磁気偏角

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磁気偏角の例:この図ではコンパスの針はNg真北に対して東側"positive"(東偏 "easterly")を示している。磁針の示す北は Nm(magnetic north)、磁気偏角(magnetic declination)はδで示されている。
偏角はこのように場所や年代によって複雑に変化している。

磁気偏角(英語:Magnetic declination もしくは、Magnetic variation)は、真北北極点)と方位磁針が示す磁北(北磁極地磁気が示す北)のずれのことである。

磁気偏角以外の磁針のずれ[編集]

磁気偏角以外でも、磁針にずれが生じる例がある。

磁気偏角の測定[編集]

アンティークの傾角計

地磁気は、地球核の対流などの要因で長い期間をかけて変化している。そのため、継続的に学者たちによって測定され、測定されたデータは、アメリカ地質調査所国土地理院等で公開されている。

磁気嵐の影響で極付近では30°、中緯度では約2°の誤差が出る場合がある[1]

測定方法[編集]

天測により、ほぼ正確に真北がわかるので、そこから磁針のずれを見ればよい。この測定に使われる器具は、declinometer(傾角計)と呼ばれる。

出典[編集]

  1. ^ W. Kahl: Navigation für Expeditionen, Touren, Törns und Reisen. Orientierung in der Wildnis. Schettler Publikationen, Hattorf am Harz 1996, ISBN 3-88953-301-9, S. 156

関連項目[編集]

天測
地図を見るうえでのずれ
磁石

外部リンク[編集]