神立

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神立(こうだち)は、大阪府八尾市の地名。581-0855、現住所表記では1丁目 - 6丁目および大字神立。

現住所表記に変更される前は全域が大字神立だった。

歴史[編集]

『業平の高安通い』伝説の舞台となった「神立茶屋辻」の跡。かつては茶屋が軒を連ねていたが現在は民家がわずかにあるのみ。

令制国一覧 > 畿内 > 河内国 > 高安郡 > 神立村

伊勢物語』の中で、高安に住む女のもとへ通う大和国の男の話が出てくるが、高安とはこの地の神立茶屋辻で、男は在原業平であり、業平の高安通いとして知られる。十三峠もしくは大県郡を経由して通ったといわれている。『河内鑑名所記』『河内名所図絵』等にも記されている。正保郷帳の写しとされる河内国一国村高控帳によると江戸時代の石高は155石余。江戸時代以降、当初は幕府直轄領、その後幾度か支配者が変わり、寛文9年に淀藩領となり幕末に至っている。明治以降の市町村制施行で北高安村の大字となる。

地理[編集]

旧高安郡の村の集落としてはいちばん高所に位置し、旧集落の東外れに玉祖神社が鎮座する。集落北側を通り十三峠を越えて龍田に至る「十三街道」と、地区の南端・大窪地区との境界付近から山道を進み大和国へ入る「おうとう越え」とよばれる二つの旧街道が地区内を東西に通る。

主な施設・旧跡

神立4丁目・5丁目付近の十三街道。写真右は「神立辻地蔵」の祠

※中学校は高安中学校水越2丁目)、小学校は北高安小学校(同左)の校区となる。

参考文献[編集]

関連項目[編集]