神辺駅

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神辺駅
JR駅舎
JR駅舎
かんなべ
Kannabe
広島県福山市神辺町大字川南746-2(JR)
広島県福山市神辺町大字川南747-3(井原)
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
井原鉄道
電報略号 カン
駅構造 地上駅(一部橋上駅
ホーム 2面2線(JR西日本)
1面1線(井原鉄道)
乗車人員
-統計年度-
(JR西日本)1,332人/日(降車客含まず)
(井原鉄道)318人/日(降車客含まず)
-(JR西日本)2014年
(井原鉄道)2013年-
開業年月日 1914年大正3年)7月21日(JR)
1999年平成11年)1月11日(井原)
乗入路線 2 路線
所属路線 Z 福塩線(JR西日本)
キロ程 8.4km(福山起点)
横尾 (2.3km)
(2.0km) 湯田村
所属路線 井原鉄道井原線*
キロ程 41.7km(総社起点)
湯野 (2.2km)
備考 共同使用駅
JR西日本:業務委託駅
JR西日本:みどりの窓口
井原鉄道:直営駅
* 一日3往復のみ福塩線に乗り入れ。
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JR改札口
JRホーム
井原鉄道駅舎
乗換改札
井原鉄道 ホーム

神辺駅(かんなべえき)は、広島県福山市神辺町大字川南にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・井原鉄道である。

JR西日本の福塩線と、井原鉄道の井原線が乗り入れ、接続駅となっている。井原線は当駅が終着駅であるが、ごく一部の列車が福塩線に直通する。福塩線の福山方面に限りICOCAが利用可能である。当駅から府中方面と、井原鉄道では利用できない。

駅構造[編集]

JR西日本
相対式ホーム2面2線を有し、行違い可能な地上駅。一見すると2面3線に見えるが、下りホームの反対側の線路は保守車両用の線路である。福塩線では唯一の橋上駅舎を有する。ホーム間は、跨線橋で連絡している。

せとうち地域鉄道部が管理し、ジェイアール西日本岡山メンテックが駅業務を受託する業務委託駅で、福塩線内では福山駅・府中駅とともにみどりの窓口が設置されている。ただし、府中鉄道部(→せとうち地域鉄道部府中派出)の営業方針から、ワンマン列車における運賃収受は無人駅同様に車内で行われる。なお、終日営業だった直営駅時代はワンマン列車でもすべてのドアを開閉して駅での収受を行っていた[注 1]

井原鉄道
駅舎は福塩線上りホーム脇にあり、同ホームと直結する乗換改札も存在する(ただし早朝・夜間は閉鎖)。単式ホーム1面1線を持つが、福山方面に直通する列車は福塩線のホームに発着する。こちらは2012年(平成24年)3月まで井原鉄道の直営駅であり、携帯型発券機や補充券(定期券・回数券・愛好者に発売の補充乗車券)で乗車券を販売し、早朝と夜間は無人となっていた。2012年(平成24年)4月に終日無人化されたが、2013年(平成25年)の窓口不定期営業を経て、2014年(平成26年)8月より、駅係員が再配置されている[注 2]。駅係員の再配置後は、消費税増税に伴う運賃改定の際携帯型発券機を更新しなかったため、常備券・補充券と総社駅から移設された自動券売機により販売されている。

神辺駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先 備考
JR線のりば
1 Z 福塩線 上り 福山方面
2 下り 府中三次方面
井原鉄道井原線 井原総社方面 福山始発のみ
井原鉄道線のりば
井原鉄道井原線 井原・総社方面 当駅始発

駅周辺[編集]

利用状況[編集]

以下のデータは、「統計ふくやま」に基づいたものである。

年度 JR神辺 井原鉄道神辺
1日平均
乗車人員
1日平均
乗車人員
2001年(平成13年) 1,225 36
2002年(平成14年) 1,208 63
2003年(平成15年) 1,240 93
2004年(平成16年) 1,208 60
2005年(平成17年) 1,159 調査なし
2006年(平成18年) 1,162 236
2007年(平成19年) 1,213 調査なし
2008年(平成20年) 1,186 211
2009年(平成21年) 1,148 調査なし
2010年(平成22年) 1,132 233
2011年(平成23年) 1,134 調査なし
2012年(平成24年) 1,197 調査なし
2013年(平成25年) 1,348 318
2014年(平成26年) 1,332 調査なし

