り焼きソース 日本支社「TeriyaKING.Japan」販売担当重役) - 牛丸裕司
- 本多嘉壱(アメリカの照り焼きソース「TeriyaKING」創業者で会長・2週間前アメリカ ニューヨークで死亡) - 福本清三
- 朝比奈江真(警視庁捜査一課 刑事・ニューヨーク市警ブルックリン75分署で研修中) - 清水ミチコ
- 最終話「20年目の榊マリコ」
-
- 芳賀悦郎(小説家・篤文の友人・20年前の殺人の指名手配犯) - 田中要次[259]
- 篠崎市香(祇園でクラブを経営・篤文の元妻・元女優) - 河井青葉
- 山木弾正(山科音楽ホール理事・篤文の友人・バイオリニスト) - 東根作寿英
- 江草薫子(セレブタレント・篤文の写真のモデル・元グラビアアイドル) - 宮地真緒
- 狩野篤文(写真家・20年前死亡) - 比留間由哲[82]
- 矢部晋平(榊伊知郎の知り合い・裁判員) - 六角慎司
- 森月孝也(KYO no YEAH design office勤務・20年前篤文のアシスタント) - 岡嶋秀昭
- 高西直人(弁護士) - 谷口高史[201]
- 根本佳枝(裁判長) - まつむら眞弓
- 城崎修(検察官) - 平野潤也
- 仙道重則(ロック喫茶 経営者・20年前死亡) - 山口竜央
- 猿渡一造(津炭山 加美鳴沢別荘地 管理人) - 多賀勝一
科捜研の女 season20(2020年)
[編集]- 第1話「榊マリコになれなかった女」
- 第2話「マリコのハロウィーン大作戦」
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- 迫田茂夫(特技を売り買いするスキルマーケット「オハコ市場」登録者・元アパレルメーカー「Premino」社員) - 村田雄浩
- 田部井亘(特技を売り買いするスキルマーケット「オハコ市場」登録者・アパレルメーカー「Premino」営業部長) - 清水昭博
- 大竹千鶴(特技を売り買いするスキルマーケット「オハコ市場」登録者・主婦) - 宍戸美和公
- 相川洋平(アパレルメーカー「Premino」社長) - 行澤孝[263]
- 野元杏子(アパレルメーカー「Premino」社員) - 奥田ワレタ
- 山崎梨乃(特技を売り買いするスキルマーケット「オハコ市場」登録者・保育士) - 大脇あかね
- 菱沼圭太(特技を売り買いするスキルマーケット「オハコ市場」登録者・IT企業のサラリーマン) - 笠松祐介[263]
- 澤崎菜月(アパレルメーカー「Premino」社員) - 小出優子[264]
- 今平(京都光葉大学都市環境研究所 職員) - 浅田祐二
- 第3話「世界一辛い殺人」
- 第4話「眠り姫の秘密」
- 第5話「牛が見た殺人」
- 第6話「マリコVS干物美女」
- 第7話「風丘早月、罠に堕ちる」
- 第8話「プリンセスの扉」
- 最終話「被疑者:土門薫」
科捜研の女 season21(2021年 - 2022年)
[編集]- 第1話「榊マリコの選択」
- 第2話「殺人を消毒する女」
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- 秦美穂子(あぶくま特殊清掃 特殊清掃人・元洛北医科大学 ウイルス学研究室 助教授) - 佐津川愛美[283](劇場版)
- 阿武隈忠(あぶくま特殊清掃 社長) - 谷田歩[283]
- 北村沙織(京町屋cafe甘百合 バイト店員・洋子の住むアパートの隣人) - 奥山かずさ[283]
- 新井典子(京色塗装 所長) - 瑛蓮[283]
- 青山美咲(京色塗装 社員) - 泉川実穂[284]
- 佐々浦洋子(元京色塗装 社員) - 森口幸音[283]
- 吉川恵美(京町屋cafe甘百合 店主) - 奥田ワレタ
- 坪倉隆(左官職人・洋子の住むアパートの103号室在住) - 竹下健人[283]
