石鎚神社

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石鎚神社
Isidutizinzya honsya.jpg
石鎚神社本社(口之宮)
所在地 愛媛県西条市西田甲797番地
位置 北緯33度53分23.3秒
東経133度9分19.8秒
座標: 北緯33度53分23.3秒 東経133度9分19.8秒
主祭神 石鎚毘古命(石土毘古命・石鎚大神)
社格 県社・別表神社
創建 奈良時代
本殿の様式 権現造
例祭 4月5日10月5日
主な神事 お山開き(7月1日~10日)
地図
石鎚神社の位置(愛媛県内)
石鎚神社
石鎚神社
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石鎚神社(いしづちじんじゃ)は、愛媛県西条市にある神社西日本最高峰石鎚山神体山とする神社で、山麓に鎮座する本社(口之宮)、山腹の成就社(中宮)と土小屋遙拝殿、山頂の頂上社の4社の総称である。旧社格県社で、現在は神社本庁別表神社。石鎚山総本宮と称し、宗教法人石鎚本教の総本宮でもある。神紋は丸に石の字。

祭神[編集]

石鎚毘古命(いしづちひこのみこと・古事記では石土毘古、石鎚大神とも称する)

  • 石鎚大神は、伊邪那岐命と伊邪那美命の第二子で、天照皇大神の兄に当たるとされている[1]
  • 祭神は一神だが、神徳を仁智勇の玉持ち神像(和魂 にぎみたま)、鏡持ち神像(奇魂 くしみたま)、剣持ち神像(荒魂 あらみたま)の三体の神像に現す。
  • 祈願の作法:二拝→二拍手→心中祈願→二拍手→二拝
  • 玉串拝礼の作法:玉串を持ち心中祈念→玉串を神前に供える→二拝→二拍手→一拝

由緒[編集]

本社:元の禊場の神変大菩薩

石鎚山は古くから日本七霊山の一つとして名高く、日本霊異記には「石鎚山の名は石槌の神が坐すによる」とある。 伝説で紀元前63年のこと崇神天皇第35年石鎚の峯に神を勧請す(長寛勘文による)とある[2]。また、685年に役小角(神変大菩薩)が開山、引き続き、上仙法師(寂仙または石仙とも呼ばれている)が開山したと伝えられる。その後、空海自作の『三教指帰』に「或ときには石峯に跨りて」と記されていることから空海も修行したことは異論のないところである。さらに伊予国風早郡の出身の光定といった高僧たちも修行した。以来、石鎚蔵王権現と称され、別当の前神寺(四国八十八箇所第64番)・横峰寺(四国八十八箇所第60番)のもとで、神仏習合・修験の道場として繁栄した。

また、朝廷・武家の崇敬極めて篤く、桓武天皇の勅願によって建立された前神寺には、文徳天皇高倉天皇崇徳天皇後醍醐天皇など歴代天皇が納めた仏像や経巻が伝わる。1342年(興国3年)には後村上天皇が朝敵退散を祈願するために勅使を遣わしている。

武家では河野氏が篤く崇敬し、そして西条藩主小松藩主も厚く遇した。1591年伊予の領主となった福島正則は石鉄山常住に参籠する。1610年豊臣秀頼が石鉄山常住の神殿を修築、1657年西条藩主一柳直興が石鉄山仏殿を建立、その後も1728年徳川吉宗が採薬師植村佐平次に登山を命じたり、徳川家重が1752年に、徳川家治が1778年に、それぞれの厄除け祈祷を命じたと記録がある。

明治に入って、1869年に神仏分離につき取調が始まり、翌年には石鎚権現号が廃止、さらに翌年の1871年4月5日に石鉄神社(祭神石土毘古命)となり、同年7月4日には県社に列格された。前神寺と横峰寺は廃され前神寺の境内は石鎚神社の本社となり、横峰寺は西の遙拝所とされた。1902年3月8日に石鉄神社から石鎚神社に変更が決定される。なお、前神寺は1879年、塔頭寺院の医王院と合併し、前上寺として復興した。1907年、旧称に復す。また、横峰寺は大峰寺として復興し、1910年に旧称に復した。

戦後は1946年5月10日「石鎚教教派総本社」(後の宗教法人石鎚本教)を設立し神社本庁に属して、別表神社に加列、神仏習合の伝統に基づく教化活動を行っている。

成就社(常住舎)災難の歴史として、1889年4月10日午前5時行者の参籠通夜中の失火により全焼し社殿・宝物が消失。1893年本殿再建、1900年社殿再建竣工する。また、1980年11月13日に大火に見舞われ、周辺の旅館と共に全焼した。山上で消火用水も少なく消防車も駆けつけることが出来なかったことが被害を大きくした。しかし1982年6月には早くも周辺旅館と合わせて復興した。

