盾の勇者の成り上がり

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盾の勇者の成り上がり
ジャンル 異世界ファンタジー
小説
著者 アネコユサギ
イラスト 弥南せいら
出版社 KADOKAWA
掲載サイト 小説家になろう
レーベル MFブックス
連載期間 2012年10月29日 -
刊行期間 2013年8月23日 -
巻数 既刊19巻(2018年1月現在)
小説:槍の勇者のやり直し
著者 アネコユサギ
イラスト 弥南せいら
出版社 KADOKAWA
掲載サイト 小説家になろう
レーベル MFブックス
連載期間 2014年4月1日 -
刊行期間 2017年9月25日 -
巻数 既刊2巻(2017年12月現在)
漫画:盾の勇者の成り上がり
原作・原案など アネコユサギ(原作)
弥南せいら(キャラクター原案)
作画 藍屋球
出版社 KADOKAWA
掲載誌 コミックフラッパー
レーベル MFコミックス フラッパーシリーズ
発表号 2014年3月号 -
巻数 既刊11巻(2018年7月23日現在)
漫画:槍の勇者のやり直し
原作・原案など アネコユサギ(原作)
弥南せいら(キャラクター原案)
作画 にぃと
出版社 KADOKAWA
掲載サイト ComicWalker
ニコニコ静画
発表号 2017年8月 -
巻数 既刊1巻(2017年12月現在)
アニメ
原作 アネコユサギ
監督 阿保孝雄
シリーズ構成 小柳啓伍
キャラクターデザイン 諏訪真弘
音楽 Kevin Penkin
アニメーション制作 キネマシトラス
放送局
放送期間 2019年1月 -
テンプレート - ノート
プロジェクト ライトノベル漫画アニメ
ポータル 文学漫画アニメ

盾の勇者の成り上がり』(たてのゆうしゃのなりあがり)は、アネコユサギによる日本ライトノベル。イラストは弥南せいら。2012年から小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載中。また、2013年からMFブックス(KADOKAWA)より書籍化されている。既刊19巻(2018年1月現在)。

コミックフラッパー』(KADOKAWA)にて2014年3月号より、藍屋球による漫画版が連載されている[1]

あらすじ[編集]

大学生の岩谷尚文は盾の勇者として異世界召喚された。そこには、剣の勇者・天木錬、弓の勇者・川澄樹、槍の勇者・北村元康も召喚されていた。国王より(次元の亀裂から魔物が大量に這い出てくること)から世界を守ることを命ぜられた四人は、それぞれの武器を鍛えるため供を連れて旅をすることになるが、尚文の供になったのはマインのみであった。しかし、マインはすぐに裏切り、尚文は冤罪をかけられる。名声や金銭を失った尚文は一人で旅に出るが、盾の勇者は攻撃できないため、攻撃力として奴隷亜人の少女ラフタリアを買い、二人での旅を始める。

登場人物[編集]

声優はアニメ / ドラマCD、声優名1人の場合は、原則アニメ版のみであることを示す。

メインキャラクター[編集]

岩谷 尚文(いわたに なおふみ)
声 - 石川界人[2] / 鈴木達央
本作の主人公。四聖勇者、盾の勇者
20歳の大学生。オタク趣味で、某ネットゲームでは3番目に大きい複合ギルドの首脳陣をしている。図書館で「四聖武器書[注 1]」という本を読んでいると、気が付いたら異世界に盾の勇者として召喚された。
波に備えてそれぞれの武器を鍛えるために国が用意した仲間とともに旅立つが早々にマイン(マルティ)に裏切られ、冤罪で強姦魔の烙印を押されてしまう。味覚をなくすほど人間不信に陥ったが、攻撃力がない盾の勇者ではソロでの限界を感じて奴隷商から捨て値で売られていた少女ラフタリアを購入する。メルロマルク2回目(勇者召喚後1回目)の波の後にラフタリアの開放を求めて無理矢理元康と決闘をさせられ、攻撃力がないながら善戦するもマルティの横やりで敗北。マルティの不正も姫の立場を利用し封殺され、カースシリーズが解放されるほどの怒りと不信感にのまれるが、 奴隷から開放されたラフタリアが自分の意思で尚文の元に戻ってきたことで救われ、失われていた味覚も戻った。
その後は盾の勇者の身分を隠し、卵から孵化した馬車を引く鳥型の魔物フィロリアルのフィーロを使って、調合した薬や彫金したアクセサリーを売り歩く行商を始め、神鳥の聖人として名を馳せる。盾の勇者を悪魔として迫害した三勇教の主導で迫害が続くも勇者らと教皇を倒し、メルロマルクの女王の帰還で名誉回復がなされる。
波に代わり四霊・霊亀が暴れ始めるが、これを操っていた別の異世界の眷属器の勇者キョウと戦い、これを撃退するも霊亀のエネルギーを持って自分の世界に逃走。逃走したキョウを追って別の異世界に渡り、異世界の四聖・風山絆と出会い、彼女らと協力してキョウを倒して霊亀のエネルギーを取り戻し、絆たちとは休戦協定を結び帰還する。
自分が元の世界に帰ってもラフタリアが生活できる場所を作るため、霊亀討伐の恩賞でラフタリアの故郷の領地と伯爵の地位を貰い、元ラフタリアの村の住人を中心に奴隷を集め、村の復興と四霊・鳳凰に向けて私兵の育成を行う。尚文本人は奴隷をコキ使って狩りや行商をさせていると言っているが、過度なことはさせていないので待遇は良く村の奴隷からは慕われている。霊亀に敗北して評価が地に落ちた他の勇者たちを捕縛し、説得・和解した。
戦力を整えて鳳凰に挑むも七星の鞭の勇者タクトに横やりを入れられ、アトラや連合軍の多くが戦死し深い悲しみと虚無感に支配される。フォーブレイにてタクト一味に襲撃され、激怒した尚文らはタクトらに挑むが、盾の聖武器を奪われて敗北。意識を失った際に、伝説の武器の精神世界で盾の精霊となったオストとアトラと再会、助言と励ましを受けた事で立ち直る。意識が回復後、立ち直らせた叡智の賢王から杖の眷属器を借りて再戦し、勇者を僭称したタクトを倒し、復讐を果たす。
村で保護された絆の仲間エスノバルトの要請で、再び異世界に渡るも敵の妨害で盾の機能が封じられる。以前助けた鏡の眷属器の力を借りて、一時的に鏡の勇者になる。
戦闘スタイルはその名の通り盾役。群を抜いて高い防御力とスキルで敵の前面に立ち味方を守り敵の動きを阻害する。その代わり攻撃力はほぼなく、関節技も使えない所まで徹底されている[注 2]
魔法適正は回復と援護。こちらも攻撃能力は一切ない。勇者専用魔法は味方の全ての能力を上昇させる「オーラ」。カースシリーズは「憤怒」が発現しており、高い防御力と他の盾にない攻撃手段も得ることができるが、呪いの代償で精神汚染や長期間ステータスダウンがかかる。
冤罪事件の前はお調子者で、人並に女性への興味も持っていたが、事件後はやさぐれ、口も悪くなり、疑り深い性格となった。敵に対して容赦がなく、必ず報復を与えようとする。その相手が苦しんでいる様子を見て喜ぶところもある。時には邪道な行為も躊躇いなく行う事もある。
一方で本質的な優しさは失われておらず、ラフタリアをはじめとした奴隷達に対して、戦いを嫌がった場合は奴隷紋を発動したりはするものの、それ以外で扱いを悪くしたりはせず、むしろ丁重に面倒を見ており、戦いでも怪我をしないように立ち回っている。そのため奴隷や仲間達から強い信頼を寄せられている。疑り深く人間不信になった反面、ラフタリアやエルハルト等の自分を信じ、親切にしてくれた相手に対しては、信頼する気持ちが強く、受けた恩を返そうとする。また、敵対関係となっていた者(三勇者やグラスたち、クズ等)でも、相手がきちんと反省している、改心している場合は、和解し受け入れる器量の良さもある。しかし、尚文本人は奴隷を行使し、悪行を平然とする悪人だと思っており、時に奴隷たちに対して罪悪感を感じる事がある。
このようにいい意味でも悪い意味でもやられたらやり返す性格であり、相手を映す鏡のような性分から鏡の眷属器に選ばれる要因となる[注 3]
冤罪事件で女性にハメられたトラウマで女性に対して一定の距離を置いており、性的思考が一切なくなっている。仲間に女性も多く、ラフタリアを初め、思いを寄せているが恋愛関係は考えておらず、煩わしいので平和になるまで村で恋愛を禁止している。また、悪人の自分が所帯を持つのはあり得ないとも思っている。ラフタリアに関しては波と戦う使命優先で恋愛を嫌っていると思っていたが、後に女性不振のトラウマからそう思いたかっただけだったと独白している。アトラの戦死後は、遺言により多少寛容となり、自身に好意を持つ女性の思いを答えるようにしたいと考え直す[注 4]。冤罪に対しては他人事でも見過ごせず、リーシアの冤罪も我が事のように怒っている。
特技は料理。尚文自身は料理上手の自覚はなく、元の世界でも趣味程度だったと言っているが、一度食べた物を再現したり、満腹でも食欲を促進させる料理チート。気を習得した際はその応用によりさらに記述を向上させる。フィーロや村の奴隷たちからはご飯を作ってとせがまれるが、面倒なので極力避けている。「盾が鍋の蓋に見える」「飯の勇者」「鏡がトレイに見える」等言われるが、本人はそのように呼ばれるのを嫌う。周りに勘違いされがちだが、尚文自身は美食家ではない。
召喚以前から乗り物酔いや酒で酔ったことがなく、乗り心地が最悪評判のフィーロの引く馬車の中でも調合を行い、普通の人なら1粒食べたら卒倒するルコルの実(水樽に一粒混ぜてようやく飲める濃さになる酒の素)を平然と食べ続けるほど酔いに強い。異能力のあった世界から来た樹からは酔い無効(C~Dクラス)の能力者だと推察されている。また、アニマルフレンズ(動物に自然と好かれる)のダブルスキルとも言われている。
外伝の『槍の勇者のやり直し』では、強姦容疑の際に元康に助けられる。常に元康が信頼してくれるのでやさぐれず、口調も穏やか。奴隷を使役することにも強い抵抗を覚えるなど本編の尚文とはまるで別人である。ただし敵に対する容赦のなさは元からあったようであり、悪人に対しては本編のような冷酷さをみせる。
フィロリアル好きになった元康からの呼称は(フィーロたんの)「お義父さん」。
ラフタリア
声 - 瀬戸麻沙美[2] / 堀江由衣
本作のメインヒロイン。異世界の眷属器、刀の勇者。天命。
タヌキ系の亜人。ラクーン種と言われているが実際は異なる。尚文が最初に購入した奴隷。メルロマルクのルロロナ村で生活していたが、メルロマルクの最初の波に巻き込まれ両親を亡くし、奴隷に身を窶していた。購入した当初は10歳の少女だったが、亜人はLv上昇に合わせて急成長するため外見年齢は18歳くらいの美少女に育っている。
購入当初は波のトラウマで夜泣きが激しく、さらに奴隷時代の拷問や親友の死等の辛い経験で心身共に弱っていた。尚文に対しても怯えており、戦いも嫌がっていた。しかしちゃんとした食事や薬を与えられ、夜泣きの際も一晩中抱き抱えあやし続けるといった尚文の不器用ながらの優しさによって心を開いていく。そして両親を殺した魔物と似た双頭黒犬との戦いでトラウマを再発するが尚文の言葉を聞き、共に倒した事でトラウマを克服する。そして自分達と同じような境遇のものを出さないために尚文と共に戦う決意をする。
尚文に対しては、当初は「ご主人様」と呼んでいたが、双頭黒犬との戦い後、初めて名前を聞いて以降は「ナオフミ様」に変わる。性格は真面目であくどい事や変なことをする尚文に対するツッコミ役となっている。しかし尚文の影響を受け過ぎて、ふざける尚文に笑顔で威圧する、アクセサリーを作る際デザインより効果を気にする等、年頃の女の子としては質実剛健過ぎる性格になっており、尚文や他の人物から唖然とされる事がある。尚文に異性として好意を持っているが、当の尚文は冤罪のトラウマで女性不信で性的関係を嫌悪しており、あまつさえ娘扱いされているので進展がない。それどころか波と戦う使命優先で恋愛を嫌っているとすら思われている。
絆の異世界に渡った際に逃げ出してきた刀の眷属器に見出され刀の勇者になる。勇者になったことで奴隷紋は消えている。本人は最初、立場的に尚文達と敵対する勇者になる事に嫌がっていたが、グラス達と和解した事と、刀の眷属器がキョウの尚文達の異世界に対して行った蛮行に責任を取ろうとし、離れようとしなかったため、そのまま元の世界に持って帰った。
本人は知らされていないが、東方のクテンロウの天命(王族)にして勇者の調停者の末裔。王族衣装である巫女服がかなり似合っており、絆の異世界で着た際に尚文に気に入られる。尚文の趣味で巫女服を着せた事で革命の意思ありと判断され襲撃を受ける。怒った尚文が安全確保のため仲間を引き連れてクテンロウを制圧し、天命に就任する。本人は巫女服に関して尚文に褒めてくれる事は嬉しいが、尚文やクテンロウの民にあまりの大きな反応をされる事に理解できず、ややうんざりしている。また、クテンロウの統治者である天命就任に関してはあまり乗り気ではなく、尚文の剣でルロロナ村の村娘で充分であると語っている。
フォーブレイでのタクトの襲撃では撤退の際に殿を務め、ポータルで脱出しようとする中、仲間を逃がすために自分だけ残りタクト一派の足止めをした。その後、捕らえられるが、拷問される直前で刀の眷属器によって絆達の異世界に飛ばされる。そこで危機的状況だったグラス達と共に裏切り者の勢力と戦い、後に救援に駆け付けた尚文達と合流する。
魔法適正は光と闇。幻惑魔法が得意でまた同様に見破ることも可能。剣を武器としており、魔法剣も習得する。堅実な戦いと幻惑魔法によるトリッキーな遊撃を担当している。刀の勇者になった以降はスキルを主体とした戦闘スタイルとなった。しかし、魔法の向上を疎かになってしまい、過去の天命から注意を受ける。就任の儀式を受けた後に、過去の天命との戦いで天命の技を身に着ける。
元康からの呼称は(フィーロたんの)「お姉さん」。
ラフちゃん
声 - - / 堀江由衣
絆の世界でラフタリアの毛髪から作られた式神。外見は狸やアライグマのような姿。鳴き声は「ラフー」[注 5]
ラフタリアを動物化したような外見とノリのよい性格から尚文にかなり気に入れられている。一方、ラフタリアからはそのことで苦手意識を持たれている。かなり賢く気が利き、フィーロをアホ毛を通して誘導しようとしていたフィトリアに対して(フィーロの翻訳では)理にかなった言葉で諭した[注 6]。その一方、尚文やサディナ等の悪ノリに乗ったりするお調子者な面もある。
魔法適正はラフタリアと同じく光と闇で幻惑魔法を得意とする。幻惑で敵を惑わせたり、ラフタリアの魔法補助などのサポートを行う。また、頭に乗る事でその人物は魂が見えたり、幻惑を見破れるようになる。尚文とラフタリアと魔力で繋がっているため離れていても二人の様子がわかり、何かあった際には知らせる事ができるため連絡係となる事もある。ラトの助言を受けた尚文により能力項目の変異性が上がって以降は今までなかったLvの項目が出る等徐々に進化をし始め、体を大きくする等様々な能力を身に着ける。村の魔物達のクラスアップの際には、同じような姿の魔物となる特殊なクラスアップができるようになり、その魔物達は「ラフ種」と名付けられ、本格的に新種の魔物扱いとなった。Lv100越えの儀式をガエリオンから受けた後は、やり方を覚えたのかできるようになった。
web版は誕生の経緯が全く異なる。
フィーロ
声 - 日高里菜[3] / 井口裕香
白と桜色を基調としたフィロリアル・クイーン。アリア種。尚文の事は「ごしゅじんさま」と呼ぶ。
奴隷商(魔物商)のところで魔物の卵くじで購入した卵から孵化した鳥型の魔物フィロリアル。四聖勇者である尚文に育てられたことで上位種のフィロリアル・クイーンになり、金髪で背中には羽を生やした天使のように見える少女に変身できる。現女王のフィトリアから次期女王候補とされている。人間形態時の服は魔力で作られたものであり、フィロリアル形態の際は消えてリボンは首輪となる。
食欲旺盛でフィロリアルの特性上、馬車を引くのが大好き。行商の馬車を引いてメルロマルク各地を回っていた際には神鳥と呼ばれている。また、歌うことも好きであり、人々を魅了する腕前を持ち、後にアイドル活動もするようになる。
最初はかなり我が侭だったが、尚文のしつけにより文句は言うものの言いつけはちゃんと守るようになった。かなり食いしん坊で腐ったドラゴンの肉を見た際も美味しそうと言っていた。ただ尚文の美味しい料理を食べ続けた事で舌が肥えており好き嫌いはしないが、味の感想を聞かれると尚文の料理以外は「ごしゅじんさまのより美味しくない」と答えてる。
育ての親である尚文に対しては実の子供のように懐いているが、尚文にどれくらい好きかと聞かれた際は番の相手になってほしいくらい好きと答えている。親友であるメルティに対してはとても仲良しであり、彼女が危機的状況の時はすぐに助けようとする。また、自分の身が危険な時はこの二人に助けを呼んでいる。元康の事は普通のフィロリアルだった頃に馬鹿にされたことで嫌っていて、会う度に蹴飛ばしている。ただ仲間に裏切られた落ち込んでいる元康には励ましてあげる一面もある。しかし気まぐれに慰めたことで壊れた元康から「フィーロたん」と呼ばれてストーカーのごとく追い回されており更に嫌いになっている。
得意魔法は風。フィロリアル形態と人型形態のどちらでも戦闘が可能。俊敏で高い攻撃力を持つメインアタッカー。当初は戦闘の際は常にフィロリアル形態で戦っていたが、フィトリアから大柄で的が大きいため使い分けて戦うように言われ、人型形態の戦い方も教わり、以降は基本的に魔物や大柄の人間にはフィロリアル形態、人間相手には人型形態で戦うようになる。また、フィトリアとの稽古で気を使えるようになる。武器は爪を使っており、フィロリアル形態は足、人型形態は手に装備する。ゼルドブルで当たると火柱が出るモーニングスターを手に入れ、隠し武器として扱う。後にロミナによってボーラに改造される。
絆の異世界に渡るとフィロリアルからハミングフェアリーに変化し、空を飛ぶようになり魔法を中心に戦い、歌で援護する。魔竜の四天王の一人、風のクーフィリカが除名された後に、魔竜に以前取り込んだ借りを返すとして強引に四天王の一人「風のフィーロ」に任命され、四天王の能力も使用できるようになる[注 7]

四聖勇者[編集]

異世界において最高位の聖武器4つに選ばれた勇者たち。しかし、数代前の盾の勇者が人族と対立する亜人に味方したため、メルロマルクでは他3人の勇者を神格化した「三勇教」という宗教が成立しおり、盾の勇者だけは一段低くみられている。しかし、それならまだましな方で、極端な三勇教関係者からは悪魔呼ばわりすらされている始末である。

今代の勇者は尚文以外の3人が元の世界で近似した設定のゲームをプレイしていたため、ゲーム感覚で、自身の持つ常識に固執して互いに重要な情報を明かさないなど信頼関係が最初からなかった。

尚文がカースシリーズの武器の使用や3人の強化方法を信じて実践した事で、尚文以外の3人との力の差が出始めた事で反発するようになり、優秀な素材目当てで霊亀に挑むが敗北しキョウに捕らわれる。後に尚文達に救出されるも評価が地に落ちてしまう。尚文たちが説得し、ヴィッチのせいで難航するも最終的に和解し、全員ルロロナ村に暮らすようになる。

