石川光男

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石川 光男(いしかわ みつお、1918年8月19日 - 1981年4月10日[1])は、日本の児童文学作家。 東京出身。立正大学中退。1943年軍隊に召集され、45年乗っていた特務艦が魚雷攻撃を受けて沈没するが奇跡的に生還。 戦後は新潮社に勤務、戦争体験をもとに童話「若草色の汽船」を書く。おもにノンフィクション作品を執筆。

著書[編集]

  • 『カモメサン』(國華堂日童社) 1943
  • 『若草色の汽船』(東都書房) 1963
    のち学研少年少女文庫
  • ゼロ戦戦艦大和 太平洋戦争の栄光と悲劇』(偕成社、少年少女ドキュメンタリー) 1969
  • 『仲よしとけんかの話』(国際情報社、みんなが知ってる世界おとぎ話) 1969
  • 南極にいどむ』(集英社、ジュニア版世界の冒険) 1971 
  • コロンブス』(小峰書店、幼年伝記ものがたり) 1972 
  • 『戦艦物語 日本海軍の興隆と滅亡』(偕成社、少年少女ドキュメンタリー) 1972
  • 『血と砂 ある海軍兵士のいかり』(あすなろ書房) 1974
  • 『奇跡の脱出』(学習研究社、ジュニアチャンピオンノベルス) 1975
  • ナポレオン』(主婦の友社、少年少女世界伝記全集) 1977
  • 『てっぽうおおさわぎ 種子島鉄砲伝来記』(帆足次郎絵、岩崎書店、絵本ノンフィクション) 1977
  • 『正義に生きる』(童心社、ノンフィクションブックス) 1978
  • 『空とぶ千里のくつ』(教育画劇) 1978
  • 『花咲く島・国境 石川光男詩文集』(石川愛子) 1982

共編著[編集]

  • 『こどもノンフィクション』全20巻(来栖良夫神戸淳吉共編、小峰書店) 1964 - 1965
  • 『世界一の新幹線』(仁杉巖共著、鹿島研究所出版会、少年の科学) 1968

翻訳[編集]

脚注[編集]