神村学園初等部・中等部・高等部
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神村学園初等部・中等部・高等部 | |
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過去の名称 |
串木野経理専門学校 串木野商業女子高等学校 串木野女子高等学校・中学校 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人神村学園 |
設立年月日 | 1956年 |
創立者 | 神村勲 |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 併設型 |
分校 | 伊賀(三重県・高等部のみ) |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 |
普通科 看護学科 保育科 医療福祉科 |
学期 | 3学期 |
高校コード | 46511K |
所在地 | 〒896-8686 |
鹿児島県いちき串木野市別府4460番地 | |
外部リンク |
初等部公式サイト 中等部公式サイト 高等部公式サイト |
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神村学園初等部・中等部・高等部(かみむらがくえんしょとうぶ・ちゅうとうぶ・こうとうぶ)は、鹿児島県いちき串木野市別府に本校がある私立小学校・中学校・高等学校。学校法人神村学園が運営している。
特に、女子野球部は全国屈指の硬式野球部の強豪校として知られている。獲得した全国タイトルは、埼玉栄高校に次ぐ全国高校女子第2位の計10回(全日本女子硬式選手権優勝1回・高校女子硬式選手権優勝6回・高校女子硬式選抜優勝3回)を誇る。
目次
沿革[編集]
- 1956年(昭和31年)4月 - 前身の串木野経理専門学校開校
- 1964年(昭和39年)2月 - 学校法人神村学園認可
- 1965年(昭和40年)4月 - 串木野商業女子高等学校 商業科 新設
- 1967年(昭和42年)4月 - 串木野女子高等学校に校名変更 衛生看護科新設
- 1968年(昭和43年)4月 - 保育科新設
- 1989年(平成元年)4月 - 普通科新設
- 1989年(平成元年)4月 - 串木野女子中学校開校[1]
- 1990年(平成2年)4月 - 神村学園高等部・中等部校名変更
- 1996年(平成8年)4月 - 神村学園中等部男子募集開始
- 1997年(平成9年)4月 - 神村学園高等部男子募集開始
- 1997年(平成9年)4月 - 日本初の「高校女子硬式野球部」誕生
- 2000年(平成12年)4月 - 神村学園初等部開校[2]
- 2005年(平成17年)4月 - 第77回選抜高校野球大会(春の甲子園)に初出場し準優勝
- 2006年(平成18年)12月 - 第85回全国高校サッカー大会に初出場しベスト4
- 2007年(平成19年)7月 - 第89回全国高校野球大会(夏の甲子園)の地方予選の決勝戦で鹿児島実業に5-4で勝利し、夏の甲子園初出場を決める
- 2007年(平成19年)9月 - 高等部サッカー部部長の男性教師が特定の生徒に対し暴言を吐きながら生徒が倒れてもけり続けるといった暴力、それに加え福岡遠征の際にペンを忘れたという理由で練習着のまま帰らせるといういじめを行っていたことが発覚。この男性教師は8月末で依願退職していた[3]。
- 2010年(平成22年)3月 - 国道3号をはさんだ向かい側に、JR神村学園前駅開業。
- 2014年(平成26年)1月 - 駅伝部の顧問の男性教諭が、合宿中に女子部員の一人に対し体罰をしていたことが判明し、学園側はこの顧問教諭を減給と無期限謹慎の懲戒処分に[4]。
- 2017年(平成29年)4月 - 三重県伊賀市に神村学園高等部伊賀分校を、ウィッツ青山学園高等学校を継承する形で設置[5][6]。
訴訟[編集]
2012年3月3日、男子硬式野球部に所属していた1年生部員(当時)が先輩にあたる2年生部員(当時)の殴打を受け顎を骨折する重症、以降、口の開閉に痛みを伴う後遺症を負った。負傷当時、既に同高の「第84回選抜高等学校野球大会」出場が決定していたため、迷惑を掛けたくないと「鉄柱でぶつけた」とだけ部関係者らに説明したとしている。
- 2013年2月、被害男性の両親が学校に報告して事件が発覚、提訴。
- 2013年5月、日本高野連は同校に対し注意処分。同校は提訴について「校内で暴力事件が起きたことは遺憾。保護者におわびし、再発防止に努める」とコメントした[7]。
- 2014年9月4日、被害男性が加害男性に約2420万円の損害賠償などを求め神戸地裁に提訴した。
- 2016年12月13日、被害男性が先輩部員だった加害男性対して約2420万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、神戸地裁(本多久美子裁判長)は「先輩の立場を利用し、落ち度のない男性に暴力を振るった」として約1170万円の支払いを命じた。同校は判決について「校内で暴力行為があったのは遺憾。再発防止に努めてまいります」とコメントした[8][9]。