岩谷 尚文(いわたに なおふみ)
四聖勇者、盾の勇者
天木 錬(あまき れん)
声 - 松岡禎丞[2]
四聖勇者、剣の勇者
16歳の高校生。尚文とは異なりVRMMOが存在する日本から召喚された。尚文と違い、巷を騒がす殺人事件に運悪く遭遇して一緒に居た幼馴染を助けようとして脇腹を刺された所で召喚されている。この異世界に良く似たVRMMO、ブレイブスターオンラインをプレイしていたため、死んでゲームの世界に来たと思っている。浅瀬でも溺れてしまう程のカナヅチである。
一匹狼というよりも人付き合いが苦手な性格で初期は仲間とは別行動のソロプレイが多く、ゲーム感覚で経験値稼ぎや討伐クエストを行っていたが、元康や樹と比べると多少は理性的に物事を判断する傾向はあった。しかしプライドが高く、少々蔑んだ態度を取っていた[注 8]。そのため、紹介された時のラフタリアや勇者の指南役となったエクレールに対して見下す発言をしていた。東の村のドラゴンの二次災害を聞いた時は、自分のせいで大きな被害を出してしまった事に素直に謝罪する一方、自信がカナヅチである事やエクレールとの決闘でルールを破って反則負けした際は認めようとしなかったりと、自身の見栄に関して意地になる傾向がある。メルロマルク3回目とカルミラ島の波でグラスらに敗北。パワーアップのため、ゲームでは弱かった霊亀に挑み仲間が全滅する。その後キョウに霊亀のエネルギー源として捕まってしまう。
助け出された後は、自身の失敗を認めらずにいた所に尚文から説得を受けるが、その直後にビッチ(後述)に唆され、尚文と対立、尚文から罪から逃げていると図星を衝かれ激高しその場から転移で逃亡する。その後、ヴィッチに全財産を奪われて絶望の末、盗賊に身を窶す。元康と戦っていた所に、自身を捕まえに来た尚文とエクレール達が現れ、エクレールを二度目の決闘の末に自らの過ちを諭されて敗北する。尚文と和解した後は尚文の村で修行するようになり、仲間を重視する傾向になった。そのためか仲間を強く信頼することで出る「仲間の剣」という武器を発現された。また、元々武器に興味があった事もあり、エルハルト達の鍛冶を手伝うようになる。助けて貰ったエクレールの事が好きであり、また義理の父親であるガエリオンを殺してしまったウィンディアに責任を取りたいとも思っている。しかし、エクレールは恋愛事に興味がなく、ウィンディアからは疎ましく思われている。
魔法適正は水と援護。勇者専用魔法は味方や敵の魔法を付与できる魔法剣「マジックエンチャント」。カースシリーズは「暴食」と「強欲」が発現している。呪いの代償は暴食が経験値が入らず、強欲が触れた物を劣化させる。
外伝の『槍の勇者のやり直し』では、槍の効果を確認するために召喚直後に殺されたり、元康・尚文が消え樹が優遇されるため1人冷遇されるなど扱いが悪い。
北村 元康(きたむら もとやす)
声 - 高橋信[2]
四聖勇者、槍の勇者
21歳の大学生。尚文とは異なる日本から召喚された。元康は二股をしていた原因で、女性二人[注 9]にナイフで刺された後に召喚されている。この異世界に良く似たネットゲーム、エメラルドオンラインをプレイしていて、ゲームの世界に来たと思っている。
4人の中で一番イケメンでフェミニスト。女の子が大好きで女の子は皆天使だと思っている。見境なくナンパをしており、仲間も全員女。好み外見は人間体のフィーロ。元の世界で刺されたことを教訓に女の子を信じ抜こうとしている。そのため尚文の強姦疑惑に対しても一方的にマルティの嘘を疑いもせず、良いように利用される。そんな元康でも元の世界で刺されたことでヤンデレ気質の女は苦手としている。
当初はゲームの知識を活かしてギルドの依頼をこなしつつ、ハーレムを形成するべき行動していた。女の仲間は援護と声援だけで一切戦闘に参加させず、敵は元康だけで倒すワンマンプレイ。仲間に王女もいたため、勇者の中でも特に贔屓されていた。錬と同様にメルロマルク3回目とカルミラ島の波でグラスらに敗北し、霊亀で挽回を図るも敗北。ビッチら仲間からは見捨てられ絶望して無気力になっていた所をフィーロに励まされる。このことが切っ掛けでフィーロたんとフィロリアルをこよなく愛する自称・愛の狩人になる。最愛のフィーロの育て親である尚文を「お義父さん」と慕うようになり、絶対服従を誓っている。しかし、フィーロからは嫌われており、尚文も疎ましく感じている。また、全ての女性を豚としか認識できなくなっており、外見どころか言葉も通じない。例外としてフィロリアル・クイーンの人間形態、女性の獣人、フィーロの関係者(例:ラフタリアはフィーロのお姉さん)は豚にはならず会話も通じる。口調も語尾に「~ですぞ」と付くようになっている[注 10]。その後自身でもフィロリアルを育成し、クー、マリン、みどりと峠で走り屋をしていたが、尚文とフィーロに負けて走り屋を止め、多数のフィロリアルを連れて尚文の村に居候になる。
魔法適正は火と回復。勇者専用魔法は敵の魔法を無効化して吸い取れる「アブソーブ」。カースシリーズは「色欲」と「嫉妬」が発現しており、呪いの代償はこの二つの感情。しかし元康は色欲が突き抜けているため目に見えた変化はなく、元康自身は代償に気付いていない。また、鳳凰戦後に「憤怒」も発現している。
外伝『槍の勇者のやり直し』の主人公。龍刻の長針の能力「時間遡行」で四聖の誰かが死ぬ度に異世界召喚初日に戻る。物語終盤から時間遡行しており、記憶(一部混濁有り)やステータスは引き継がれいる。所謂強くてニューゲーム状態なのだが、元康の行動理念がフィーロたんの飼い主になることとお義父さん(尚文)を助けることで、常軌を逸した行動も多い珍道中。その中で、裁縫の才能がある事や、ギャルゲーのような人生を歩んでいた事が判明する。
川澄 樹(かわすみ いつき)
声 - 山谷祥生[2]
四聖勇者、弓の勇者
17歳の高校生。尚文とは異なり異能力のある日本から召喚された。錬や元康と同様に、ダンプカーにはねられた所を召喚されている。この異世界に良く似たコンシューマーゲーム、ディメンションウェーブをプレイしていて、ゲームの世界に来たと思っている。命中の能力者(Eクラス)で高精度で狙撃ができる。異能力を持っていたもののランクが低くコンプレックスを持っており、さらに周囲からも見下されていたため現実を忘れるためにゲームにのめり込んでいた。
正義感が人一倍強く、初期はメルロマルク内で正体を隠しながら悪人を潰して回っている。しかし勇者という立場を明かさない上、被害者側の言い分しか聞いていないため被害が悪化した案件もある。強姦魔の冤罪を受けた尚文に対しても、悪と決めつけて糾弾していた。それらの件に関しては、自分とは関係がないと言う等、無責任なところがある。経験値稼ぎの狩りの際にもコンシューマーゲームの感覚で横取り行為をして自身の非を認めない所があった。自身の仲間であるリーシアを弱いという理由[注 11]で冤罪にかけて追放しており、それが原因で尚文と対立し、元康よりも軽蔑されるようになる。
錬と同様に霊亀に挑み敗北した後、仲間に縛られて逃げられ、キョウに霊亀のエネルギー源として捕まってしまう。尚文やリーシア達に助け出された後、仲間のマルド達やヴィッチ(後述)に唆されてゼルトブルのコロシアムでパーフェクト=ハイド=ジャスティスというリングネームで賞金稼ぎをしていたが、稼いだ賞金は豪遊に使われ借金を置いて逃げられる。コロシアムでリーシアとの一騎打ちの末に敗れ、その後、ヴィッチに逃げられた事を知り絶望するも、見捨てたはずのリーシアから諭され説得を受ける。尚文からも借金を肩代わりしてもらい、尚文の村でリーシアの介護を受けて生活する。リーシアに対して、カースの呪いを受けている中、少しだけ元の表情に戻り、今までの事に対して涙ながら謝罪する。それ以降は、以前のような傲慢さや自己弁護がなくなり、宮地に対して悪事を働く理由を問いただす等、精神的に成長する。絆達の異世界での宮地との戦いの後、尚文に自信がもう既に完全に元に戻った状態となっている事を明かす。そして波が終わっても異世界に残り、これまでの事を償い続け、みんなの力になれるように頑張りたいと語った。
異能力がある世界なため評価されてなかったが、音楽の才能があり一度聞いた音楽なら再現可能で、異世界の知らない楽器でも即興で弾くことができる。尚文に同行して絆達の異世界に渡るも敵の妨害で弓の機能が封じられた際には一時的に楽器の勇者になる。
魔法適正は風と土。勇者専用魔法は敵の全ての能力を低下させる「ダウン」。また、音楽の才能から絆達の世界の高度な音楽魔法をすぐに習得し、草笛で楽器の眷属器を持つ宮地と渡り合えるほどの実力をみせた。カースシリーズは「傲慢」が発現しており、呪いの代償は意思の欠落、無表情となり、相手の言うことを何でも聞いてしまう等、決断力が低下してしまう。
外伝の『槍の勇者のやり直し』では、ヴィッチに唆される本編の元康ポジションに収まっているためメルロマルクからの扱いは良いが、槍の効果を確認するために召喚直後に殺されたり、仲間のマルドに裏切られ殺されるなど扱いが悪い。

七星勇者[編集]

リーシア=アイヴィレッド
七星勇者、投擲具の勇者
メルロマルクの没落貴族の娘。見た目は14歳前後だが17歳。悪徳貴族によって身売りされそうになったところを樹の正義の世直しで助けられ、感銘を受け彼の仲間になるが、いくらレベルを上げても弱かった事とカルミラ島の波で活躍した事で樹とその仲間から冤罪をかけられ解雇される。自殺しそうな所を尚文に諭され樹に認めて貰えるほど強くなるため尚文の仲間になる。
性格は気弱で何かあると「ふぇええ」と情けない声を上げる。一方で鋼のように真っ直ぐな精神があり、樹のパーティ内で使い走りにされたり、冷遇されても樹のために頑張ろうとしたほど。助けてもらった樹に対して一途に思っており、解雇の際に冷たく突き放され、尚文の仲間になった後もその思いは変わらなかった。そして正義感はかなり強く、卑劣な悪人に対して怒り、隠された力を覚醒し、普段とは見違えるほど勇敢に戦うようになる。
波が来るまでフォーブレイの学校に通っており、頭もかなり良く別の異世界の言語も数日勉強して完全に覚えたほど。謎であった霊亀の使い魔の正体をつかんだり、波の秘密が書かれた文書の解読を任されたりと知識面でも活躍する。
コロシアムで賞金稼ぎをしていた樹と対峙して、弓の聖武器に認められ投擲具の眷属器に選ばれる[注 12]。その後は呪いの後遺症を患った樹の世話係になる。
魔法適正は火、水、風、土。本来は後衛型の適性を持っていたが、前衛を欲していた樹によってクラスアップで近接の資質を上げたことで中途半端なステータスになってしまう。ステータスは尚文に同情されるほど低く、グラスには土下座され絆からは波に挑むのは無謀だと言われている。ただ、変幻無双流のババアからは気を集め留める資質が人一倍高く、100年に1人の逸材と言われているほど才能があり、許せない悪と対峙した際には覚醒して低ステータスとは思えない活躍を見せる。ステータスに関しては大器晩成型で2つの世界を合算した際のステータスは同Lv帯のフィーロを上回る。後にLv70以降にステータスが伸び始めると判明する。変幻無双流の習得と投擲具に選ばれたことで遠近をこなせる万能型となった。投擲具に選ばれる前は剣を武器にしていた。武器を選ぶ際、弓は仲間に当てそうと言っていたが、実際は敵に剣や札を投げつけた際に確実に当てるなど命中精度は高く、投擲具に選ばれる程の素質があった。
元康からの呼称は(樹の)「ストーカー豚」。
クズ(オルトクレイ=メルロマルク32世)
七星勇者、杖の勇者
メルロマルクの王だが、メルロマルクは女王制のため不在時の代理の王。
三勇教と共謀して四聖召喚を行い、敵対国シルトヴェルトが神と崇める盾の勇者の尚文を嫌っており、様々な迫害に加担する。娘たちを溺愛しており、マルティに良いように利用されている。妻であり女王のミレリアの事も深く愛している等、家族思いの性格。女王ミレリアの帰還後は王族の権利を剥奪され、尚文に「クズ」と改名させられる。その後も相変わらず盾の尚文に反抗心を持つが、亡くなった妹ルシアに瓜二つのアトラを見て沈静化する。
旧姓は「ルージュ=ランサーローズ=フォーブレイ」。若い頃に両親らがシルトヴェルトのハクコ種に皆殺しにされており、亜人とその神である盾の勇者を憎んでいる。亜人と敵対するメルロマルクにて頭角を表し、七星の杖に選ばれて「英知の賢王」として名を馳せる。しかし、現在はその面影がないほどに落ちぶれ、尚文にしてきたような愚かな蛮行をするようになってしまう。その事で杖に半場見放されてしまい、姿を現さなくなってしまう。そのこともあり、尚文からは影武者が成り済ましていると思われている。波や守護獣の戦いでも加勢しようとせず、勇者と発覚した後も杖の強化方法を尚文に教えようとしなかった。
鳳凰戦において妹の忘れ形見であるアトラが戦死し、さらにヴィッチが取り入ったタクトに最愛の妻のミレリアが殺され完全に意気消沈してしまう。尚文に後を託そうとするも尚文の叱責により、ミレリアの遺言に答えるために闘う決意をする。尚文にこれまでの事を心のそこから謝罪をして和解する。そして杖の勇者、そして英知の賢王として復活する。タクトとの戦争では尚文に杖を託しつつ、英知の賢王としての頭脳を発揮しフォーブレイ軍を全滅に貢献して勝利し、実質ミレリアの敵を取る。
英知の賢王として復活した後は、これまでとは打って変わり、好々爺となる。尚文に敬意を払い、メルティの婚約者として認めたり、宿敵であったシルトヴェルトとのわだかまりもなくなっている。また、これまでの蛮行からクズを名乗り続けることを決意している[注 13]。ミレリア殺しの片棒を担いだヴィッチに対しては、尚文に「チャンスがあれば息の根を止めろ」と伝言するほどに愛想を尽かしているが、溺愛していたこともあり「(自分では)手心を加えてしまうかもしれない」と懸念している。
フォウル
声 - - / 増田俊樹
七星勇者、小手の勇者[注 14]
ハクコ種の亜人/獣人。アトラの兄。シルトヴェルトの王族の末裔だが、人族との混血で迫害される。
アトラの治療費を稼ぐためにコロシアムで戦っていたが、尚文にアトラ共々奴隷として買われる。極度のシスコンだが元気になったアトラには煙たがれ、手のひらに転がされているようなところがある。アトラに慕われている尚文に対して嫉妬しているが、アトラを救ってくれたことを感謝し認めているところもある。クテンロウでラフタリアにアトラに対する自分の考えの間違いを指摘され、以降ラフタリアの舎弟になり「姉貴」と呼ぶ様になる[注 15]。 また、アトラからは自分が無事なら誰が傷付いても良いと考えていると指摘されており、その精神的な未熟さから、最初小手の眷属器を引き抜こうとした際は抜く事ができなかった。
肉弾戦を得意としており当初は戦力として買われたが、才能を開花させたアトラの方が強くなってしまい、やや頼りない印象であった。しかしシルトヴェルトで父の仇に相対して獣人化に覚醒し、更に盾の獣化補助で白虎に変身できるまで強くなる。変幻無双流の修行も行い、鳳凰戦前でアトラと互角に戦い引き分けた。
鳳凰戦でアトラを喪い、何もできなかった自分を責めつつ、アトラの遺言から村や仲間達をアトラと同じように扱い守る覚悟を決め、同じく悲しみにくれ、自暴自棄になっていた尚文を一喝する。そしてアトラが命を張ってまで守りたかった男として「兄貴」として認める。その覚悟と決意によって、小手の勇者に選ばれる。その後アトラの敵であるタクトとの戦いでは、敵討ちのためタクトと戦おうとするも、アオタツ種のネリシェンと種族的立場から狙われ邪魔をされる。ネリシェンを倒した後はタクトと戦っていた尚文に合流し、勇者としてではなくアトラの兄として戦うため、小手をわざとタクトに渡し、敵討ちに参加し共に撃破する。尚文が絆の世界へ救援に行く際は、ラフタリアの助けに行きたいと思うも、アトラから託された村を守るために残る。
元康からの呼称は「虎男」。

メルロマルク[編集]

王族[編集]

ミレリア=Q=メルロマルク
メルロマルク女王。メルロマルクは女王制の国で正当な王。
世界を旅してきた事もあり、博識で広い視野で物事を見ており、人間至上国であるメルロマルクの統治者であるが、亜人に対しての差別意識はなく、亜人との共存政策を進んでいた。他国からは「メルロマルクの雌狐」と呼ばれ、すさまじい交渉術を持ち、外交のためメルティと共に出張中にオルトクレイと三勇教の暴走で四聖勇者が召喚され、各国の代表を相手に戦争を回避するために動いていた。四聖勇者召喚で糾弾される中、戦争を回避し、四聖勇者全員を抱え込む事ができた。尚文達の異世界で一応は戦争が起きないのは彼女の手腕によるところが大きい。
娘のメルティの事は次期女王として期待しているが、マルティの事は全く信用していない。夫のオルトクレイは「英知の賢王」としての知略と強さに惚れていたが、今の落ちぶれた姿に幻滅している。しかし家族思いの性格でもあるため、マルティを改心させようとしたり、オストクレイにかつての「英知の賢王」に戻る事を期待している。二人の処罰に関しても、尚文に遠回しで命までは取らないよう頼んだ。
帰還後、三勇教の教皇との戦いで助太刀し、勝利に貢献した。尚文の意識が戻った後、オルトクレイとマルティを改名の処罰をし、尚文にこれまでの非礼を謝罪し、協力を約束する。金銭面や素材提供等でバックアップし、波や守護獣との戦いでは兵士の全体の指揮として戦いに参加している。
会議のために尚文達とフォーブレイに訪れた際にヴィッチに取り入られたタクトに致命傷を負わされる。撤退後に治療を行われるがクズ(オルトクレイ)に後を託す遺言を残し死亡する。
魔法適正は火と水。主に氷の魔法を使っている。
クズ(オルトクレイ=メルロマルク32世)
ヴィッチ(マルティ=S=メルロマルク)
メルロマルク第一王女。王位継承権第二位。
最初尚文の唯一の仲間マインとして旅立つが、全財産と装備を奪い取った後、尚文を強姦魔にでっち上げた張本人。その後槍の勇者の仲間として旅立つ。贅沢や人を騙して陥れることが好きな醜悪な性格。女王から全く信頼されなかったため第一王女だが王位継承権はメルティの方が上であり、三勇教の起こした事件ではメルティに心配するふりをして便乗して暗殺しようとした。父親であるクズとは違い、他者を憎み蔑む明確な理由がある訳でもないのにどんな罰を受けても行いを改めることのない筋金入りのエゴイスト
女王の帰還後は王族の権利を剥奪された上、勝手な真似ができないように最上位の奴隷紋を刻まれるが、それでも自己保身のための嘘を吐き続けた。尚文に名前を「ビッチ」、冒険者名は「アバズレ」と改名させられる。更に魔女の意味も込めて「ヴィッチ」と命名する。その後も全く反省せず尚文に逆恨みをする。
霊亀戦までは元康に付いていたが、元康が負けて落ち目になると捨てて錬に取り入る。その後錬から金品を奪って捨てた後、樹に賞金稼ぎをさせて貢がせた後で借金を押し付けて姿を晦まし、タクトに取り入って母親殺しの片棒を担ぎ奴隷紋を解除した。その後、絆の異世界に渡ってセインの姉らと協力関係にある。魔竜の領地での戦いでは、鞭の眷属器を所持して応戦するが、スパイであり、かつて騙して見世物小屋に売ったライノ[注 16]の裏切りによって鞭を奪われ、復讐による報復によって嬲られ死亡する。尚文たちによって魂も消されかけるも、船の眷属器を奪った者によって魂は回収される。
魔法適正は火と風。尚文と元康の決闘では風魔法で横やりを入れ、三勇教事件の際には火魔法でメルティを亡き者にしようとしている。
裏切られ女性を豚としか認識できなくなった元康からの呼称は「赤豚」。外伝の『槍の勇者のやり直し』では、元康の最優先抹殺対象となっている。
メルティ=メルロマルク(メルティ=Q=メルロマルク)
声 - 内田真礼[3]
メルロマルク第二王女。王位継承権第一位。フィーロからは「メルちゃん」、フィトリアからは「メルたん」と呼ばれている。
姉とは異なり王族としての責任感があり、友達を大切にする性格。そのため王位継承権は姉より上。見聞を広めるために王の下で学んでいた。女王の命でオストクレイの盾の勇者に対する差別を辞めさせるためにメルロマルクの帰還中、偶然尚文一行と出会う。そしてフィーロと仲良くなり親友となる。
尚文とオストクレイとの間に和解のための話し合いの場を設けようとするが、尚文からは碌に話を聞いてもらえず、さらに父親であるオルトクレイを罵倒したため激怒する。謝らせようと追いかけたが三勇教所属の護衛の騎士に暗殺されそうになったところを尚文一行に助けられ、しばらくの間同行することになる。
三勇教の教皇を倒し、尚文の冤罪が晴れてからは、尚文達との旅の最中、メルロマルクの貴族の亜人奴隷に対する残酷な仕打ちを見た事で、メルロマルクを人間と亜人が仲良くできる場所にしたいと決意する。霊亀事件後は領主となったエクレールの補佐をしていたが復興事業等ほとんど任せきりとなっている。
助けてくれた尚文に対して異性として意識しているが、尚文からは子ども扱いされたり、ややぞんざいな扱いを受けており、その度に怒りを露わにする。しかし、実際は自分が元の世界に帰った後、フィーロを預けたいと思うほど強く信頼されている。
ミレリアが亡くなった後は悲しみつつも国や世界のために気丈に振舞っている。フォーブレイの戦争後は若くして女王に即位する。
フィロリアルが大好きでフィロリアルに関する知識量も高く、元康からフィーロの婚約者として扱われる。
魔法適正は水と土。特に髪の色に出ているように水魔法の資質が高い。
元康からの呼称は(フィーロたんの)「婚約者」。

セーアエット領[編集]

