コンテンツにスキップ

硝酸アルミニウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
硝酸アルミニウム
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEBI
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.033.396 ウィキデータを編集
EC番号
  • 236-751-8
RTECS number
  • BD1040000 (無水物)
    BD1050000 (九水和物)
UNII
国連/北米番号 1438
性質
Al(NO3)3
モル質量 212.996 g/mol (無水物)
375.134 g/mol (九水和物)
外観 白色の結晶性固体
吸湿性
匂い 無臭
密度 1.72 g/cm3 (九水和物)
融点 66 °C (151 °F; 339 K) (無水物)[1]
73.9 °C (165.0 °F; 347.0 K) (九水和物)
沸点 150 °C (302 °F; 423 K) (九水和物) 分解
無水物:
60.0 g/100ml (0°C)
73.9 g/100ml (20 °C)
160 g/100ml (100 °C)
九水和物:
67.3 g/100 mL
メタノールへの溶解度 14.45 g/100ml
エタノールへの溶解度 8.63 g/100ml
エチレングリコールへの溶解度 18.32 g/100ml
屈折率 (nD) 1.54
危険性
GHS表示:
支燃性・酸化性物質腐食性物質急性毒性(高毒性)急性毒性(低毒性)経口・吸飲による有害性
Danger
H271, H272, H301, H315, H318, H319, H361
P201, P202, P210, P220, P221, P264, P270, P280, P281, P283, P301+P310, P302+P352, P305+P351+P338, P306+P360, P308+P313, P310, P321, P330, P332+P313, P337+P313, P362, P370+P378, P371+P380+P375, P405, P501
NFPA 704(ファイア・ダイアモンド)
引火点 35 °C (95 °F; 308 K) (九水和物)
致死量または濃度 (LD, LC)
4280 mg/kg, 経口 (ラット)
NIOSH(米国の健康曝露限度):
none[2]
2 mg/m3[2]
N.D.[2]
安全データシート (SDS) External MSDS
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
☒N verify (what is  ☒N ?)

硝酸アルミニウム(しょうさんアルミニウム)は、硝酸アルミニウムで、化学式が Al(NO3)3 と表される。通常は水和物として存在し、中でも九水和物 (Al(NO3)3•9H2O) がよくみられる。

性質

[編集]

無水物は無色の粉末で、化学式 Al(NO3)3 と表され、式量は 213.00 g/mol、融点は 73 ℃、135 ℃ で分解する。

九水和物は、化学式 Al(NO3)3•9H2O と表され、式量は 375.13 g/mol、融点は 70 ℃ で 150 ℃ で分解する。

また、この物質は強力な酸化剤であり、吸湿性がある。

用途

[編集]

この物質を1200 - 1300 ℃ で熱分解し、酸化アルミニウムを製造する。

革なめし制汗剤防腐剤ウラン抽出、石油精製そしてニトロ化剤として使われている。

実験室では次の実験に使われる。(硝酸アルミニウム + 水酸化ナトリウム水酸化アルミニウム + 硝酸ナトリウム

出典

[編集]
  1. ^ aluminum nitrate”. 2025年11月5日閲覧。
  2. ^ a b c NIOSH Pocket Guide to Chemical Hazards 0024

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]