夏山開き大祭

1920年より、夏山開き大祭(石鎚神社臨時祭典)は7月1日~10日に斎行なり現在に至る。6月30日午前7時半に神輿に載った三体の御神像は口之宮本社を出発、道中の御旅所で待ち受け跪いた信者たちに神輿が頭上を通過する神事を催行しながら成就社に向かい午後3時半頃到着する。翌7月1日午前6時半に御神像は一体ずつ行者に背負われ頂上社に向けて担ぎ上げられ午前10時頃到着する。山頂で待ち受けた信徒たちは、三体の御神像拝戴(神像を信徒たちの背中に当てる)をいただき祭りは最高潮になる。終了は7月10日午前11時半に信徒に担がれた御神像が頂上社から成就社へ下山、午後2時頃到着し勇壮な練りが行われる。翌11日午前7時に成就社から里宮本社へ向かった御神像は正午頃到着し拝戴神事が行われ祭りは終わる[3]。期間中は誰でも御神像拝戴を受けることができる。登拝者が登山道で出会ったとき、見知らぬ同士でも下りの人は上りの人に「おのぼりさん」と挨拶をすると上りの人は「おくだりさん」と返答する(逆も同様に)この山の独特の挨拶法がある。なお、現在は神輿の運行にロープウェイが使用されている。

本社(口之宮)[編集]

本殿
祖霊殿
旧頂上祠
  • 朱の大鳥居:1994年6月23日建立
  • 神門:外側は大天狗像・小天狗像が、内側には武者姿像。2006年4月4日竣工。
  • 本殿:祭神は石鎚大神。1967年4月竣工。2015年改修。
  • 祖霊殿:祭神は石鎚山開山の祖役行者、別当寺時代の前神寺、横峰寺の主管者、明治の神仏分離以降の祀宮、社司、社掌、宮司をはじめ神社職員、先達の物故者の神霊。祭日は4月6日が春季大祭並びに合祀祭、10月6日が秋季大祭並びに合祀祭、毎月15日が命日祭。元の前神寺の本堂である。
  • 旧頂上祠:2016年6月25日竣工。石鎚山頂上の磐座の祠を移転された。
  • 綜合摂社(6社併設):その社名と祭神は、秋葉神社で火之加具土神、大山祇神社で大山祇神、伊雑社で皇大神、荒神社で天照大御神荒魂、河内八幡神社で誉田別命、開拓社で三右ヱ門命である。祭日は3月15日。
  • 天皇社:祭神は素盞嗚命。祭日は旧暦6月13日。
  • 厳島社:祭神は市杵島姫命田心姫命湍津姫命。祭日は6月17日。
  • 三倍神社:祭神は素戔嗚尊、相殿に言代主神、伊藤八郎平霊。慶長年間土佐国より石鎚山麓西条市中奥大字今宮に勧請。産土神として崇敬されていたが過疎のため昭和58年(1983年)10月9日に石鎚神社境内に遷座した。祭日は10月10日。
  • 方違社:祭神は歳徳神。祭日は1月3日。
  • 大石社:祭神は猿田彦命。祭日は10月10日。
  • 神苑
  • 石鎚山への登山口の鳥居:祖霊殿の向って左にあり、昔はここから石鎚山へ向っていた。
  • 御神水所
  • 祓所
  • 元の禊場:神変大菩薩石像が鎮座
  • 禊場:滝行ができる。更衣室も完備。
  • 神札授与所および参集殿:本殿の前にあり、巫女が常駐している。2015年新築。
  • 齋館
  • 社務所:2005年12月14日竣工。
  • 会館:1981年4月16日竣工。

宿泊:なし。駐車場:境内下、神門前、国道脇にいずれも無料であり。

中宮成就社[編集]

成就社
  • 神門(7月1日のみこれより石鎚山方向へは女人禁制)頂上社まで3.6km
  • 本殿:標高1450mにある。1982年6月21日竣工。年間通して神職が常駐することから昔は「常住」の文字があてられていた。
  • 見返遥拝殿:中央窓越しに石鎚山を拝する。右脇に神変大菩薩立像(2013年6月12日入魂)。
  • 八大龍王社
  • 石鎚山遥拝の鳥居:1985年6月建立。2010年5月26日建替え竣工。八丁坂の手前の最鞍部にある。

宿泊:3軒の旅館が隣接している。 駐車場:ロープウェイ山麓駅の下に民間有料駐車場が複数ケ所あり。

土小屋遥拝殿[編集]