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エクレール=セーアエット
女騎士。メルロマルクの剣術大会で上位入賞する猛者。
領主であった父親が波によって亡くなった後、奴隷狩りを行った騎士や兵士を罰した罪で捕らえられ、衰弱していたが女王の帰還後に無罪放免で釈放された。治療を終えた後、勇者達の稽古の戦闘顧問として尚文やラフタリア達と出会う。霊亀事件では尚文達と共に行動し、共に戦った。
霊亀事件後、父に代わり領主に就任するが、復興事業は上手くいっておらず派遣されてきたメルティに任せきりになっている。
非常に生真面目で実直な性格。ラフタリアとは領地を守れなかった事を謝罪して以降(ラフタリア自身はしょうがない事情があったと気にしていなかった)は共に剣の稽古をしたりと親しくなる。尚文に対してはやや非道な言動に注意したり頭を抱えたりするが、尚文が復興させているルロロナ村の方が復興が進んでいると思っており、領主として(非道な行動は)必要な事なのかと思い悩んでいる。
勇者達の稽古の戦闘顧問となった際に、錬に見下され決闘となり、剣の技術で追い詰めるも禁止していたスキルを使われ敗北、錬の反則負けであったが、錬は認めようとせず、いちゃもんを付けられる。霊亀事件後に、カースシリーズの武器により暴走した錬を止めるためと前回の決着をつけるために再び戦い、過ちを諭しながら勝利する。その後改心した錬と和解し、名前で呼び合うようになり、共に剣の稽古をするようになる。錬にはこのことで好意を寄せられるようになるが、恋愛事に興味がなく、尚文に「錬が告白してもか」と聞かれ、当人の前で肯定してへこませている。
魔法適正は光と援護。ただし防御の光魔法と速度上昇しか使えない。魔法剣も使えることができ、変幻無双流のババアの指導を受け変幻無双流も使えるようになる。
元康からの呼称は「エクレア」。フィーロからも「エクレアお姉ちゃん」と呼ばれている。
変幻無双流のババア
変幻無双流の伝承者。女王が招集した戦闘顧問。
高齢で死に瀕していたが行商時代に尚文がイグドラシル薬剤を飲ませて治療したことで治癒。その経緯もあり尚文のことを「聖人様」と呼ぶ。メルロマルクの3回目の波が近隣の村で起こったため、戦闘に参加し尚文たちと共闘する。昔の感を取り戻すためカルミラ島の奥地で修行し、メルロマルク女王の要請で四聖勇者の戦闘顧問に就任する。四聖勇者とその仲間に変幻無双流を伝授するが、努力嫌いな尚文以外の勇者は逃亡。その後の霊亀戦では尚文の元で行動を共にする。
尚文が村の開拓を始めると、隣町でリーシアや村の奴隷たちの訓練を一任され、アトラなどの特殊な人員を除き変幻無双流を伝授する。尚文にも気の扱い方や修行方法の相談に乗る等、戦闘顧問として大いに活躍し、尚文の要請で戦闘にも参加する。
尚文が二度目の絆の異世界に行く際は、変幻無双流の素質がある図書兎の存在を知り同行したいと思うも、修行のやる気を出した息子を優先して一度は断念するも、その事を気にした息子が進めたため、波で繋がった際に増援として加わり、絆の異世界の人員の戦力強化に貢献する。また意気消沈していた自在珠玉流の師範代を勝負を通じて立ち直らせ、ライバル関係になる。
Web版ではフォーブレイでのタクトの襲撃の際に殿を務め、仲間を逃がすために残り、その後戦死する。書籍版ではラフタリアが残った事で生き延びている。
ババアの息子
変幻無双流のババアの息子[注 17]
高齢で死に瀕していたババアにイグドラシル薬剤を届ける道中で行商時代の尚文と出会い、そのまま送ってもらいババアの命を救ってもらえた。元気になりすぎたババアと比べると影が薄い。タクトの襲撃でババアが追い詰められた事を知り、修行にやる気を出し、ババアが異世界に行きたがった際は、一人でも修行に専念すると言い背中を押した。
エクレールの父
セーアエット領の元領主。亜人保護地区として領地内にルロロナ村があり亜人からの人望も厚かった。内政も優秀で女王の右腕として補佐していたが、メルロマルク最初の波にて死亡。
尚文の村[編集]
キール
ワーヌイ種の亜人/獣人。ラフタリアの幼馴染。
中性的な顔立ち、親の教育で自身が男だと思っているが実は女。
ラフタリアと同じくメルロマルクの最初の波の後、ラフタリアと同様に奴隷にされる。かつてラフタリアを虐待した貴族の屋敷の地下にとらわれていたが、尚文とラフタリア達によって助け出される。優男の貴族に保護された後、カルミラ島から帰った尚文一行と再会し、強くなり波と戦うために仲間になる。霊亀事件では、一匹で飛んでいた霊亀の使い魔を一人で倒そうとして負傷してしまい、治療を受けることになり離脱する。治療が終え、尚文達が絆達の異世界から帰ってきた後は、波で戦うためと村の復興のためにLv上げと行商を行う。女と発覚後、尚文により、顔が良く物怖じしないため、行商には向いているとして行商に力を入れさせられ、行商の売り上げは村で一番となる。食いしん坊でありやお菓子等甘いものが好きで特にクレープが大好物。逆にからいものは苦手なのかカレーが苦手らしい。
サディナに教えられ獣人化できるようになる。本人はかっこいいと思っているが、姿は小型のシベリアンハスキーであったため、周りからは可愛いと言われる。ふんどしを着用しているため、尚文から「ふんどし犬」と呼ばれることがある。なお元康は性別を偽っていても通常のキールを豚(女)と認識できるため、獣人化しないと会話が成立しない。
サディナ
異世界の眷属器、銛の勇者
シャチ系の亜人/獣人。ルカ種と言われているがサカマタ種。23歳。
一人称は「お姉さん」で口癖は「あらー」。相手にはちゃん付けで呼ぶ。お酒が好きで陽気な掴み所がない性格。村では漁師とサルベージをしている。
クテンロウの元・水竜の巫女兼殺戮の巫女。ラフタリアの両親がクテンロウを離れる際に護衛として同行してメルロマルクのルロロナ村で生活をする。ラフタリアからは姉のように慕われている。最初の波では遠洋に出かけていたため村にはいなかった。その後ラフタリアを探すため、ゼルトブルのコロシアムで「ナディア」と偽名を使い、戦闘奴隷として賞金を稼ぎ、村の奴隷を集めていた。コロシアムの下見をしていた尚文と出会いコロシアムの事について教える。その後コロシアムで尚文一行と戦うもお互い目的が同じだった事がわかり協力し合う事になる。ルロロナ村では常に獣人の姿で生活していたが、ゼルドブルでは亜人の姿をしていたため、コロシアムでの戦いで本気を出すために獣人化するまではラフタリアから気付かれなかった。
かなりの酒豪で、飲み比べ大会で優勝して更にお酒を飲んでいたらしい。以前よりお酒が強い人が好きと言っており、ルコルの実を食べる事ができ、さらに村を復興しようとする尚文に惚れている。尚文に積極的に迫るが疎まれている。しかし、尚文がアトラの望みをかなえるためにと迷走したまま関係を持とうとした際は、真面目な表情で窘めた。
クテンロウにいた頃は幼い頃から巫女の仕事をさせられ、すぐに急成長させられる。様々な武術の稽古を受け、恐れられるほどの強さを身に着けるが、信託の才能がなかったため、その事を自分の両親や当時の天命に罵倒されており真面目に悩んでいた。そのこともあり、両親との関係は冷え切っている。殺戮の巫女としての罪人の処刑も決闘という形をとり、罪悪感を薄めていた。そんな中ラフタリアの父親に励まされており、国外逃亡した後もラフタリアの両親に親代わりをしてもらっていたため、二人やその子供のラフタリアを生きる意味というほど大切に思っている。
銛の眷属器を所持した転生者との戦闘で、銛の戦闘の技術で圧倒し、その事で銛の眷属器に魅入られ、眷属器の解放後、銛の勇者に選ばれる。
戦闘能力は非常に高く、銛を武器として扱い、水と水生亜人には珍しい雷魔法の資質を持つ。また、合唱魔法の指揮も上手い。水竜から加護を受けており龍脈法を使用する。観察力も優れており、アルトが女である事に気付いたり、見ただけで転生者を見抜ける事ができる。盾の獣化補助でシャチに変身する。
元康からの呼称は「お姉さんのお姉さん」。
フォウル
アトラ
声 - - / 三上枝織
ハクコ種の亜人。フォウルの妹。シルトヴェルトの王族の末裔だが、人族との混血で迫害される。クズの妹に瓜二つの外見。
尚文達と出会った時は、身体中に火傷の様な跡があり、遺伝性の病を患って目も見えず歩けなかったが、尚文が最高クラスの治療薬のイグドラシル薬剤を飲ませたことと盾の力で完治し、病弱であったことが嘘であったかのように元気になる。自身を救った尚文を心底慕っており何度も寝込みを襲おうとして、フォウルとラフタリアに阻まれている。病弱な頃からフォウルから守られたこともあり、守る事に憧れを持っており、尚文の盾として守りたいと思っている。尚文の剣であるラフタリアとはライバル関係となっており、よく言い争いや実戦さながらの稽古を行っているが、互いに認め合っている。人の本質を見抜くなど聡い性格ではあるが、尚文を第一に考えているため、かなり過激な言動をとっている。兄のフォウルに対しては兄として大切に思ってはいるものの、元気になってからはややぞんざいに扱っている。
目は見えないままだが気の流れを読み行動し、平然と歩き、戦闘をこなすことができる。類まれなる武術の才能を持っており、気の流れを見て的確に急所を突いたり、変幻無双流を見聞きしただけで再現する等、尚文に兄貴より強いと言わしめる。ただなぜかLvが上がっても肉体が成長している様子がない。また、元々病弱で全身痛んでいた事から痛みになれており、奴隷紋の痛みを受けても平然としている。
鳳凰戦でタクトの横槍による鳳凰の自爆攻撃から、尚文と村の奴隷たちを庇い下半身を焼失する致命傷を負う。兄のフォウルには村の奴隷たちを自分と同等に扱う事、尚文にはラフタリアをはじめとした女性陣の恋心に気付くよう遺言を残し、最後のわがままとして尚文のファーストキスを奪い死亡する。遺体は本人の遺言により尚文の盾に吸収される。
タクトに深手を負わされ、意識を失い、武器の精神世界に来た尚文の前にオストとともに盾の精霊として現れる。尚文に助言と励ましの言葉をかけ、盾の中から見守っていると語り見送る[注 18]
元康からの呼称は「虎娘」。フォウルとまとめて「虎兄妹」とも。元康からも鳳凰戦での活躍は高く評価されていることが外伝で語られている。
ウィンディア
犬系の亜人。竜帝のガエリオンに育てられたが、錬に討伐され、親を亡くした所奴隷狩りにあい、最終的に奴隷商で売られていた所を尚文に買われる。そのため錬のことを嫌っているが、自身の事や罪の事でネガティブな考えをすると喝を入れたりしている。魔物が好きで子ガエリオンを父親のように育てるのが目標。子ガエリオンの中に親ガエリオンの人格がある事は、親ガエリオンの自立させる方針のため知らされていない。ドラゴンに育てられたためか、若干ドラゴンびいきしている。魔物は戦って強くさせるのが一番と考えており、ラトとは意見がぶつかるも、強くさせる方法を共に模索する同士関係であり、研究の手伝いをしている。しかし学が足りないため、ラトに遊ばれていることが多い。
村の皆で、狩りで見つけた魔物の巣から卵を拝借し、尚文に内緒でキャタピランド等の魔物を飼育していた。その事が尚文にばれた際、キャタピランドを庇おうとした言動から「谷子」という渾名を名付けられそうになる[注 19]。村の魔物の多くがラフ種になった際は若干嘆いていた。
竜帝のガエリオンに加護を受けており、龍脈法が使えるが通常魔法は覚えていない。また、ガエリオンに乗って戦闘を行ったりもする。
元康からの呼称は(ラトの)「助手」。
ラトティル=アンスレイア
通称「ラト」。錬金術師。
かつてフォーブレイで強い魔物を創造して戦力として認めさせる研究をしていたが、タクトがライバルだった錬金術師の肩を持ち、また研究内容でぶつかっていたため追放される。霊亀を調べに来た所、尚文の村の魔物に興味を持ち村で研究を始める。研究のためなら奴隷になる事も構わず、信用がなかったため奴隷となることを条件に村に滞在することを許可される。バイオプラントや魔物の研究や育成で貢献しており、魔物は改造してこそ強くなると考え、ウィンディアと意見がぶつかるも、強くさせる方法を共に模索する同士関係である。ドラゴンに関しては、あらゆる生物と交配する事で生態系が狂うため嫌っている。ラフちゃんを新種の魔物として定着したいと思っていた尚文に能力項目の変異性を上げることを助言し、後にラフ種を生み出す事となる。
元康からの呼称は(フィーロたんの)「主治医」。
イミア=リュスルン=リーセラ=テレティ=クーアリーズ
ルーモ種の亜人。通称「イミア」。
奴隷商で売られていた所を尚文に買われる。虐待で傷を負っていたが尚文に治療される。手先が器用で主に行商用の服やアクセサリーを作っている。少々気弱な性格。
尚文に教わったアクセサリー作りに力を入れており、アクセサリー商の指導を受けた事で尚文以上の腕を身に着け、テリスをも驚嘆させるほどのアクセサリーを作り上げた。
元康からの呼称は「モグラ」。
トーリィネミア
ルーモ種の亜人。イミアの叔父。通称「トーリィ」。
鍛冶師。エルハルトと一緒に鍛冶の修行をしていた。エルハルトと同じ師匠の下で修業し、免許皆伝の手前で実家にトラブルがあったらしく、途中で抜けている。
ゼルドブルの奴隷地下市場で奴隷として売られていたところを尚文にイミアの叔父と判明したため同郷の者たちとともに買われた。その後、姪のイミアと再会し、修行仲間だったエルハルトの店で働くこととなった。
『槍の勇者のやり直し』でエクレールの父親が用意した、亜人獣人をメルロマルクから国外に逃がす洞窟を管理しているルーモ種の集落で、ルロロナ村を襲った奴隷狩りに襲われていたことが明らかになる。
セイン=ロック
絆達の世界とはまた別の異世界の眷属器、裁縫道具の勇者
裁縫道具の勇者らしく裁縫が得意である。様々な世界を渡っており、絆達の異世界にも行った事がある。ゼルトブルのコロシアムでマーダーピエロというリングネームで仮面を被り、傭兵として戦っていた。尚文一行とはコロシアムのエキシビションマッチでマーダーピエロとして戦う。その後、雇い主に解雇され、護衛として雇われるために素顔で村に訪れる。尚文の用心深さから一度は断られるも宿敵勢力に襲われていたところを助けた事で仲間になる。平時はゼルドブルでお金を稼いでいる。細身ではあるが大食い。
セインの世界は既に消滅しており、眷属器の機能が一部壊れている。翻訳機能が壊れているため言葉に雑音が混じってしまい会話が困難であった。後に倒した宿敵勢力が持っていた翻訳機能が付いたアクセサリーによって使い魔に通訳してもらう事で会話が可能となった。
自分の世界を滅ぼした宿敵勢力を恨んでおり、その勢力に寝返った自分の姉に対しても、対峙した際に強い怒りを露にした。自身の内情を話すとその相手が死んでしまうジンクスがあり、そのため尚文に必要以上に自身の事を放そうとはしない。
戦闘では鋏で切りつけたり、糸で拘束したりする。変幻無双流にはない守りの気を使うことができ、尚文達にも教えている。人形やぬいぐるみを使い魔として使役する事ができる。コロシアムでマーダ―ピエロをして戦っていた頃は人形だったが、尚文の仲間になってからは獣人化したサディナやキールを模したぬいぐるみをなっている。ラフちゃんのぬいぐるみもあったが人の言葉をしゃべらせたため、尚文に却下され、その後尚文の私物となる。
シルディナ
異世界の四聖勇者、札の勇者
シャチ系の亜人/獣人。サディナの妹で、クテンロウの現水竜の巫女。サディナも持っていない信託の才能を持つ。
サディナがラフタリアの両親と共にクテンロウから出た後に後釜として生まれた。サディナに匹敵する強さにするために、地獄を見たと語るほどの仕打ちを受けている。そのためサディナを恨んでいたが、口癖が「あちゃー」で、お酒が好きで、お酒が強い威勢が好みである等、姉に似ている面がある。極度の方向音痴であり得ない所に行ってしまうことがある。マキナに甘い言葉をかけられており、慕っていたが実際には陰で馬鹿にされていた。実際はまだ幼いがLv上げによって成長させられており、絆の世界に来た際はLv1となり幼い外見となる。
立場上クテンロウを侵攻する尚文達とは敵対関係であったが、敵側の天命であるラフタリアのパレードに下見目的で訪れ、道に迷っているところに尚文とセインに出会い、エルハルトの師匠によって飲み会をする事になる。その場では「ゾディア」と名乗り、尚文のルコルのみを平然と食べる強酒ぶりに惚れ込む。サディナとの決闘の際、切り札として過去の天命を降ろすも、体を乗っ取られてしまう。ラフタリアによって助けられた後に和解し、サディナと共に非道な事をした故郷の集落を襲撃する。
その後はルフトと共にルロロナ村で暮らすようになる。サディナとはライバル意識は残しつつも、一緒に行動することが多くなり関係が改善される。札遊びやカードゲームを好んでおり、同じ趣味を持つセインとは遊び友達のような関係となる。ルフトとは当初は主従を意識した話し方をしていたが、姉弟のような関係となり、話し方も砕けた感じになっている。
尚文が絆の世界へ救援に行く際は、村人達の海でのLv上げのために留守の予定だったが、武器の精霊によって同行する事となる。実は札の聖武器の勇者の候補者[注 20]であり、札の聖武器を解放後、正式に勇者に選ばれる。
サディナと同様に戦闘力は高く、水と風の魔法の資質を持つ。信託によって物の残留思念や魂を降ろすことができ、戦闘法や魔法を模倣できる。しかし、魂が修復されてからは力が弱くなる。魂人を宿す事ができ、無理やり宿して力を吸収したり、強力な連携攻撃ができるようになる。グラスを宿した際は扇のスキルも使用できる。また、魂を見ることができるため、肉体と魂が異なる転生者を見抜く事ができる。札の勇者候補者であり、カードゲーム好きでもあるためか、絆達の異世界の札魔法を気に入り、使用するようになる。
ルフトミラ
元天命。ラフタリアの従兄弟。通称「ルフト」。
マキナ達に傀儡として利用され、クテンロウの腐敗を招いてしまう。魔物が好きであり、魔物退治を罰する生類憐れみの令のような法を作ったり、封印されていた危険な魔物の封印を解いてしまう。
マキナ達に利用されていたが、利発な性格をしており、尚文に自分がしてきた事で国民を苦しめていたことを告げられ、強い責任を感じている。そのため利用されていたこともあり、表向きは処刑にされたことにして国から追放される。そして償うためと見聞を広めるためにシルディナと共にルロロナ村に暮らし始める。尚文からはラフタリアがクテンロウの統治を嫌がった際の保険として統治者として育てたいと思っていたが、タクトによって尚文達が傷つく状況を見て強くなりたいと思うようになり、勉強をしつつもレベル上げに積極的になる。ラフちゃんによるクラスアップと施された事で、ラフちゃんの獣人のような姿に変身できるようになり、変身中は魔法に敏感になれる。
魔物の中ではフィロリアルが一番好きであったが、尚文のフィーロを使った罰と元康が育てたフィロリアル達に尚文と共にもみくしゃにされたことでトラウマを持つようになる(ただしトラウマの発端となったフィーロに対しては、怖がりつつも普通に接する場面がある)。尚文にラフちゃんを紹介された際にとって代わるように気に入り、後に生まれるラフ種も嫌がるラフタリアとは異なり気に入る。そのため尚文とは、ラフちゃんとラフ種と語り合う友達同士になる。
村の魔物[編集]
ガエリオン
村に寄贈された卵から孵ったオスのドラゴン。ウィル種。
ウィンディアから父親と同じ名前を名付けられた。尚文が女の子の魔物のフィーロがいたため、オスとして生まれるようにした。飼い主の尚文や育ての親的存在のウィンディアに懐いている。かまってちゃんな性格で、尚文にかまってもらうためにいたずらをしたりする。尚文の飛行移動手段となっており、地上の移動手段でフィロリアルのフィーロとは仲が悪い。
尚文が所持していた腐竜(親ガエリオン)と魔竜の二つが合わさった核石を取り組んだことで暴走し、魔竜に意識を乗っ取られる。自力で魔竜から脱出した後は、大きな姿と小さな姿に切り替えることができるようになる。
絆達の異世界に救援に行く際のメンバー選びで、尚文達の異世界に残った尚文の仲間に、限界突破のクラスアップさせるために残されることになるも、そのことが不服で尚文が返却する予定だった魔竜の核石に自身の人格の上書きを企てる。
元康からの呼称は(フィーロたんの)「ライバル」。
親ガエリオン
最弱の竜帝。ウィンディアの親。錬に倒された後も竜帝の欠片に魂があり、子ガエリオンが欠片を取り込んだことで同化。二重人格となっている。 ウィンディアの自立を促すため、親の意識があることを秘密にしている。
尚文ら龍脈法を授けて、タクトの仲間の竜帝の欠片を取り込んだことで世界で一番の竜帝に登りつめる。また、成長限界であるLv100の限界突破の方法を得たことで、尚文の仲間に限界突破のクラスアップを施している。
ヒヨちゃん
薄紫色フィロリアル。フィーロの眷属第一号。尚文の希望でフィーロによってクイーン化させていない。
元康が村に居ついてからはクイーン化しており、元康が連れて来たクー、マリン、みどり以外のフィロリアルの纏め役となっている。しゃべっている姿は尚文は見た事がない。人間体は大人の女性の姿であるらしく、尚文に気に入られるために滅多に見せないらしい。
キャタピランド
奴隷商より購入した芋虫の魔物。行商で馬車を引く他にも増えすぎたバイオプラントの幹を倒している。
デューン
奴隷商より購入したミミズの魔物。バイオプラントの土壌整備を行う。
旧ルロロナ村[編集]
リファナ
イタチ系の亜人。ラフタリアやキールの幼馴染。
将来は亜人を大切にした盾の勇者のような人と結婚したいと語っていた。メルロマルクの最初の波の後、ラフタリアと同様に奴隷にされ、拷問に合って死亡。遺体は屋敷の地下牢にそのまま放置されていたが、敵を取ったラフタリアによって回収され、ラフタリアの両親と同じ墓に埋葬された。
元康からの呼称は「お姉さんの友人」。
ラフタリアの父
クテンロウの次期天命候補だったが、次期天命争いに巻き込まれるのを恐れて、サディナを連れて国外に脱出しメルロマルクに流れつく。サディナによると責任感が強くて、利発で、常に周りに人がいるような人。風当たりが強かったサディナを励ましていた。お酒が強く、酒豪のサディナそれなりに飲み交わしていられたらしい。メルロマルクの最初の波でラフタリアを庇って死亡。
ラフタリアの母
城で女中の仕事をしていた天命と遠縁のラクーン種。サディナによると料理上手で他の家事もでき、頭も良くて優しい凄く家庭的なお母さん。ラフタリアの父の方が熱を上げており、口説き落とすのに苦労したらしい。メルロマルクの最初の波でラフタリアを庇って死亡。

城下町[編集]

エルハルト
メルロマルク城下で武器屋を営む男性。尚文からは「武器屋の親父」と呼ばれており、13巻で本名が明かされる。
冤罪容疑をかけられた尚文に対しても味方をしてくれた数少ない存在。尚文も親父の店を贔屓にし、ラフタリアの次に信用している。オーダーメイドの蛮族の鎧を作ったり、尚文が持ってくる様々な素材で盾や武器を作る等、装備の面で尚文の大きな助けになった。これはエルハルトの師匠が「広い視野で武具の制作にあたれ」と言われたことから、どんな武具も作る事ができるため。しかし蛮族の鎧のデザインについては尚文にはあまり好まれていない。冒険所業をしていた事もあり、腕っぷしはある程度自身があり、ラフタリアや錬、村の奴隷達に剣の使い方を教えていた。
若かりし頃は鍛冶師としての見聞を広めるために、冒険者として色んな国を巡っていた。ある日立ち寄った武器屋で凄い武器を見て、その武器を作った後の師匠に弟子入りをした。イミアの叔父のトーリィネミアとはその頃からの修行仲間。師匠のダメっぷりに振り回されつつも修行し、半端夜逃げに近い形で免許皆伝を受けた。クテンロウで師匠と再会し、師匠に鍛冶の技術を鍛えてもらうと同時に、彼のダメな行動の抑え役となる。
奴隷商
メルロマルク城下で奴隷の売買を行っている男。表向きは魔物商として魔物も取り扱っている。 語尾に「~です、ハイ」をつけるのが口癖。
冤罪をかけられ、仲間が得られなかった尚文の前に現れ奴隷購入を進める。尚文の商才を気に入り一目置いている。彼の元からラフタリアやフィーロの卵は買われ、ルロロナ村復興の際には元村人たちの捜索や復興に必要な奴隷を売ったりと、色々と贔屓しているものの尚文からは言動のうさん臭さから苦手意識を持たれている。奴隷の売買という商売や色々とあくどい言動をとるなど善人とは呼べない人物であるが、本人は「(他の奴隷商人と比べて)健全に商売を行っている」と語っており、実際に拷問を受けてひどい状態で売られたラフタリアの姿に嘆く言葉を述べて薬と食べ物を分け与えており、このこともあり、ラフタリアも「確かにマシな方ではある」と語っている。
薬屋
メルロマルク城下で薬屋を営んでいる男
いつも渋い顔をしているが口調は優しい人物。リユート村の親戚が波の際に尚文達に助けられた事で、そのお礼として薬の中級レシピの本を与えた。尚文が気の修行に行き詰った際には、気を回復させる薬の「名力水」のレシピを教え、結果的にリーシアの気の修行に貢献した。
魔法屋
メルロマルク城下で魔法を覚えるための本等を売っているおばさん。
リユート村にいる孫が波の際に尚文達に助けられた事で、そのお礼として尚文とラフタリアの魔法適正を診断し、初級の魔法が載っている魔法書を与えた。フィーロの服の問題の際には、変身の際に消え、人間に戻ると出現する魔力の糸を使った服の事を教え、その糸を作るための鉱石の取れる洞窟に尚文達と同行し魔物との戦いでも加勢する。鉱石入手後は魔力の糸を作る作業を行った。
教皇
三勇教の教皇。メルロマルクの四人全員の四聖勇者召喚や盾の勇者の迫害に加担していた。
過激かつ歪んだ狂信者であり、教義の為には手段を択ばないばかりか、信仰対象であるはずの三勇者も思い通りに動かないと言うだけで手にかけようとする。尚文がラフタリアの呪いを解くための聖水を購入するために協会に訪れた際は、余裕を見せるためにに普通に聖水を売った[注 21]。メルロマルク三度目の波の後、他の三勇者が各地で問題を起こした事で偽勇者として、盾の勇者の尚文と共に処分に乗り出した。聖武器4つすべての能力をもつ複製(後述)と儀式魔法、それと信徒を身代わりにした幻覚を使い追いつめるが、帰国した女王の援護と尚文のカーススキルによって倒された。

その他[編集]

