真昼の死闘

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真昼の死闘
Two Mules for Sister Sara
監督 ドン・シーゲル
脚本 アルバート・マルツ
原案 バド・ベティカー
製作 マーティン・ラッキン
キャロル・ケイス
出演者 クリント・イーストウッド
シャーリー・マクレーン
音楽 エンニオ・モリコーネ
撮影 ガブリエル・フィゲロア
編集 ロバート・F・シュグリュー
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
公開 アメリカ合衆国の旗 1970年6月16日
日本の旗 1971年2月6日
上映時間 105分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
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真昼の死闘[1](まひるのしとう、原題:Two Mules for Sister Sara)は、1970年制作のアメリカ合衆国西部劇映画

クリント・イーストウッドが主演した[2]ハリウッド映画であるが、フランス占領下のメキシコを舞台としており、西部劇というよりはマカロニ・ウェスタンの色合いを感じさせる作品である。監督のドン・シーゲルとはこの後『白い肌の異常な夜』(興行的には失敗)、『ダーティハリー』でもコンビを組み、師弟関係ともいえる間柄となる。

あらすじ[編集]

流れ者のホーガンは、三人組の男に襲われていた尼僧のサラを成り行きで助ける。ホーガンは、付近を通りかかったフランス軍にサラを預けようとするが、彼女は革命派の一員として活動してフランス軍に追われていたため、ホーガンは身を隠してフランス軍をやり過ごす。ゲリラとともにフランス軍の駐屯地から金品を奪う計画を立てていたホーガンは、サラが駐屯地近くの教会の尼僧だと知り、彼女を連れてゲリラのアジトに向かう。二人は近くの集落でフランス軍がいることを知り、サラが情報収集のためにフランス軍と接触するが、そこで危篤状態の大佐の最期を看取るように頼まれる。しかし、その大佐はサラと面識がある人物だったため、彼女は大佐が死んだ後に慌ててその場を逃げ出した。

弾薬を積んだフランス軍の列車が進行していることを知った二人は、先回りして鉄橋を爆破しようとするが、途中でインディアンに襲われたホーガンが負傷する。襲ってきたインディアンはキリスト教を信仰していたため、サラは自らを楯にしてホーガンの命を救い、彼に指示されて傷の手当てを行う。手当てを終えた二人は鉄橋に到着し、ダイナマイトで鉄橋を列車ごと爆破しようとする。負傷したホーガンは、代わりに鉄橋に登ってダイナマイトを設置するようにサラに頼むが、彼女が拒否したため問答となるが、渋る彼女に強引に鉄橋を登らせてダイナマイトを設置させる。二人は列車ごと鉄橋を爆破することに成功し、岩山に潜伏するゲリラのベルトラン大佐と合流する。ホーガンは、サラから「パリ祭の日には駐屯地の警備が手薄になる」という情報を聞き、その日に駐屯地を襲撃しようと提案し、サラの持つ金品を元にダイナマイトを集める。

ホーガンたちは駐屯地に到着するが、列車を爆破された影響で警備は厳重になっており、ベルトランは攻撃を中止しようとする。サラは、駐屯地に通じる地下道がある建物にホーガンたちを案内するが、そこは売春宿となっており、サラは尼僧ではなく売春宿で働く娼婦であることが判明する。ホーガンたちは地下道を通って駐屯地の地下牢に到着するが、地上への出口は施錠されており浸入できず、サラは「自分をフランス軍に引き渡して地下牢に入れさせる」と提案し、ホーガンがその役目を引き受ける。ホーガンはサラを連れて駐屯地に向かい、手配犯のサラを捕まえたことでルクレール将軍から歓待を受ける。やがて、駐屯地に仕掛けた爆発し、ホーガンはルクレールを射殺して金庫を奪い、ベルトランたちはフランス軍に攻撃を仕掛けて駐屯地を占領する。金庫を手に入れたホーガンは、互いに惹かれ合っていたサラを連れて旅立つ。

キャスト[編集]

※括弧内は日本語吹き替え(NET版 / 東京12チャンネル版)

脚注[編集]

  1. ^ クライマックスのフランス軍駐屯地奇襲シーンは夜。
  2. ^ 原題からは偽尼僧のサラが主役と解釈できる。またクレジット上はシャーリー・マクレーンがトップクレジットとなっている。

外部リンク[編集]