- 渡辺萌々香(京色塗装 社員) - 平山咲彩[137]
- 島健太(京色塗装 社員) - 中尾聡[125]
- 佐々浦晴子(洋子の母) - 鈴川法子
- 第3話「マリコのラーメン大作戦」
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- 越智弘基(アプリ開発「ミラクル製作所」社長・元IT企業「Rockle Japan」社員) - 松尾諭[285]
- 溝口晴翔(アプリ開発「ミラクル製作所」専務) - 兵頭功海[285]
- 佐々木絲(アプリ開発「ミラクル製作所」常務) - 智順
- 磐田誠一郎(IT企業「Rockle Japan」社長) - 西ノ園達大[285](少年期:神谷龍翔)
- 横澤憲(アプリ開発「ミラクル製作所」事業部長・元喫茶店「カフェ・ド・鴨川」店主) - や乃えいじ
- 水瀬悠真(アプリ開発「Cosmos Gate」開発者) - 伊島空[286]
- 楠木良和(IT企業「Rockle Japan」副社長) - 三角園直樹
- 佐々木大智(絲の息子) - 宇治本竜ノ助[287]
- 第4話「マリコの靴みがき」
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- 上杉明里(靴磨き専門店「磨き家」店主・栄太の妻) - 音月桂[288]
- 赤宮公達(靴磨き専門店「磨き家」常連客・陽介の父) - ダンカン
- 亀井淳平(金融業者「ヤブキファイナンス」社員) - 阿部亮平[289]
- 赤宮遥(靴磨き専門店「磨き家」常連客・陽介の妻) - 村崎真彩[97]
- 赤宮須磨子(陽介の母) - 山本志づ世
- 赤宮陽介(赤宮陽介税理士事務所 税理士) - 梅林亮太[290]
- 矢吹国男(金融業者「ヤブキファイナンス」社長) - 吉田輝生
- 横沢征(ビリヤードバー 経営者) - 湯浅崇[291]
- 上杉健太(栄太と明里の息子) - 栗田倫太郎
- 上杉栄太(プロ野球選手・横沢とは異父兄弟・3年前病死) - 梅原勇輝[292]
- 第5話「殺しのエチュード」
-
- 和田優(調律師) - 崎山つばさ[293]
- 山崎永太(第13回ザルツブルク国際ピアノコンクール 日本最終予選 参加者) - 山岸門人[293]
- 佐光真奈美(第13回ザルツブルク国際ピアノコンクール 日本最終予選 参加者) - 渋谷飛鳥[293]
- 戸村康介(第13回ザルツブルク国際ピアノコンクール 日本最終予選 参加者) - 川野直輝[293]
- 佐光真造(真奈美の父) - 峰蘭太郎
- 佐光恵子(真奈美の母) - 楠見薫
- ハンナ・リーフェンシュタール(第13回ザルツブルク国際ピアノコンクール 日本最終予選 審査員長) - ミルタ
- 支配人 - まつむら眞弓
- マルク・タルコフスキー(審査員長) - ローレンス・マックラウド・マドックス
- 第6話「マリコVS鑑定王子」
- 第7話「犯人オーディション」
-
- 松永大我(男子アイドルグループ「TT-Nimo」オーディション合宿参加者) - 佐野岳[299]
- 大橋剣人(男子アイドルグループ「TT-Nimo」オーディション合宿参加者) - 松島庄汰[299]
- 佐藤貞広(男子アイドルグループ「TT-Nimo」プロデューサー・愛称「サニー」) - 斉藤陽一郎
- 西尾ユズキ(男子アイドルグループ「TT-Nimo」オーディション合宿参加者) - 川野快晴[300]
- 豊原輝(男子アイドルグループ「TT-Nimo」オーディション合宿参加者) - 清水学[301]
- 今井のぶ子(男子アイドルグループ「TT-Nimo」オーディション合宿の賄い担当) - 岡部尚子
- 岡山亜斗夢(男子アイドルグループ「TT-Nimo」オーディション合宿参加者) - 祐楽[302]