学科・定員[編集]
初等部(小学校)[編集]
- 各学年30名
中等部(中学校)[編集]
- 文理コース(国公立大学、有名私立大学への進学を目指すコース)…40名
- 特能(特別能力)コース(体育系に限らず、文化系でもNo.1を目指すコース)…40名
高等部(高等学校)[編集]
- 普通科 240名
- スーパー文理コース…10名
- 文理コース…25名
- 進学教養コース…40名
- 英語コース…30名
- 特別進学音楽コース…25名
- 特別進学体育コース…70名
- 製菓衛生コース…40名
- 看護学科 80名
- 保育科 40名
通学方法[編集]
男子サッカー部[編集]
全国タイトルはないが、全国大会に多数出場の強豪である。
- サニックス杯国際ユースサッカー大会
- 優勝1回(2015年)
女子サッカー部[編集]
全国タイトルを計7回獲得した強豪である。
- 全日本高等学校女子サッカー選手権大会
- 2004、2005
- 選抜高校女子サッカー大会
- 2000、2001、2002、2003、2004
関係者[編集]
出身者[編集]
括弧内の年は卒業年
- 野上亮磨(2006年。プロ野球選手、読売ジャイアンツ)
- 柿澤貴裕(2012年。プロ野球選手、読売ジャイアンツ)
- 羽月隆太郎(2019年予定。プロ野球選手、広島東洋カープ)
- 渡邉陸 (2019年予定。プロ野球選手、福岡ソフトバンクホークス)
- 永畑祐樹(2008年。プロサッカー選手、鹿児島ユナイテッドFC)
- 黄順旻(2008年。プロサッカー選手、湘南ベルマーレ)
- 泊省吾(2008年。プロサッカー選手、MIOびわこ滋賀)
- 大山直哉(2010年。サッカー選手、ホンダロックSC)
- 吉満大介(2012年。プロサッカー選手、レノファ山口FC)
- 小林千紘(2000年。元明治大学野球部女子選手)
- 天空ツバサ(2003年。女子プロボクサー)
- 天海ツナミ(2003年。女子プロボクサー)
- 大山百合香(2003年。歌手)
- 内田しずか(2004年。女子バスケットボール選手)
- 辻咲美(2006年。イラストレーター)
- 野口霞(2009年。野球日本女子代表)
- 中野花菜(2012年。ソフトボール選手)
- 大原優乃(2018年。グラビアアイドル 元Dream5)
- 女子プロ野球選手
- 中島梨紗(2005年。イーストアストライア)
- 新原千恵(2005年。サウスディオーネ)
- 田中幸夏(2006年。サウスディオーネ)
- 橋本ひかり(2012年。サウスディオーネ)
- 里綾実(2008年。兵庫ディオーネ)
- 厚ヶ瀬美姫(2009年。サウスディオーネ)
- 宮原臣佳(2009年。サウスディオーネ)
- 中野菜摘(2009年。イーストアストライア。野球日本女子代表)
- 黒木弥生(2010年。元京都アストドリームス等。2012年プロ退団)
- 植村美奈子(2011年。サウスディオーネ)
- 森藤友綺(2012年。ウエストフローラ)
- 早田咲紀(2012年。サウスディオーネ)
- 江嶋あかり(2012年。サウスディオーネ)
- 女子サッカー
脚注[編集]
- ^ 平成元年鹿児島県告示第536号(私立学校の設置の認可、平成元年3月20日付鹿児島県公報第29号所収)
- ^ 平成11年鹿児島県告示第1267号(私立学校の設置の認可、平成11年10月8日付鹿児島県公報第1494号所収)
- ^ 神村学園サッカー部、教師が暴力・暴言 :: 9月15日(土)11時56分 KTS鹿児島テレビ放送
- ^ 高校女子駅伝の強豪校監督、女子部員に体罰 読売新聞 2014年1月31日
- ^ 広部憲太郎 (2017年4月11日). “神村学園伊賀分校が船出 ウィッツから11人転校 スポーツに力、再起図る”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 三重全県版
- ^ “始業式 思い新たに 新入生はゼロ 「旧ウィッツ」伊賀分校”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 夕刊 11. (2017年4月10日)
- ^ 「先輩の暴力で重傷」と提訴 神村学園高の元野球部員 日本経済新聞 2014年9月4日
- ^ 暴力受け重傷…野球部先輩に賠償命令 鹿児島・神村学園高 サンケイスポーツ 2016年12月13日
- ^ 野球部で暴力、先輩に賠償命令 神村学園高巡り地裁 日本経済新聞 2016年12月14日
関連項目[編集]
- 学校法人神村学園
- 神村学園前駅
- 中高一貫教育
- 鹿児島県小学校一覧
- 鹿児島県中学校一覧
- 鹿児島県高等学校一覧
- 日本の家庭に関する学科設置高等学校一覧
- 日本の看護に関する学科設置高等学校一覧
- 寮がある日本の中学校・高等学校の一覧
外部リンク[編集]
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