秋田ケーブルテレビ

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株式会社秋田ケーブルテレビ
Cable Networks AKITA
CNA2.png
Headquarters of the Cable Networks Akita 20190815.jpg
秋田ケーブルテレビ本社(2019年8月15日)
種類 株式会社
略称 CNA
本社所在地 日本の旗 日本
010-0976
秋田県秋田市八橋南一丁目1番3号
設立 1984年6月12日
業種 情報・通信業
法人番号 9410001000214
事業内容 有線テレビジョン放送事業
電気通信事業、他
代表者 代表取締役社長 松浦隆一
資本金 12億円
従業員数 グループ全体102名
(2017年1月31日現在)
主要株主 秋田ケーブルテレビ 50.00%
秋田ゼロックス 5.24%
秋田県 4.16%
東北新社 4.16%
秋田市 2.50%
秋田銀行 2.40%
(2014年10月現在)
主要子会社 株式会社TEAM CNA CREATION
株式会社TEAM CNA LIFE
株式会社TEAM CNA ENGINEERING
合同会社TEAM CNA AkitaDog
外部リンク https://www.cna.ne.jp/index.php
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株式会社秋田ケーブルテレビ(あきたケーブルテレビ)は、秋田県秋田市をエリアとし、テレビ放送、インターネットを業務とするケーブルテレビ局である。

概要[編集]

秋田ケーブルテレビ(CNA)は秋田市のほか、同市内企業の出資によって1984年6月12日に設立されるが、採算の見込みが立たず休眠状態となっていた。しかし、放送・通信分野における規制緩和を受け、1994年日商岩井(現:双日)と日本テレコム(現:ソフトバンク)が資本参加し、両社の主導によって1997年12月1日に開局にした[1]

2013年5月2日、ノーリツ鋼機の子会社であるNKリレーションズが、オリンパス系列のオリンパスビジネスクリエイツからCNAの株式を取得した為、筆頭株主が交代した[2][3]。また翌2014年9月には、CNAからノーリツ鋼機に対し、自社株取得の申し入れを行い、NKリレーションズが保有する12,000株を約1.7億円で取得している[4]

2013年春、CNAなどケーブルテレビ各社が出資する東京デジタルネットワークと開発にあたってきた「タブレットTV」(CNAスマートテレビ)、がサービスを開始した[5]。さらに2015年2月20日には、NTT東日本の光回線である「フレッツ光」のサービス卸を利用したCNA光ネットラインの取り扱いを県下全域を対象に開始した他[6]、同年4月1日からチャンネル数を増やし自主制作番組を充実させるとしている[7]

2014年6月13日、本社を従来の秋田市八橋鯲沼町から同市八橋南1丁目の「秋田県小児療育センター」として使用されてきた建物に移転した。この新社屋には、作品展などを開く「ギャラリースペース」も併設された[8]

2015年9月、秋田市立体育館の命名権を取得し、「CNAアリーナ★あきた」とした。2017年現在Bリーグ秋田ノーザンハピネッツのホームアリーナとなっている。

難航を極めた開局[編集]

昭和50年代後半(1980年代前半)にかけ、全国各地で都市型CATVの開局が相次ぎ、早速、秋田でも秋田商工会議所を発起の中核として、1984年6月12日にCNAは設立をみた。設立直後には、地元での購読シェアが実に90%以上を誇るともいわれる秋田魁新報に「秋田にも多チャンネルの時代が来る」などと謳われた広告が掲載され、当時NHK、民放局も含めて全4チャンネルのみの視聴しか叶わなかった秋田市周辺の住民は、CNAの開局に大きな期待を抱いた。しかし、秋田放送秋田テレビおよび秋田魁新報の地元マスコミ3社が、秋田商工会議所や関係機関等に「設立の再考」を訴えたほか、バブル崩壊による景気の冷え込みもあり、設立事務所は同商工会議所内で休眠状態に陥ってしまった。

