石田穣二

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石田 穣二(いしだ じょうじ、1925年2月24日 - 2003年5月11日)は日本国文学者大分県出身。専攻は中古文学。妻は古典学者の石田百合子。

略歴[編集]

人物・研究[編集]

  • 源氏物語』や『伊勢物語』、『枕草子』を中心とした中古文学を専攻。深い教養に支えられた研究は、歳月を経ても文学史研究において強い影響力を持っている。
  • 特に『源氏物語』の文章を高く評価しており、講演で「源氏を読んでいればいい」(他の作品は読めるようになる)という趣旨の発言を行ったことがある。
  • 1960年代から手がけていた『伊勢物語』の詳細な注釈は、逝去の為に六八段までで終わったが、後に『伊勢物語注釈稿』として弟子の茅場康雄河地修らによってまとめられている。
  • フランス語の本を原書で読む語学力を持っていた。

著書[編集]

単著[編集]

  • 『上代中古日本文学史』東洋大学出版部・1959年
  • 『源氏物語論集』桜楓社・1971年
  • 『源氏物語攷その他』 笠間書院・1989年
  • 木偶居句集 石田穣二先生を囲む会編 私家版、2001.8
  • 『伊勢物語注釈稿』竹林社・2004年(遺稿)

編著[編集]

  • 鑑賞日本古典文学『枕草子』角川書店・1975年

校注・校訂[編集]