土小屋遥拝殿
  • 本殿:標高1492mの土小屋にある遥拝所。1971年10月23日竣工。1989年10月20日改築竣工。神職常駐期間 4月1日~11月末日。頂上社まで4.6km。

宿泊:隣接して1軒の宿泊施設と国民宿舎石鎚があり、ほぼ神社と同じ期間営業している。駐車場:無料大駐車場あり。

頂上社[編集]

頂上社
弥山頂上
成就社から頂上社を望む
  • 奥宮頂上社:弥山頂上(標高1974m)にあり、社殿には三体の御神像(2002年9月28日遷座)が祀られていて、御神像拝戴(神像に触ること)ができる。2002年10月24日竣工。神職常駐期間5月1日~11月3日朝拝や夕拝が行われ、お守りやお札を頒布している授与所が開かれる。
  • 弥山頂上の岩座に石の祠が2016年に二の鎖小屋とともに新設された。
  • 頂上山荘:神社が経営する山小屋、5月初めから11月3日までは一般登山者の宿泊が可能。神職の宿泊地でもある。
  • 成就社神門から頂上社までの登山道:この区間の登山道二間幅は石鎚神社の境内地である。
  • 前社ケ森の鉄鎖(試し鎖・上り48m下り19m)、一の鉄鎖33m、二の鉄鎖65m、三の鉄鎖68m:石鎚山の象徴である。
  • 天狗嶽:西日本最高地点(標高1982m)で石鎚神社の境内地。三十六王子社の36番である。
女人禁制の夏山開き大祭での解除
1946年7月6日より解除
1964年7月3日より解除
1982年7月2日より解除現在に至る
鎖の歴史
1779年 弥山の鎖切れる
1855年5月17日 二の鎖の切れたるを修復す
1928年5月 一の鎖掛け替え
1961年6月3日 二の鎖新設(各一条から各二条へ)
1990年5月13日 三の鎖上り二条掛け替え工事完了
1991年5月13日 三の鎖下り二条掛け替え工事完了

年中行事[編集]

日付 祭祀
1月1日 元旦祭  
1月3日 方違社例祭  
1月15日 長寿祭  
2月1日 年賀厄除祭  
2月3日 星祭り祈願納め祭、古神札神納浄火祭、本社:午後0:00豆まき・うどん接待  
3月15日 綜合摂社祭  
4月4日 桜まつり前夜祭  
4月5日 石鎚神社春季例大祭(桜まつり)本社:午後2:00餅投げ  
4月6日 祖霊殿春季大祭、合祀祭  
4月7日 桜まつり後宮祭  
6月17日 厳島社例祭  
旧暦6月13日 天皇宮例祭  
6月30日 午前7:30御神像本社出御祭、午後3:30成就社着御祭 
7月1日 午前6:30御神像成就社出御祭、午前10:00頂上社着、お山開き大祭初日祭、祭典後成就社でのみ餅投げ  
7月2日 女人登拝開始  
7月5日 午前10:00山開き大祭中日祭、祭典後成就社でのみ餅投げ  
7月7日 午前10:00成就社で当病平癒祈願祭、午後7:00神楽舞奉納  
7月10日 午前10:00お山開き大祭終了祭、午前11:30御神像頂上社出御祭、午後2:00成就社着御祭、祭典後成就社でのみ餅投げ  
7月11日 午前7:00御神像成就社出御祭、午後0:00本社着、御神像還宮祭、御開帳  
7月15日 三倍神社祭、天皇宮夏越祭  
10月4日 秋まつり前夜祭  
10月5日 石鎚本教秋季例大祭(秋まつり)本社:午後2:00餅投げ  
10月6日 祖霊殿秋季大祭、合祀祭  
10月7日 秋まつり後宮祭  
10月10日 三倍神社例祭、大石社例祭  
10月第1日曜~11月3日迄の日曜祭日 成就社もみじまつり(成就社:10月の毎週日曜午後2:00餅投げ)  
10月23日 土小屋遥拝殿大祭  
11月1日 石鎚神社大麻頒布式  
11月15日 七五三宮詣  
12月冬至 星祭り祈願始め祭(2月3日節分祭迄)  
12月31日 大祓式除夜祭  
毎月1日、15日 月次祭  
毎月15日 祖霊殿命日祭  
1月、5月、9月の各11日 経営成就祈願大祭  (中宮成就社)

先達[編集]

