石川優実

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いしかわ ゆみ
石川 優実
プロフィール
別名義 石川 由美子
生年月日 1987年1月1日
現年齢 33歳
出身地 日本の旗 日本愛知県[1]
血液型 O型
活動
デビュー 2004年[2]
ジャンル グラビアアイドル
他の活動 女優
受賞歴 クリームガール総選挙 1位(2005年)、新語・流行語大賞トップテン(2019年)
アイドル: テンプレート - カテゴリ

石川 優実(いしかわ ゆみ、1987年1月1日[3][2][4] - )は、日本グラビアアイドルライター女優フェミニスト[5][1]活動家[6]。一時期は女優として石川 由美子名義も使用していた。

お菓子系アイドル時代には「クリームガール総選挙」1位(2005年)。『女の穴』(2014年、吉田浩太監督作品)や『誘惑は嵐の夜に』(2016年、いまおかしんじ監督作品)で映画主演。芸能界における#MeToo活動や、ハイヒールパンプスの強制について問題提起した#KuToo活動でも知られる。2019年、BBCの「100人の女性英語版」に選出。「#KuToo」は同年の新語・流行語大賞トップテンに入選した。

来歴・人物[編集]

1987年愛知県生まれ[1]で、岐阜県で育つ[2][注釈 1]。父親は沖縄県出身[7]2004年10月の商業高校3年生時にスカウトされて芸能活動を始める[2]

初期はお菓子系アイドルとして、主にお菓子系グラビア雑誌[2]で活動した。雑誌『クリーム』が行ったクリームガール総選挙で、大差で1位になるなど人気が高かった。2005年半ばから着エロに転向した。

2008年に事務所を退所してフリーとなった。

2013年10月から2017年4月にかけて P-martTVの「Dashman」、「石川優実の開店ちゃんが行く♪」、「石川優実の閉店ちゃんが行く♪」でパチスロ実践動画を、Dashnmn31回・開店ちゃん41回・閉店ちゃん26回と合計98回配信するも、のちに「パチスロの番組は、コメントに「死ね」とか書かれるので出るのやめました」[8]と語る。

2014年6月28日公開の映画『女の穴』(吉田浩太監督)では、市橋直歩とともにダブル主演を担当[2][9][注釈 2]

2015年12月にはヌード、疑似ファック自慰シーンといったかなり攻めたシーンが収録されたイメージビデオ「わたしのなかの悪魔」が発売された。

2016年2月20日公開のいまおかしんじ監督作品『誘惑は嵐の夜に』でもダブル主演[4][10]。精神が入れ替わった母娘の役を、高樹澪とともに務めた[10]

2017年伊藤春香(はあちゅう)が行ったセクシャルハラスメント告発をきっかけに、自身が経験した芸能界でのセクハラ事情をTwitternoteで告発。日本での「#MeToo」運動を行った[11]

2019年には「#KuToo」運動を展開した[5][1]節「#KuToo運動」や記事「#KuToo」も参照)。

活動[編集]

#KuToo運動[編集]

詳細は「#KuToo」を参照

2019年1月24日のツイート[12]

私はいつか女性が仕事でヒールパンプスを履かなきゃいけないという風習をなくしたいと思ってるの。専門の時ホテルに泊まり込みで1ヶ月バイトしたのだけどパンプスで足がもうダメで、専門もやめた。なんで足怪我しながら仕事しなきゃいけないんだろう、男の人はぺたんこぐつなのに。
石川 優実、Twitter

が反響を呼ぶ。このツイートが拡散されるなかで、#MeTooに倣い靴と苦痛をかけた「#KuToo」のハッシュタグが登場した[13][5]。2週間後、Change.org Japanのスタッフである遠藤まめたからの呼びかけに応じ、厚生労働省にパンプス強制を禁止する通達を各企業に出すことを求める署名活動を行った[1]

同年10月、BBCが2013年から毎年選出している「100人の女性英語版」に日本人2人のうちの一人として選ばれた[14][15][注釈 3]

年末には「#KuToo」が新語・流行語大賞でトップテン入りし、石川が受賞した[16]

著書『#KuToo ― 靴から考える本気のフェミニズム ―』[編集]

2019年11月に、現代書館から著書『#KuToo ― 靴から考える本気のフェミニズム ―』(ISBN 978-4768458686)を出版。この著書は222ページのうち101ページ分(60頁〜161頁)がSNSへの投稿からの引用とそれに関する批評で構成されており、本の構成上、最も大きな割合を占めている。