- 柳紗智子(松永の元恋人) - 加藤千果[303]
- 有村理央(男子アイドルグループ「TT-Nimo」オーディション合宿のダンス講師) - 松原由希子
- 佐野光彦(男子アイドルグループ「TT-Nimo」オーディション合宿参加者) - 西川すばる
- 井端空(男子アイドルグループ「TT-Nimo」オーディション合宿参加者) - 澤田佳波
- 柳日菜子(松永と紗智子の娘) - 小山紗愛[304]
- 第8話「マリコVS殺人AI」
- 第9話「衝撃…マリコvs科捜研!!」
-
- 丸山紘一(警察庁 科警研・化学課担当の講師) - 長嶋一茂[305]
- 椎名美幸(奈良県警 科捜研 法医研究員) - 宮本真希[306]
- 堀日菜子(兵庫県警 科捜研 化学研究員) - 小島梨里杏[307]
- 峰岸賢(和歌山県警 捜査一課 刑事) - 松澤一之[306]
- 長谷川公子(京都府警 鑑識員) - 大林素子[308]
- 若林修(大阪府警 科捜研 化学研究員) - 西尾塁[309]
- 牧英子(大阪府警 科捜研 法医研究員) - 寒川綾奈[310]
- 野津原大(和歌山県警 科捜研 法医研究員) - 粕谷吉洋[306]
- 磯村あおい(和歌山県警 科捜研 化学研究員) - 我妻三輪子[311]
- 本郷地隆(強行犯担当の講師) - 西村匡生
- 加藤達也(和歌山県警 捜査一課 刑事) - 板倉チヒロ[306]
- 橋本海斗(兵庫県警 科捜研 法医研究員) - 大八木凱斗
- 宍戸健太(奈良県警 科捜研 化学研究員) - 森乃阿久太[306]
- 白鳥淳子(科警研 法科学第一部 生物第三研究室・法医課担当の講師) - 高嶋ちさ子(写真のみ登場)[306]
- 第10話「新春かくし芸鑑定」
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- 高安順二(京都府警烏丸警察署 生活安全課 係長・10年前組織犯罪対策部 刑事) - 林家正蔵[312]
- 岩井綾香(中京区民会館「はんなり会館」館長) - 高橋かおり[312]
- 間宮栞(サンドイッチ専門店「CAFE Number 8」オーナー・洛峰食品 株式会社 営業部 主任) - 吉住[312]
- 才賀春樹(指定暴力団「貴船組」のフロント企業「(株)キフネ・プランニング」社員) - 小堀正博[312]
- 串村利一(指定暴力団「貴船組」のフロント企業「(株)キフネ・プランニング」社長) - 伊庭剛
- 高安富美子(順二の妻) - 園英子
- 渋木渉(居酒屋「おきばり茶屋」店長) - 満腹満[313]
- 高安かおり(順二と富美子の娘) - 花田優里音
- 鈴木恵(京都府警烏丸警察署 生活安全課) - 三宅唯真
- 泉真美(サンドイッチ専門店「CAFE Number 8」店員) - 寺浦麻貴[314]
- 第11話「デジタル舞子殺人事件」
- 第12話「女優コート殺人事件」
- 第13話「マリコのソロキャンプ」
- 第14話「復讐する臓器」
-
- 笠城覚士(詐欺の罪で仮釈放中) - 橋本じゅん[326]
- 賀茂井恵美(デイトレーダー・大翔の母) - 遊井亮子[55]
- 賀茂井大翔(小学4年生・恵美と健治の息子) - 潤浩[327]
- 高平理香子(賀茂井の研究室の研究員) - 柳美稀[328]
- 児玉慎也(投資会社「洛南ベンチャーキャピタル」営業・賀茂井の研究室の出資者) - 石田剛太
- 根本潤蔵(京都中央大学 教授) - 浅野彰一[329]
- 賀茂井健治(京都中央大学 理学部 神経科学科 准教授・大翔の父・1ヶ月前死去) - 奥井隆一
- 中野彰一(大学院生・賀茂井の研究室の研究員) - 諏訪雅
- 石崎依江(公益社団法人 全国臓器移植サポート 関西支部 移植コーディネーター) - 折目真穂