メルロマルクの秘密警護部隊「影」。王族の警護や変装して影武者を演じることもある。尚文が主に相手にするのは「ごじゃる」口調の影。
影の組織内も一枚岩ではなく、女王派と三勇教派が存在する。
エレナ
元康の元仲間。
楽好みな怠け者であり、自身の利益のためにヴィッチや元康に合わせていた。霊亀戦で元康が敗北して逃亡。実家に戻り嫌々ながら家業の商売を始める。消息不明となった元康をおびき寄せるために協力した。協力した事やヴィッチよりはましなためか、この手の女性にしては珍しく尚文に名前を憶えられている。
裏切られ壊れた後の元康からの呼称は「怠け豚」。
レスティ
元康の元仲間。ヴィッチの学生時代の友達。尚文からは「女2」と呼ばれる。
霊亀戦で元康が敗北してヴィッチと逃亡し行動を共にする。その後今週の敵(結界使いの転生者)の取り巻きとして登場し、尚文に対して贅沢ができなくなった事に対しての恨み言を吐くも言い返される。最後は尚文と魔竜によって焼き殺され、魔竜に魂を食われる。
ライノ
元康の元仲間の冒険者。召喚から三週目で元康がナンパして仲間に入れるもヴィッチらに騙されて見世物小屋に売られる。その後女王や影達のお陰でどうにか助けられる[注 22]
ヴィッチへの復讐のため女王の命を受けた密偵となりヴィッチの仲間として潜伏し異世界に渡る。魔竜の城での戦闘中にヴィッチを後ろから刺し、操られた鞭の眷属器を奪い返した後に嬲り殺し、魂は逃げられるものの本懐を遂げる。戦闘中はそのまま鞭を使用して尚文の味方として戦い[注 23]、戦闘後は尚文に鞭を献上した。ヴィッチの被害者の会として、尚文と非常に気が合い仲間として認識される[注 24]。また、シルディナが札の強化方法を尚文に教えた際に、鞭の強化方法も同じである事を伝える。
マルド
樹の元仲間。
全身鎧の男で、メルロマルクの貴族。傲慢で身勝手な性格をしており、贅沢や権力欲しさに常に勝ち馬に乗ろうとする。尚文からは名前を憶えられておらず「鎧」と呼ばれている。最初は錬の仲間として同行していた[注 25]。その後、樹に付いて当初は慕っていたが、霊亀に敗北した際に、縛り付けて逃走した。それ以降は偽物呼ばわりする。その後、ゼルトブルでヴィッチとともに樹を騙して裏切り行方を晦ます。活躍により地位を向上して行く尚文に対して妬んでおり、勝手な理屈をつけて、悪魔や魔王呼ばわりして正義の行いと称して敵対している。
絆の異世界に渡り、セインの姉に協力している。眷属器を操るアクセサリーによって、斧の眷属器を強引に従わせている。楽器の国での敗北後、銛の眷属器持ちの国の戦力としてラルクの国に責めるも樹に敗北する。不祥事が原因で斧を没収されており、情報を吐かせるために樹に拘束される。
元康からの呼称は「燻製」。Web版ではメルロマルクのクーデターの罪でファラリスの雄牛によって処刑され、その様が燻製作りに似ていたためそう呼ぶが、書籍版ではクーデターがないため、何故かファラリスの雄牛の刑にしてやりたい気がしたためそう呼ばれるようになった。
ウェルト、バクター、テルシア、ファリー
錬の仲間だった者達。
錬の方針もあり、錬とは別行動が多く、指示された狩場でLvを上げる等をしていた。尚文に仲間にならなかったことに対して謝罪する等まともな人達。錬が霊亀に無謀に挑んだ事で全員戦死する。錬とは距離感があるようだが、彼らは錬に対して慕っていたようで、錬も死を受け入れられず、弱かったせいで死んだと言い逃れしつつ彼らの死に強い罪悪案を感じ、尚文と和解後は彼らのために世界の平和を取り戻す事を誓う等それなりに思われていたようである。
アクセサリー商
尚文の商才に惚れ込み、アクセサリーの技術や採掘場の斡旋を行う。稼ぎ時や稼ぎ場所を嗅ぎつける勘が鋭く、後述の詐欺商のスポンサーにもなっている。
優男の貴族
セーアエット領の元領主と同じく亜人穏健派の貴族。かつて尚文が作ったアクセサリーを購入したことがある[注 26]。逃走中の尚文とメルティを匿ったり、キールを保護するなど良識人。
逃亡中の尚文一行を屋敷に匿っている際に、隣町の貴族に押し入られ、おびき出すために連れ去られ、拷問を受けるも尚文に救出される。
隣町の貴族
優男の貴族の隣町の亜人排斥派の貴族。亜人奴隷の拷問を趣味としており、ラフタリア、キール、リファナが買われて拷問されたことがあり、リファナを殺した事と、ルロロナ村が滅んだ事を突き付けた事で、ラフタリアの心に深い傷を負わせる。逃亡中の尚文一行を捕らえるため、おびき出す餌としてメルティと優男の貴族を連れ去る。救出と敵討ちのために来た尚文達に追い詰められ、過去の勇者が封印した魔物の封印を解き、魔物に踏みつぶされ死亡する。
ハーベンブルグ伯爵
カルミラ島の統治をしている貴族。経験値を上げるために訪れた勇者一行の案内員となり、観光案内や魔物退治でのマナー等を教える。
詐欺商
カルミラ島で粗悪なアクセサリを隠蔽し高値で売っていた商人。尚文から、どうせ吹っ掛けるなら相手が喜ぶ嘘を吐けと「このアクセサリを買えばLvアップが上手くいく」というジンクスをでっち上げるという助言を受ける。売り上げが向上した結果、品物の品質も上げられるようになり本人も「客が喜んでくれる商売」を楽しむようになった。
ガエリオン(メス)
外伝で登場したメスのドラゴン。ガエリオン(親)の住む洞窟の中にいたウィンディアの妹。メルロマルク編で横暴な冒険者に殺されそうになった際に尚文達に助けられ、ウィンディアと共に仲間になる。本編ではそのまま殺されたと思われる。

フィロリアル[編集]

フィーロ
ヒヨちゃん
フィトリア
世界のフィロリアルを統括する女王。遥か昔に四聖勇者が育てた伝説のフィロリアル。白と空色を基調とした外見で、本来のフィロリアル体では全長は6mになる。瞳の色は赤。人間体はフィーロと同程度の背格好であり、その他に通常のフィロリアルにも擬態できる。
フィロリアルの聖域に住み、人里離れた龍刻の砂時計を中心に波に対処しており、霊亀とタイマンで戦えるほど戦闘能力に優れている。
クイーンになったフィーロの実力を知るためと勇者の内情を知るために封印から解かれた魔物と戦う尚文一行の前に現れる。四聖がいがみ合い、メルロマルク以外の各地の波を放置して居ることに呆れ果て、場合によっては現四聖を処分して、新しい四聖を召喚させようと考える。フィーロの試練が終えた後は実力を認め、冠羽と祝福を与える。そして現四聖処分を保留にし、尚文に他の勇者と和解し、協力し合うことを約束させる。その後はフィーロの冠羽を介して監視と連絡を行う。
霊亀事件では独断専行した他の勇者を追うために協力を求めるも、尚も好き勝手する勇者たちを見放してしまう。しかし、キョウによって霊亀が守護獣としての役割が果たせなくなったため、霊亀の足止めのために駆け付ける。
フィロリアルであるためドラゴンとは犬猿の仲であり、フィロリアルシリーズを全解放させる素材を渡すも裏でドラゴン系統の武器のロックをかけている。
霊亀戦で馬車を変化させたり、資質上昇もできることからWeb版と同様に馬車の勇者と思われる。
元康からの呼称は「大きなフィロリアル様」。後に「フィトリアたん」。元康はフィーロの次に好きと言っているが、フィトリアからはフィーロ同様に嫌われている。
クー
愛の狩人になった元康が育てた赤色のフィロリアル・クイーン。元康の事を「もっくん」と呼ぶ。戦闘スタイルは爪と火を吐く。
元康からの呼称は「クーちゃん」。
マリン
愛の狩人になった元康が育てた青色のフィロリアル・クイーン。元康の事を「もーちゃん」と呼ぶ。戦闘スタイルは魔法と羽根投げ。
元康からの呼称は「マリンちゃん」。
みどり
愛の狩人になった元康が育てた緑色のフィロリアル・キング。元康の事を「もとやすさん」と呼ぶ。戦闘スタイルは人型で斧使い。
元康からの呼称は「みどり」。

やり直し[編集]

クロ
外伝で元康が孵化させた黒色のフィロリアル・キング。厨二病。
元康からの呼称は「クロちゃん」。オスなのにちゃん付けであったが、漫画版にて男の娘だと明らかになっている。
ユキ
外伝で元康が孵化させた白色のフィロリアル・クイーン。リーダー的存在。元康がフィロリアル生産者から買った卵の中で唯一血統が良く、そのためか上品な言い回しや会話をする。
元康からの呼称は「ユキちゃん」。
サクラ
外伝で元康が孵化させた桃色のフィロリアル・クイーン。おっとりとしていて尚文に懐いており、主に尚文の護衛を担当。メルロマルク編では尚文が主人になっている。元康が主人だった場合は目の色がピンクだが、尚文が主人になった場合は目の色が青くなる。シルトヴェルト編では他のフィロリアルと同じで幼い姿だったが、メルロマルク編では17歳くらいの大人の姿に変化している。
元康からの呼称は「サクラちゃん」。
コウ
外伝で元康が孵化させた黄色のフィロリアル・キング。好奇心と食欲が旺盛。獣人化したキールやルーモ種すら食べようとする。
元康からの呼称は「コウ」。
ルナ
外伝で元康が孵化させた紺色のフィロリアル・クイーン。クール系な性格で口数が少ない。かわいい物好きで獣人化したキールを好んでいる。人化時の髪の色が銀と色合いが異なる。
元康からの呼称は「ルナちゃん」。

ゼルトブル[編集]

奴隷商の親戚
ゼルトブルに拠点を置く奴隷商の叔父。奴隷商と瓜二つで話し方も同じ。
ラーサズサ
パンダの亜人/獣人。ゼルトブルの傭兵で普段はコロシアムで稼いでいる。
尚文がコロシアムの下見に来た時の試合でエルメロと戦っており勝利している。タクトとの戦争ではサディナに味方するために駆けつける。傭兵であるためかお金や宝、それに関わる物事が大好きであり尚文からは気が合いそうだと思われている。実は可愛いものや服が大好きだが否定している。姐御と慕う男の獣人の部下を連れている。戦争後はルロロナ村にたまに訪れるようになる。
元康からの呼称は「パンダ」。サディナからは「ササちゃん」
エルメロ
ゾウの獣人。ゼルトブルの傭兵で普段はコロシアムで稼いでいる。
尚文がコロシアムの下見に来た時の試合でラーサズサと戦っており敗北している。タクトとの戦争ではサディナに味方するために駆けつける。試合の時には強気な口調をしていたが、盾の勇者である尚文の前ではかなり緊張していた。戦争後はルロロナ村にたまに訪れるようになる。
サディナからの呼称は「エルちゃん」

シルトヴェルト[編集]

ヴァルナール
シュサク種の亜人。
盾の勇者である尚文に対し、仰々しくも誠意を示す。人間とのハーフのハクコ兄妹に対して穢れた血と言い見下していたが、アトラの真のシルトヴェルトの民らしい振る舞いと、ジャラリスとの戦いで態度を改めた。
ゲンム種の翁
ゲンム種の亜人。
六十歳前後の小太りな老人。シルトヴェルトの有名な貴族で一線は引いているが良識があり、発言力もある。
ジャラリス
ライオンの獣人。
盾の勇者である尚文に対して、女を差し向け既成事実を作ろうとしたり、食事に毒を混ぜたりと陥れようとする。尚文に慇懃無礼な態度を取り、内心見下している。自分の野望を達成するためにハクコ兄妹と決闘を行う。
戦争の際、敵国と内通しており、窮地を演出し自分が活躍しようとしていたところをフォウルとアトラの父によって逆転していたため憎んでおり、後ろから刺して暗殺した。そのためハクコ兄妹に取って父の敵であると同時に、自分達を奴隷に身を落とす要因を作った相手でもある。盾の勇者を廃して、自分がシルトヴェルトの次の神になるという野望を抱いていた。
決闘に負けそうになったため、謎の勢力から与えられた薬を飲み、怪物となり暴走、最後はアトラと獣化したフォウルによって倒される。
ハクコ兄妹の父親
ハクコ種。フォウルとアトラの父。故人。
自分の父、タイランを超える才能を持っていたが、幼少期は本が読むのが好きで、戦いを極力避ける人物。尚文曰く優男系。しかし一度戦うと雄々しい戦いを見せていた。メルロマルクと和平を結ぼうとしたが和平派を殺した罪を擦り付けられる。戦場でジャラリスに暗殺される。
経緯は不明だがクズの妹のルシアと結ばれ、フォウルとアトラが生まれる。フォウルとは戦うことに否定的だったため、関係は良くなかったが内心は慕われていた。
タイラン=ガ=フェオン
ハクコ種。フォウルとアトラの祖父。故人。
先代のシルトヴェルトの王で先代のツメの勇者。かつて壮大なカリスマで統治していた。メルロマルクの戦争で英知の賢王に敗北し戦死。その後シルトヴェルトのハクコ種の地位は大きく衰退する事となる。
ルハバート=ワーバルト[注 27]
七星勇者、ツメの勇者。ワーフル種。
青い毛並みの美しく整った顔立ちと引き締まった筋肉を持つ狼男の亜人/獣人。シルトヴェルトの猛者で修行の旅に出ており、しばらくシルトヴェルトやフォーブレイに帰ってこなかった。一度集中すると滅多な事では他に気が回らない性格らしい。実はタクトによってツメの眷属器を奪われ殺されており、尚文との会談ではトゥリナが成り済ましていた。尚文たちは書籍版、web版ともに一度も本人に会っていない。杖を除くと、七星勇者で転生者に奪われる前の本来の持ち主が判明しているのは、ツメだけである。

クテンロウ[編集]

水竜
クテンロウで祭られている海のドラゴン。作中で直接は登場していない。
クテンロウの結界の維持の役割をしており、国の監視者や守り神のような存在。クテンロウの腐敗した現状に嘆いており、国の本来の役割を果たすために、クテンロウを目指していた尚文、ラフタリア、サディナ、ガエリオンをクテンロウ側がいじった結界で足止めを受ける事もあり、自身の隠れ家に招き、竜帝の欠片にメッセージで自身の役割や目的を伝えた。
ラルヴァ
シュン種の亜人。
ラフタリアの父親の派閥の人間であり、かつてラフタリアの両親とサディナの逃亡の手助けをした。クテンロウに侵入した尚文達に接触し革命の協力を求めた。
エルハルトの師匠
刀鍛冶。犬系の亜人。エルハルトとトーリィの師匠。
鍛冶の腕は一流だが女好きで、昔の元康を彷彿させるため尚文から元康二号と呼ばれている。
女好きの半面、男に対する扱いは悪く、特にハーレムを囲っている(様に見える)尚文を嫌っている。しかし、錬に対しては武器づくりに興味があったからと非モテオーラをしているという理由で気に入っている。
女好きで多くの借金をして逃げるというダメ人間ぶりだが、気を感じることができ、鍛冶の際に意図的に使う事ができる。気を使って素材の声を聞き、屈服させて武器を作っているらしく、呪いを帯びた剣を怒鳴っただけで瘴気を霧散させ、平然と持つ事ができる。
過去の天命
シルディナの信託で降ろされた過去の天命。語尾に「だの」をつける。ずっと以前の槌の勇者だったらしく、幻覚ではあるが槌の眷属器らしきもので戦う。ラフタリア以上の戦闘力と幻覚魔法、天命の技を持っている。
最初に降ろされた際に、クテンロウの腐敗の元凶であるマキナ達を殺そうとしたため、危険な切り札という扱いだった。サディナとの決闘の際に降ろされ、好機としてそのままシルディナの体を乗っ取り、マキナ達を殺害する。その後、天命として未熟なラフタリアに対して、シルディナの体をかけた決闘と称した過激な稽古を行う。シルディナの体による全力を出し、勝利したラフタリアに及第点をやり、天命として後を託し消滅した。
ラフちゃん二号
ラフちゃんやラフ種の儀式によってラフ種として転生した過去の天命。他のラフ種と異なり、鳴き声は語尾を彷彿とさせる「だふー」。
断片的な人格でしかなく、記憶もそこまでないらしい。一時的に過去の天命の姿になることができるも維持するには燃費が悪い上、馴染んでいないため長時間は変える事ができない。
自分を蘇らせたラフちゃんに呆れつつ、そのままルロロナ村で住む事となる。
マキナ
クテンロウの腐敗を招いた元凶。
元々はシルトヴェルトの宣教師であったが、ラフタリアの祖父にあたる先々代の天命に気に入られ、国の実権を握り始めた。天明一族の暗殺などの悪行を行い、ルフトを傀儡として利用していた。ヴィッチに似た性格の悪女であり、尚文からは他人とは思えないと述べた。
革命によって追い詰められ、逃げようとするもシルディナの体を乗っ取った過去の天命によって殺される。悪霊となり、シルディナの体を乗っ取ろうとするも、勇者達のソウルイーター素材の武器による攻撃と過去の天命の攻撃によって消滅する。

フォーブレイ[編集]

フォーブレイの王
女を快楽のために拷問するのが大好きで、フォーブレイの王に嫁ぐことが女貴族の処刑方法になっている。タクトの革命によって殺される。
元康からの呼称は「豚王」。

タクト一派[編集]

タクト=アルサホルン=フォブレイ
七星勇者、鞭の勇者。
フォーブレイの末席の王子で、若年にして多くの分野で実績を持つ天才で、鞭の七星武器に選ばれる。正体は転生者で実際は鞭に選ばれたわけではなく、眷属器の精霊を不正な力で無理矢理従わせている。他の勇者を殺害して眷属器を奪い取っており、鞭以外に槌、ツメ、斧、投擲具の計5つの眷属器を所有している。本来波の尖兵は一つしか武器を操れないが、タクトは複数所持できる。鞭の勇者と言われているが、尚文達との戦いではツメをよく使っていた。
フォーブレイの学校の旧友だったヴィッチに唆され、鳳凰と戦っていた尚文達連合軍に横やりを入れ、全滅させようとした。その後フォーブレイの王を殺して国家反逆。さらにフォーブレイに来た尚文達を襲撃して盾の聖武器を奪う。尚文達が撤退した後、全世界に宣戦布告し世界征服に乗り出す。
高レベル者による飛行機や飛行船の空爆で攻め続けメルロマルクに進軍するが、英知の賢王として覚醒したクズの策略によって撃墜される。砦での戦いでは、杖の眷属器を借りた尚文と交戦するが、以前の戦いとは異なり、強力な援護魔法を使った事でまったく歯が立たず一方的にやられる。あまりに余裕だったため、尚文と合流したフォウルが、杖と小手をわざと奪わせた事で(一般的に知られている範囲で)七聖武器全てを手に入れるが、それでも敵わず二人によってボコボコにされる。そして、盾の精霊とアトラとオストの援護を受けた尚文の権利剥奪によって、奪った武器が全て解き放たれ、武器による力を全て失う。
敗北後、偽勇者の烙印を押され、世界征服に乗り出した事等多くの罪によって処刑されることになる。その際、自身の秘密を吐き出すために暴力による尋問を受けたり、拘束された状態で自分の目の前で仲間の女達の処刑を見せられる等、尚文でも引くような拷問を受ける。そして秘密を話そうとするも、口封じのために頭が破裂して死亡し、魂も消される。
Lvは本人によれば350とされるが、レベルにものを言わせた戦い方をしており、尚文からはキョウの方が強いと感想を述べていた。所持している鞭の七星武器の強化方法は「自らや味方のレベルを下げることにより、素質強化する」であることから、その強化方法を知らないと思われる。
トゥリナ
九尾の狐[注 28]。年寄り臭い喋り方をするが幼い外見をしている。いわゆるロリババア。
権力者に取り入り、悪さをしていたが、過去の天命によって封印されていた。過去の天命を恨んでおり、過去の天命や子孫であるラフタリアに対して「ラクーンのブス」と罵っている。龍脈法や特殊能力を使った幻覚魔法や火の魔法を使う。
幻覚魔法によってシルトヴェルトの爪の勇者のルハバートに化け、尚文達を欺けようとするもラフタリアとラフちゃんに見破られ交戦する。数的に不利な状況であったためその場は撤退する。その後フォーブレイでタクトの仲間として尚文達に襲い掛かった。砦での戦いでは、幻覚魔法で仲間を援護しようとするもラフちゃんに無効化される。過去の天命が姿を現した際、復讐のために襲い掛かるも、過去の天命とラフちゃんの連携攻撃によって倒される。
Web版ではラフタリアと戦い、武器が解放された事で槌の勇者となったラフタリアに止めを刺される。
また、『槍の勇者のやり直し』のシルトヴェルト編ではweb版・書籍版ともにシルトヴェルトのツメの勇者のルハバートに化けている際に、ビーストランスが自動発動して一撃で倒されている。
ネリシェン
アオタツ種の族長でシルドフリーデンの代表。
種族の宿敵であるハクコ種のフォウルに対して敵視している。シルトヴェルトの純血主義に異を唱えて建国したシルドフリーデンの代表であるのに、人間との混血であるフォウルを蔑んだ発言をした為、フォウルから苦言される。風と水の魔法を使い、大きな東方の龍に変身できる。
砦での戦いでは、フォウルと戦う。最期は頭を吹き飛ばされ死亡する。
シャテ
ノイド種とクシャ種の混血の亜人/獣人。人魚みたいな姿とサメっぽい獣人の姿を持つ。
ルカ種に対して恨みを持っており、サディナをルカ種と勘違いして敵視する。銛を武器をして扱う。
砦での戦いでは、サディナと戦う。シルディナ諸共倒すと発言をするも獣化し、シャチの姿となったサディナに八つ当たり相手として一方的にやられ、雷の魔法で感電死する。
レールディア
竜帝。多くの竜帝の欠片を所持している。
Lv100越えのクラスアップができる儀式の記憶が入った欠片を所持しており、それによってタクト達はLv100を超えていた。人間態はトカゲみたいな女の姿。本来の姿は親ガエリオンよりも更に大きいドラゴンで、守護獣と同じような気配を放っており、尚文からも「一番強そう」と言われている。
砦での戦いでは、錬とガエリオンと戦う。ガエリオンの欠片を奪おうとするも敗北し、欠片を渡す事を拒絶したためガエリオンに止めを刺され、欠片を奪われる。
アシェル
人間の姿になれるグリフィン。
フィロリアルを敵視しており、女王種であるフィーロを倒そうとする。
砦での戦いでは、フィーロとシルディナと戦う。シルディナが風の魔法でフィーロを飛ばしている事に気付かず、絶滅した空飛ぶフィロリアルと勘違いする。フィーロに追い詰められ、最期はシルディナの風の檻によって細切れにされる。
Web版では、武器が解放された事でツメの勇者となったフィーロに止めを刺される。『槍の勇者のやり直し』では彼女の父親のグリフィンが登場するが、元康に瞬殺されている。
エリー
タクトの幼馴染のファーストヒロイン的な存在。メイド服を着ており、銃を武器としている。
砦での戦いでは、セインと戦うも、尚文のタクトに放ったスキルに巻き込まれ消滅した。
メルリス
フォーブレイの影。
タクトと戦っていた尚文から回復アイテムのルコルの実を奪おうとしたが、尚文が誤って潰して出た滴に当たって千鳥足となり、セインによって縛り上げられる。
ナナ
タクトの妹。
フォーブレイに来ていたメルティに絡み、流していたメルティを人形姫と呼んでいた。Lvは130で戦場でメルティに襲い掛かるも、兄同様Lvにものを言わせた無駄な動きで突っ込むだけであったため生け捕りにされる。兄であるタクトの悪行を知っても兄が悪いとは微塵も思っておらず、処刑場で暴言を吐き続けていた。最期は串刺し刑に処された。

四霊[編集]