石鎚大神の氏子、赤子になることである先達制度があり、階級は17階級ある。 7月1日から10日の御山開き大祭の期間中に本社、成就社、土小屋遥拝殿で申請する。 申請条件は、小学校を卒業している方で、山頂登拝3回以上であれば自主申告で最初の先達に申し込める(登山直前に頼んでおけば、 下りてきたときに頂いて帰れる)。 以降、昇進は御山開き大祭の期間中に申請しその階級に応じた昇進初穂料を納めば昇進できる。なお、新先達から付与される先達会符(木札)を携帯すれば入山料(500円)が免除になり、笏(しゃく)は特別大監長以上で付与、袈裟は元老以上で付与される。

先達会符(左上)、バッジ(左下)、笏(中)、袈裟(右)
階級[4]
01 先達拝命と同時に副取締役(名誉部長までは丸一年後毎に昇進可能)、
02 取 締、03 副大取締、04 大取締、05 副大会長、06 大会長、07 副監長、08 監 長、09 副大監長、10 大監長、11 特別大監長、12 特選部長、13 名誉大監長、14 名誉部長、
15 元 老(丸2年後に昇進可能で満年齢40歳以上)、16 元老顧問(丸3年後に昇進可能)、17 元老大顧問(丸4年後に昇進可能)
歴史
1780年 鎖の掛け替え功労者木地屋市左衛門が一番先達会符を受ける。
1883年1月30日 役会符発行(石鎚山先達)
1915年 同神社の財政難の時代に初穂料百円を奉献した先達に限定100本の特別会符(通称:黒会符)を発行。
1915年6月8日 石鎚山登山料収納を県に上申。登山保護の制度を確立し登山会符を整理(先達会符・特別会符発行)。これ以降、各地に崇敬組合、遥拝所設置される。
2004年7月 石鎚山先達 元老以上昇進者に襟章を贈呈。
2010年7月 石鎚神社 子供会符の頒布開始。
2011年1月1日 役会符の廃止しバッジのみの授与とする。

石鎚山旧跡三十六王子社[編集]

里宮本社から中宮成就社を経て奥宮頂上社へ至る往古の参道沿いに作られた36の王子社で、何も残っていないところもあったらしいが、現在は復興され、年に一度、石鎚神社里宮から参拝登山が敢行されている。

王子社 よみかた 解説
1 ふく 昔石仙高僧がこの地で野宿したとき夢枕に福の神が現れ祈願したと伝えられる[5]
2 ひのき 昔成就社本殿を作り終えた左甚五郎が用材の桧の杖を突き立て帰ったあとそこから芽がでたといわれる
3 大保木 おおふき 大保木字覗にあり。
4 鞘掛 さやかけ 庄屋高須賀蔵人が召喚される折、刀を抜き鞘を掛け祈願したことから。
5 細野 ほその 中奥字細野にある。
6 子安場 こやすば 初登山の児童はここで元結をしたことから。
7 今宮 いまみや 三碧峡にあり、この川を垢離取り川として身を清めて登った。
8 黒川 くろかわ 黒川谷の水音が聞こえるところ。
9 四手坂 しでざか 急坂で四つん這いになって登ったことから呼ばれる。
10 二ノ にの 鉄の鳥居と鉄の祠が祀ってある。
11 小豆禅定 あずきぜんじょう ものもらいのとき、小豆を供えて願をかけ治ったという。
12 いま 人が行かない狸が住んでいると云われ、土地の人が「いまおやじ」と呼んでいる。
13 雨乞 あまこい 日照りの時、雨乞いをしたところ。
14 花取 はなとり 祭典に捧げる華(しきび)を取ったところ。
15 矢倉 やぐら 海も山々も望めて眺望よく、開祖石仙高僧が神在ますことを明らかにせんと祈念したと云われるところ。
16 山伏 やまぶし 頂上参拝の折、ここで一夜籠って祈願した即ち山に伏す野宿の行場である。
17 女人返 じょにんかえし 女性はここで遥拝しこれより先は女人禁止だった。
18 杖立 つえたて 明治初年まで参詣者はお山杖をここに立置き、無杖で登山していた。
19 鳥居坂 とりいさか 昔、ここに鳥居があったが、現在は成就社の神門に移されている。
20 稚子宮鈴之巫女 ちごのみやすずのみこ 成就社にあり本殿と並ぶ石標が王子である。
21 大元 おおもと 西ノ川本郷にあり、大元大権現を祀っている。
22 恵比須滝 えびすたき 大木の下にある祠に素焼の恵比寿大黒像が祀ってある。
23 刀立 かたなたて 昔石仙高僧が帯刀をこの岩に立て置き登山したと云う。
24 御鍋岩屋 おなべいわや 岩が重なり合い岩屋となっていて、石仙高僧が米を鍋で炊いたといわれるところ。
25 御塔石 おとういし 高さ78mと云われる自然石の石柱の元に祀られている。
26 窟の薬師 いわやのやくし 三角形の割れ目のような岩屋に薬師如来石像が祀ってある。
27 祈滝 いのりたき 役行者が山中を彷徨い諦めかけた折、現れた老人に諭され再び奮い立ち祈願した。
28 八丁坂 はっちょうさか 表参道八丁坂である。
29 前社森 ぜんじゃがもり 試し鎖を登り切った突き立った岩場に祀られている。
30 大剣 おおつるぎ 断崖の岩峰をなし危険につき通行禁止である。
31 小剣 こつるぎ 大剣に並び立つ。
32 古森 こもり 往古は大木が生い茂り神厳な森であった。
33 早鷹 はやたか この森に隼や鷹(天狗の比喩とも)が棲息していた。
34 夜明峠 よあかしとうげ 今宮の八郎兵衛が夜を徹して登山の折、ここで夜が明けたことから。
35 裏行場 うらぎょうば 頂上社から南に岩場を下った絶壁の覗き岩の下裏に不動尊が刻まれていると云われているが定かでない。現在は山頂広場に祀られている。
36 天狗嶽 てんぐうだけ 標高1982mの最高地点に祀られている。

