秋田県道2号大館十和田湖線

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主要地方道
Japanese Route Sign Number 2.svg
秋田県道2号標識
秋田県道2号 大館十和田湖線
おおだて・とわだこせん
樹海ライン
総延長 46.2 km
実延長 46.2 km
制定年 1972年
開通年 未調査
起点 大館市大館
長倉交差点、国道7号交点
主な
経由都市
鹿角郡小坂町
終点 鹿角市十和田大湯字大湯
発荷峠、国道103号交点
接続する
主な道路
記法
国道7号標識国道7号
Japanese Route Sign Number 2.svgJapanese Route Sign Number 1.svg
都道府県道21号標識
秋田県道21号大館停車場線
Japanese Route Sign Number 3.svgJapanese Route Sign Number 1.svgJapanese Route Sign Number 3.svg
都道府県道313号標識
秋田県道313号雪沢十和田毛馬内線
国道282号標識国道282号
国道103号標識国道103号
テンプレート(ノート 使い方) ウィキプロジェクト 道路

秋田県道2号大館十和田湖線(あきたけんどう2ごう おおだてとわだこせん)は、秋田県大館市から鹿角郡小坂町を経由して鹿角市に至る主要地方道である。愛称は樹海ラインである[1]

概要[編集]

大館市長倉交差点・国道7号交点から北上し、御成町で東に折れ、再び大館市有浦で国道7号と交差する。大館市街地を抜けると長木川沿いに山間部を東に向かい、東北自動車道 小坂IC入口交差点から小坂町中心部を経て、鹿角市十和田大湯字大平付近で国道103号に合流する。

路線データ[編集]

  • 総延長 : 46.211 km[2]
  • 実延長 : 46.171 km[2]
  • 起点 : 秋田県大館市大館51番3地先(国道7号交点・長倉交差点)[3]地図
  • 終点 : 秋田県鹿角市十和田大湯字大湯国有林47林班の小班(国道103号交点、発荷峠)[3]地図
  • 未供用区間 : なし[2]

歴史[編集]

  • 1954年(昭和29年)12月2日 - 大館小坂線の名称で、大館市二本杉下(国道7号・交点)[4]から鹿角郡小坂町大字小坂小字上小坂(大鰐毛馬内線・交点)までが主要地方道として県道に認定される[5]
  • 1972年(昭和47年)3月30日 - 大館十和田湖線として県道に認定される[3]
  • 1990年(平成2年)10月12日 - 小坂IC東北自動車道)が供用を開始する。
  • 1993年(平成5年)10月18日 - 当県道を活用するため秋田県・大館市・交通機関で組織する「樹海ライン活用懇談会」が発足、「樹海・とわだこ号」(秋北バス)を11月10日まで運行[6]
  • 1998年(平成10年)12月5日 - 当道路の起点で接続していた国道103号(=重複国道104号)が、大館南バイパスの供用開始とともに市道に変更になる。
  • 2001年(平成13年) - 雪沢大橋と連続する雪沢トンネルが開通し、清風荘付近のバイパスが供用を開始した。旧道は2002年(平成14年)3月29日に認定解除され、バイパスが現道となる[7]
  • 2002年(平成14年)3月8日 - 鹿角郡小坂町小坂鉱山字尾樽部地内のバイパス (2.06km) が供用開始し[8]2003年(平成15年)10月10日に現道となる[9]
  • 2011年(平成23年)
    • 6月6日 - 雪沢大橋のケーブルが破断し、雪沢大橋と連続する雪沢トンネルおよび立石橋が長期間通行止めになる[10]
    • 6月15日 - 通行止め区間が、迂回路(旧道)を経由し通行可能になる[10]
  • 2012年(平成24年)9月26日 - 雪沢大橋の補修工事が完了し、雪沢大橋と連続する雪沢トンネルおよび立石橋の通行止めが解除になる[11]
  • 2013年(平成25年)8月9日 - これまでにないような大雨により、9時30分ころ一ノ渡橋付近で土砂崩れがあり路面が崩落する[12]

路線状況[編集]

起点の長倉交差点から約200 mは羽州街道の一部で[13]、起点の長倉交差点は、とくに冬期の夜間に右左折時の対車両、対歩行者との接触事故が多発している地点である[14]

大館市内から十和田湖までの並行道路はほかに国道103号があるが、国道103号は大きく南へ迂回し、十和田ICを経由し、鹿角市十和田大湯中滝から発荷峠まではつづら折れになっている。小坂町から発荷峠まで急カーブも少なく風雪よけのドーム、途中に道の駅、展望台駐車場など休憩施設も完備している当道路は、大館市方面および東北自動車道から十和田湖への短絡ルートとして使用される。

大館市街地 - 小坂町小坂鉱山の区間には、2013年11月30日に秋田自動車道日本海沿岸東北自動車道新直轄方式)が北側の山中に並行して開通した。

重複区間[編集]

冬期閉鎖区間[編集]

交通不能区間[編集]

道路施設[編集]

地理[編集]