霊亀(れいき)
守護獣の一体で山のように大きな亀の魔物。中華風の国の下に封印されていたが、キョウによって封印を解かれ、操られている。
攻撃手段として、巨体を活かした強大な足の蹴りや踏みつけといった物理攻撃、重力の魔法、さらに口からドレイン効果のある強力な電撃を放ち、相手のSPを奪い、電撃を連発する事ができる。使い魔は亀の甲羅が付いており、死体や襲った人に卵を植え付けて苗床にして数を増やしている。錬たちのゲーム知識では討伐推定Lv60位だが、Lv80位の錬たちの攻撃が全く効かず、全く脅威にならないと判断し一瞥した程度で相手にもしなかった。またキョウによって操られた事で「暴君霊亀」と呼ばれる甲羅に棘がついている禍々しくより強力な姿となり、棘をミサイルのように発射する広範囲の爆撃攻撃など通常の霊亀にない攻撃ができるようになる。
頭と心臓を同時に潰さない限り何度でも再生する。体内へ侵入するための霊亀洞と呼ばれる洞窟があり、かなり複雑な構造になっている上に壁や床に擬態した使い魔によって探索が困難になっている。心臓は二つに分かれた色の心臓の両方に目を持っており、侵入者を熱線や魔力を奪う白い塊などで攻撃してくる。キョウによって操られていた際はこの手段でも倒せなくなっており、さらに奥にある霊亀のコアを破壊しなければならない。
オスト=ホウライ
尚文に霊亀討伐を要請してきた女性。霊亀の使い魔で本来は封印されている国に取り入り、封印の解き方を教える存在であったが、キョウによって霊亀を乗っ取られ、守護獣としての役割が果たせなくなったため、尚文達に討伐を依頼してきた。
国を取り入っていた際は嫌な女を演じていたらしいが、本来は健気で献身的な性格。自らが傷ついても尚文達に助力し、自分の弱さを嘆いていたリーシアを励ます等しており、尚文からも信頼を得ていた。一方、面識のあった女王からは驚かれていた。こぼれ話によれば、国が内戦で危ういところを本人が首をかしげる形で解決したり、治水工事に力を入れて住民の生活水準を向上したりと、世界を守るためとは言え、いずれ人間を虐殺する存在がするとは思えないような事をしていた。また、鏡の前で勇者が来た時の予行練習もしていたらしい。
土と援護の魔法と龍脈法を使う事ができ、尚文に使い方を教え、加護を与えた。そしていずれ覚えてもらうために、自分の力を貸した状態でリベレイションの魔法を唱えさせた。
実際は霊亀そのもので人の形として具現化した者。霊亀の討伐は自分の死を意味するにも関わらず、世界や全ての命を守るために人々に憎まれながら死ぬ運命を受け入れている。願いを聞いた尚文によって霊亀のコアを破壊され、本来は誰にも感謝される事なく憎まれながら死ぬはずだったが、尚文達に仲間としてその死を悲しんでくれた事に満足して消滅した。
その後タクトによって重傷を負わされ意識を失い、盾の精神世界に来た尚文の前に盾の精霊としてアトラと共に現れ、助言を与え見送る。
鳳凰(ほうおう)
守護獣の一体で2体1対の孔雀をベースにした鱗のある鳥の魔物。1羽の大きさは親ガエリオンの転生前より少し大きい程度。精霊や幽霊に近い体を持つ。
高高度と低高度に分かれて攻撃を仕掛け、高高度の鳳凰が魔法や羽ばたきで空爆を行い、低高度の鳳凰が爪や炎を吐いたり羽ばたきで仕留める戦法を基軸にしている。高高度の方は魔法に強くて物理に弱く、逆に低高度の方が魔法に弱い。羽ばたきで抜けた羽は攻撃になると同時に、使い魔を生み出す。また炎で焼き焦がされた生き物は、燃え盛りながらゾンビのように徘徊する性質がある。錬たちのゲーム知識では討伐推定Lv60位で、それぞれなかった攻撃が存在している[注 29]。また低高度が相手の魔力を奪う炎を纏った突進攻撃を行い、高高度が奪った魔力で強力な赤いレーザーのブレスを吐き、さらにブレスの後に低高度が回復する。
2体同時に討伐しないと片方が大爆発を起こし、復活する。大爆発は盾の勇者の尚文ですら耐えられず、連合軍を壊滅させかけるほど強力。錬たちのゲーム知識では共同HPで、片方を倒せば同時に倒れたらしい。封印が解かれる前に、封印されている石碑の近くの鳳凰の石像を破壊されるとパワーアップし、作中では尚文達が来る前に人為的な物なのか破壊されていた。
尚文達連合軍は同時撃破を狙って順調に戦っていたが、タクトの横槍で片方が倒され、残った鳳凰が自爆し、尚文を庇ったアトラが死亡するなど多大な被害が発生した。復活後は戦線から戻ったフォウルと尚文、そして連合軍の奮闘によって討伐される。
麒麟(きりん)
守護獣の一体で2体1対の魔物。鳳凰を倒した後にフォーブレイ近隣で復活したが、そのあとすぐにタクト一行によって倒されたらしい。
応竜(おうりゅう)
守護獣の一体で竜帝に封印されている。ガエリオンの中にもいるが、解放とガエリオン自身と世界の人口を犠牲にするため、最後の手段として保留される。

絆達の世界[編集]

「波」によって接触している尚文たちが召喚されたのとは別の異世界。魔物を送り込んでくる侵略者だと思われていたが、彼らも「その世界の勇者」であり、自らの世界を守るために戦っていた。しかし、彼らの中にも意見の相違や後述の転生者を含めて私欲を優先する者もおり、揉め事が起こっている。

四聖勇者[編集]

絆達の世界の今代の勇者は、波が発生する前、魔竜討伐のために絆が召喚され、波の発生後に残りの勇者三人が召喚される。絆以外の四聖勇者は、尚文の世界同様にゲーム感覚で波に真剣に取り組もうとせず、挙句使命を放棄して逃げ出していた。

尚文一行が元の世界に戻った後に、絆が他の四聖勇者と話し合いが行われたが、まともに話を聞かなかった。そして宮地達眷属器持ちの転生者によって、絆以外の四聖勇者が殺されてしまい、四聖勇者が絆一人となってしまう。しかし、札の勇者候補であったシルディナを尚文達の転移に巻き込んで呼び寄せ、札の聖武器解放後、シルディナが新たな札の勇者となった。

風山 絆(かざやま きずな)
異世界の四聖勇者、狩猟具の勇者
外見年齢13歳くらいだが、実年齢18歳の少女。一人称は「オレ」。尚文たちとはまた別の日本で、姉の奏と妹の紡とVRHMMOのディメンションウェーブに参加した所で異世界に召喚された。
人当たりの良い真っ直ぐな優しい性格をしており、例え敵でも苦しんでいる者は助けようとする。ぐれる前の尚文と似た性格。能天気な釣り大好きの釣りバカで誰も見た事がない大物を釣り上げるのが夢。釣りに対する異常な信念に仲間達から病気扱いされている。
波ではなく魔竜討伐のため召喚され、召喚から数年経っている。魔竜を倒した後も異世界に残っており[注 30]、自分達の勢力と関係の悪い国によって無限迷宮という牢獄に数年閉じ込められていた所、異世界に渡った尚文と出会う。そして尚文の機転により共に脱出し、後にグラス達仲間と再開する。他の異世界を滅ぼして自分達の世界を生き残らせるグラス達のやり方に反対し、そうしなくてすむ方法を探すべきだと言い、グラス達の異世界侵攻を止めさせた。その後、キョウ討伐のために尚文に協力する。討伐後は尚文達と同盟関係を結ぶ。
元仲間の裏切り者の転生者によって連れ去られ、アクセサリーにより怠惰のカースを強制的に発動させられたまま石化状態となる。後に宮地によって連れ去られるも、救援に駆け付けた尚文やグラスたちによって救出される。石化も解かれ、アクセサリーも破壊された後、釣り人としてのやる気を出された事で、怠惰のカースが解き戦線に復帰する。
狩猟具の聖武器の特性で対人戦能力が一切ない代わりに対魔物では圧倒的な強さを持つ。怠惰のカースが解かれた後は解放に使われた薬を素材として出た「0の狩猟具」によって波の尖兵らの不正な力を断つ事ができるようになる。
同作者の「小説になろう」の作品である「ディメンションウェーブ」の主人公がモデルであり、そちらでは本当は男だが、紡のいたずらにより女性のアバターを使っているという設定であったが、こちらでは正真正銘の女の子。
クリス
絆とグラスで作ったペンギンの式神。
対人戦闘ができない絆の護衛のために作られ、絆とグラスの居場所を感じ取る事ができる。名前は生まれた日が絆が召喚された日から数えてクリスマスだったから名付けられた。
絆が無限迷宮に閉じ込められていた間は、最初はグラスが面倒を見ており、忙しくなった際はエスノバルトが預かっていた。何もない時は木の札になっている。絆に相当強化されているらしく、絆曰く「相手にもよるけど怪我じゃすまないかもしれない」との事。絆が連れ去られた際には、弱い自分に憂いており、自分より強くなった同じ式神のラフちゃんによって様々な技能を習得したらしく、宮地との戦いでは巨大化ができるようになった(グラスはかなりショックを受けていたが)。尚文にアクセサリーにサンタクロースのような赤いとんがり帽を貰い[注 31]、中にものを入れる癖がついた。
シルディナ
異世界の四聖勇者、札の勇者[注 32]

眷属器の勇者[編集]

グラス
異世界の眷属器、扇の勇者
スピリット。見目麗しい和風美少女。武人肌で真面目な性格をしている。
自分らの世界を守るため、異世界に乗り込み要である四聖勇者を狙う。尚文一行とはメルロマルクの三回目の波で対峙し、その後カルミナ島の波で、尚文一行がラルクとテリスと戦っていた際に現れ交戦する。錬、元康、樹が弱すぎて勇者を語る偽物と勘違いしている。自身を強化できる魂癒水を求め、ラルク達と尚文達の異世界に来ていた際、眷属器の要請を受け、虐殺は望んでいなかったため、霊亀を使って暴れるキョウとは敵対し、尚文らと共闘する。絆に再開した後、他の世界の四聖勇者を殺そうとした事を窘められて異世界への侵攻を止めた。そして絆を助けた尚文に感謝し和解する。
絆の親友であり、普段は能天気な絆を窘めている。以前は自在珠玉流の門下生をしており、出生の関係で見下された。扇の眷属器の選定を受けて扇に選ばれる。竜退治の試練の途中、隣国の草原で魔物と戦っていたところに絆と出会い意気投合する。絆が世界を守りたいといったため自分の世界を愛おしく思えるようになったらしい。普段は冷静だが絆の事になると感情的になりやすくなるため、尚文からはレズっ気があると思われている。実際に絆と仲良くするツグミに嫉妬する等、友情を超えた感情を持っている節がある。
似たような性格と立場をしているためか、ラフタリアとは和解後、一緒に稽古をしたり情報交換したりと親しくなっている。魂が取り込める神託が使えるシルディナに対してはソウルイーターと対峙している時と同じ気配がするため苦手としていたが、流派の本山の奉具殿で信託により宿った事で、強力な連携攻撃ができるようになる。
絆側の異世界の調停者の遠縁の血族であり、魔王の城の宝物庫で椿光樹に絡みついた龍刻の砂時計でシルディナの神託の協力によって天命の儀式を受ける。現時点では血筋が薄いため、シルディナに神託で宿らなければ天命の力は使用できない。
同作者の「小説になろう」の作品である「ディメンションウェーブ」の登場人物「函庭 硝子(はこにわ しょうこ)」がモデル。
ラルクベルク
異世界の眷属器、鎌の勇者
通称「ラルク」。絆たちの異世界では一国の王であり「若」と呼ばれている。
絆やグラスの仲間。見た目は二十代後半の青年であり、面倒見が良くノリも良い頼れる兄貴分的な性格をしている。年下の男性には「○○の坊主」、女性には「○○の嬢ちゃん」と呼んでいる。長年人を見ていたため、人の本質を見抜けることができ、尚文の事も悪い奴ではないとすぐに分かった。半面、尚文が盾の勇者である事や他の四聖がいることに気付けなかったりと抜けている所もある。スケベな所があり、温泉で元康と結託して女湯を覗こうとしていた。テリスに惚れており、慕われている尚文に対して嫉妬している時がある。
グラス同様自分らの世界を守るため、四聖勇者を狙っていた。敵対関係である尚文達の異世界を知るために訪れ、カルミラ島に出向する船で偶然尚文一行と出会う。自己紹介した際に、尚文から盾の勇者だと名乗られているが、グラスから聞いた話と三勇教の広めた悪い噂から盾の勇者は悪人と思っていたため信じなかった。その後も何かと世話を焼いたり、一緒に魔物狩りに出たりと交友を深めるが、その過程で尚文が盾の勇者であると気付く。カルミラ島の波でボスの魔物を倒した後、自分達の正体と目的を話し尚文らと相対する。霊亀事件ではキョウと敵対し尚文達と共闘する。絆の帰還後は元々殺害に気が進まなかった事もあり、尚文達と和解する。
裏切り者の転生者によって鎌の眷属器を奪われるが、救援に駆け付けた尚文達の助力によって鎌を取り戻す。
エスノバルト
異世界の眷属器、船の勇者。現在は本の勇者
図書兎(ラルクの国ではライブラリーラビット)の魔物で迷宮古代図書館の館長。十五歳で人化すると少年の姿になる。尚文達の異世界に来た際はウサピルのレッシュアント種になっていた。
代々時期館長が飲むはずの薬を再現したものを飲んでいたため、勇者に育てられたわけではないのに話せたり人に変身する事ができた。様々な魔法を覚えているが、図書兎の資質でレベルによる補正を殆ど受けず、戦闘能力は低い。そのため船の眷属器の転異能力で貢献していた。絆達の役に立ちたいと思っており、歯がゆい気持ちを持っていたが、尚文の説教と同じように弱くても頑張るリーシアを見て感銘を受けて強くなるための鍛錬を積極的に行うようになる。
自身の世界が追い詰められたことで、救援要請のために以前尚文に渡した錨のアクセサリーで転移し、タクト戦後にボロボロになった状態で尚文達に接触する。帰還の時期を待つ間、レベリングと龍脈法の加護を受け、変幻無双流の修行を行う。尚文の分析通り、変幻無双流のババアからリーシアと同じ資質を持つことが明かされる。宮地との戦いで才能を開花させ、宮地撃破に貢献する。絆のカース解除のために迷宮古代図書館に行った際に薬を見つけ、その薬を飲んだことで真の館長となる。
敵対者に船の眷属器を奪われており、現在新たに本の眷属器に選定され本の勇者になっている。
ラフタリア
異世界の眷属器、刀の勇者
サディナ
異世界の眷属器、銛の勇者

絆の仲間[編集]

グラス
ラルクベルク
エスノバルト
テリス=アレキサンドライト
晶人。額に宝石が埋まっている。宝石から力を借りて魔法を使用する。普段はお淑やかな女性であるが、宝石やアクセサリー作りの事となると目の色を変える。
ラルクと共に尚文達の異世界に来た際、尚文一行と出会う。尚文達の異世界には晶人がいないため、ティアラで額の宝石を隠していた。ラフタリアから尚文は細工が得意と聞き、アクセサリー作りを依頼する。その出来から、尚文の細工技術に惚れ込み、名工と慕うようになる。自分達の世界を守るためラルク達と共に尚文達と敵対するが、キョウとの戦いで共闘し、絆の帰還後に和解する。
宝石から力を借りて魔法を使用する。宝石やアクセサリーの出来が良いほど強力になる。また、四聖武器や眷属器の意思を感じることができる。眷属器と連動する事で翻訳機能を使う事ができる。
裏切り者の転生者によって危機的状況になるも、尚文からもらったアクセサリーによって危機を脱する。その後救援に駆け付けた尚文からイミアが作ったアクセサリーを借り、より強い力を得る。その後尚文に良い強力な形で修繕されたアクセサリーによって強化し、そのアクセサリーを使って銛の眷属器持ちに属していた晶人を魅了させた。
ロミナ
晶人。絆たちが贔屓している鍛冶師。尚文一行も絆の世界に訪れた際には世話になっている。
アルトレーゼ
商人。通称「アルト」。
絆とは一緒に商売をした間柄。儲け話に目聡く、絆曰くお金のためなら何でもするらしく絆達とは比較的ドライな関係。魂癒水を売っていた尚文に接触する。その際に波に関する文献を提供する。
華奢で中性的な外見をしているが、実は女であり、シャチ姉妹に見抜かれている。隠しているらしく否定しており、グラスやエスノバルトも知らなかった。
ヨモギ=エーマール
キョウの仲間だった女で幼馴染。正義感が強く、猪突妄信な性格をしている。過去に助けてくれたキョウを信じ慕っていたが、内心疎ましく思われていた。
尚文達の異世界から帰ってきたキョウに誘導され、霊亀のエネルギーで作った自爆機能付きの剣を持って、尚文や絆達に襲撃する。自爆で諸共殺されそうになった所を助けられ、キョウの悪行を明かされ、真実を知るために絆達に同行する。キョウの研究所でキョウに詰問するも激しく罵られ、本性を目の当たりにする。そして絆達を信じなかった罪滅ぼしとしてキョウ討伐に力を貸す。キョウが倒された後は絆達の仲間となり、ツグミと共にロミナの工房の隣に拠点の道場を建て、キョウがいた国の親善大使になる。
ツグミ
クズ二号の仲間だった女。クズ二号とは幼馴染で慕っていたが、内心強引なやり方に疑問を持っていた。
クズ二号と共にラフタリアを狙うが敗北しクズ二号が殺される。その後キョウによって国が占領され絶望していた所をキョウに、復讐の機会とクズ二号を生き返らせると唆され、体をまだらの白虎の獣人姿に改造され、さらに霊亀のエネルギーで作った自爆機能付きの槍を持たされ、復讐のためにラルクの城に襲撃する。改造による暴走と槍によって危険な状態となるが、尚文と絆によって助けられる。治療を受けられ、クズ二号がしてきた事を考えるようにと尚文に諭され、身勝手をした罰が当たったと諦めた形でおとなしくなる。元の異世界に変える尚文達を見送る際は、恨み言を言いつつ助けた事と死んでなお利用されたクズ二号を解き放ったことに礼を言う。
その後絆達の仲間をなり、ヨモギと共にロミナの工房の隣に拠点の道場を建てる。絆から妹の紡に名前が似て、妹よりかわいいからと懐かれ、遊び相手をなるが、グラスに嫉妬され恐々としている。
魔竜
絆達の世界の竜帝。人間を憎んでおり、支配域で魔物を指揮して奴隷のように酷使していた。世界征服をしようとした所、勇者として召喚された絆とその仲間に討伐される。
尚文が異世界に渡った際にロミナに作成された防具に腐竜の核石(ガエリオンの竜帝の欠片)と魔竜の核が使われており、核を持ったまま帰還する。その後子ガエリオンが核石を取り込んだ際に暴走し復活を遂げるも尚文らに討伐される。その後再び異世界に渡った尚文によって返却され、レベル限界突破の方法を得るべく復活させる。ガエリオンによって意識を上書きされかけたらしい。
復活した魔竜は紫色のメスのドラゴンで、親は絆。色違いのガエリオンみたいな外見。絆達に敵意を持ちつつも、自分が支配するつもりの世界の滅亡を防ぐために、百年の猶予をし、協力する。ガエリオンの上書きの影響と尚文の憤怒の感情が心地よかったため、尚文を好いている。
絆達の世界の魔法を全て熟知している魔の王を自負する竜帝であり、その異名に違わず、強力な魔法や魔法の指揮、複数の魔法の同時詠唱など、高度の魔法の技術を持つ。魂を喰らう事ができ、倒した波の尖兵の魂の処理もできる(当人曰く珍味)。
自在珠玉流の師範代
グラスの流派、自在珠玉流の師範代をしている老人。尚文からは「ジジイ」と呼ばれる。
強化を解除する魔法の対抗手段とグラスの出自を知るために訪れた尚文とグラス達に、自在珠玉流の裏の秘術と調停者に関わる情報を教えた。上述のグラスの件等、弟子が問題を起こしたせいで意気消沈しており、あまり道場から出なくなっていたが、同じような立場と経験を持つ変幻無双流のババアから叱咤激励の決闘を受けた事で立ち直り、ババアとはライバル関係となる。その後、奉具殿で見つけた失伝された技術をババアと共に解析し、伝授した後に尚文達に技術を教える。その後は弟子の修行のため、ラルクの城の場内の訓練場に来るようになる。
扇を武器にしており、変幻無双流のババアと同格の戦闘能力と技術を持ち、扇のスキルに似た技を使う。変幻無双流の技術をババアとの決闘で盗み出し、自身の流派に応用した技を生み出している。

魔竜四天王[編集]

魔竜に知識や力を授けられた魔物達。名前は世襲制となっており、以前の四天王は絆一行に討伐された。魔竜と力がつながっており、魔竜に力を供給でき、魔竜が強くなると四天王も強くなる。ただし魔竜の任意で罰を与えられる。[注 33]風のクーフィリカ以外は忠誠心が強く、より強くなって復活した魔竜に震え上がっている。

大地のダインブルグ
魔竜四天王の一人。魔竜の城で欠片による複数の魔竜の気配がして判断に悩み、魔竜の招集にすぐに応じなかったため他の四天王二人と共に罰を受けるも、尚文に挨拶したため助け舟をもらった。魔竜に忠誠を誓っており、魔竜の心を射止めた尚文を慕っている。
火のクリムレッド
魔竜四天王の一人。
水のアクヴォル
魔竜四天王の一人。話し方から女性と思われる。
風のフィーロ
風のクーフィリカ
元・魔竜四天王。女性であり、魔竜を裏切り、銛の眷属器持ちの仲間になっており、魔竜から預かっていた竜帝の欠片でメタルマジックドラゴンを生み出す。魔竜の招集に応じなかったため、四天王から除名され力を失い、フィーロが(無理矢理だが)後釜となる。力を失った事で衰弱し、銛の眷属器持ちが力を取り返そうとするが、返り討ちとなり取り戻す事ができなかった。[注 34]

敵対国[編集]

