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神泉薫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

神泉 薫(しんせん かおる、1971年12月10日[1] - )は、日本の詩人茨城県常陸太田市生まれ[1]神奈川県在住。玉川大学文学部英米文学科卒業。日本文藝家協会会員。[2]

来歴

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  • 2003年、中村恵美(なかむら めぐみ)の筆名による詩集『火よ!』(2002年、書肆山田)で、第8回中原中也賞受賞。
  • 2007年1月より、詩人、朗唱家の天童大人プロデュースによるプロジェクト、肉聲で自作詩を聲に乗せるアートパフォーマンス Projet La Voix des Poètes(詩人の聲)に参加。
  • 2009年4月、筆名を神泉薫(しんせんかおる)へ変更。
  • 2012年、詩集『あおい、母』(2012年、書肆山田)で、平成24年度茨城文学賞詩部門受賞。
  • 2014年、月刊絵本『ふわふわ ふー』(2014年5月号、絵/三溝美知子、福音館書店こどものとも0.1.2.」230号)
  • 2016年3月、茨城県常陸太田大使[3]に任命される。
  • 2017年7月~2018年6月、調布FMラジオ「神泉薫のことばの扉」 毎週木曜日 22:45~23:00 放送。10月より、毎週土曜日に変更 19:15~19:30放送。
  • 2018年7月~2019年6月、調布FMラジオ「VΘEME! 現代の詩の聲とコトバを聴く VΘEME」 詩人、天童大人とともに進行役を務める。 毎週水曜日 21:30~21:45 放送。
  • 2019年4月、詩集『白であるから』(2019年、七月堂)出版。
  • 2019年10月~2020年9月、調布FMラジオ「神泉薫 Semaison 言葉の庭へ」 毎週木曜日 22:45~23:00 放送。
  • 2019年12月、月刊絵本『てのひらいっぱい あったらいいな』(2020年1月号、絵/網中いづる、福音館書店こどものとも 年少版」514号)
  • 2021年8月、試論集『十三人の詩徒』(七月堂)出版。
  • 2022年2月、童話『童話 月夜のしずく』(Edition Semaison)制作。
  • 2022年5月、童話『童話 ねずみのホープ』(Edition Semaison)制作。
  • 2023年4月~調布FMラジオ「神泉薫 Semaison 言葉の庭へ 第2章」 毎月第1、2週目の金曜日 20:45~21:00 放送。
  • 2023年6月、エッセイ集『光の小箱』(七月堂)出版。

著作

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中村恵美名義

  • 『火よ!』(2002年、書肆山田) 第8回中原中也賞
  • 『Flame』(2004年、山口市) 『火よ!』の英訳詩集
  • 『十字路』(2005年、書肆山田)

神泉薫名義

  • 『あおい、母』(2012年、書肆山田) 平成24年度茨城文学賞
  • 『ふわふわ ふー』(2014年5月号、絵/三溝美知子、福音館書店こどものとも0.1.2」230号)
  • 『白であるから』(2019年、七月堂)
  • 『てのひらいっぱい あったらいいな』(2020年1月号、絵/網中いづる、福音館書店こどものとも 年少版」514号)
  • 『十三人の詩徒』(2021年、七月堂)
  • 『童話 月夜のしずく』(2022年、Edition Semaison)
  • 『童話 ねずみのホープ』(2022年、Edition Semaison)
  • 『光の小箱』(2023年、七月堂)

詩人の聲、参加記録

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出典

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  1. ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.453
  2. ^ プロフィール”. 2016年6月19日閲覧。
  3. ^ 常陸太田市公式ホームページ/常陸太田大使[1]

参考文献

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  • 「生者としての『詩人の聲』」 「現代詩手帖 現代詩年鑑2013」、2013年12月、思潮社、200頁。筆名変更のいきさつと『詩人の聲』への参加の様子が書かれている。
  • 詩人の聲、第1500回記念公演取材記事。「天童さん企画『詩人の聲』1500回――心通わせ、原始的感性取り戻す」『北海道新聞 夕刊』(2017年3月2日) 『東京新聞 夕刊』『中日新聞 夕刊』(2017年3月13日)

外部リンク

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