大館市有浦付近

当県道は小坂ICのアクセス道路であるが、大館市内からは上り(盛岡)方面は国道103号経由十和田ICを、下り(青森)方面へは国道7号経由碇ヶ関ICを利用する場合と比べ、距離・時間ともに遠回りになる。

御成町2丁目から小坂町中心部までは、小坂製錬小坂鉄道2009年まで並行して通っていた。小坂線の線路・駅舎跡ならびに鉄橋、当県道の踏切跡(新沢駅付近や雪沢トンネル付近の旧道・一ノ渡橋付近)がそのまま残っていて、2012年4月にDOWAメタルマイン小坂製錬所有の施設が大館市に無償譲渡され[18]、線路跡は観光用レールバイクなどの娯楽施設として活用されている[19]

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

施設名 接続路線名 備考 所在地
市道(旧国道103号・羽州街道)へ連続
長倉交差点 国道7号 起点 大館市大館
大館大橋 長木川 大館市田町
御成町2丁目交差点 秋田県道21号大館停車場線 大館市御成町2丁目地図
有浦1丁目交差点 国道7号 県道21号終点 大館市有浦1丁目地図
一ノ渡橋
二ノ渡橋
〈長木川〉 大館市雪沢
立石橋
雪沢トンネル
雪沢大橋
〈長木川〉
-
〈長木川〉
大館市雪沢
秋田県道313号雪沢十和田毛馬内線 県道313号起点 大館市雪沢字水沢谷地地図
小坂IC入口交差点
小坂高校前バス停
小坂IC - 東北自動車道 バス停は高速バス・路線バスが停車 鹿角郡小坂町小坂地図
五十刈交差点 国道282号 鹿角郡小坂町小坂地図
道の駅こさか七滝 七滝 鹿角郡小坂町上向地図
発荷峠 国道103号 終点 鹿角市十和田大湯字大湯

沿線の施設など[編集]

大館市
小坂町
鹿角市

小坂線関連施設[編集]

小坂製錬(旧小坂鉄道) 小坂線[18]

脚注[編集]

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  1. ^ 建設部道路課(路線名) 2015, p. 1
  2. ^ a b c d 建設部道路課(道路現況) 2015, p. 1,2
  3. ^ a b c 建設部道路課(起点終点) 2015, p. 5
  4. ^ 大館市二本杉下は現在の御成町1丁目、接続する道路は当時国道7号であったが、現在は秋田県道21号大館停車場線になっている。
  5. ^ 秋田県告示 第488号、昭和29年12月2日
  6. ^ “広報おおだて No.592” (PDF). 紅葉の樹海へ 「樹海・とわだこ号」発進 (大館市): 8. (1993-11-01). http://www.city.odate.akita.jp/public_infomation/1990-1994/19931101/19931101.pdf 2014年12月14日閲覧。. 
  7. ^ 公報第1355号 (PDF)”. 告示第216号. 秋田県 (2002年3月29日). 2013年10月1日閲覧。
  8. ^ 公報第1349号 (PDF)”. 告示第158号 (2002年3月8日). 2013年8月12日閲覧。
  9. ^ 公報第1512号 (PDF)”. 告示第815号 (2003年10月10日). 2013年10月1日閲覧。
  10. ^ a b “県、補修費3億円計上 雪沢大橋ケーブル破断 架設完了前から損傷”. 北鹿新聞. (2011年12月10日) エクストラドーズド橋のケーブルが破断するのは日本では初めてのことで、調査に時間がかかり、補修工事も時間がかかることになった。〕
  11. ^ “大館の雪沢大橋、通行止め解除・補修工事完了”. 秋田魁新報. (2012年9月26日) 
  12. ^ (PDF) 8月9日 豪雨に係る対応について (Report). 大館市. (2013-08-20). http://www.city.odate.akita.jp/dcity/bousai/files/ooame.pdf. 
  13. ^ 歴史の道をゆく 風はるか、秋田藩の羽州街道 (PDF)”. (4) 檜山から矢立峠まで. 国土交通省東北地方整備局 秋田河川国道事務所. p. 21. 2013年10月1日閲覧。
  14. ^ 大館市長倉地区(みちナビ秋田)”. 秋田県幹線道路協議会. 2013年8月12日閲覧。
  15. ^ 冬期閉鎖路線一覧”. 秋田県 建設部道路課. 2015年10月29日閲覧。
  16. ^ 通行不能区間一覧”. 秋田県 建設部道路課. 2015年10月29日閲覧。
  17. ^ 越前谷宏昭; 長谷川政裕, 立花勝利, 布下浩. “雪沢大橋の設計と施工 (PDF)”. 社団法人プレストレストコンクリート技術協会. 2013年8月12日閲覧。
  18. ^ a b “旧小坂鉄道敷地 大館市の所有に 4月1日付DOWAと寄付契約”. 北鹿新聞. (2014年3月20日) 
  19. ^ “4人乗り新型レールバイク完成 大館市、15日まで体験イベント”. 秋田魁新報. (2012年7月14日) 

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]