磐梯吾妻道路

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福島県道70号標識
磐梯吾妻スカイライン (11月上旬 撮影)

磐梯吾妻道路(ばんだいあづまどうろ、通称 : 磐梯吾妻スカイライン)は、かつて福島県福島市にあった有料道路

福島県道路公社が管理する一般有料道路だったが、2013年に無料開放され、福島県道70号福島吾妻裏磐梯線の一部となっている。無料開放後も磐梯吾妻スカイラインの名称は通称として使われている。

概要[編集]

福島県福島市の高湯温泉から浄土平を経て土湯峠に至る。全長 28.7km。

東北地方の山岳観光有料道路の草分けとして1959年昭和34年)11月に開通。磐梯朝日国立公園の一部であり、吾妻連峰の東側山腹に沿って走る本格的な山岳観光道路で、日本の道100選にも選ばれている。有料道路時代の普通車の通行料金は1,570円だった。

11月中旬から翌年4月上旬までは冬期通行止が行われる。

料金徴収期間の満了に伴い、2013年平成25年)7月25日から恒久的に無料開放された[1]

歴史[編集]

有料道路時代の通行料金[編集]

  • 普通車 : 1,570円
  • 大型車 (I) : 2,410円
  • 大型車 (II) : 5,570円
  • 軽自動車等 : 1,150円
  • 軽車両等 : 150円

道路施設[編集]

地理[編集]

一切経山から見た吾妻小富士と浄土平パーキングエリア

磐梯吾妻スカイライン中間にあたる吾妻小富士の西麓には、浄土平とよばれる火山性ガスが噴出する草木の生えない荒涼とした火山荒原が広がる[2]。この浄土平には、浄土平パーキングエリアが設けられており、東側の吾妻小富士や西側の一切経山のハイキング・登山観光拠点の休憩施設として利用される。 浄土平から北は、天狗の庭とよばれる秋の紅葉の名所のほか[2]不動沢橋が架かるつばくろ谷、蔵王を望む白樺の峰がある。 いっぽう南の土湯峠からは、国見台から湖見峠(うみみとうげ)にかけてブナの樹海の中を急なへアピンカーブが続く道路が走り、安達太良山磐梯山裏磐梯の湖を望める。その途中の天風境(てんぷうきょう)の駐車場が見晴らしの良い展望台となっている[2]。特に眺望のよい八つのの景勝スポットは、作家の井上靖が命名した「吾妻八景」[注釈 1]として知られる[3][4]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 高湯温泉側から土湯温泉方面へ順に、白樺の峰、つばくろ谷、天狗の庭、浄土平、双竜の辻、湖見峠、天風境、国見台の8か所。

出典[編集]

  1. ^ “スカイラインは4月8日再開通 ゴールド、レーク4月19日”. 福島民報. (2013年2月9日). http://www.minpo.jp/news/detail/201302096532 2013年2月13日閲覧。 [リンク切れ]
  2. ^ a b c 須藤英一 2013, pp. 54-57.
  3. ^ 磐梯吾妻スカイライン”. こらんしょ ふくしま. 一般社団法人 福島市観光コンベンション協会. 2015年7月5日閲覧。
  4. ^ 磐梯吾妻観光推進協議会. “磐梯吾妻スカイライン「吾妻八景」満喫コース”. 自然体感磐梯吾妻アクティブガイド. 福島県観光物産交流協会. 2015年7月5日閲覧。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

座標: 北緯37度43分44.77秒 東経140度15分33.76秒 / 北緯37.7291028度 東経140.2593778度 / 37.7291028; 140.2593778