引用されたSNS投稿には、原文の一部が除去されていたり、引用リツイートや単独のツイートも石川に対する「クソリプ」扱いにされているものがあるとして、これらが捏造改竄に当たるのではないかとの批判がインターネット上でおこなわれている[17]が、現代書館は適法な引用であると主張している[17][18]。2020年1月には石川が、自身に対する誹謗中傷がおこなわれているとして、法的措置も検討しているとの声明を出した[19]。また、2020年8月に著作権侵害を理由に石川らを提訴したと、引用されたSNS投稿者側の弁護士がツイッター上で発表している[20]

作品[編集]

イメージビデオ[編集]

  • 片想い(2006年3月10日、メディアステーション
  • 純愛(2006年12月8日、竹書房
  • Pussy Cat(2007年2月26日、英知出版
  • 激写 Vol.25 愛って…(2007年5月18日、日本メディアサプライ)
  • PINK EROTEEN グラマラス(2007年5月25日、ラブドルネット)
  • 激写 スペシャル 桃尻娘(2007年8月17日、日本メディアサプライ)
  • 私立H学園(2007年8月25日、アウトビジョン
  • 究極乙女(2007年12月21日、メディアフォース)
  • 激写 スペシャル ゆみもえパラダイス(2008年2月15日、日本メディアサプライ)
  • 激写 ゆれる想い(2008年3月21日、日本メディアサプライ)
  • 究極乙女 石川優実 LOVES 黒木ななみ(2008年4月18日、メディアフォース)
  • 原点回帰(2008年6月27日、アストロシステムジャパン)
  • 激写 スペシャル All About 石川優実(2008年10月17日、日本メディアサプライ)
  • お菓子系No.1アイドルの限界露出!!(2009年4月24日、ROOM18)
  • 本気萌え グラドルビーチバレー 激闘篇(2009年4月24日、エスピーオー
  • 究極乙女 石川優実 LOVES 武藤なみ(2009年6月26日、メディアフォース)
  • 究極乙女 石川優実 SECOND STAGE(2009年7月24日、メディアフォース)
  • 激写 ユルエロの女王(2009年9月18日、日本メディアサプライ)
  • JUPITER(2009年10月16日、マーレーインターナショナル)
  • 究極乙女 石川優実 LOVES 浜田由梨(2009年12月18日、メディアフォース)
  • 究極乙女 石川優実「お菓子系No.1は純真可憐」(2010年1月29日、メディアフォース)
  • 究極乙女 石川優実「Love me again !」(2010年8月27日、メディアフォース)
  • 舞姫 my hime 石川優実〜お菓子系アイドルの限界SEXY〜(2011年2月18日、メディアブランド)
  • 究極乙女 石川優実「憐愛体質」(2011年5月6日、KUDETA)
  • 恋少女*H(2011年7月29日、M.B.Dメディアブランド)
  • 初恋ノスタルジア(2011年10月28日、U-side)
  • 究極乙女「憐愛体質 Part2」(2012年4月27日、KUDETA)
  • 究極乙女 「憐愛体質3」(2012年11月30日、KUDETA)
  • Blue Sunshine(2013年1月25日、EDEN)
  • 2人っきりの秘密旅行(2013年4月25日、ターンテーブル)
  • 欲望の対象(2013年7月18日、ギルド)
  • 欲望マヌーヴァー(2014年2月20日、ギルド)
  • Actress(2014年11月21日、竹書房)
  • わたしのなかの悪魔(2015年12月18日、竹書房)

出演[編集]

舞台[編集]

  • 「ミッドナイトフラワートレイン」(朝倉薫演劇団 第17回アトリエ公演:2008年7月21日 - 8月4日、エルスタッフスタジオ)
    • 天神お染(岡崎染子) 役 ※石川由美子 名義
  • 「幕末エンジェル〜伝えたい愛の歌〜」(朝倉薫演劇団特別公演:2008年11月27 - 30日、野方区民ホール)
    • 女中 役 ※石川由美子 名義
  • 「喀血!!銀玉高校応援団〜純情大暴走篇〜」(劇団空感エンジンプロデュース公演2009:2009年6月19 - 22日、エアースタジオ)
    • 保険医 マリコ 役
  • 「赤いノートと緑のケータイ」(劇団オオシロピンノ:2009年11月13 - 15日、しもきた空間リバティ)
    • 女子大生 牧田ルカ 役(メインキャスト)
  • CINESTAGE vol.2「ひたちなかのラベンダー」(ENBUゼミナール:2015年7月22 - 26日、新宿ゴールデン街劇場
    • 菊池朋代 役
  • 「ふたりごと」(シザーブリッツ:2016年7月26 - 31日、上野ストアハウス)

映画[編集]

書籍[編集]

著書[編集]

写真集[編集]

ムック[編集]

