秋本久雄

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秋本 久雄(あきもと ひさお、1965年5月5日 - )は、 東京都葛飾区出身で春日野部屋に所属していた元大相撲力士。身長183cm、体重163kg。得意手は突き・押し。最高位は幕下42枚目(1985年1月場所)[1][2]

来歴[編集]

小学校時代から相撲を始め、1977年に開催されたわんぱく相撲1985年より全国大会に拡大)東京場所第1回大会では、小学6年の部で初代わんぱく横綱となる[3][4]

明徳義塾中学校に入学して相撲部に所属し、全国中学校相撲選手権大会の個人戦では1979年1980年と2年連続で中学生横綱の座につき、力士としての頭角を現した[2][3]

のちの朝青龍明徳横綱)や琴奨菊一弘の母校となる明徳義塾高校に進むと、引き続き同高校相撲部で活躍したが、高校相撲では、同年齢の久嶋啓太が台頭したこともあって、全国高等学校相撲選手権大会(インターハイ)では個人3位に止まり、中学時代のように全国的な頭角を見せることはなかった[5]

それでも、高校強豪力士としてプロ・アマ双方から高校卒業後の進路が注目され、高卒後のプロ入りを選び春日野部屋に入門、1984年3月場所初土俵。同年5月場所に同期の琴錦功宗との初対戦で初黒星をつけ7戦全勝で序ノ口優勝した。続く7月場所でも序二段で全勝優勝を飾り、デビューから16連勝の好成績を収め、入門から1年待たずに1985年1月場所で東幕下48枚目に昇進した。当時の相撲専門誌では「将来三役以上は間違いなし」と絶賛されていた。ところが突如部屋を脱走、1985年3月場所には廃業届を提出した。1987年3月、アマチュア復帰すると日本大学に相撲で推薦入学したが、ここでも続かず同年8月に自主退学している[2][3][6]

戦績[編集]

[1]

  • 通算成績:24勝4敗14休(7場所)
  • 各段優勝
    • 序二段優勝:1回 (1984年7月場所)
    • 序の口優勝:1回 (1984年5月場所)

場所別成績[編集]

秋本久雄
一月場所
初場所(東京
三月場所
春場所(大阪
五月場所
夏場所(東京)
七月場所
名古屋場所(愛知
九月場所
秋場所(東京)
十一月場所
九州場所(福岡
1984年
(昭和59年)
x (前相撲) 東 序ノ口 #16
優勝
7–0
東 序二段 #45
優勝
7–0
東 三段目 #45
5–2 
東 三段目 #12
5–2 
1985年
(昭和60年)
東 幕下 #48
休場
0–0–7
西 三段目 #22
引退
0–0–7
x x x x
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 休場 十両 幕下
三賞=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口
幕内序列横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列)

脚注[編集]

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  1. ^ a b 秋本 久雄 力士情報”. Sumo Reference. 2015年9月1日閲覧。
  2. ^ a b c 2009年2月12日 スポーツ報知. オリジナルの2009年2月16日時点によるアーカイブ。 2015年9月1日閲覧。
  3. ^ a b c 2009年2月12日 J-CASTニュース 2015年9月1日閲覧。
  4. ^ わんぱく相撲歴代横綱一覧 (PDF)”. わんぱく事務局. 2015年9月1日閲覧。
  5. ^ 高校生相撲大会記録”. 押野道場. 2015年9月1日閲覧。
  6. ^ 2009年10月28日 日刊スポーツ 2015年9月1日閲覧。

関連項目[編集]