石井七歩

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石井 七歩(いしい なほ、 (1991-03-16) 1991年3月16日(27歳)-)は、日本の女性現代美術家芸術家東京都生まれ。芸術系の高校を中退後に多摩美術大学に入学して数ヶ月で中退し、アーティスト集団「旅団」の結成と解散を経てフリーランスに転向した。

人物[編集]

2010年頃より、自身が生まれ育った江戸川区団地の記憶を元に[1]、現在のスタイルである都市と自然を融合させたドローイングを中心に作品制作を行い始めた。様々なパーツを積み上げて、自動筆記的に描く手法を取っている。

16歳のときに芸術系の高校に進学するも、高校3年生の3学期に「どうしても、これ以上我慢できなくなって」高校を中退した。その後、多摩美術大学に進むも、違和感を抱き、1か月で学校に見切りをつけ、3~4か月後には退学する[1]。代わりにアーティスト集団の旅団を結成して団長を務め、団長として組織を成長させながら数々の作品制作を行った。組織としての行き詰まりを感じ、自らの判断で旅団を解散させた後は、セルフプロモーションによるフリーランスとして活動中である。

SNSを前提として個人で戦略的に活動を展開し続けており、先鋭的な感覚を持つ鑑賞者から、徐々にではあるが注目される。現在は、SNS上の特徴的な活動により、各種メディアにおいて「SNS時代のアーティスト」と言った謳い文句でも紹介されている。

表現の幅を拡げるため、ドローイングのみならず、造形デジタル絵画などにも挑戦している。

制作環境[編集]

自宅における制作が殆どである。

Rerearealism[編集]

2017年初めよりパトロンの協力で東京都渋谷区にアトリエ「Rerearealism」を設け、SNS上で集客を行って自身の制作作業を公開し、他分野からの来訪者との会話で新たな作品に繋がるヒントを探る傍ら、自身の作品やその他の小物を販売していた。更には、過去に発表した作品群を地下室で展示するアーカイブ展なども行っていた。営業当時のRerearealismは、SNSアートと現実世界を密接に結び付ける活動となり、Facebook上で約50万人のフォロワーを集めるTIMELINE社の取材が入るなど、各所より注目を浴びていたようである。しかし、2018年現在は公式な告知無く退去済み[2]で、別の店舗が入居している。

主な参加展覧会[編集]

個展[編集]

  • 2016年 ブロークン・トーキョー : 再構築の街 /中銀カプセルタワービル(東京)[7]
  • 2017年 NAHO ISHII ARCHIVES EXHIBITION /Rerearealism 地下ギャラリー(東京)[8]

 脚注[編集]

  1. ^ a b “【2017年に読まれたイチオシ記事】「500年後に友達を作りたい」 美大を3か月で中退後、街を描き続ける20代女性アーティスト”. 朝日新聞デジタル. (2017年12月28日). http://www.asahi.com/and_M/articles/SDI2017121492661.html?iref=comtop_fbox_u09 2017年12月30日閲覧。 
  2. ^ Rerearealism” (日本語). Rerearealism. 2018年7月8日閲覧。
  3. ^ 表参道GYREにて3.11以後の日本を考える「超群島 - HYPER ARCHIPELAGO -」展が開催
  4. ^ 青森県立美術館オフィシャルページ 常設展+特別展示「超群島 -ライト・オブ・サイレンス」
  5. ^ VOCA展2013
  6. ^ 街中で夜通し芸術のお祭り 東京・六本木で「アートナイト」
  7. ^ ブロークントーキョー公式サイト
  8. ^ http://rerearealism.com/naho-ishii-archives-exhibition/

 外部リンク[編集]