永らく開局に向けた前向きな話は聞かれなかったが、秋田商工会議所会頭で県経済界の顔役であった五代目辻兵吉が大々的に開局の音頭をとり、またその後の放送・通信分野の規制緩和による日商岩井日本テレコムの資本参加を受け、会社設立13年目の1997年12月1日に開局に至った[1]。開局後、秋田魁新報のラ・テ欄では、読者からの要望も踏まえ、地元地上波放送局と同サイズでCNA加入者のみ視聴可能なTBS系列IBC岩手放送(テレビ)の番組欄が掲載される様になった[注釈 1]

デジタル放送の再送信については、長野県内の一部ケーブルテレビ局によるキー局の無断再送信が問題となった関係で交渉が難航していたが、2010年4月1日に再送信開始に向けての試験放送を開始、同15日に正式に開始された[9]

サービスエリア[編集]

主な放送チャンネル[編集]

地上波系列別再送信局[編集]

NHK-G NHK-E NNS ANN JNN TXN FNS JAITS
NHK秋田 NHK秋田 秋田放送 秋田朝日放送 IBC岩手放送 秋田テレビ

テレビ局[編集]

アナログ デジタル 放送局
9 D01(D011-012) NHK総合秋田
2 D02(D021-023) NHKEテレ秋田
11 D04(D041-042) 秋田放送
5 D05(D051-052) 秋田朝日放送
6 D06(D061-062)※ IBC岩手放送
7 D08(D081-082) 秋田テレビ
1 B101 NHKBS1
B103 NHKBSプレミアム
17 B141-143 BS日テレ
22 B151-153 BS朝日
18 B161-163 BS-TBS
23 B171-173 BSテレ東
21 B181-183 BSフジ
55 B191-193 WOWOW
BS200 スター・チャンネル1
BS211 BS11
BS222 TwellV
10 J701 コミュニティチャンネル
12 J704 ウェザーニューズ
25 J709 放送大学BS
77 J710 ショップチャンネル
4 J711 QVC
J720 食&健康バラエティ★フーディーズTV
46 J721 フジテレビTWO
49 J722 旅チャンネル/MONDO TV
28 J723 大人の趣味と生活向上◆アクトオンTV
56 J724 囲碁・将棋チャンネル
J725 LaLa TV
J730 J sports 3
41 J731 J sports 1
42 J732 J sports 2
43 J733 J sports 4
J734 スカイ・A sports+
J735 GAORA
45 J736 日テレG+
48 J737 ゴルフネットワーク
J738 ザ・ゴルフ・チャンネル
47 J739 フジテレビONE
J740 FIGHTING TV サムライ
36 J751 ファミリー劇場
J752 日本映画専門チャンネル
37 J753 時代劇専門チャンネル
J754 FOX
35 J755 スーパー!ドラマTV
J756 ムービープラス
32 J757 AXN
40 J758 AXNミステリー
J759 ザ・シネマ
50 J760 スター・チャンネル1
51 J761 スター・チャンネル2
52 J762 スター・チャンネル3
53 J763 衛星劇場
44 J764 東映チャンネル
J765 TBSチャンネル
J767 日テレプラス
54 J769 V☆パラダイス
60 J770 スペースシャワーTV
63 J772 MTV
62 J773 MUSIC ON! TV
J780 カートゥーン ネットワーク
38 J781 キッズステーション
39 J782 アニマックス
J790 日経CNBC
J791 BBCワールド
31

J792

CNNj
20 J793 日テレNEWS24
J794 TBSニュースバード
J795 朝日ニュースター
30 J796 ディスカバリーチャンネル
J797 アニマルプラネット
29 J798 ヒストリーチャンネル
J799 ナショナルジオグラフィックチャンネル
59 J810 グリーンチャンネル1
J811 グリーンチャンネル2
J812 SPEEDチャンネル
57 J951 レインボーチャンネル
J952 ミッドナイトブルー
57 J953 パラダイステレビ
58 釣りビジョン

※=2010年4月15日配信開始

ラジオ局[編集]

アナログ デジタル 放送局
B333 WINJ<放送休止中>
25#(副音声) J709# 放送大学ラジオ

CNAコミュニティチャンネル[編集]

