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神前神社 (半田市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
神前神社
所在地 愛知県半田市亀崎町2丁目92番地
位置 北緯34度55分06.2秒 東経136度58分14.4秒 / 北緯34.918389度 東経136.970667度 / 34.918389; 136.970667 (神前神社 (半田市))座標: 北緯34度55分06.2秒 東経136度58分14.4秒 / 北緯34.918389度 東経136.970667度 / 34.918389; 136.970667 (神前神社 (半田市))
主祭神 神倭磐余彦尊
社格 従三位
帳内社
旧県社
創建 不詳
別名 神明社
亀崎神社
神前天神
神崎天神
県社
例祭 5月3日・4日(亀崎潮干祭
10月23日(桟掛祭)
地図
神前神社の位置(愛知県内)
神前神社
神前神社
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神前神社(かみさきじんじゃ)は、愛知県半田市亀崎町にある神社。『尾張国内神名帳』の智多郡「神前天神」に比定されている。

東海地方では数少ない「子供の神様」を祀ることで知られ、七五三の時は大いに賑わう。6月には井戸を覗いて虫封じをする神事の「虫封祭」が挙行される。

祭神

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歴史

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創建年不詳。江戸期まで神明と称し、知多郡亀崎村の氏神であった。江戸前期の『寛文村々覚書』には「亀崎村...神明 天神 山神 当村祢宜久大夫持分 社内九畝八歩 前々除」とある。社伝によれば、神武天皇は東征の途中に伊勢国から船でこの地に上陸し[1]、上陸地点が「天神洲(てんじんす)」と名付けられ、小祠を建てて産土神として崇敬されたのが創始であるという[1]慶長17年(1612年)、神武天皇が使ったという伝承のある井戸がある現在地に遷宮したといいこの時の棟札が残る。この井戸は「神の井」と呼ばれ、拝殿の裏に残っている。現在の境内は高台にあり、強風や大波の被害を受けにくいとされる[1]

江戸中期、天野信景は『本国神名帳集説』の中で『尾張国内神名帳』知多郡条に見える「従三位 神前天神」を亀崎村の天神に比定した[2]。天野が「神前天神」を亀崎村の天神に比定したのは、村名の類似によるらしい。この天神は江戸後期には神明宮の末社になっていた。この説が定説化し、津田正生も「神前天神」は亀崎村の神明宮末社の天神であるとしている[3]1870年明治3年)には犬山藩により当社が正式に「神前天神」であると公認された。ただし「神前天神」または「神崎天神」の記載があるのは『尾張国内神名帳』のうち天野本などの一部の写本のみで、熱田本や国府宮本などの写本には記載はない。なお『尾張国内神名帳』の訓が付されている写本では、「神前」を「カムザキノ」「カミザキ」と訓じている。

後に亀崎神社に改称。1871年明治4年)、近代社格制度による郷社に列せられた。1885年(明治18年)には亀崎神社から神前神社に改称し、県社に昇格した。太平洋戦争後には近代社格制度が廃止されたが、現在でも神前神社は県社の名称で親しまれている[1]

境内

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主な建物

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  • 本殿
  • 拝殿
  • 神楽殿
  • 社務所
  • 一の鳥居、二の鳥居
  • 手水舎
  • 神馬像
  • 菅原道真
  • 臥牛像

ギャラリー(画像集)

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祭礼

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亀崎潮干祭。神前神社前での曳き回し。

毎年5月3日・4日には亀崎潮干祭を開催している。室町時代応仁文明年間の頃に初開催されたとされる山車まつりであり、山車の海浜曳き下ろしなどの行事で知られる。

1980年昭和55年)には「亀崎潮干祭の山車5台」が愛知県有形民俗文化財に指定された。2006年平成18年)には「亀崎潮干祭の山車行事」が国の重要無形民俗文化財に指定された。2016年(平成28年)には亀崎潮干祭が「山・鉾・屋台行事」の構成遺産としてユネスコ無形文化遺産に登録された[4][5]

文化財

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半田市指定文化財

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  • 亀崎渡船場跡(史跡) - 1979年昭和54年)4月1日指定。