- 第15話「救助犬ゾイ」
- 第16話「マリコ先生の実験教室」
-
- 古江美智流(爽葉学園小学校 スクールサポートスタッフ・隆一の息子) - 三浦涼介[333]
- 勝又潤子(爽葉学園小学校 校長・6年前副校長) - 大島さと子
- 水口大吉(爽葉学園小学校 用務員) - 千原せいじ[333]
- 清原隆一(6年前爽葉学園小学校 学校写真カメラマン・同年死去) - 石田登星
- 坂木麻里菜(爽葉学園小学校 児童) - 芹沢凜[334]
- 山下都和(爽葉学園小学校 児童) - 吉田鼓太良[18]
- 中島伊吹(爽葉学園小学校 児童) - 松本和真[18]
- 吉村則人(爽葉学園小学校 教頭) - 岡嶋秀昭
- 久保英紀(爽葉学園小学校 教師) - 行澤孝[335]
- 梅ヶ崎俊雄(6年前爽葉学園小学校 校長・同年死去) - 堂崎茂男
- 第17話「マリコのジビエデート」
- 最終回スペシャル「マリコ、最後の事件…衝撃ラスト!」
科捜研の女 2022 season22(2022年)
[編集]
- 第1話「新生・科捜研、衝撃スタート… 予測不能の連続人体自然発火!!」
- 第2話「AIで蘇った悪魔」
- 第3話「完全密室殺人実験」
- 第4話「人体白骨化20日法」
- 第5話「天才科学者VSサル」
- 第6話「犯人予測システム」
- 第7話「ウマと話す方法」
- 第8話「紅葉が見た殺人」
- 最終話「-50℃冷凍マリコ!! 最終決戦ついに完結」
科捜研の女 season23(2023年)
[編集]
- 第1話「新生マリコVS姿なき爆弾犯!! 目撃者は猫!? ロンドン〜天橋立1万キロ遠隔殺人を暴く最新科学と謎の綿あめ」
- 第2話「鳥と話す殺人犯!?」
- 第3話「取調べ室の怪人」
- 第4話「京都グルメ王殺人」
- 第5話「殺人を告白する話」
- 第6話「サバイバル72時間」
-
- 徳永衛(防災アドバイザー・大倉とは中学時代の同級生・避難体験の主催者) - 前野朋哉[376](中学生:浅海翼)
- 大倉大輔(総合商社「鶴梶商事」資材部 部長・避難体験の参加者) - 弓削智久[376](中学生:山本悠央)
- 石岡健太(大倉とは中学時代の同級生・避難体験の参加者) - 宮下雄也[376]
- 関口麻子(大倉とは中学時代の同級生・避難体験の参加者) - 杉本有美[376](中学生:椎平瑠月)
- 小谷恵理子(京タウン不動産 社員・ログハウスの管理者) - 中道裕子
- 早瀬透(総合商社「鶴梶商事」社員) - 堀田貴裕
- 南菜月(莉子の通う葵川児童館の職員) - 松浪瞳[377]
- 細川亮一(徳永の動画撮影のスタッフ) - 中村凜太郎[378]
- 稲垣順子(大倉とは中学時代の同級生) - 大脇あかね[379]
- 本条あゆみ(徳永の幼馴染・故人) - 穴見結椛[380]
- 第7話「解剖されたい男」
- 最終話「最後のメッセージ」
科捜研の女 season24(2024年)
[編集]- 第1話「新生科捜研に衝撃!マリコVS死を呼ぶキス… 姿なき犯人の空飛ぶ1000の分身と猫の謎」
-
- 大月裕子(ビジネスホテル「サンクホテル京洛の湯」支配人) - 大塚寧々[385]
- 清水篤(ビジネスホテル「サンクホテル京洛の湯」レストランの料理人) - 増田修一朗[386]
- 佐藤光輝(ビジネスホテル「サンクホテル京洛の湯」スタッフ・元京都府警警察学校 学生) - 市川理矩[387]
- 島木陽菜(烏丸設備 設備配管工) - 豊島心桜[388]
- 伊藤真紀(ビジネスホテル「サンクホテル京洛の湯」レストランのホール係) - 真木恵未[389]
- 峰岸渉(ビジネスホテル「サンクホテル京洛の湯」レストランのホール係) - 園山敬介[390]
- 庄田隆(ビジネスホテル「サンクホテル京洛の湯」宿泊客) - 太田雅之[391]