歴史[編集]

両備軽便鉄道として開業、高屋線の分岐駅となったが、非電化の高屋線は国有化の対象にならず運命が分かれてしまった。井笠鉄道として廃止された旧高屋線は、井原鉄道として32年後に復活した。

年表[編集]

  • 1914年大正3年) - 7月21日、両備軽便鉄道開業と同時に設置。
  • 1922年(大正11年) - 4月9日、高屋線の神辺駅 〜 高屋駅間が開業。
  • 1926年(大正15年) - 6月26日、両備軽便鉄道が両備鉄道に改称。
  • 1933年昭和8年)
    • 9月1日、両備鉄道の両備福山駅 〜 府中町駅間が国有化され福塩線となる。神辺駅 〜 高屋駅間は神高鉄道に譲渡され、国鉄と神高鉄道の駅となる。
    • 11月15日、福塩北線開業に伴い、それまでの福塩線が福塩南線に改称され、当駅もその所属となる。
  • 1938年(昭和13年) - 7月28日、当駅を含む福山駅 〜 塩町駅間全通により福塩南線が現行の福塩線の一部となり、当駅もその所属となる。
  • 1940年(昭和15年) - 1月1日、神高鉄道が井笠鉄道に合併され、同社の神辺線となる。
  • 1967年(昭和42年) - 4月1日、井笠鉄道神辺線(神辺駅 〜 井原駅間)が廃止。
  • 1979年(昭和54年) - 3月15日、駅西側の区画整理事業(住民の強い反対により頓挫)を見越して国鉄(当時)福塩線の駅としては初めて橋上駅化される。
  • 1987年(昭和62年) - 4月1日、国鉄分割民営化で西日本旅客鉄道の駅になる。
  • 1992年平成4年) - 11月よりみどりの窓口が営業開始[3]
  • 1999年(平成11年) - 1月11日、井原鉄道井原線が開業し、同線の駅が開業[4]
  • 2007年(平成19年)
    • 7月21日より改札口(JR側)にICOCA対応の簡易型自動改札機導入。
    • 7月30日より井原線乗換改札にICOCA対応の簡易型自動改札機導入。
    • 9月1日よりJR駅にICOCA導入(なお福塩線内では自動改札機設置は当駅までの予定)。
  • 2012年(平成24年) - 4月1日より井原鉄道の駅が無人化(その後は不定期営業に移行)。
  • 2014年(平成26年) - 8月1日より井原鉄道の駅が再有人化[1][2]

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道
Z 福塩線
横尾駅 - 神辺駅 - 湯田村駅
井原鉄道
井原線
湯野駅 - 神辺駅 (- 横尾駅)

かつて存在した路線[編集]

井笠鉄道
神辺線
湯野駅 - 神辺駅

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 支社直営の赤穂線・伯備線ではワンマン列車でも時間帯により業務委託駅でも駅で運賃収受を行っている。
  2. ^ 窓口が不定期営業だった時は、窓口に営業日と時間を記したポスターが掲示されていた。その後の有人化については、子守唄の里高屋駅の乗車券販売が終了したことや、井笠鉄道の廃業・井笠バスカンパニーへの移管による並行バス路線の廃止・減便により、鉄道需要が増加する観点から駅係員が再配置された[1][2]

出典[編集]

  1. ^ a b “8月から神辺駅を再び有人化 井原鉄道、利用者増に対応”. 山陽新聞 (山陽新聞社). (2014年7月24日). http://www.sanyonews.jp/article/46177/1/ 2014年8月14日閲覧。 
  2. ^ a b 草町義和 (2014年7月27日). “井原鉄道の神辺駅、8月から再び有人化”. Response. (イード). http://response.jp/article/2014/07/27/228598.html 2014年8月14日閲覧。 
  3. ^ 『JR時刻表』1992年11月号・12月号
  4. ^ 「井原鉄道の旅立ち」、『鉄道ジャーナル』第33巻第4号、鉄道ジャーナル社1999年4月、 70-74頁。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]