真幸くあらば

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真幸くあらば』(まさきくあらば)は、小嵐九八郎による小説、またはそれを原作とする2010年1月9日公開の日本映画。また、映画の公開を受けて江川達也が映画の前編となる漫画「真幸くあらば-終わりと始まりの夏-」を執筆した。

タイトル[編集]

タイトルは万葉集に収められている有間皇子の歌「磐代の浜松が枝を引き結び真幸くあらばまた還り見む」から引かれたもので、「真幸くあらば」は「無事であったなら」の意。天皇に対する謀反の疑いで逮捕された有間皇子が、幸運を祈って松の枝を結び、無事に戻って来られたらまたこれを見られるだろう、と歌ったもの。

あらすじ[編集]

南木野淳はカップルを殺害した罪で投獄され、死刑宣告を受ける。控訴せず、潔く死刑の執行を待つだけだった淳に、殺害された男性の婚約者だという女性が面会を求めてきた。婚約者は浮気中に殺されたのだった。その女性、榊原茜(映画では川原薫)は、婚約者の不実を知って淳を憎みきれずにいた。

面会を重ねるうちに惹かれはじめていった二人は、聖書に小さく文字を書き込むことで「秘密の通信」を開始する……。

登場人物・映画キャスト[編集]

南木野 淳
演:久保田将至
物語の主人公。少年院に入っていた過去を持つ。
死刑を宣告されてからは、ひたすら絵を描くことに没頭する。
榊原茜(映画では川原薫)
演:尾野真千子
淳が殺害した男性と婚約していたクリスチャンの女性。
淳が死刑宣告された後、淳と面会するため淳の養母となる。
何度も淳と面会しているうちに、聖書を通した「秘密の通信」を提案するようになる。

スタッフ[編集]

映画版のエピソード[編集]