- 庄田智子(隆の妻・ビジネスホテル「サンクホテル京洛の湯」宿泊客) - 髙橋知代[392]
- 辻(所轄刑事) - 三角園直樹[393]
- 佐藤剛(高度救助隊隊長・光輝の父) - 津田寛治[394]
- 第2話「科学が解明!! 超美味ラーメン隠し味の涙」
-
- 新倉初美(あかぞら食堂 店主・傷害の前科1犯) - 西尾まり[395]
- 成瀬若葉(雑誌編集者) - 小西桜子[396](幼少期:河野咲良[397])
- 佐久本真一(らーめん さくもと 嘘のない味 先代・半年前死去) - 篠塚勝[398]
- 佐久本航平(らーめん さくもと 嘘のない味 2代目・真一の息子) - 大下ヒロト[399]
- 門脇卓(食品加工会社「京ノ宮フーズ」社員) - 真丸[400]
- 石毛健介(あかぞら食堂 客) - や乃えいじ
- 杉田志織(食品加工会社「京ノ宮フーズ」社員) - 折目真穂[401]
- 堀越まどか(若葉の先輩編集者) - 中村彩実[402]
- タッちゃん(あかぞら食堂の常連客) - 森乃阿久太
- ショウタ(あかぞら食堂の常連客) - 鈴木康平[403]
- 第3話「甘い香りの逃亡者」
- 第4話「売れない家の秘密」
- 第5話「密室と甘い焼き芋」
- 第6話「天才少女と母の嘘」
-
- 猪俣奈菜(京都市立滝陵小学校1年生・放課後スパイクラブ メンバー) - 永尾柚乃[419]
- 猪俣明日香(奈菜の母・観光ガイド) - 前田亜季[420]
- 馬場信彦(京都市立滝陵小学校 学童指導員) - 大高洋夫[420]
- 山川郁夫(梅小路製作所 海外事業部 社員) - 内野謙太[420]
- 塩野正之(梅小路製作所 海外事業部 社員) - 西尾塁[421]
- 田島佳穂(山川の住むマンションの隣人) - 武田暁[421]
- 川島芳美(京都市立滝陵小学校6年生・放課後スパイクラブ メンバー) - 赤在沙優[422]
- 張本翔(京都市立滝陵小学校5年生・放課後スパイクラブ メンバー) - 西川諄[423]
- 岩本幸恵(天才犬・ソロの飼い主) - 山村紅葉[424]
- 第7話「太陽になりたい男」
- 第8話「京都地下水脈の謎」
- 第9話「女たちの最終決戦」
- 第10話「マリコ最後の鑑定」
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 登場人物がどこのセクションにいるのか探すのを省くため設置。
- ^ ただし、3年後のS4第6話では35歳、さらに12年後の2014年年末SPでは44歳(ちょうど30年前に14歳)と、設定はたびたび変更されている。
- ^ S4第5話、S7第1話より。ただし、S1第8話ではAB型となっている。
- ^ S1第8話より。なお、同大・研究室に残って研究を続け、倉橋拓也と結婚。離婚した後にFBIに赴任している。
- ^ S1第6話より。
- ^ 初の女性主任だったが、現在では主任の設定はうやむやになっており、「科捜研の女王」と呼ばれることもなくなっている。
- ^ 近年の作品ではなくなったが、古い作品では同僚が別の鑑定や仕事がある状態にもかかわらず自分の目的だけを優先するダブルスタンダードだったことも疎まれる一因だった。
- ^ SP4ではマリコたちの鑑定と捜査一課のせいで冤罪を生み、監察官の取り調べ中に科捜研を抜け出し、被害を被ってしまった当事者に勝手に謝罪に行き、24時間体制の保護観察となった。さらに事件の当事者が殺され、マリコが謝罪に行った現場写真を記者に撮られてしまったことで憶測を含む大スキャンダルとなり、免職処分になりかけた。事件解決後に、鑑定を急がせた佐久間刑事部長が全ての責任を取って辞職したことにより、マリコは停職1週間の処分となった。