キョウ=エスニナ
異世界の眷属器、本の勇者。
顔の作りはいいが根暗で陰湿な雰囲気を持つ少年。幼馴染のヨモギからは少しひねくれた発想をするが、たくさんの人達を救ったいい人と思われていた。実際には非人道な研究を行う身勝手で卑劣な性格で、自分が思い通りにならないと癇癪を起こす。人助けも美少女達のみで、男や彼氏持ちの女は見捨てていた。ヨモギを含む一部の仲間の女にはこの暗黒面を隠していた。ヨモギの事を疎ましく思っており、霊亀のエネルギーで作った自爆機能付きの剣を誘導して持たせ、尚文達諸共殺そうとした。リーシアに対しては、幾度も立ちはだかり、追い詰められるきっかけを作った事で、尚文以上に恨みを持っている。
尚文らの世界で霊亀を操って人々を殺し、エネルギーを集めて回っていた。その際もどうせ滅びる世界だからと大量虐殺に何とも思わず高笑いしており、むしろ素晴らしい考えだと思っていた。霊亀に敗れた錬、元康、樹を捕らえ、人質兼霊亀のエネルギー源にしていた。霊亀のエネルギーによって強力な力を身に着けていた。霊亀のコアのある部屋で尚文達と対峙し、尚文達とグラス達の活躍で自身の世界に逃走する。その後、追ってきた尚文達に幾多の罠を張り追い詰めるも最終的に倒され、魂も魂食いに食われる。本の眷属器を強引に従わせており、そのため多くの武器の強化方法を知っていたが力を出し切れていなかった。正体は波の尖兵であり、魂と外見が一致しない転生者。魂はガリガリの三十代っぽい姿をしていた。
クズ二号
刀の眷属器のある国で天才術師と呼ばれており、無詠唱の魔法を使ったり、絆達の異世界の転移スキルの再現を実現した。クズ二号は身勝手な性格で、尚文からクズ(オストクレイ)に似ているという理由で名付けられる。本名を言う場面があるが、その都度尚文が聞き流してきたため明かされていない。
鏡の眷属器の国で転移スキルの再現をしていた所を尚文と絆達と遭遇、捕らえようとするも逃げられる。その後、刀の眷属器の選定に挑戦するも眷属器に逃げられ、観衆にいたラフタリアが選ばれると盗人として追いかけ、眷属器を奪うため殺そうとする。仲間の女たちと国の決戦兵器である白虎のクローンを引き連れ追いかけるも、合流した尚文や絆達によって追い詰められ、ラフタリアに切られ敗北。忠告を無視して、去ろうとする彼らを追おうとして傷口が開き死亡する。死んだ時のために予備の体のホムンクルスの研究をしており、死後魂が入ろうとしたがキョウによって魂食いのエサにされる。死体とホムンクルスはキョウに利用され操られ、最後はグラスとテリスによって燃やされる。尚文から眷属器を奪おうとした事に疑問視されるが、後に正体は武器を奪える転生者である事が推測された。
Web版では終盤に刀の眷属器を持った転生者が登場するが、同一人物かは不明。
アルバート
異世界の眷属器、鏡の勇者。
キョウに倒され、国を占領された上に魂を欠けられ鏡を繋がれたまま操られる。尚文と絆の援護スキルによって四倍となったリーシアの攻撃で倒される。
初登場の時点で理性を失っていたが、こぼれ話によれば生前の性格はキョウやクズ二号よりはましだが、グラス達との和解は無理らしい。複数の女を囲っており、鏡をいいように使っていたらしく、尚文からキョウ二号(波の尖兵)だったのではと思われている。
絆の元仲間の裏切り者
絆達の仲間だった人格に難のある腕の立つ人物。クズ二号同様名前を言う場面はあるが、尚文が聞こえなかったため本名は不明。
四聖殺害を行った眷属器持ちの粛清の会議でラルクに襲い掛かり鎌の眷属器を奪った。絆達の前で捕縛した聖武器を見せ付け、絆を誘拐した。その後仲間の女達と共にラルク達の城に襲撃しラルクを殺そうとするも、救援に駆け付けた尚文によって強化されたグラスによって細切れにされ、魂はラフちゃんによって消された。正体は転生者と思われる。
Web版でも終盤に鎌の眷属器を持った転生者が登場するが、同一人物かは不明。
宮地秀正(みやじ ひでまさ)
異世界の眷属器、楽器の勇者。
四聖勇者召喚に巻き込まれて召喚されたとされる日本人。眷属器を持っていない状態で異世界語を話せていたらしく、姿を消した後に楽器の眷属器を引き抜いた。四聖の殺害に加担し、絆の裏切り者の国から絆を誘拐し監禁していた。知的に振る舞うが四聖を強くて調子に乗っていたからという理由で殺したりと身勝手な性格。
正体は不正の力で楽器の眷属器を強引に従わせている転移者の波の尖兵。強引に従わせているのと、修行をまともにしていなかったため力を出し切れてなく、楽器が弱いせいだと不満を持っていた。
尚文達との戦いでは、マルドやセインの姉らと共に他世界の聖武器を抑え込む技術とによって優位に立つも、本と鏡の眷属器の助太刀と樹の演奏妨害によって追い込まれ、エスノバルトによって眷属器を操るアクセサリーを破壊されたことで楽器を解放される。その後マルドから斧を奪おうとするも殺され、魂もカッコつける動作に巻き込まれ消滅する。
セーヤ
とある町でセーヤ飯店という会員制の店を経営している料理人。
とてつもなくうまい料理人という噂だが、実際には手頃のインスタント料理やアクセサリーによる調合ばかりで、しかも命の危険がある中毒のある料理を出しており、この料理によって町を支配していた。近隣の町の料理店で店の看板や権利、財産をかけた料理勝負をしているが、審査員の買収等の不正によって勝ち続け、店を大きくしてきた。いずれは国の重鎮を魅了させ自分の国を作ろうとしていた。正体は転生者であり、怪しい料理の他、武器を奪う能力も持っていた。
噂を聞きつけてやってきた尚文達が料理を不評したり、尚文の料理の方がおいしいと言った事で尚文と料理勝負をするが、不正行為を諸共しなかったため敗北する。敗北を認めず観客を先導し、さらにパワーアップするスープを店員に飲ませ襲い掛かるも返り討ちに合う。その後見逃す代わりに、執筆によって背後関係を教えようとするもタクトと同じく頭が破裂して死亡する。
今週の敵
義勇兵を集めていた尚文達の前にセインの姉やレスティに連れられて現れた転生者。尚文によって適当に名付けられる。
攻撃性能がある透明の壁のような結界を使う能力があり、防御の他に切断攻撃や押し潰し攻撃を行う。攻撃のカテゴリーであるため防御無視や比例攻撃の効果がない。尚文のスキルと魔竜の魔法により仲間の女諸共焼き殺され、魔竜に魂を食われる。
Web版でも同じような能力を使う転生者が複数登場しており、そのうちの一人が仲間の女に「シェル」と呼ばれていたが、同一人物かは不明。
錬二号
魔竜の城で遭遇した転生者。Lv78。尚文が会った当初の錬に似ているという理由で名付けられる。
魔物退治と宝探しに来たという理由で魔竜の城に訪れたと語っていたが、一人になったグラスに取り巻きの女達と共に襲い掛かった[注 35]。尚文にいいところを見せるために現れた魔竜に挑むも全く歯が立たずに蹂躙され、終いには自分の仲間の命を差し出して命乞いを始めたが、取り巻き諸共魂を引きずり出され食われた。死体は魔竜によってゾンビにされ城の修理をさせられた。
Lv等の人の能力を鑑定する能力を持っており、能力的に自分が勝てる戦いだけをしてきたらしい。ただし勇者達の場合は解析の耐性があるため強引に覗いてもLv程度しかわからない[注 36]。尚文達に遭遇した際にも使用したが、魔竜によってLvが低く見えるように偽装されたために戦いを挑んだが、本来のLvがわかると逃げ出そうとした。
銛の眷属器持ち
銛の眷属器を不正に所持していた転生者。
宮地同様、絆達と敵対し、自分達の世界の四聖勇者を殺害しており、セインの敵対勢力に協力している。ラルクの国と戦争を起こすも、自身は仲間になっている風のクーフィリカを救うために、能力の優位性を捨てて、魔竜を殺しにセインの姉やヴィッチ、仲間の女等と共に魔竜の城に向かう。メタルマジックドラゴンと共に、魔竜とクーフィリカの魔力を持つフィーロ、サディナと交戦するも実力の違いに歯が立たず、サディナに武器を操るアクセサリーを破壊され、銛を失う。最期は自分の仲間と札を持った男と共に魔竜に肉体と魂を食われる。
拠点防衛の能力を持っており、自身の領地では三倍位強くなる。銛の技術はサディナと比べてかなり劣っており、サディナとの戦いでは完全に遊ばれていた。
メタルマジックドラゴン
風のクーフィリカとその配下が持っていた竜帝の欠片によって生み出された人造魔物。名前は見た目からの尚文の仮名。
人造ヘビーモスの装飾と機械の翼を持った魔竜に酷似した姿をしており、人間態は機械の羽を生やした尚文曰く「メカニカル女子」。「ギャギャ」という鳴き声を発する。同じ人造魔物の人造ヘビーモスと異なり会話ができる。聖武器を体内に取り組まれており、伝説の武器の強化方法を使用でき、強化した魔法を使う。銛の眷属器持ちを主として、真の魔竜となるため魔竜を倒そうとする。力を得るための手段を選んでおらず、魔竜からは聖武器を冒涜する世界の敵の味方をしている事に呆れられている。銛の眷属器持ちと共に魔竜とフィーロ、サディナと交戦するも、本物の魔竜にかなわず敗北する。持っていた竜帝の欠片から、玉の聖武器の強化方法の記憶がない風されており、欠片を取り込んだ魔竜によって明かされた。
風のクーフィリカ

その他[編集]

お盆のガキ
セーヤ飯店があった町の少年。
セーヤの中毒料理によって妹以外の家族が中毒死しており、セーヤに不信感を持っていた。町の住民に伝えても信じてもらえなかった。料理対決の際は、尚文に自身の事と薬草を提供する。尚文を見て「お盆のお兄ちゃん」と呼んだ事で罰として「お盆のガキ」と呼ばれるようになる。その後は妹と共に尚文に料理を習いに城に訪れる。
マロ
セーヤ飯店の常連だった貴族。一人称が「マロ」であったため尚文にそう呼ばれる。
平安貴族のような口調をしており、地位はラルクやツグミよりは下であるらしい。「美味しい料理の味方」と豪語する美食家であり、尚文の料理を食べた際は、かなりオーバーなリアクションを取った。やや調子の良い性格。
当初はセーヤの料理の中毒により、セーヤ飯店の味方をしており、料理対決で審査員をした際も初めは贔屓していた。しかし、尚文の料理に感激し、さらに尚文の薬膳料理によって中毒を回復し耐性が付いた。その事でセーヤの料理の本来の味と中毒の秘密を知った事と、尚文の交渉によって他の審査員と共に尚文の札を上げた。

セインの宿敵の勢力の異世界[編集]

小柄の男
尚文達が最初に遭遇したセインの宿敵の勢力の異世界人。セインの姉によると雑魚兵。
小柄で「イヒヒ」という笑い声が特徴で尚文からはネズミみたいなやつと表現している。四聖勇者を殺害するために動いており、異世界を滅ぼす戦いを楽しんでいた。高い戦闘力を持ち、シャムシールを獲物とし、自分の世界の強化の解除魔法や土属性と思われる魔法を使う。また、死に戻りができる体の応用のものか体を陽炎のようにして攻撃を受け流すことができる。
行商中の尚文達に襲い掛かり、呪いにより能力が低下していたとはいえ、高い戦闘能力で尚文達を単独で追い詰めるもセインの助太刀が入られ撤退しようとするもセインに刺されて殺される。その後生き返り、錬を捜索していた尚文達の前に大柄の男と共に再び現れ交戦、人手不足を察して転移で撤退。錬とエクレールの決闘後にまた現れ、錬を殺そうとするも、尚文から教わった強化方法を実施した上、カースシリーズのラストスピアーを持つ元康によってシャムシール諸共首を切断される。その後、錬と元康のカーススキルの影響で魂が転移せずその場で残されており、大柄の男共々、ラフタリアに魂を切られ完全に消滅する。
大柄の男
セインの宿敵の勢力。セインの姉によると雑魚兵。
大柄の男でこぼれ話によると弁慶っぽいイメージ。小柄の男同様、四聖勇者を殺害するために動いており、異世界を滅ぼす戦いを楽しんでいた。戦闘力は高く、鎖鎌を獲物とし、「アブソリュートシールド」という一定量のダメージを無力化吸収する障壁を使う。
小柄の男と共に錬を捜索していた尚文達の前に現れて交戦し、人手不足から転移で撤退。錬とエクレールの決闘後にまた現れ、錬を殺そうとするも、元康によって「アブソリュートシールド」を破られ、槍に刺された挙句、爆殺される。その後、錬と元康のカーススキルの影響で魂が転移せずその場で残されており、小柄の男共々、ラフタリアに魂を切られ完全に消滅する。
セインの姉
異世界の眷属器、鎖の勇者
セインの宿敵の勢力。本名は現時点では不明(原作者は一応名前は決まっているらしい)。
自分が元居た世界を裏切り、宿敵勢力についたらしく、妹のセインからはそのことで恨まれている。絆たちの世界の聖武器を捕らえ抑え込み、他世界の聖武器を抑え込む技術を宮地に提供した。戦いではほとんど本気を出していないが、尚文達を一瞬で吹き飛ばすほどの力を持ち、分析力も優れている。絆達の世界の波の尖兵達に取り入って協力関係となっているが、彼らや仲間となったヴィッチ達の自分勝手な言動に振り回され気苦労している。
セインを甚振り煽ったり、自分の世界が消滅する様を嬉々として語る等の悪女の振る舞いをするが、サディナからは本心を隠していると指摘されている。実際、尚文達に自分達の内情を話したり、忠告をする等不可解な行動を取る。
伝説の武器を操るアクセサリーを鎖に付けていた事から、不正に所持していると思われたが、実際には正式に選ばれた勇者であり、アクセサリー破壊後も所持していた(当人曰く、「全ての聖武器や眷属器が、尚文達の味方ではない」との事)。
札の聖武器を持つ男
魔竜の城で尚文達と対峙したセインの宿敵の勢力。札の聖武器をアクセサリーによって不正に所持している。
勢力の大将格に助けられた事で崇拝していたが、ついでに助けられた人物で関係が薄かったため、セインの姉曰く三軍扱いで、当人からは何とも思われていなかったらしい。物腰は柔らかいが、大将に女を献上しようと絆に邪悪な笑みを浮かべる下種。札の他に自分達の世界の火の魔法を使う。
絆とクリス、グラスとシルディナと交戦。札の使い方が未熟で武器に振り回されており、信託によるグラスとシルディナのコンビネーションに歯が立たず、絆の0の狩猟具の攻撃によって札を解放される。セインの姉に八つ当たりしつつ助力を求めるも、自身が三軍扱いであったことが告げられた後、元・銛の眷属器持ち一行と共に魔竜に肉体と魂を食われる。

波の勢力[編集]

波の尖兵[編集]

タクト=アルサホルン=フォブレイ
キョウ=エスニナ
クズ二号
アルバート
絆の元仲間の裏切り者
宮地秀正
セーヤ
今週の敵
錬二号
銛の眷属器持ち

用語[編集]

勇者[編集]

伝説の武器の所持者のことを指す。聖武器の所持者(四聖勇者)は異世界からの召喚者のみがなることが可能である。それに対して眷属器の所持者(七星勇者)は召喚者の他にもその世界の人もなることができる。聖武器・眷属器にはそれぞれ精霊がついており、所持者に様々な恩恵と制限が与えられている。聖武器に関してはある程度の解析は行われており、同様の能力を持つ複製品も造られているが、オリジナルと比べて稼働させるのに数百人から数千人分の魔力を必要とするなどコストパフォーマンスが悪すぎるため量産には至っていない。
召喚者は世界を無事救った、もしくは波を乗り越えた際には、伝説の武器から次の三つのうち一つ、褒美が与えられる。
  1. 「元の世界の因果律を弄る事で、どんな物でも三つ叶えてもらい元の世界に帰還する」[注 37]
  2. 「異世界に残って、勇者として崇め称えられながら永住する」。
  3. 「一度元の世界に帰れるが、また異世界へ来る事の出来る権利」。
  • 武器は破損・破壊されることがなく、武器のどこかに宝石がついている
  • 所持者は武器の精霊が選んでおり、所持者の意思で手に入れたり捨てることはできない。その代わり、見た目のサイズや形状を変えて隠すことはできる。
  • 武器には翻訳機能があり、異世界語などの自分の知らない言葉を翻訳してくれる。ただし文字は翻訳できない。
  • 武器の所有者は他の武器を一切使うことが出来ない(戦闘の意思がなければ包丁などは可)
  • 既製品でも同じ系統の武器を手にすることでコピー可能
  • 魔物や素材を吸わせることで新しい武器を開放することができる
  • 武器ごとに装備ボーナスがあり、一定の熟練で永続的なボーナスを得る
  • 勇者専用のステータス「SP」を使用して詠唱を必要としないスキルが使用可能
  • 武器に魔力付与されたアクセサリーを付けると特殊な効果を得られる
  • 武器の力で自動で引き出されるエネルギーがあり常時展開している。強化方法の認識で勇者専用のステータス「EP」が発現
  • レベル上限がない(尚文達の異世界では、Lv40とLv100で上限があり通常100が限界値)
  • 半径一キロ前後に、聖武器の所持者同士が一人、眷属器の所持者同士が二人より多くいる場合経験値が入らない
  • 聖武器は世界の要であり所持者が死亡することで波の激しさは増し、全員が死亡した状態で波が起こると世界は崩壊する
  • 聖武器の所持者を新たに召喚するには、全員が死亡していなければならない[注 38]が、眷属器の所持者は別の者が認定されることがある
  • 基本的に聖武器の所持者は異世界に渡ることができないが、特例で数人行くことは可能(2人OK、4人NG)
  • 最上級魔法のリベレイションが使用可能
  • 武器ごとに様々な強化方法があり、強化方法を共有することで何倍もの力を得られる
  • 強化方法の共有は所持者本人から聞く必要はないが、どの武器の強化方法か認識する必要はある
  • 異世界の聖武器・眷属器の強化方法は共有できない
尚文達の異世界の武器と強化方法
武器 現所持者 強化方法 備考
聖武器 尚文 強化方法の共有 認識後で聖武器や眷属器の強化方法の倍率上昇
信頼 信頼し信頼されることで能力上昇。無意識下でも補正有
エネルギーブースト 常時展開しているエネルギーをスキルや魔法、攻撃に混ぜて放つことが可能
武器熟練度 同じ武器を使っていると武器に熟練度が溜まり、ステータスボーナス。上限100。
エネルギー付与 熟練度リセットから手に入るエネルギーを使い武器を覚醒させ、秘められた力を開放
レアリティアップ 同じくエネルギーを使用することでレアリティを引き上げる。失敗有。
元康 精錬 精錬用の鉱石を使用して強化。失敗有。
スピリットエンチャント 魔物の魂を武器に吸わせて特別な力を得る
ステータスエンチャント アイテムを武器に吸わせてステータスの増加付与。効果はランダム。
鉱石強化 特定の鉱石を装着させて強化。回数制限はあるが失敗無。
アイテムエンチャント 武器に吸わせたアイテムからエネルギー抽出。失敗有。
ジョブLv 吸わせた特定の魔物やアイテムでステータス上昇。武器に依存しない強化。
眷属器 小手 フォウル スキル強化 ポイント割り振って10段階強化。スキル名にI~Xが付く
クズ 魔法強化 ポイント割り振って10段階強化。魔法名にI~Xが付く
投擲具 リーシア 金銭によるオーバーカスタム 精錬の強化失敗無効など金銭の使用で他の強化の補助
--- 資質向上 Lvを下げて潜在能力やステータスを引き上げる
--- ---
ツメ --- ---
--- ---
馬車 フィトリア ---


絆達の異世界の武器と強化方法
武器 現所持者 強化方法 備考
聖武器 狩猟具 武器経験値 同じ武器を使っていると武器に経験値が入り強化される
札貼 武器に札を貼って能力を与える
狩猟ボーナス 狩猟した魔物や生物の種類ボーナス
シルディナ 魔法強化 ポイント割り振って最大10段階強化。魔法名に一~十が付く。杖と同じ強化方法。
レアリティアップ 武器の希少度を引き上げる。剣と同じ強化方法。
資質向上 Lvを下げて潜在能力やステータスを引き上げる。鞭と同じ強化方法。
--- 強化方法の共有 盾と同じ強化方法
信頼 盾と同じ強化方法
職業選択 戦士や僧侶、魔法使い等を選択。アイテムを注ぎ込むことで強化。
鈍器 --- スキル強化 ポイント割り振って最大10段階強化。スキル名に一~十が付く。小手と同じ強化方法。
---
---
眷属器 ラフタリア 精錬 槍と同じ強化方法
グラス 魔力吸収 倒した相手の魔力を吸い取って強化
ラルクベルク スピリットエンチャント 槍と同じ強化方法
--- アイテムブック 武器に入れたアイテムの種類でボーナス
尚文 食事Lv 食物を食べる事で強化。勇者の料理を食べさせる事で勇者以外の仲間にも強化可能。
楽器 金銭によるステータス購入 お金でステータスを買う
エスノバルト レアリティアップ 札の強化とは種類違いのレアリティ強化
サディナ スキルと魔法の熟練度 スキルと魔法を使い込む事で強化

伝説の武器[編集]

尚文達の異世界[編集]