アクセスと宿泊[編集]

本社(口之宮)
成就社(中宮)
  • 石鎚登山ロープウェイ(1968年8月1日開通)往復1950円。障害者・団体各種割引有り。山麓下谷駅まで車、頂上成就駅下車より成就社まで徒歩約25分。途中観光リフト(往復500円片道300円)経由でも成就社へも行ける。リフトの終点から成就社へは多くが下りとなる。
  • 徒歩登山道として今宮道(6.6km):河口(コウグチ)に登山口があるが、マニア向けである。
  • 宿泊(成就社):白石旅館300名まで0897-59-0032。玉屋旅館180名まで0897-59-0145。日ノ出屋旅館180名まで0897-59-0143。いずれも一泊二食7550円より
  • 宿泊(ロープウェイ下谷駅):温泉旅館京屋150名まで0897-59-0335、一泊二食7700円より
土小屋遥拝殿

ただし、冬季は通行不可。12月1日(通行は11月30日午後6時まで)から 3月31日まではゲートが閉鎖される。

  • 瓶ヶ森林道終点:松山自動車道いよ西条インターチェンジから車で約2時間。ただし、冬季は通行不可。11月30日(通行は前日の29日まで)から 4月中~下旬頃まではゲートが閉鎖される。
  • 宿泊:白石ロッジ100名まで0897-53-0007。国民宿舎石鎚130名まで0897-53-0005。いずれも一泊二食で7500円より。岩黒レストハウス(食堂と弁当予約のみ)0897-53-0006。
頂上社
  • 表参道の成就ルート:成就社から約3時間の登山。
  • 土小屋ルート:土小屋遥拝殿から約2.5時間の登山。
  • 面河ルート:面河渓(標高700m)からの昔からある裏参道であるが標高差も距離も長い。約5~6時間の登山。
  • 宿泊(久万高原町):国民宿舎古岩屋荘116名まで0892-41-0431、一泊二食で7500円より
  • 宿泊(頂上):頂上山荘30名まで要予約0897-55-4168、一泊二食で8700円より、営業期間5月1日~11月3日

その他[編集]

レッドブル・ホーリーライド2010年から行われているマウンテンバイクダウンヒルレースで、2011年は石鎚神社で開催された[7][8][9]

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 石鎚神社発行 石鎚神社 先達手帳より、以下随所に参考
  2. ^ 本社本殿の前の参拝者休憩所の中の壁面に掲示されている年表より、以下随所にこの年月日や内容を参照
  3. ^ 平成27年5月1日発行の石鎚社報先達通信号による平成27年の日程による
  4. ^ 土小屋遥拝殿の受付に設置の掲示板および昇進時にいただける説明書き
  5. ^ 十亀和作・著「石鎚山三十六王子社」昭和47年6月25日発行を以下参考
  6. ^ これより以下の宿泊所情報は平成26年7月石鎚神社発行の「たかね四十六号」より
  7. ^ 石段を駆け下りるダウンヒルレース「レッドブル・ホーリーライド」 京都で11月29日開催
  8. ^ 4クロスの決勝を井手川直樹が制圧 神社の石段を駆け下りた「レッドブル・ホーリーライド」
  9. ^ 今年も開催!石清水八幡宮の境内をマウンテンバイクが疾走!

外部リンク[編集]