- ^ マリコの父・伊知郎は、マリコの無自覚に他人に迷惑をかけてしまう性格のせいで、科捜研には長く居られずに、追い出されるのではないかと思っていたことをS19最終話で明かしている。
- ^ マリコが怒りを露わにし、手を上げた犯罪者には、S8第6話の連続爆弾犯が存在する。警察関係者では、マリコが講習会で教えた知識を私利私欲と保身のために悪用した女性警察官がこれに該当する。マリコは彼女に容赦なく手を上げた上、「あなたが刑事という職業に求めていたのは自分のことばかり!そこに正義はない。だから殺人現場でご遺体の偽装なんて恐ろしいことができたのよ!」と辛辣な言葉で罪を咎めて追い打ちをかけている(S17第7話)。また、蒲原勇樹もマリコが手を上げた相手である。S15最終話で元上司だった落合佐妃子が殉職し、彼女の遺体に縋りついて激しく取り乱した蒲原に平手打ちをした上、「大切なご遺体を守る!そのご遺体から亡くなった人の声を聴く!それが私の仕事…!蒲原さん、あなたの仕事はいったい何!?」と強い口調で制している。
- ^ ただし、自分と似た感性で他人の顰蹙を買う相馬の姿を見て、多少の不満をみせている。
- ^ S3第6話、SP8。
- ^ ただし、S20第7話では科捜研の分析機器を使用する事で風丘先生宛のサプライズプレゼントとして誕生日ケーキを作り、見た目は不格好ながらも味は大絶賛を受けている。
- ^ SP5より。
- ^ 運転免許を取得するための合宿中に主任昇格が決まったため、新聞に大々的に報道されたにもかかわらず会見に当人が出ない、という事態になった。また、第1話の事件の最中に仮免中にもかかわらず一人で公道を運転したが、性格上わずかな遠回りでルールを守るという発想がなく交通規則を破ってしまった。
- ^ 恵津子は中学教師の仕事を辞めて京都で一緒に暮らそうとしていたが、今のところはまだ単身赴任中である。
- ^ 所長に昇進する前は研究員の土門美貴から頻繁にオデコを叩かれていた。
- ^ S11第2話。風丘の差し入れに、音声のみで感想を言うシーンがある。
- ^ S13第5話より。
- ^ SP9より。
- ^ 宇佐見役の風間トオルの老眼が進み、「細かい物が見えなくなってきたから眼鏡を掛けている」とS20放送直前のライブ配信で明かしている。なお、風間は自分の眼鏡姿が視聴者にどう見えているかを気にして、視聴者にアンケートを行い、大好評だったため、安心した様子であった。
- ^ 1999年12月31日の小学生だった頃に、2000年問題でパソコンが誤作動しないか心配で小学校中のパソコンに対応ソフトを入れていたと語り、日野所長から「恐ろしい小学生だね」と言われた(S19第23話)。
- ^ a b S19第23話、土門と有雨子の婚姻届記載の生年月日より。
- ^ 15年後、当時の加害者と愛人が殺害されたことを機に、当時の上司が覚醒剤の顧客の父親と友人同士であったので事件の真相が公にならないように客とのトラブルとして処理しようとしていたことや、土門にこれ以上捜査させないために取り調べの不祥事ということを大きくして土門を異動に追いやったことなど、事件の真相が判明した。
- ^ 土門は、「自分には分不相応な栄転」と呟いている。
- ^ S19第7話でも研修に行っており、回想として出演した。
- ^ 通常、警察学校の教官は補職されると数年は務めることから、短期間での異動はあり得ないことである。
- ^ 『全身刑事』は内藤主演による2時間ドラマ(2020年2月2日放送)で、神奈川県警総務課に所属する主人公・名瀬裕太郎を演じている。
- ^ 演じる石井は、同局の『警視庁・捜査一課長』でも内藤と共演しているが、上下関係が入れ替わっている(内藤は警視正の捜査一課長で、石井は警察庁所属の警察官僚を演じる)。
- ^ SP12では、爆破現場の土地の所有者だった無責任な女性を聴取した際にイラついた態度で接してしまったため、「暴力的な取り調べをされた」とクレームを付けられ、結果的に上司である土門の栄転話を潰してしまった。