勇者:岩谷尚文
所有者の変遷(盾):尚文→(タクト)→尚文
盾に変化できる聖武器。水晶の色は緑。絶大な防御力を誇り、盾が一番硬いが、それ以外の部分に攻撃を受けた際もダメージが大幅に減少する。ただしこの武器の所有者は攻撃力がほとんどなくなり、攻撃魔法の習得や投擲アイテムなどによる間接的な攻撃もできない[注 39]。投げたり、押さえつけ等の拘束はできるが、相手に痛みが生じる関節技を使うと、禁止事項に接触し、弾かれるような痛みが生じる。強化方法はなぜか不明なままであったが、クテンロウにて石碑に盾の強化方法が記されていた。
スキルも防御や援護等の味方をサポートするものがほとんどで、攻撃系はカーススキル以外では覚えない。相手にダメージを与える手段は、反撃効果がある盾や代償があるカーススキルの攻撃、後述のエネルギーブラストしかない。
先代の盾の勇者が、亜人をとても大切にしたために、盾の勇者を信仰する事によって建国した国であるシルトヴェルトでは神として崇められている。対象的にシルトヴェルトとは長年敵対関係であり、亜人を差別する人間至上国であるメルロマルクからはかなり疎まれていた。また、守護獣の霊亀とは何らかの因縁があるらしい。
盾の精霊はいつも第一候補者を引き当てているらしく、他の四聖の精霊からやや妬まれている。精神世界での様子から少々調子のよい性格をしている。
転生者のタクトの攻撃を受けてしまったため一時期にタクトの手に渡ってしまうが、表層程度でしか奪われていない。尚文の武器剥奪によって開放され再び尚文の元へ戻る。絆の異世界に再び訪れ、宮地と対峙した際にセインの敵対勢力の技術で機能が停止し、小さなアクセサリーとなったが、尚文が鏡の勇者となった際に、鏡と融合し、盾のスキルを鏡のスキルとして変換させる。波で元の世界と繋がった際は盾に戻っている。
  • 強化方法
強化方法の共有
強化方法と知らなくても共有は可能だが、強化方法との認識後は聖武器や眷属器の強化方法の倍率が1.5倍から2倍に変化する。
信頼
信頼し信頼されることで能力上昇。勇者は他人から信頼されることによって能力が上がり、また勇者に信頼された仲間も能力が上がる。判明したのは14巻からだが、ラフタリアは以前からこの強化が発揮されていたことを指摘しており[4]、強化方法を知らなくても勝手に発揮されるらしい。
エネルギーブースト
強化方法の認識で勇者専用のステータス「EP」が発現する。勇者には武器の力で自動で引き出されるエネルギーがあり、常時力を展開している。気や無双活性の簡易版のようなものであり、認知後はそのエネルギーを自在に使えるようになる。常時展開しているエネルギーをスキルや魔法、攻撃に混ぜる放つことでより強力になる。ただし、意識するだけでEPが消費してしまうため練習が必要。
  • スキル
エアストシールド
ロープシールドに内包されたスキル。周囲の空間の任意の場所に盾を1枚出現させる。射程範囲は5メートルくらい。防御の他に、空中に出現させて足場にしたり、敵の近くに出現させる事で動きを妨害する壁にしたりと応用が利く。
セカンドシールド
ソウルイーターシールドに内包されたスキル。二つ目のエアストシールドを出現させる。
ドリッド・シールド
勇魚の盾に内包されたスキル。三つ目のエアストシールドを出現させる。
ハイディングシールド
ファスト・ハイディングとの合成スキル。見えない盾を出現させる。
トルネイドシールド
ツヴァイト・トルネイドとの合成スキル。盾に攻撃を与えると盾を中心に竜巻が発生し相手に反撃する。
ミラージュシールド
ファスト・ミラージュとの合成スキル。盾に触れた相手に幻覚を見せて惑わす。
アラートシールド
双頭黒犬の盾に内包されたスキル。使用者の半径20メートル以内に魔物が侵入すると警報が鳴り響く。ただしどこにいるかは分からない微妙なスキル。
シールドプリズン
ロープシールドに内包されたスキル。盾で四方を囲む檻を出現させる。イラストでは盾に鎖が縛る様に巻き付いている。射程範囲は6メートルくらい。対象を檻の中に入れる事で守ったり、敵を閉じ込め拘束できる。また、エアストシールドと同様に足場にしたり、檻の中に入れずに壁として相手の動きを妨害することも可能。
チェンジシールド
キメラヴァイパーシールドに内包されたスキル。スキルで出現させた盾を、尚文が変化させられる盾に変化させる。クールタイムは30秒主にカウンター効果のある盾に変化させて相手に反撃を与えることが多い。
チェンジシールド(攻)
憤怒の盾(後にラースシールド)に内包されたチェンジシールドの亜種スキル。主に後述のコンビネーションスキルであるアイアンメイデンの繋ぎとして使われる。内包していたのがカースシリーズゆえか能力開放ができなかったため、ラースシールド使用時しか使えなかった。尚文が慈悲の盾を得てからは能力開放した事で他の盾でも使えるようになった。
アイアンメイデン
憤怒の盾(後にラースシールド)に内包されたスキル。コンビネーションスキルとなっており、シールドプリズン→チェンジシールド(攻)→アイアンメイデンの順番でスキルを唱えることで発動できる。シールドプリズンで敵を盾の檻で囲んで閉じ込め、チェンジシールド(攻)で檻の内側の盾を針の盾などに変化させることで内部の敵に攻撃し、最後に巨大なアイアンメイデンを出現させ、盾の檻ごと敵を閉じ込めて貫かせる。しかし「代償に自分の持つすべてのSPを消費する」、「他のスキルを繋げてなければならないため、前提が手間な上に妨害されやすい」という欠点を持つ。
内包していたのがカースシリーズゆえか能力開放ができなかったため、ラースシールド使用時しか使えなかった。尚文が慈悲の盾を得てからは能力開放した事で他の盾でも使えるようになった。しかし扱いづらさゆえにほとんど使用していない。
発動の詠唱は『その愚かなる罪人への我が決めたる罰の名は鉄の処女の抱擁による全身を貫かれる一撃也。叫びすらも抱かれ、苦痛に悶絶するがいい!』
ブラッドサクリファイス
ラースシールドIIIに内包されたカーススキル。大量出血を伴う激しい痛みと長期間のステータス低下の呪いを代償に、刃が多重構造になっている金属の竜の顎を思わせる赤黒い錆びた巨大なトラバサミを召喚し対象を噛み砕く。呪いは強力であり、メルロマルクの集中治療でも全治一ヶ月かかった。
発動の詠唱は『その愚かなる罪人への我が決めたる罰の名は神の生贄たる絶叫! 我が血肉を糧に生み出されし竜の顎により激痛に絶命しながら生贄と化せ!』Web版では竜の顎の所が虎挟みとなっている。
Web版ではドイツ語の「ブルートオプファー」という名前であった。4巻のこぼれ話で原作者が「意味が分かりづらくなったかな?と思い英語読みになった」との事(他のカーススキルも同様)。
流星盾
隕鉄の盾に内包されたスキル。使用者の半径2メートルを取り囲む防御結界を展開する範囲防御スキル。消費SPは全体の5%で、クールタイムは15秒、効果は5分ほど。敵や敵の攻撃等は通さないが、パーティーメンバーは通れる。結界は尚文の体から広がって展開するため、自分の体に取り付いている敵などを結界の外まではじき出すことなどもできる。扱いやすいためか尚文がよく使用しているスキル。
絆の異世界では盾にアクセサリーを付けた状態だと攻撃で砕けた破片が相手に向かって攻撃する機能が付く。盾を特殊専用効果、流星盾(霊亀)がある霊亀甲に変化させた状態だと形状が亀の甲羅となり、耐久力が上がる。
ヘイトリアクション
魔物の敵愾心を使用者に向けさせるターゲット集中系スキル。効果範囲は15メートル。フィーロ曰く「ニガニガした変な感じなのが出て、周りに飛んでいく」。ただし一定以上の知能を持つ魔物には効果が無い。敵味方問わず、軽度の潜伏魔法やスキルを解除することができる。
ポータルシールド
龍刻の砂盾に内包された盾の転移スキル。自分が行った先で任意の転移点を三箇所まで登録することができ、自分と近くにいる仲間の中から最大6名までを登録した場所に転送することができる。スキル強化を行うと移動箇所と人数が大幅に上がる。他の武器にも名称は違うが、同様の効果のスキルがある。ただし、洞窟や建物の中での転移点の登録は基本的に不可能。儀式魔法の効果範囲内や一部の魔物の縄張りあるいは聖域の中、呪いによって汚染された場所等では発動できない。
バブルシールド
勇魚の魔法核の盾に内包されたスキル。水中で呼吸することができる空気の泡の膜を作る水中用スキル。ただし、酸素残量がありずっと潜っていられるわけではない。しかも一度使うと一旦水上に出るまでは使えない。地上ではシューという音が出るだけ。スキル強化を行うと酸素残量が増え、III以上になると流星盾の空気バージョンの泡の膜となる。
エネルギーブラスト
霊亀の心の盾の特殊専用効果。霊亀の心の盾から輝く四本の支えとなる足が伸びて、四本の銃身に狙いを定めさせ、盾の中心にエネルギーを収束、重心が伸びて使用者の後方に翼のような大画が置かれ、ターゲットマークで標的をロックし、霊亀が発射する雷の高出力エネルギーを発射する。霊亀の力で発射され、力は%表示であらわされる。キョウとの戦いにおいて切り札として使用された。霊亀の力で結界が生成された後は、霊亀の力がなくなったため使用できなくなる。
チェインシールド
白虎クローンの盾に内包されたチェンジシールドの亜種スキル。スキルで出した盾同士を繋ぐ鎖が伸びてグルグルと回転して相手を拘束する。ある程度動かすことができる。
アタックサポート
魔竜の盾に内包されたスキル。次に与える攻撃のダメージを二倍にする矢じりのようなV字の先端が付いた小さな棘を相手に当てる。同じ効果の擬餌倍針と重ね掛けする事ができる。クールタイムは30秒。桜陣結界展開時は棘が5枚の桜の花びらとなり、相手にまとわりつけ拘束する効果が得られる。スキル強化をする事ができない。
メギドバースト
ラースシールドIVに内包されたカーススキル。19巻時点で使用していないため詳細不明だが、尚文が「放ちたくない」、「どうなるかわからない」と思うほど凶悪な代償があると思われる。
Eフロートシールド
霊亀の甲羅の盾に内包されたスキル。Eはエアストの略称。使用者の思うように操作できる盾を出現させる。射程範囲は1メートル程度。ONとOFFが出来るセミパッシブスキルでSPは30秒毎に少量ずつ減る。後述のエアストフェザーシールドと異なりエアストシールドと同時に出せる。
Sフロートシールド
霊亀甲に内包されたスキル。Sはセカンドの略称。二枚目のEフロートシールドを出現させる。
獣化補助
獣王の盾に内包されたスキル。味方の亜人や獣人を獣化の補助ができる。獣化した者はステータスの大幅な補正が掛かる。1秒単位に使用者の魔力が減る。亜人は獣人の適性がなければ使用できないと思われる。
領地の改革
獣王の盾に内包されたスキル。移動、設置、除去、作成、合成の項目から選択し使用者の領地を自由に開拓する事ができる。献上ポイントというものを消費する事で領地内に建築物を作り設置したり、特殊な植物の合成ができる。建築物の移動や除去もできるようだが、中に人がいると注意文が出る。使用者の領地のみ使用でき、以外で使用すると領地の地図のみ現れる。
桜陣結界(おうじんけっかい)
桜天命石の盾内包されたスキル。所有者の足元に桜を模したスキルに変化を与える魔法陣を展開させる。自身や味方の能力を上げる事もできる。
カモンラフ
ラフちゃんがラフ種を誕生させた際にラフちゃんが魔法で習得させたスキル。ラフちゃんやラフ種を召喚する事ができるスキル。ラフちゃん側が召喚の要望がある場合や使用者(尚文)に伝えたいことがあると、ラフちゃんの顔のようなマークが出て伝える。勇者ではないラフちゃん自身も使える事ができる。気を織り交ぜる事で呼ぶ数を増やしたり、他の式神(作中ではクリス)も一緒に召喚する事ができる。
リフレクトシールド
霊亀甲に内包されたスキル。Web版の説明では一時的に盾に他の盾の反撃能力を付与する事が出来る。防御力はあるが反撃効果が無い盾に使うと有効。またチェンジシールドと組み合わせて使えるらしい。
流星壁
慈悲の盾に内包されたスキル。一定範囲にいる使用者が味方だと思うもの全てに流星盾を展開させる。陣形を組んでいると範囲が拡大する。ただしダメージの蓄積は全ての結界に共有されており、耐久限界を超えると全て壊れる。展開させた相手を起点に結界が動くため、近接攻撃をしようとしても、敵が結界に押されてしまい届かなくなってしまう。
シールドバッシュ
盾で敵を殴りわずかに意識を失わせる。魔物相手にはあまり効果がないらしい。使用した事がなく、鏡強打を使用した際に明言されている。Web版ではアイアンシールドに内包されたスキル。
エアストフェザーシールド
『槍の勇者のやり直し』の尚文が使用したスキル。元康によるとフィロリアルとは異なる鳥型の魔物の盾に内包された。エアストシールドの亜種スキルでエアストシールドよりも衝撃に耐性が高い効果があり、発動速度が速く、クール時間が短い。ただし他の攻撃に弱く、エアストシールドと同じ扱い故、同時展開ができない。本編の尚文も習得はしているが覚えたのが後半で、衝撃という極端な条件が付くので使用していない[5]
エアワンウェイシールド
『槍の勇者のやり直し』の尚文が使用した敵の攻撃を逸らす空気の盾を作り出すスキル。
気の応用、集で代用可能なためか本編の尚文も使用していない[5]
セカンドワンウェイシールド
『槍の勇者のやり直し』の尚文が使用した二枚目のエアワンウェイシールドを出現するスキル。
勇者:天木錬
剣や刀、投げナイフなど刃物系の武器に変化できる聖武器。水晶の色は青。スキルは剣による斬撃が主体となっている。
錬によれば強さはLvの高さが重要が全て。こちらも強化に含まれるが、倍率も一番低く強化共有に含まれない[6]
  • 強化方法
熟練度
同じ武器を使っていると武器に熟練度が溜まり、武器のステータスが上がる。上限は100。
エネルギー付与
使い終わった武器の熟練度をリセットすることで手に入るエネルギーを注入し、秘められた力を解放できる。その他、武器に吸ったアイテムをエネルギーに変換できる。
レアリティアップ
エネルギーを注入することによってその武器のレアリティを引き上げることで総合的な能力が向上する。レアリティの表記はC(コモン)、UC(アンコモン)等。失敗があり、失敗するとCに戻る。錬がやったゲームでは失敗すると武器がなくなるらしい。
  • スキル
流星剣
隕鉄の剣に内包されたスキル。剣閃から星を放つ広範囲、遠距離攻撃。剣自体の威力も高い。錬がよく使うスキル。
紅蓮剣
次元ノソウルイーターに放った炎の斬撃。
ハンドレッドソード
何本もの剣を降り注ぐ遠距離範囲攻撃。
雷鳴剣
雷を纏った斬撃。
フェニックスブレイド
教皇が四聖武器の複製品で放った上位スキル。剣から炎の鳥を放つ。
転送剣
剣の転移スキル。
エアストバッシュ
輝きを放つ剣で相手をはじく。
閃光剣
剣から強い光を放つ目くらましのスキル。
アサッシングソード
カースシリーズに精神を汚染された錬が使用したスキル。姿を見えなくして強力な斬撃を放つ。
ハイドソード
カースシリーズに精神を汚染された錬が使用したスキル。使用者の姿を陽炎のように消す。
羅刹・流星剣
カースシリーズに精神を汚染された錬が使用したカーススキル。黒い星が飛ぶ流星剣。
チェーンバイント
カースシリーズに精神を汚染された錬が使用したスキル。地面から鎖を出現させ相手を縛る。ギロチン発動の繋ぎのスキル。
チェーンニードル
カースシリーズに精神を汚染された錬が使用したスキル。チェーンバイントの鎖を棘のついた物に変えて相手の肌に突き刺す。ギロチン発動の繋ぎのスキル。
ギロチン
カースシリーズに精神を汚染された錬が使用したアイアンメイデンと同系統のスキル。アイアンメイデン同様、コンビネーションスキルとなっており、チェーンバイント→チェーンニードル→ギロチンの順番でスキルを唱えることで発動できる。チェーンバイントとチェーンニードルで縛った相手の頭上に巨大な刃の付いた処刑具を出現させ、相手の首に刃を降り注ぐ。詠唱は『その愚かなる罪人への我が決めたる罰の名は処刑による斬首也。叫ぶ暇すら無く、自らの首と胴体の分離に絶望するが良い!』
ゴールドリベリオン
カースシリーズに精神を汚染された錬が使用した強欲のカーススキル。上空に金銀財宝を集め、尚文曰く禍々しい造詣の凄く趣味の悪い金の人型の像を作り攻撃する。代償は使用者の財産、呪いは触れたものを劣化させる事とドロップ品が粗悪になる。詠唱は『その愚かなる罪人への我が決めたる罰の名は神の名の元による圧潰! 我が財産を糧にし、放たれる神の一撃をその身に受けよ!』。Web版ではゴルトアオフシュタントという名称。
ストロングディクライン
カースシリーズに精神を汚染された錬が使用した暴食のカーススキル。相手の足元に地割れを起こし、亀裂から牙が生やして食らいつく。さらに腐敗物質を出し辺りを汚染し、腐敗した大地からハエの化け物を生み出し攻撃する。代償は使用者のLv。呪いは経験値が上がらなくなる。詠唱は『その愚かなる罪人への我が決めたる罰の名は神の名の元による捕食! 我が得た大地の力を贄する事によって放たれる腐敗をその身に刻み、喰われるが良い!』Web版ではシュタルクファアファルという名称。
ドラゴンバスター
剣から竜を象った炎を飛ばす竜特攻のスキル。
イーグルブレイド
防御無視又は比例攻撃のスキル。
フロート系スキル
剣のフロート系スキル。錬が使えるらしいが浮遊する剣を動かすことに意識が行ってしまうため使いたがらない。
重力剣
鳳凰戦で初めて使用したスキル。Web版の説明では霊亀剣に内包されたスキルで、剣が半透明の黒い刀身に切り替わって敵を切りつけ、重力で相手の動きを阻害する効果がある。
フレイムエッジ
深紅の斬撃を放つ。
鳳凰烈風剣
鳳凰剣に内包されたスキル。剣が赤く輝き、炎の嵐と共にエネルギー化した火の鳥となり、相手を貫く。
勇者:北村元康
槍等の柄が長い武器に変化できる聖武器。水晶の色は赤。スキルは槍による突きや斬撃による中距離攻撃や、投擲による遠距離攻撃が主となっている。
元康によればスピリットエンチャントが全てで、武器の強さはあまり関係ない。初期武器でもきちんと育てれば上位武器にも匹敵するらしい。武器を振り回せる筋力などのステータスは必須。こちらも強化に含まれるが、倍率も一番低く強化共有に含まれない[6]
  • 強化方法
精錬
精錬用の鉱石を使用して武器を強化。武器の項目に+1、+2という感じに表示される。失敗があり、失敗すると値が0に戻る。ゲームでは失敗すると武器がなくなるらしい。
スピリットエンチャント
武器に倒した魔物の魂の欠片を付与することで特別な力を与えられる。武器の項目に「○○(付与した魂の魔物名)スピリット ○○(付与効果)」と表示される。貼れる個数に限界があり、パーセントも固定される。リセットもできる。能力未開放の武器には付与できない。
ステータスエンチャント
武器に吸ったアイテムを付与することでステータスの増加付与を与える。効果はランダム。武器の項目に「ステータスエンチャント ○○(ステータス名、例:魔力、体力等)○○(数値)+」と表示される。貼れる個数に限界があり、パーセントも固定される。リセットもできる。能力未開放の武器には付与できない。
  • スキル
乱れ突き
槍で相手に乱れ突きを放つ。
エアストジャベリン
光の槍を出現させて相手に投擲する。
セカンドジャベリン
二発目の光の槍を出現させて相手に投擲する。
エアストファイアランス
ツヴァイト・ファイアとの合成スキル。炎の槍を投擲する。
エアストバーストフレアランス
ツヴァイト・ファイアと二つのツヴァイト・エアーショットとの合成スキル。炎と風の槍を投擲する。
流星槍
隕鉄の槍に内包されたスキル。槍から星を放つ広範囲、遠距離攻撃。槍自体の威力も高い。
風炎の流星槍
流星槍と風と炎の魔法の合成スキル。風と炎を纏った流星槍。風で炎が瞬き、流星の如く光り、刃が燃え上がり、風で炎を纏う流星が加速する。4巻で使用し、この時の元康は発動までに時間が掛かった。
ライトニングスピア
雷を纏った槍で突く。
昇竜槍
4巻で尚文に放ったスキル。
大風車
槍を振り回して薙ぎ払うスキル。飛び道具系の攻撃の防御としても使える。
ブリューナク
水竜の銛に内包されたスキル。槍の上位スキル。エネルギーをチャージして槍の穂先から強力な光線を放つ。気やエネルギーブーストを使う事でチャージ時間を早めることができる。敵をロックオンし、幾千にも分かれる拡散誘導性がある。初めは教皇が四聖武器の複製品で放ったスキルであり、元康がサディナから「水竜の銛」から貸してもらい、コピー後は元康の必殺技となる。
イナズマスピアー
雷を帯びた槍を投擲する。
無我の境地
教皇が四聖武器の複製品で放った上位スキル。槍を回転させて攻撃をはじく。Web版では「天地逆転の構え」という名前であり、書籍版で変更されている。
ポータルスピアー
槍の転移スキル。
テンプテーション
ラストスピアIVに内包された色欲のカーススキル。ブーストスキルであり、色欲を糧に発動し使用者の能力を上げるフィールドを作る。フィールド内にいるものを魅了状態にさせる効果があり、また空間を汚染する効果があり、転移を妨害したり、転移妨害の結界を破壊することができる。代償は使用者の色欲の感情。しかし元康は色欲が突き抜けているため目に見えた変化はなく、代償に気付いていない。
バーストランス
槍の先端を爆発させ、槍を刺した相手を爆散させる。
ルサンチマン
ラストエンヴィースピアIVに内包された嫉妬のカーススキル。テンプテーション同様ブーストスキルであり、嫉妬を糧に発動し使用者の能力を上げるフィールドを作る。フィールド内にいるものを嫉妬の感情を誘発させる効果があり、精神攻撃に耐性があるラフタリアでもダメージを受けるほど強力。空間を汚染による転移妨害や、転移妨害の結界の破壊効果もある。代償は使用者の嫉妬の感情。ただし嫉妬の心がなくなり素面に戻っただけだったため、元康は代償に気付いていない。
シャイニングランス
強い光を放つ目くらましのスキル。
エイミングランサー
マルチロック機能がある狙った敵全てへ光る槍が幾重にも分かれて飛んでいく必中スキル。元康がやっていたゲームでは高い命中率の補正が掛かるスキルだった。威力は平凡、エアストジャベリンより僅かに強い程度。槍の勇者のやり直し序盤のシルトヴェルト編にて、元康が尚文を助ける際に久しぶりに使ったらしいが、以降は多くの敵を殲滅する際によく使用している。
パラライズランス
槍で刺した相手を麻痺状態にする。
イリュージョンランス
槍で刺した相手に都合の良い幻覚を見せる。
クローキングランス
隠密状態になり、姿を見えなくする。
グングニル
エイミングランサーの上位スキル。エイミングランサーより強い威力、命中精度を誇る黒い一筋の必中の槍を投げて攻撃する。ただしエイミングランサーのように分裂する事ができないため狙える対象は一つのみ。
スリープランス
槍で刺した相手を眠らせる。
ベルセルク
他のスキルが使用できなくなる代わりに強靭な攻撃力を得るスキル。『槍直し』で明言されたのみで、元康が会得しているかは不明だが、元康によると、効率やスキルの使用を考えて割に合わないらしい。
アースイグニッション
槍を地面に突き刺し、地割れを発生させてマグマを噴出させて攻撃する。地中にいる標的にも攻撃できる。
勇者:川澄樹
弓や銃、バリスタ等、射出武器に変化できる聖武器。水晶の色は黄色。スキルは弓から矢を放つ遠距離攻撃が主体となっている。矢は魔法のような物でいつでも出せる。
樹によれば武器のレア度が全てで、付与はオマケでしかない。こちらも強化に含まれるが、倍率も一番低く強化共有に含まれない[6]
樹が絆の異世界に訪れ、宮地と対峙した際にセインの敵対勢力の技術で機能が停止し、小さなアクセサリーとなったが、樹が楽器の勇者となった際に、バイオリンの弓となって融合する。波で元の世界と繋がった際は通常の弓に戻っている。
  • 強化方法
鉱石強化
武器に特定の鉱石を付与させて強化。武器の項目に0/○と分数で表示され、付与を続けることで分子が増えてより強化される。分母は武器によって変わる。回数制限はあるが失敗無。
アイテムエンチャント
武具に吸わせたアイテムからエネルギーを抽出、攻撃等の%を上げる付与を確率で行う。アイテムのエネルギーごとに色々な効果がある。武器の項目に「アイテムエンチャントLv○ ○○(付与効果) ○%」と表示される。失敗があり、失敗すると0になる。リセットもできる。能力未開放の武器には付与できない。
ジョブLv
吸わせた特定の魔物やアイテムの力を与えることでステータスが上昇できる。認知後、ステータスのジョブLvと分数で表したゲージの項目が出るようになり、選んだステータス項目に魔物やアイテムの力を与え続けるとゲージの分子が増え、数値が1になるとゲージアップし、ジョブLvが上がり、そのステータスがわずかに上がる。Lvが上がるたびに分母が増え、またジョブLvが上がった後はクールタイムが表示されしばらく力を与える事ができない。
  • スキル
ウインドアロー
次元ノソウルイーターに放った風の矢を放つスキル。漫画ではウイドアローと誤植されていた。
流星弓
隕鉄の槍に内包されたスキル。射出した矢の後ろから星が飛び散る広範囲、遠距離攻撃。矢自体の威力も高い。
アローレイン
空高く矢を放ち、光の矢の雨となって降り注ぐ遠距離範囲攻撃。
イーグルピアシングショット
エネルギー状の鷲の矢を放つ。誘導性もある貫通性能の高い防御無視攻撃。
サンダーシュート
教皇戦で使用した雷を纏った矢を放つ。
ミラージュアロー
教皇が四聖武器の複製品で放ったスキル。幻影で惑わし、他人を誤認させる。Web版では「ハイドアロー」という名前。
転送弓
弓の転移スキル。
アローシャワー
矢を天高く引いて射雨のように別れて降り注ぐ。
シャイニングアロー
光り輝く矢を撃つ。発射までに時間が掛かる。
アロースコール
一つの矢が分裂して矢の雨を降らせる。分裂前に防がれると無力化される欠点がある。
セントアローレイン
カースシリーズに精神を汚染された樹が使用したスキル。アローレインとの具体的な違いは不明。
スプレッドストレイフィング
カースシリーズに精神を汚染された樹が使用したスキル。矢を何度も射出する。
ロウファナティック
カースシリーズに精神を汚染された樹が使用したカーススキル。禍々しい気を集め、一見すると神々しい羽の生えた天使を模しているが、所々の装飾に角や悪魔を模した意匠が散見する鎧を全身を包み強化するセルフブーストスキル。汚染が強くなると悪魔の装飾が増える。Web版ではレヒトファナティッカーという名称。
シャドウバインド
矢で相手の影を射抜き、縫い付けて動きを封じる。
バインドアロー
相手を矢で壁に縫いつけ拘束する。
ファラリスブル
カースシリーズに精神を汚染された樹が使用したアイアンメイデンと同系統のスキル。アイアンメイデン同様、コンビネーションスキルとなっており、シャドウバインド→バインドアロー→ファラリスブルの順番でスキルを唱えることで発動できる。シャドウバインドとバインドアローで拘束した相手をファラリスの雄牛に閉じ込め業火で焼き尽くす。詠唱は『その愚かなる罪人への我が決めたる罰の名は真鍮製の雄牛による炙り殺し也。猛る雄牛の様な断末魔の悲鳴を上げながら悶え苦しめ!』
バードハンティング
矢が拡散しながら相手を射抜く、名前と鳳凰相手に使用した事から鳥系魔物特攻と思われるスキル。
スプレッドアロー
鳳凰戦に使用したスキル。スキルの詳しい詳細は描写されていないため不明。
ピアーシングショット
イーグルピアシングショットの下位と思われるスキル。
フラッシュアロー
強い光を放つ目くらましのスキル。
セカンドアロー
名称から二発目の矢を放つスキル。一発目の矢を放つエアストは未登場。
バンカーショット
相手の距離が近いほど威力が増す初期のスキル。敵に近寄られた際に緊急で使用するものらしい。『槍直し』で使用され、元康によると最初の世界(『盾の勇者』本編)では全く使わなかったらしい。
勇者:クズ(オストクレイ)
所有者の変遷(盾):クズ→尚文→(タクト)→クズ
魔法の杖に変化できる眷属器。主に魔法での攻撃が主体で、固有の能力として魔法の詠唱の短縮する事ができ、完全に使いこなせばドライファクラスも無詠唱にすることができる。また、所有者に適性の無い属性の魔法も覚えることもできる[注 40]。スキルは魔力の光線や鏡を出現させて、反射させて攻撃を当てる等の魔法の援護ができるものがある。
元々オルトクレイが持っていたが、彼の心が汚れ勇者としての使命を見失っていたため彼の手元から離れていた[7]。しかし、尚文の叱責により心を入れ替え今の自分がやるべきことを思い直したクズを見て再び彼の前に現れた。タクト戦の際に、武器がないと戦えないとのことで、一時期尚文に貸し出される。戦いの最中、強力な強化魔法によってあまりにも力の差が広がりすぎたため、尚文がわざとタクトに貸し与え、尚文とフォウルがタクトを半殺しにした後に勇者剥奪で解放され、クズの元に戻った。
  • 強化方法
魔法強化
LVを上げて溜まったポイントを魔法に割り振って強化する。重点的に上げると、それ相応のポイントを消費する。必要素材と武器の中にある強化ポイントを犠牲にして、一日のクールタイムを待てば振り直せる事ができる。I~Xの10段階強化ができ、スキル名の最後に数字が付く。魔法によってはこれまでになかった効果が追加される。
  • スキル
フェンリルフォース
フェンリルロッドに内包された解放不可のフェンリルロッド専用スキル。フェンリルロッドのオオカミの装飾のある部分が開き、宝石の部分から光線が放つ。フェンリルロッドの専用効果の神への反逆により四聖武器所持者に攻撃すると、威力が高まる効果もある。フェンリルロッドは特例武器であるため、四聖勇者が暴走する、又は転生者が四聖武器を奪ったような状況でなければ使用できないと思われる。
エアスト・フロートミラー
使用者の意のままに操作できる、スキルや魔法を指定した角度で反射する鏡を出現させる。ある程度は勝手に動いてくれる。クズは反射の多角面体を放って、それにスキルや魔法を当てて反射させ、広範囲を打ち抜く事ができ、遮蔽物に隠れていても関係なしに当てられる。また、味方にも計算でなんとか当てないようにできるらしい。
セカンド・フロートミラー
二発目のエアスト・フロートミラー。
エアスト・ブラスト
魔力の光線を放つ。
ブラストプリズン
エアスト・ブラストとフロートミラーとのコンボスキル。鏡がブラストを反射し、相手の周りを飛び回り、檻みたいに作った後にスキル名を言うと炸裂する。
ラグナロクブラスター
フェンリルフォースと変幻無双流の応用スキル。フェンリルフォースの凝縮発展スキルであり、辺りの魔力を杖に凝縮して集め、フェンリルフォースの比では無いほどの圧縮されたビームを発射する。チャージに時間がかなり掛かる。
勇者:なし
所有者の変遷(盾):シルドフリーデンの勇者→(タクト)→()
槌やハンマーに変化できる眷属器。
昔は過去の天命が所有者であったらしく、幻影の形で再現されていた。現代ではシルドフリーデンに所属していた勇者が所有者であったが、タクトに殺され、タクトの手に渡った。尚文によって勇者剥奪でタクトの元から離れたが、付けられたアクセサリーの力でセインの敵対勢力の元に飛び、拘束される。
  • 強化方法
不明
  • スキル
大激震
槌を地面に叩きつけ衝撃波を放つ。
投擲具
勇者:リーシア=アイヴィレッド
所有者の変遷(盾):(ユータ)→(タクト)→リーシア
投げナイフやブーメラン、投げ槍や投げ斧等、投げる武器に変化できる眷属器。スキルは様々な投擲武器を投げつける遠距離攻撃が主体となる。短剣等で近接戦闘もできる。
カースシリーズによって暴走する樹とそれを止めるリーシアとの戦いの最中、樹を止めるため弓の中から突如現れて、投擲武器の適正があり、強く成長したリーシアを投擲具の勇者に選ぶ。しかし本体は以前の所有者を殺して、タクトが持っていたため、初期の頃は半透明の分身体のような状態であり、強化方法がわからず、武器のコピーもできなかった。タクトから眷属器を剥奪したことにより、正式にリーシアの手に渡った。アクセサリーは付けられていたものの、リーシアが選ばれていたためか、セインの敵対勢力の元には飛ばず、リーシアの元へ飛んだ。アクセサリーは尚文が調べようとした際に破壊された。タクトやアクセサリーの力の管轄下でありながら、リーシアの元へ行こうとする、リーシアに似て、いざという時には強い力を見せる武器と言える。
  • 強化方法
金銭によるオーバーカスタム
武器に金銭を入れ、その金銭を使って精錬の強化失敗無効など他の強化の補助を行う。
  • スキル
エアストスロー
投擲武器を相手に投げつける。
セカンドスロー
二発目のエアストスロー。一発目のエアストスローとは異なる武器を投げつける事ができる。
ドリットスロー
三発目のエアストスロー。一発目、二発目とは異なる武器を投げつける事ができる。
トルネードスロー
エアストスロー、セカンドスロー、ドリットスローとのコンビネーションスキル。投擲した三つの武器で竜巻を起こす。
ボーラ・ブラスト
フィーロの武器だった火柱が出るモーニングスターを改造してできたボーラに内包されたスキル。ボーラを投げつけ、ロープで相手を巻き付けた後、大きく炸裂する。
ナイフレイン
投げナイフや短剣を幾重にも分裂して雨のように浴びせる。
シャドウバインド
短剣で相手の影を縫い付けて動きを封じる。
小手
勇者:フォウル
所有者の変遷(盾):フォウル→(タクト)→フォウル
小手や手甲、グローブ等に変化できる盾と同じ防御に重きを置いた眷属器。水晶の色は水色。スキルは拳による格闘系が主体となっている。
鳳凰が封印されている西側の土地の国の寺院の石碑に埋め込まれており、新たな勇者を選ぶため一般に公開され、挑戦者を募っていた。召喚の儀式も行われたが勇者は現れなかった。初めにフォウルが抜こうとした際には心の未熟さからか抜けなかったが、鳳凰戦でアトラを喪い、強い悲しみを抱きながらも覚悟と決意によって成長した際に小手の勇者として選ぶ。
しかし波で暗躍する敵によってジャミングがかけられていたため、強化方法の項目がヘルプになく、共有ができなかった[注 41]。尚文が武器の精神世界から戻った後に修復された。タクト戦の際に、強力な強化魔法によってあまりにも力の差が広がりすぎたため、尚文がわざとタクトに杖を貸し与えたため、フォウルも勇者としてでなくアトラの兄として戦うためにわざと貸し与える。尚文とフォウルがタクトを半殺しにした後に勇者剥奪で解放され、フォウルの元に戻った。
  • 強化方法
スキル強化
LVを上げて溜まったポイントをスキルに割り振って強化する。重点的に上げると、それ相応のポイントを消費する。必要素材と武器の中にある強化ポイントを犠牲にして、一日のクールタイムを待てば振り直せる事ができる。I〜Xの10段階強化ができ、スキル名の最後に数字が付く。スキルによってはこれまでになかった効果が追加される。また、スキルによっては強化できないものがある。
  • スキル
エアストラッシュ
相手に拳を放つ。
滅竜烈火拳
目にも留まらない連続打撃を放つ。
ツメ
勇者:なし
所有者の変遷(盾):ルハバート→(タクト)→()
鍵爪等に変化できる眷属器。特徴として手だけでなく足に装備する事ができる。
所有者が現れる前はシルトヴェルトの城の近くにある聖域と呼ばれる深い森に鎮座されていた。シルトヴェルトに所属していたルハバートがツメの勇者であったが、タクトに殺され、タクトの手に渡った。タクトが奪った武器の中では、気に入られたのかほとんど使われていた。尚文によって勇者剥奪でタクトの元から離れたが、付けられたアクセサリーの力でセインの敵対勢力の元に飛び、拘束される。
  • 強化方法
不明
  • スキル
ヴァーンズィンクロー
タクトがよく使用するカース系と思われるスキル。僅かな誘導性がある強力な閃光を射出する。受けたものをブラッドサクリファイスの代償に匹敵する、回復を無効化する重度な呪いを掛ける効果がある。
エアストスラッシュ
爪による斬撃を放つ。
セカンドスラッシュ
二発目のエアストスラッシュを放つ。
勇者:なし
所有者の変遷(盾):ゼルトブルの勇者→(タクト)→(マルド)→(ヴィッチ)→()
斧に変化できる眷属器。スキルは斧による力強い攻撃が主となっている。
ゼルトブルに所属していた勇者が所有者であったが、タクトに殺され、タクトの手に渡った。尚文によって勇者剥奪でタクトの元から離れたが、付けられたアクセサリーの力でセインの敵対勢力の元に飛び、拘束される。宮地達との戦いではマルドによって使われており(マルドが追い詰められていた際には、ヴィッチが強化魔法を尚文に当てるため奪い取ったりもした)、樹の攻撃でアクセサリー破壊目前まで行ったが、セインの姉によって逃げられてしまう。その後、マルドが失敗によって没収される事となる。
  • 強化方法
不明
  • スキル
大激震
斧を地面に叩きつけ地震を起こす。槌のものと同じスキル。
チェーンバイント
剣のスキルと同じ。
チェーンニードル
剣のスキルと同じ。
ギロチン
剣のスキルと同じ。
大竜巻
使用者を中心に竜巻を発生させる。
ジェイソンマーダー
ジェイソンを思わせるホッケーマスクを出現させてそれを被り、大きく斧を振りかぶって強力な斬撃を放つ。
パワーブレイク
猪の如く突進して相手に殴りかかる。
シャインアックスバースト
斧から光を放つ。
マウンテンブレイク
力強く斧を振り下ろし一刀両断する。
勇者:なし
所有者の変遷(盾):(タクト)→(ヴィッチ)→(ライノ)→
鞭や鎖、フレイル等の紐状の武器に変化できる眷属器。魔物の力を引き出すことができるらしい。
タクトが選定の際に最初に手にした武器である。しかしツメの方が気に入ったのか、あまり使われていなかった。尚文によって勇者剥奪でタクトの元から離れたが、付けられたアクセサリーの力でセインの敵対勢力の元に飛び、拘束される。魔竜の城での戦いでヴィッチが所持していたが、ライノの裏切りによって奪還され、その後はライノが所持したまま戦う[注 42]。強化方法もライノによって伝えられる。戦いの後は尚文にアクセサリーを外されたことで解放され、適正者が現れるか尚文達が危機的状況となるまで姿を消した。
  • 強化方法
資質向上
現在のLvを下げる代わりに、ステータスの上昇や潜在能力を伸ばす。伸ばすステータスを選べるだけでなく、仲間の許可があれば勇者じゃなくても強化ができる。但し、使いすぎると逆に戦闘力不足となってしまう。
  • スキル
バインドウィップ
生きた蛇のように鞭を素早く伸ばし相手を拘束する。
ライトニングウィップ
鞭の範囲攻撃。
エアストバックウィップ
相手の背後に鞭の攻撃を行う。
ギガントスター
モーニングスターに変化させた状態で相手に攻撃する。
ディメンションウィップ
鞭を幾重にも分裂させながら攻撃する。

