石田敏子

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石田 敏子(いしだ としこ、1935年 - )は、日本日本語教育学者、筑波大学名誉教授

人物[編集]

国際基督教大学大学院修士課程修了。同準(准)教授早稲田大学日本語教育研究科非常勤講師、筑波大学教授、1999年定年退官、名誉教授。日本女子大学文学部日本文学科教授、2005年退職。国際教養大客員教授、2010年退職(スタンフォード大講師、ハーバード大講師、パリ第7大講師、INALCO客員教授、オックスフォード大客員研究員、ダーラム大客員教授、マラヤ大客員教授)。

日本語教育を専門とするほか、多様な翻訳も行う。2021年、文化庁長官表彰[1]

著書[編集]

  • 『日本語教授法』(大修館書店) 1988
  • 『入門日本語テスト法』(大修館書店) 1992
  • 『入門書き方の指導法 日本語の教え方を一から学び直したい人へ』(アルク) 2007

共著[編集]

翻訳[編集]

  • サンバガエルの謎 異端の生物学者カンメラーの悲劇』(アーサー・ケストラーサイマル出版会) 1975
    • のち改題『サンバガエルの謎 獲得形質は遺伝するか』(岩波現代文庫)
  • 『新しい外国語教育 サイレント・ウェイのすすめ』(アール・W・ステヴィック、日本ブリタニカ) 1979、のちアルク 
  • 『若者たちよ、自立をめざせ 若き友人達に贈る総合的人間学』(スチュアート・ピッケン、大和書房) 1981
  • 『罪なき者の血を流すなかれ ル・シャンボン村の出来事』(フィリップ・ハリー、新地書房) 1986

脚注[編集]

参考[編集]

  • 石田敏子教授略歴ならびに著述目録 (石田敏子教授退任記念号) 国文目白 2005-02