矢島宇吉

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矢島 宇吉(やじま うきち、1869年12月25日 - 1932年11月27日)は、日本の牧師

経歴[編集]

1869年、群馬県群馬郡上郊村大字保渡田にて生まれる[1]1887年、小学校の教員をしていた時に、高崎教会に出席するようになり、高崎教会で星野光多から受洗[1]1897年明治学院神学部卒業[1]、千葉組合教会牧師として赴任[1]

1902年ハワイヒロ市の日本人教会牧師に転任[1]1907年ヒロ市の日本人教会牧師を辞し、アメリカ本土に渡る[1]。カリフォルニア州のオークランドからサンフランシスコへ向う列車の車中で、読み捨てられた神の教会の機関誌「ゴスペル・トランペット」を取り上げて読み、神の教会改革運動に触れる。

1908年、ゴスペル・トランペット社、及びニューヨークの神の教会ミッションホームに滞在[1]神の教会の真理に導かれ[1]、同年3月27日帰国[1]。品川区大井町にてW・アレキサンダー宣教師と共に「神の教会運動」を開始[1]1911年、大井町から武蔵境に移転[1]1917年、武蔵境から本郷追分町に移転し、本郷神の教会を設立[1]1925年、本郷神の教会牧師を辞し、練馬江古田の地に移転[1]。練馬神の教会を設立[1]

1932年11月27日、療養中の千葉県保田の地にて召天(63歳)[1]

著書[編集]

訳書[編集]

  • 『真の基督教』シー・イー・オア著 Charles Ebert Orr著 純福音社

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 矢島宇吉師 略歴”. 日本神の教会連盟. 2022年12月閲覧。

関連項目[編集]