福嶋亮大

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福嶋亮大(ふくしまりょうた、1981年2月21日[1]- )は、日本の批評家文芸評論家)・中国文学者。立教大学文学部准教授。博士(文学)。

略歴[編集]

京都生まれ。2003年京都大学文学部中国文学科卒、同大学院文学研究科博士課程研究指導認定退学[2]。2012年「チャイニーズ・イノセンス 1910-1930年代中国における文芸的公共圏の可能性および主体性の諸様式」で京大文学博士

雑誌『ユリイカ』などに論文を寄稿し、同誌上で連載していた「神話社会学」を改稿した『神話が考える ネットワーク社会の文化論』にて2010年3月に単著デビュー。それまでゼロ年代の批評はやや若者向けとみなされがちだったが、同書ではライトノベルケータイ小説ニコニコ動画といったユースカルチャーだけでなく柳田國男ルイス・キャロルなどの古典まで幅広く議論の対象とし、年長者の読者も視野に入れた内容となっている[3]。 2014年『復興文化論――日本的創造の系譜』で第36回サントリー学芸賞受賞。2015年立教大学文学部助教。2017年『厄介な遺産』でやまなし文学賞受賞。2017年准教授。

造語[編集]

偽史的想像力
現実(正史)に対して架空の起源(偽史)を与える想像力のことで、アニメファンよる聖地巡礼の考察やケータイ小説『恋空』の読解などで使用している。それぞれの項目も参照。

著書[編集]

書籍[編集]

  • 『神話が考える ネットワーク社会の文化論』青土社、2010年
  • 『復興文化論 日本的創造の系譜』青土社、2013年。ISBN 978-4791767335
  • 『厄介な遺産 -日本近代文学と演劇的想像力』青土社、2016年

論文[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 『すばる』2015年2月号、執筆者紹介
  2. ^ 商品の説明 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) - Amazon.co.jp
  3. ^ 円堂都司昭 『ゼロ年代の論点 ウェブ・郊外・カルチャー 』 ソフトバンククリエイティブ、2011年、155頁。ISBN 978-4797362145

外部リンク[編集]