矢作直樹

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やはぎ なおき
矢作 直樹
生誕1956年
出身校金沢大学(学士)
滋賀医科大学(博士)
職業医師、医学者
著名な実績死後の世界の主張
肩書き東京大学名誉教授
政党日本のこころ

矢作 直樹(やはぎ なおき、1956年 - )は、日本医学者政治活動家

東京大学名誉教授。専門は救急医学集中治療医学

経歴[編集]

神奈川生まれ。1981年金沢大学医学部を卒業後、麻酔科救急・集中治療、内科臨床医として勤務しながら、医療機器の開発に携わる。

1982年富山医科薬科大学助手、1983年国立循環器病センターレジデント[1]1991年7月より国立循環器病センター外科系集中治療科医員を経て後に医長[2]1993年に「犬における静脈空気塞栓の肺通過域値に及ぼすハロセンフェンタニールケタミンの影響」で滋賀医科大学にて博士医学)を取得。

1999年東京大学工学部精密機械工学科教授、2001年東京大学医学部救急医学分野教授、東京大学医学部附属病院救急部・集中治療部部長を歴任した[3]2016年に退官し名誉教授に就任[4]

2011年『人は死なない』を上梓、死後世界の存在を主張して18万部となり、以後、出版活動をスタート。 2014年に刊行した『おかげさまで生きる』は30万部を突破。

2016年第24回参議院議員通常選挙日本のこころから比例区で出馬するが落選[5]

著書[編集]

  • 『人は死なない ある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索』バジリコ 2011
  • 『「あの世」と「この世」をつなぐお別れの作法』ダイヤモンド社 2013
  • 『医師が考える死んだらどうなるのか? 終わりではないよ、見守っているよ』PHP研究所 2013
  • 『魂と肉体のゆくえ 与えられた命を生きる』きずな出版 2013
  • 『天皇』扶桑社 2013
  • 『「いのち」が喜ぶ生き方』青春出版社 2014
  • 『ご縁とお役目 臨床医が考える魂と肉体の磨き方』ワニブックスPLUS新書 2014
  • 『悩まない あるがままで今を生きる』ダイヤモンド社 2014
  • 『日本人のお役目』ワニブックスPLUS新書 2014
  • 『おかげさまで生きる』幻冬舎 2014
  • 『世界一美しい日本のことば』イースト・プレス 2015
  • 『見守られて生きる』幻冬舎 2015
  • 『生き惑う人へ』河出書房新社 2015
  • 『変わる』ダイヤモンド社 2016
  • 『人生は、約束』光文社 2016
  • 『ひとりを怖れない』小学館 2016
  • 『健やかに安らかに 小さな喜びを見つけ、一日一日を大事に積み重ねてゆく』山と渓谷社 2016
  • 『身軽に生きる』海竜社 2017
  • 『今を楽しむ ひとりを自由に生きる59の秘訣』ダイヤモンド社 2017
  • 『天皇の国 譲位に想う』青林堂 2017
  • 『自分を休ませる練習 しなやかに生きるためのマインドフルネス』文響社 2017
  • 『天皇の祈りが世界を動かす』扶桑社新書 2017
  • 『動じないで生きる 求めず、期待せず、依存せず、気にせず』幻冬舎 2018
  • 『日本史の深層』扶桑社 2018
  • 『長生きにこだわらない 最後の日まで幸福に生きたいあなたへ』文響社 2019
  • 『日本歴史通覧 天皇の日本史』青林堂 2019
  • 『今という一瞬に、一生の幸せがある』廣済堂出版 2019
  • 『あらゆるストレスが消えていく50の神習慣』ワニブックス 2019
  • 『“人生の災害”に負けない マインドレスキュー』山と渓谷社 2019
  • 『安心して、死ぬために』扶桑社 2019
  • 『「死」が怖くなくなる50の神思考』ワニブックス 2020
  • 『自分を好きになる練習 何才からでも始められる「自分育て」』文響社 2020
  • 『「ねばならない」を捨てて生きる』幻冬舎 2020

共著[編集]

  • 『死ぬことが怖くなくなるたったひとつの方法 「あの世」をめぐる対話』坂本政道共著 徳間書店 2012
  • 『人は死なない。では、どうする? 東大医学部教授と気功の泰斗の対論』中健次郎共著 マキノ出版 2012
  • 『命には続きがある 肉体の死、そして永遠に生きる魂のこと』一条真也共著 PHP研究所 2013
  • 『神(サムシング・グレート)と見えない世界』村上和雄共著 祥伝社新書 2013
  • 『天皇と日本人 アメリカ70年の呪縛を祓う』中條高徳共著 毎日ワンズ 2013
  • 『「あの世」の準備、できていますか?』田口ランディ共著 マガジンハウス 2014
  • 『ありのままで生きる 天と人をつなぐ法則』保江邦夫共著 マキノ出版 2014
  • 『いのちは終わらない 「SATOメソッド」という希望』佐藤眞志共著 日本文芸社 2014
  • 『気をつかわずに愛をつかう 矢作&プリミ「宇宙愛」対談』白井剛史共著 アーバンプロ出版センター 2014
  • 『未来のための日本の処方箋』秋山眞人共著 JMA・アソシエイツココリラ出版事業部 2014
  • 『〈祈り祀る〉この国の形 地球隠れ宮《幣立神宮》セッション 世界に《ここだけ》のものを伝え残していくために』春木伸哉共著 ヒカルランド 2015
  • 『こっちの世界、あっちの世界』稲葉耶季共著 マキノ出版 2016
  • 『日本の約束 世界調和への羅針盤』長堀優 濁川孝志共著 でくのぼう出版 2018
  • 『失われた日本人と人類の記憶』並木良和共著 青林堂 2019
  • 『「からだ」という神様 新時代における心身の癒し方』保江邦夫 迫恭一郎共著 ビオ・マガジン 2019
  • 『新型コロナウイルスへの霊性と統合』並木良和共著 青林堂 2020
  • 『日本の霊性を上げるために必要なこと』神原康弥共著 徳間書店 2020

監修・解説[編集]

  • レイモンド・ムーディ, ポール・ペリー『生きる/死ぬその境界はなかった 死後生命探究40年の結論』監修 堀天作訳 ヒカルランド 2013
  • リサ・ランキン『病は心で治す 健康と心をめぐる驚くべき真実』解説 古草秀子訳 河出書房新社 2015
  • アニー・ケイガン『アフターライフ 亡き兄が伝えた死後世界の実在、そこで起こること』監修 島津公美訳 ダイヤモンド社 2016
  • 文部省『[復刻版]初等科修身[中・高学年版]』解説 ハート出版 2020

論文[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 矢作直樹”. 幻冬舎plus. 2022年2月22日閲覧。
  2. ^ 日本人のお役目(矢作直樹)|ワニブックスオフィシャルサイト”. www.wani.co.jp. 2022年2月22日閲覧。
  3. ^ 『生き惑う人へ』著者紹介
  4. ^ 名誉教授称号
  5. ^ 矢作 直樹:立候補者情報:比例区 時事通信

関連項目[編集]

外部リンク[編集]