- ^ 相馬涼が蒲原に「砂糖は入れすぎるなよ」と忠告するくらいの甘党であり(S16第8話)、激辛せんべいを食べて悶絶するほど辛い物が苦手であることが判明している(S20第3話)。
- ^ 土門だけでなく、マリコをはじめとする科捜研の面々にも心を開かず、冷淡な態度を取っていた。
- ^ S16第7話では、「ひとつ判断を間違えれば人が死ぬんだよ!俺は怪しいと思ったら、相手が同僚でも疑う。疑わなければいけなかったんだ!」と相馬と口論になる場面があり、それを見ていたマリコは、蒲原がまだ落合の死を引きずっているのではないかと心配していた。
- ^ 蒲原が捜査一課の中でも科捜研担当の刑事であることはS19第25話で堀切刑事からも語られている。
- ^ 蒲原役の石井一彰がS23撮影開始時に舞台出演中で撮影に参加できなかったためである。
- ^ 演じる金田は、同局の『警視庁・捜査一課長』でも内藤と共演しているが、上下関係が入れ替わっている。
- ^ a b S19第19話より。
- ^ SP4エピソードより。階級章から判明。ちなみに公式サイトでは警視となっているが、警視の階級にある警察官が道府県警察本部の部長職に就くことは現実の警察においてはあり得ない。また、ノンキャリアでも警視正以上の階級になれば都道府県を跨ぐ異動はあるが、警視以下で都道府県を跨ぐ異動は有り得ない。ただし、転籍届により所属組織を変えた場合や、他の都道府県警察との人事交流で一時的に都道府県を跨ぐ異動人事は有り得る。
- ^ SP7の終盤では、落合が容疑者の所有した銃を暴発するように仕掛けて容疑者を負傷させるなど、暴走行為を加速していることに藤倉もお手上げの状態となり、遂には「彼女の暴走を食い止めてほしい」と土門やマリコに嘆願した上で頭を下げたりと、二人を信頼している面も見せた。また、S15最終話で落合が行った違法捜査に関しても、マリコや土門の意見を尊重してマスコミに伏せることなく全てを公表した。落合の生前の行動すべてを公表することを知った佐伯本部長は「君は頭が固すぎるんだ!」と引き止めようとしたが、止めるには至らなかった。
- ^ このエピソードでは、平野巡査と刑事部長就任のお祝いを兼ねて二人で料亭で飲んでいるシーンが回想で流れるが、藤倉は「鑑識バカの俺が刑事部長なんて、荷が重いよ。鑑識道具や証拠品を相手にしている方がよっぽど楽だ」と零している。
- ^ S14以降はレギュラー。
- ^ S20第7話より。
- ^ この行動はS20第8話にて、恩師である新海登志子の格言で、糖分は脳の疲労を取り、アイデアを生み出せること、1人よりみんなで食べた方がおいしいからという理由のため。
- ^ S15第1話より。
- ^ 演者の斉藤は現在、日野所長役で出演している。
- ^ この回では演者の内藤が現在、土門刑事で出演しているため、一人二役となる。
- ^ 第6話より。
- ^ この標語の掲げられた掲示板は新・科捜研の女時代にも存在する。
- ^ 後任には榊伊知郎が選ばれた。
- ^ S1第6話とS15第7話にそれぞれ別役で出演。
- ^ S15第2話とS19第21話にそれぞれ別役で出演。
- ^ a b c d e DVD『新・科捜研の女’06』のキャストデータファイルより。
- ^ 物理研究室の扉の名札に「主任 乾健児」と書いてあり、科捜研を退職する際にその名札を外している。
- ^ S11第15話より。作中で年齢は明言されないが、16年前に12歳だった描写がある。
- ^ a b c S14第6話より。相馬は自分が逆立ちしても叶わないと感じた天才型のライバルがいたために己の実力を知り、悔しさから悪戯を仕掛けていたと語っている。また、このライバルが殺人事件の犯人であることを知り、かつて仕掛けた悪戯を用いることで彼の逮捕に貢献した。
