福田武雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

福田 武雄(ふくだ たけお、1902年 - 1981年)は、昭和期の土木技術者・橋梁工学者工学博士大阪市出身。

人物[編集]

1925年東京帝国大学工学部土木工学科を卒業。大学では田中豊に師事。卒業後、田中が橋梁課長を務める内務省復興局の嘱託となる。

1926年には東京帝国大学助教授を兼務し、フィーレンディール橋豊海橋を設計(1927年竣工)。

1927年には、新潟市萬代橋の設計を依頼され、田中や成瀬勝武(復興局橋梁課筆頭技師)の指導を受けながら、5か月で設計を仕上げ、その設計料で欧米に留学したという。なお、萬代橋は1929年に竣工した。

1933年土木学会賞を受賞。

1942年教授に昇進。第二工学部の創設に尽力する。1958年には東京大学生産技術研究所所長となり、1961年には名古屋大学教授に併任された。

1963年東京大学を退官(名誉教授)、構造計画コンサルタント社長千葉工業大学教授となる。1964年土木学会会長となる。

1975年から1979年まで、千葉工業大学学長を務めた。

この他、日本学術会議会員日本工学会会長などを歴任し、1972年には土木学会功績賞を受賞した。

1978年、新潟市で講演し、萬代橋を設計した頃を振り返っている。

参考文献[編集]

  • 中井祐『近代日本の橋梁デザイン思想』(東京大学出版会)

外部リンク[編集]