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秋山一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

秋山 一郎(あきやま いちろう、1949年(昭和24年)3月26日 - )は、日本兵庫県出身の元陸上自衛官。元化学兵器禁止機関(OPCW)査察局長。兵庫県立尼崎高等学校、防衛大学校卒[1]。在職間米国イリノイ大学大学院に5年間留学、化学防護の専門家として同分野における指揮官幕僚として勤務する。また、防衛省職員として初めてOPCWに派遣された人物である。

略歴

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帰国後、師団司令部付隊化学防護隊長として勤務
主な職歴として新潟地方連絡部長陸上幕僚監部装備部武器・化学課化学室長。
  • 1997年(平成9年)6月29日:同年4月に設立されたOPCWの初代技術事務局査察局長として[2]外務省へ出向(外務事務官兼陸将補
日本国内においてはオウム真理教第7サティアンの解体・撤去に際し査察を統括
  • 2002年(平成14年)7月2日:第24代陸上自衛隊化学学校長兼大宮駐屯地司令
  • 2004年(平成16年)8月1日:OPCW技術事務局査察局長として再度派遣[3]
  • 2007年(平成19年)8月1日:自衛隊退職。OPCW査察局長は継続[4]
  • 2009年(平成21年)7月31日:任期満了に伴いOPCW退職。査察局長としてのべ10年間勤務。
  • 2013年(平成25年)12月10日、化学兵器禁止機関(OPCW)のノーベル平和賞授賞式に代表の一員として出席[2][5]
  • 2021年(令和3年)4月29日:瑞宝中綬章を受章[6][7]

脚注

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  1. ^ “陸上自衛隊化学学校長 秋山一郎さん”. 丹波新聞. (2003年6月8日). オリジナルの2013年11月21日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20131121073309/http://tanba.jp/modules/about/index.php?page=article&storyid=115 2014年6月8日閲覧。 
  2. ^ a b 「日本も貢献し成果」 化学兵器禁止機関・元局長の秋山さん”. 日本経済新聞 (2013年12月10日). 2013年12月10日閲覧。
  3. ^ 防衛庁陸上自衛隊陸将補の派遣”. 外務省 (2004年7月26日). 2013年12月10日閲覧。
  4. ^ 防衛省 化学兵器禁止機関(OPCW)への職員派遣
  5. ^ OPCWにノーベル平和賞授与 秋山さんも授賞式出席”. 朝日新聞 (2013年12月10日). 2014年6月8日閲覧。
  6. ^ 令和3年春の叙勲受章者名簿(令和3年4月29日付)防衛省ホームページ、2021年4月29日閲覧
  7. ^ 『官報』号外第99号28面、令和3年4月30日

関連項目

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参考文献

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