- ^ a b S16第14話より。
- ^ S19第7話より。
- ^ 犬、猫、インコ、アルパカなどに興味を示し、捜査で科捜研に連れて来た時には可愛がっている。また、S19第7話で和歌山の動物園に行った時もテンションが高くはしゃいでいた。
- ^ S9第9話にて別役で出演。
- ^ S16第11話にて別役で出演。
- ^ S13第14話にて別役で出演。
- ^ S4第5話より。
- ^ S10第1話とS16第16話にそれぞれ別役で出演。
- ^ SP11にて別役で出演。
- ^ S5第3話にて別役で出演。
- ^ 土門の回想時に登場。
- ^ 京都府警に異動したのはストーカー被害者の両親が住んでいたことも関係している(S12第5話より)。
- ^ S12最終話より。
- ^ a b c S13第13話より。
- ^ S10第3話とS16第4話とS19第7・8話にそれぞれ別役で出演。
- ^ 犯人の持っていた銃はモデルガンを改造した物であったため、耐久性が著しく低かった。犯人は既に一発発砲していたため、次に発砲すれば暴発する可能性が極めて高くなっていた。
- ^ 暴発すれば犯人はもちろんのこと、落合自身も命の危機にさらされる可能性が高かった。
- ^ 殺される直前に手紙を残しており、前述の事を明かすだけでなく証拠の検出や後のこともマリコに託すといった旨も書き残している。マリコは手紙を読み終える前に崩れ落ちてしまい、所長である日野が代わりに読んでいる。
- ^ 発見された遺体は全身傷だらけの惨たらしいものであったため、距離を置くようになったとはいえ心酔していた蒲原はショックのあまり取り乱し、マリコも取り乱す蒲原の姿を見て思わず泣き出すほどだった。
- ^ S6第1話とS9第5話にそれぞれ別役で出演。
- ^ SP1のみ准教授。
- ^ S1第3話にて別役で出演。
- ^ S12第7話にて別役で出演。
- ^ ノンクレジットでS23最終話に登場。
- ^ S18最終話,S20第7話,S21第12話より。
- ^ S6第6話にて別役で出演。
- ^ 平成14年10月10日没、享年38歳と墓石に記されている。
- ^ 未遂とはいえ、京都でテロが行われる恐れがあったことや、模倣犯が出現することを懸念して公表をしなかったことが明かされる。ただし、楡井の死が他殺ではなく自殺とされた経緯については触れられなかった。
- ^ S19第26話にて別役で出演。
- ^ S12第2話とS17第4話とS20最終話とS23第3話にそれぞれ別役で出演。
- ^ 聡美は、マリコと土門を「犯罪者を逮捕することで生きている実感を得ている化け物」と言い返したが、2人は何も言い返すことなく取調室を後にした。
- ^ クロスプログラムで双方のキャラが共演するケースは、テレビアニメではよくあるが(『アイカツ!』シリーズと『たまごっち!』シリーズなど)、ドラマでは珍しい。なお2月11日は直前番組が『徹子の部屋』40周年記念2時間SPになったため、共演クロスプログラムは無し(マリコは元より黒柳徹子共)、またS15終了翌週の『スペシャリスト』最終回では、直前番組が『福田和子 整形逃亡15年』になったため、やはり共演クロスプログラム無し。
- ^ 読み方「みやこけいび」。
- ^ SP3より、科捜研の研究員・宇佐見裕也役としてレギュラー出演をする。
- ^ S13第7話は京都拘置所の被告人。
- ^ 写真のみ登場。
- ^ a b 第18話にて判明。第17話では、犯人の男と表記。
- ^ 第18話にて判明。第17話では名前も表記されなかった。
- ^ 第23話のみ写真で登場。
- ^ Twitterの「末松」は誤字。
出典
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