石細胞

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石細胞(せきさいぼう、stone cell)とは厚壁細胞(こうへきさいぼう、sclerenchyma)の一種。細胞細胞壁リグニンペントザン、結晶化したセルロースシリカプラントオパール)などの物質が蓄積し石のように硬くなったもの。細胞壁が厚く発達しに近い状態に変化(木化)しており、細胞自体は死んでいる場合が多い。

通常石細胞は植物の皮などに存在し、野菜果物の皮の部分に多く存在するが、ナシフェイジョア釈迦頭マルメロなどは果肉に多くの石細胞を蓄積している。植物の表面に存在する石細胞の役割は組織を固くし保護する為といわれているが、ナシの果肉に存在する石細胞の役割はよく分かっていない。

石細胞は人間が食べた時の食感に影響しており、ナシのシャリシャリ感や釈迦頭の砂糖を噛むようなジャリジャリした食感は石細胞によるものである。また石細胞は人間の胃腸では消化されず、腸を刺激し便通を良くする効果があるといわれている。

関連項目[編集]