神奈川臨海鉄道水江線

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水江線をゆく線路保守列車(2013年1月18日)

水江線(みずえせん)は、かつて神奈川県川崎市川崎区川崎貨物駅から水江町駅までを結んでいた神奈川臨海鉄道鉄道路線である。 かつては、他線と同じく沿線の工場へ数多くの引き込み線を備えた路線であったが、廃止時点ではそのすべてが撤去されており、晩年の定期列車の設定は線路保守が主目的の1両運転の機関車(単機)の1往復のみで、その他は乗務員訓練のための列車が不定期に運転されているのみであった。

路線データ[編集]

終点(2006年8月17日撮影)
  • 路線距離(営業キロ):2.6km
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:2駅(起終点駅含む)
  • 複線区間:なし(全線単線)
  • 電化区間:なし(全線非電化
  • 閉塞方式:スタフ閉塞式

運行形態[編集]

前述の通り、廃止時点で設定されていた定期列車は、線路保守のための錆取り列車として運転される単機1往復のみで、その他に乗務員訓練のため、単機列車が不定期に運転されていた。なお、場合によっては長物車車掌車などの貨車を連結して訓練を行うことがあった[1]

歴史[編集]

  • 1964年(昭和39年)3月25日 - 塩浜操 - 水江町間が開業。
  • 1990年(平成2年)3月10日 - 塩浜操駅を川崎貨物駅に改称。
  • 2017年(平成29年)9月30日 - 臨港道路東扇島水江町線整備事業による道路拡幅の用地捻出のため、廃止[2][3]

日本鋼管京浜製鉄所、東亜石油京浜製油所、日立造船神奈川工場、東洋ガラス川崎工場への引き込み線があった[1]

駅一覧[編集]

川崎貨物駅 - 水江町駅

接続路線[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b 『日本秘境交通マボロシ紀行』辰巳出版、2011年、39頁
  2. ^ 電気車研究会『平成二十九年度 鉄道要覧』13頁
  3. ^ 水江線ひっそり廃止 昨年9月、道路拡幅の用地提供で・川崎”. 神奈川新聞 (2018年2月8日). 2018年2月10日閲覧。

関連項目[編集]