アナログ10Ch、デジタル701Chで放送。「CNAコミュニティサロン」は1日5回放送している自社製作による地域情報番組。その他、朝夕の秋田市内の道路状況を伝える「道路LIVE情報」や朝日ニュースター・野村の自由学校等アニメ、各種情報番組も織り交ぜながら24時間放送する。かつては、同Ch内で第一興商スターカラオケ大人の音楽専門TV◆ミュージック・エアカートゥーンネットワーク(現在はデジタル780Chで放送)・ニコロデオン(閉局)も放送していた。

  • 朝日ニュースター(月-土曜1:00?7:00・日曜1:00-10:00)
  • 道路LIVE情報(月-金曜7:00?9:00・18:00-19:00)
  • CNAわくわくスクエア(月-日曜10:00-12:00・13:00-15:00・16:00-18:00・20:00-22:00・23:00-25:00)
  • どきどきわくわくお金の話(月・水・金・日曜22:00-23:00/火・木・土曜15:00-16:00)
  • 野村の自由学校(月・水・金・日曜15:00-16:00/火・木・土曜22:00-23:00)

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 秋田県は、全国47都道府県で事実上唯一TBS系列の視聴が広範囲に渡って困難な地域であり、他に福井徳島佐賀もJNN系列局が無いが、これら地域は隣県にあるJNN系列局(主にMROMBSRKB)が地元CATVにて再送信されており、加えて県境が平野や海で繋がっている箇所が多いため、隣県局の直接受信も可能。これに対し秋田県は三方を山に囲まれているため、隣県局を直接受信可能な地域が少ない(沿岸部では鶴岡中継局からの在形局電波を直接受信可能だが、在盛・在青局電波を直接受信可能な地域は大幅に限られる)。それだけでもTBS系列の放送局(IBC岩手放送)を受信しているCNAの存在意義は大きい。秋田県内にある他のCATV局も由利本荘市CATVセンターTUYを、大館ケーブルテレビATVをそれぞれ再送信している。

出典[編集]

  1. ^ a b 「秋田CATV 来月開局 将来は独自番組も」『朝日新聞』秋田版 1997年11月12日
  2. ^ “ノーリツ鋼機、オリンパス4子会社を買収 医療事業を強化”. 日本経済新聞. (2013年3月29日). http://www.nikkei.com/article/DGXNASGD29055_Z20C13A3TJ1000/ 2014年8月19日閲覧。 
  3. ^ 子会社による株式会社日本医療データセンター、フィード株式会社、株式会社アイメディック、および株式会社秋田ケーブルテレビ等の株式の取得に関するお知らせ (PDF)”. ノーリツ鋼機株式会社 (2013年3月29日). 2014年8月21日閲覧。
  4. ^ “ノーリツ鋼機(7744)、秋田ケーブルテレビの株式譲渡”. M&Aニュース. (2014年9月29日). http://ma-times.jp/9218.html 2014年11月5日閲覧。 
  5. ^ 日経ニューメディア (2013年3月7日). “TDN参加ケーブルテレビ局が「タブレット TV」を共同開発、今春から5局で先行サービス”. ITpro. http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20130307/461563/ 2014年8月24日閲覧。 
  6. ^ “秋田ケーブルテレビが「光」サービス-県内全域で”. 秋田経済新聞. (2015年2月17日). http://akita.keizai.biz/headline/2185/ 2015年4月17日閲覧。 
  7. ^ “秋田ケーブルテレビがチャンネル拡充 地域情報番組など”. 秋田経済新聞. (2015年4月7日). http://akita.keizai.biz/headline/2220/ 2015年4月17日閲覧。 
  8. ^ “秋田ケーブルテレビが本社移転-秋田美大と連携でギャラリーも併設”. 秋田経済新聞. (2014年6月12日). http://akita.keizai.biz/headline/2018/ 2014年8月21日閲覧。 
  9. ^ “IBC岩手放送(TBS系)のデジタル放送を同時再送信で放送開始”. 株式会社秋田ケーブルテレビ. (2010年3月15日). http://www.cna.ne.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=280 2014年8月24日閲覧。 

関連項目[編集]

座標: 北緯39度43分09.8秒 東経140度5分32.0秒 / 北緯39.719389度 東経140.092222度 / 39.719389; 140.092222

外部リンク[編集]