年間行事

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現地情報

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所在地

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交通アクセス

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脚注

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  1. 1 2 3 4 5 神前神社の歴史 公式サイト
  2. 天野信景. 本国神名帳集説”. 愛知県図書館デジタルアーカイブ. 愛知県図書館. 2026年6月29日閲覧。
  3. 津田正生 1978, p. 131.
  4. 「山・鉾・屋台行事」のユネスコ無形文化遺産登録(代表一覧表記載)について 文化庁、2016年12月1日
  5. 山・鉾・屋台行事、無形文化遺産に登録決定 ユネスコ 朝日新聞、2016年12月1日

外部リンク

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尾張国知多郡の帳内社一覧(式内社を除く)


神階・社名 比定社 位置 備考
従一位上 智鯉鮒名神
智里附明神
智里付明神
知里付神社愛知県知多郡武豊町東大高池田34
(論)尾張八幡神社愛知県知多市八幡荒古後86
従二位上 日長天神日長神社愛知県知多市日長森下4
従二位上 成石名神
成石天神
(論)成石神社愛知県半田市宮本町4丁目106-8
(論)成岩神社愛知県半田市有楽町1丁目 13
従二位上 常石天神
トコナへ天神
(論)常石神社愛知県常滑市奥条7丁目23
(論)神明社愛知県常滑市栄町6-200
(論)熊野神社愛知県知多郡美浜町時志北郷中
従二位上 天尾名神
天尾天神
天尾神社愛知県東海市大田町清水脇37
正四位下 櫟屋天神(論)八社神社愛知県知多市金沢郷中33-1
(論)県神社愛知県知多郡武豊町大字冨貴字森南44
正四位下 杞摩加天神
加祀摩天神
加知麻天神
(論)日間賀神社愛知県知多郡南知多町日間賀島北地72
従三位上 壬生天神(論)壬生神社愛知県知多郡美浜町河和岡ノ脇
(論)入見神社愛知県知多郡南知多町大字内海字中之郷21
従三位上 冨具天神冨具神社愛知県知多郡美浜町大字野間字冨具崎65
従三位上 伊具智天神
伊久知天神
伊久智神社愛知県知多郡東浦町生路森腰79
従三位上 阿奈志天神阿奈志神社愛知県知多郡美浜町大字豊丘字五宝75
従三位上 荒太天神荒太神社愛知県東海市荒尾町稲葉45
従三位 野間天神野間神社愛知県知多郡美浜町上野間高川16
従三位 武雄天神武雄神社愛知県知多郡武豊町上ケ8熱田本は脱簡
従三位 海榅天神(論)海椙神社愛知県常滑市森西町3-29熱田本は脱簡
(論)津島神社愛知県常滑市樽水町4-78
従三位 豊石天神(論)豊石神社愛知県知多郡武豊町明神戸60熱田本は脱簡
(論)北原天満宮愛知県知多郡阿久比町白沢
従三位 須男天神(論)須男神社愛知県知多郡南知多町大字豊浜字鵞麦5熱田本は脱簡
(論)津島社愛知県知多郡南知多町大字豊浜字鳥居28
従三位 神前天神
神崎天神
神前神社愛知県半田市亀崎町2丁目92熱田本は脱簡
従三位 廣石天神(論)廣石神社愛知県常滑市広目字竹之奥15熱田本は脱簡
従三位 箭比天神(論)箭比神社愛知県知多郡阿久比町矢高石根37熱田本は脱簡
(論)八幡神社愛知県常滑市矢田字谷海道53
従三位 三御天神
美御天神
(論)天満社愛知県常滑市金山字西下手39熱田本は脱簡
(論)熊野神社愛知県常滑市熊野町2-77
従三位 小倉天神(論)小倉神社愛知県常滑市大野町2丁目164熱田本は脱簡
(論)小倉天神社愛知県常滑市小倉町2-25
従三位 鍬山天神(論)諏訪神社愛知県常滑市大字金山字菖蒲池61熱田本は脱簡
(論)子安神社愛知県大府市共和町子安90
従三位 乃野天神乃野神社知多郡南知多町大字山海字橋詰52熱田本は脱簡
従三位 久須天神久須神社愛知県知多郡南知多町大字内海字楠35熱田本は脱簡
従三位 業葉天神業葉神社愛知県半田市東本町2丁目18熱田本は脱簡
従三位 入水天神(参)乙川八幡社愛知県半田市乙川殿町97異本にのみ記載
(参)住吉神社愛知県半田市宮路町53