  • 『ムク!』(2005年、ワイレア出版)
  • 『SWEETie』(2005年、英知出版)

雑誌[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 出典には「岐阜県出身」とある[2]
  2. ^ 岐阜と東京のパチンコホールでアルバイト勤務した[要出典]
  3. ^ もう一人の日本人選出者は立命館大学相撲部の今日和(こん・ひより)[14]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 石川優実さんが振り返る「#KuToo」運動1年 “クソリプ”への対応から学んだ問題の本質|好書好日” (日本語). 好書好日. 2020年1月13日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 市橋直歩&石川優実「エロと切なさと恋と青春が良いバランス」大胆濡れ場に挑んだ映画『女の穴』”. マイナビニュース (2014年6月24日). 2015年6月14日閲覧。
  3. ^ 石川優実”. 俳優・監督. 映画.com. 2020年2月2日閲覧。
  4. ^ a b 大杉真心 (2019年7月12日). “「#KuToo」の署名活動を行う石川優実が語る “ファッションからの提案も必要””. WWD Japan. 2020年2月2日閲覧。
  5. ^ a b c 広がる「#KuToo」 パンプス反対署名、1万人超える”. 毎日新聞. (2019年2月28日).
  6. ^ 石川優美プロフィール”. 2020年11月10日閲覧。
  7. ^ 沖縄!”. オフィシャルブログ「また余計なことを…」 (2009年7月10日). 2014年6月28日閲覧。
  8. ^ パチスロの番組は、コメントに「死ね」とか書かれるので出るのやめました。”. 石川優実Twitter (2018年5月6日). 2019年6月23日閲覧。
  9. ^ a b 女の穴 劇場公開日 2014年6月28日”. 作品情報. 映画.com. 2020年2月2日閲覧。
  10. ^ a b c 誘惑は嵐の夜に 劇場公開日 2016年2月20日”. 作品情報. 映画.com. 2020年2月2日閲覧。
  11. ^ 大久保舞 (2018年5月23日).“日本の芸能界で#MeTooの先駆けとなった女性・石川優実さんにインタビュー”. yummy!. 2020年1月20日閲覧。
  12. ^ 石川優実 (2019年1月24日). “2019年1月24日のツイート”. @ishikawa_yumi. Twitter. 2020年2月2日閲覧。
  13. ^ 佐々木恵理「増殖するハラスメント」『ことば』第40巻、2019年、36-53頁。
  14. ^ a b 「#KuToo」提唱者ら選出=「100人の女性」に日本人2人-英BBC”. 時事ドットコムニュース. 時事通信社 (2019年10月16日). 2019年10月18日閲覧。
  15. ^ BBC 100 Women 2019: Who is on the list this year?”. BBC News. (2019年10月16日) 2020年1月18日閲覧。
  16. ^ 第36回 2019年 授賞語”. ユーキャン新語・流行語大賞. 2020年1月18日閲覧。
  17. ^ a b 現代書館、石川優実さんの書籍『KuToo』を巡る「捏造」批判に反論 「クソリプ」掲載はあくまで「引用」「原文のまま」”. ねとらぼ. ITmedia (2019年12月1日). 2020年7月7日閲覧。
  18. ^ 石川優実著『#KuToo』について”. 現代書館 (2019-11-). 2020年6月21日閲覧。
  19. ^ “#KuToo発信石川優実氏が中傷に法的措置を検討”. 日刊スポーツ. (2020年1月17日). https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202001170000500.html 2020年7月7日閲覧。 
  20. ^ https://twitter.com/ozawakazuhito/status/1290233352834789380
  21. ^ 裸の劇団 いきり立つ欲望”. pg-pinkfilm.com. 2019年7月25日閲覧。
  22. ^ ヤリ頃女子大生 強がりな乳房”. pg-pinkfilm.com. 2018年8月25日閲覧。
  23. ^ “【朗報】高校生も合法で鑑賞できるピンク映画!『OP PICTURES+フェス2018』今週末からテアトル新宿で開催。豪華18作品が連日上映&出演女優の舞台挨拶イベントもてんこ盛り!リピーター割引も。【予告編ムービー17本掲載。チェックしてね!】 (2/2ページ) - FANZAニュース(旧DMM.R18)” (日本語). FANZAニュース(旧DMM.R18). https://news.dmm.co.jp/article/1000135/?page=2 2018年8月25日閲覧。 

関連文献[編集]

  • 石川優実、濱田すみれ「靴の自由から性差別の風習をなくしたい #KuTooキャンペーンに取り組む意味 インタビュー 石川優実さん」『女たちの21世紀 = Women's Asia 21』第99号、2019年9月、25-29頁、NAID 40022025132

外部リンク[編集]