絆の世界の聖武器[編集]

  • 転移スキル
帰路の写本
絆の世界の伝説の武器の転移スキル。媒体に同じ名前の道具が必要。登録してある龍刻の砂時計まで転移できる。
帰路の龍脈
絆の世界の伝説の武器の転移スキル。龍刻の砂時計を媒体に登録してある龍刻の砂時計まで転移できる。
狩猟具
勇者:風山絆
釣り竿や鮪包丁、弓やスリングなど生き物の狩猟や解体に使われるものに変化できる聖武器。水晶の色は青。スキルは様々な狩猟具による攻撃の他、罠を設置するものがある。魔物特化の性能で、所有者は魔物相手では圧倒的な強さを持ち、受け流しも併用すれば盾の勇者に近い防御力になる。ただし対人能力がなく、人間相手ではまともなダメージを与える事ができない。ラフタリアのような亜人や獣人も含まれる。フィーロのような人の姿になれる魔物の場合はどうなるかは不明。対人戦では仲間の協力が不可欠であり、一部のスキルは人間相手にも効果があるため、それを用いたサポートで戦う事になる。代償はあるが、カーススキルによって攻撃できるらしい。
  • 強化方法
武器経験値
同じ武器を使っていると武器に経験値が入り、武器が成長して強くなる。例:木の釣り竿→中級木の釣り竿。尚文の異世界の魔力水を絆の異世界出身の勇者が飲むと魔力と同時に経験値が上がる。
札貼
武器に札を貼って能力を与える。
狩猟ボーナス
狩猟した魔物や生物の種類ボーナス。
  • スキル
狩猟技・血花線(けっかせん)
解体用の包丁で相手を解体するように切る。相手の血しぶきがまるで真っ赤な血の花が咲いているかのようになる。短く血花線と呼ぶ場合が多い。
闇式・血花線
魔竜・深淵弾との合成スキル。黒い闇が付与された血花線で斬り裂く。
猪突
突きによる風の刃を放ち切り裂く。
飛燕
光の刃を飛ばす。
一式・落とし穴
尚文曰く「魔物相手に良く使うスキル」。落とし穴を出現させるスキル。相手を穴に落として隙を作る事ができる。深さは尚文の腰くらいでそこまで深くない。魔物でない人間にも効果はある。
一本釣り
尚文曰く「魔物相手に良く使うスキル」。魔物の口に釣り針を引っ掛け釣り上げる。仰向けに落下させ隙を作る。
全隠蔽狩(ぜんいんぺいがり)
使用者や味方を姿を隠す膜で覆う。魔法で感知されない限り足音や声が味方以外に聞こえなくなる。他に対象者が単独のみのスキルもあるらしく、このスキルはその範囲版であり覚えるのが大変であったらしい。
擬餌倍針(ぎじばいしん)
次に与える攻撃のダメージを二倍にするルアーを相手に当てる。同じ効果の「アタックサポート」と重ね掛けする事ができる。人間相手でも効果がある。
解体技・鱗落とし
魚の鱗を削ぐように相手の細やかな部位のみ切断する。
0の狩猟具・血花線
0の狩猟具を装備した状態の血花線。転生者の力を無力化する効果がある。
即席巨大魔物専用落とし穴
巨大魔物専用の大きな落とし穴を出現させるスキル。
一式・虎挟み
虎挟みを設置し、思い切り食らいつく。
二式・虎挟み
二つ目の虎挟みを設置する。
三式・虎挟み
三つ目の虎挟みを設置する。
勇者:シルディナ
所有者の変遷(盾):召喚者→(セイン姉の仲間)→シルディナ
本体は札ではなく、デッキケースのような箱で札はその中に入っている聖武器。水晶の色はオレンジ。杖同様に魔法が主体の武器。札を飛ばして攻撃したり、複数の札で防御の盾や足場を作れる。
以前所有者がいたが眷属器を持った転生者に殺され、さらに彼らと結託したセインの敵勢力によって汚染され拘束される。さらに絆の異世界全体で他の異世界の魔法や聖武器の使用を封じ、操られている絆の異世界の眷属器の力を無理やり引き出させられている。魔竜の城での戦いでは、勢力の男が所持していた。戦いの最中、所有者候補者であったシルディナの影響で活性化して暴れ出し、玉に力を分け与えられる。そして絆の弓に変えた0の狩猟具の攻撃でアクセサリーと汚染から解放され、シルディナを召喚し新たな札の勇者に選ぶ。
  • 強化方法
魔法強化
杖と同じ強化方法。一~十の10段階強化ができ、スキル名の最後に数字が付く
レアリティアップ
武器の希少度を引き上げる。剣と同じ強化方法。
資質向上
Lvを下げて潜在能力やステータスを引き上げる。鞭と同じ強化方法
  • スキル
大瀑布
所持者を中心に大量の札を飛ばして攻撃する。
二匹の鬼を召喚するスキル
怪しげな二匹の鬼を召喚するカース系と思われるスキル。名称不明。操作が難しいらしく、使用者が未熟だと動きが緩慢になる。
邪法・蟲毒呪
札から無数の蠢く虫を相手に放つカーススキル
一式・爆風札
衝撃を発生させ相手を吹き飛ばす。
所有者:なし
所有者の変遷(盾):召喚者→()
尚文の予想では魔法系の聖武器。以前所有者がいたが眷属器を持った転生者に殺され、さらに彼らと結託したセインの敵勢力によって汚染され拘束される。さらに絆の異世界全体で他の異世界の魔法や聖武器の使用を封じ、操られている絆の異世界の眷属器の力を無理やり引き出させられている。人口ヘビーモスとメタルマジックドラゴンの体に搭載される。魔竜の城での戦いで、札に力を分け与える。人口ヘビーモスとメタルマジックドラゴンは尚文達に倒されたものの、いずれも玉は敵の手に回収されている。魔竜がメタルマジックドラゴンの竜帝の欠片を得た事で、玉の強化方法が尚文側に知られる事となる。
  • 強化方法
強化方法の共有
盾と同じ強化方法
信頼
盾と同じ強化方法
職業選択
弓のジョブLvと似たような強化方法で、戦士や僧侶、魔法使い等を選択し、アイテムを注ぎ込むことで強化する。
鈍器
勇者:なし
所有者の変遷(盾):召喚者→()
尚文の予想では斧やソードメイス等の武器に変化できる聖武器。以前所有者がいたが眷属器を持った転生者に殺され、さらに彼らと結託したセインの敵勢力によって汚染され拘束される。さらに絆の異世界全体で他の異世界の魔法や聖武器の使用を封じ、操られている絆の異世界の眷属器の力を無理やり引き出させられている。鈍器以外の強化がわかり、消去法で強化方法の一つがスキル強化と判明している。
  • 強化方法
スキル強化
小手と同じ強化方法。一~十の10段階強化ができ、スキル名の最後に数字が付く。
所有者:グラス
扇子や鉄扇に変化できる眷属器。水晶の色は紫。スキルは踊りを舞うような攻撃を行う。閉じた状態での突きや振り下ろし等の攻撃などができ、扇を広げた状態で薙ぎ払いや防御ができ、剣を扇で挟んで折るソードブレイカーの性質がある攻防一体の武器。要石の扇子と鎮震の扇子という武器は例外的に剣に変化できる。また、技能によって扇を二つにする事ができる。
自在珠玉流の総本山の国では門下生が選定に挑戦する伝統があり、そこでグラスが勇者に選ばれた。歴代の扇の勇者の中に絆側の異世界の調停者がいたらしい。模倣したのか自在珠玉流の扇の技は扇のスキルに似ている。
  • 強化方法
魔力吸収
倒した相手の魔力を吸い取って強化
  • スキル
輪舞零ノ型・逆式雪月花
円を描いた紅い閃光の桜の花びらが舞う暴風で相手を薙ぎ払う広範囲攻撃。グラスが最も使用するスキル。
合成ノ型・逆式雹雪月花
輝石・吹雪との合成スキル。輪舞零ノ型・逆式雪月花に吹雪が合わさり、刃物と化した花びらと共に暴風で相手を薙ぎ払う。
合成ノ型・逆式炎雪月花
輝石・紅玉炎との合成スキル。炎を宿した輪舞零ノ型・逆式雪月花を放つ。
輪舞零ノ型・逆式雪月花水鳥 人鳥撃
札になったクリスを札に張り付け、さらにシルディナの札魔法、風鳥突撃との混合スキル。逆式雪月花に風鳥突撃の風の水魚とクリスの分身が混ざって攻撃する。
輪舞破ノ型・亀甲割
扇を引いて前方に強く突き出し、鋭い光の矢のような物を飛ばす防御無視攻撃。
輪舞破ノ型・氷雪亀甲割
氷魔法を付与した合成スキル。相手の動きを遅くする状態異常と場合によっては氷のような硬さに変化させる状態異常を付与させる。
輪舞無ノ型・月割り
エネルギー状の刃が噴出した二つの閉じた扇を振り下ろし多段切りを放つ。攻撃の軌跡は月の輝きのような輝きを放ち尚文にも見惚れてしまうほど綺麗な輝きをしている。
夢幻
桜の花びらが舞い、幻想的な光景に辺りが彩られ、複数の相手を攪乱状態にする。
輪舞攻ノ型・花風
扇から花びらを象った光を飛ばす。
輪舞斬ノ型・瞬
一瞬で相手の背後に回り込んで五連撃で斬り裂く。
輪舞・雲隠れ
使用者や味方を隠す潜伏スキル。
輪舞連撃ノ型・一式・二式・三式・四式
素早い連続攻撃。
輪舞・逆式無法取り
鎮震の扇に内包されたスキル。魔法を弾くスキル。援護魔法や弱体化魔法、強化解除魔法も弾く。
扇舞・雪梅
鎮震の扇子に内包されたスキル。扇を広げて舞うとステータスを上げる聖域を展開する。常に踊り続けなければならず、止めると解除する。
封波の剣・零式
封波の剣に内包されたスキル。縦切りと回転切りを放つ。
剣舞・蛟
封波の剣に内包された専用スキル。龍を連想する斬撃。
輪舞避ノ型・花舞奏
風を起こして攻撃を逸らす。
勇者:ラルクベルク
所有者の変遷(盾):ラルクベルク→(裏切り者)→ラルクベルク
鎌に変化できる眷属器。スキルによる鎌の斬撃が主となっている。水晶の色は赤。
ラルクベルクが所有している眷属器で、カルミナ島で当初事情を知らなかった尚文の前で魔物を素材として吸収したため驚かれた。尚文が元の世界に帰還後、絆以外の四聖殺害を行った眷属器持ちの粛清の会議の際に、絆達の元仲間の裏切り者の転生者の攻撃で奪われたもの、駆け付けた尚文のリベレイション・オーラⅩで強化されたグラスが裏切り者を倒した事で解放され、ラルクの元に戻る。
  • 強化方法
スピリットエンチャント
槍と同じ強化方法
  • スキル
飛天大車輪
エネルギー状の鎌の車輪を飛ばして切り裂く。鎌で直接切りつける事もある。
合成技・雷電大車輪
輝石・爆雷雨との合成スキル。雷を帯びた飛天大車輪を放つ。
合成技・火炎大車輪
輝石・紅玉炎との合成スキル。炎を宿した飛天大車輪を放つ。
合成技・紅玉大車輪
輝石・紅玉炎との合成スキル。炎を宿した飛天大車輪を放つ。火炎大車輪との違いは不明。
円月陣
鎌を横に振りかぶって切り裂く。
一ノ型・風薙ぎ
風を纏った薙ぎ払いで相手を吹き飛ばす。
二ノ型・空薙ぎ
二発目の一ノ型・風薙ぎを放つ。
合成技・雷花火
輝石・爆雷雨との合成スキル。対応する元のスキルは不明。鎌を回転させながら複数の対象に無数の雷を撃ち放つ。
浮遊鎌・一式
浮遊する鎌を出現させる。
気鎌・守爆
防御比例攻撃の光る鎌の斬撃。相手の防御力が高いほど攻撃力が増す。
防御スキル
名称不明。鎌を回転させて防御する。
死の舞踏
鎌を振りかぶって複数の敵を蹴散らす。
勇者:なし
所有者の変遷(盾):エスノバルト→()
船やUFOに変化できる眷属器。船は宙に浮かんでおり、複数の相手を乗せる事ができる。龍刻の砂時計の繋がりに乗って転移する能力があり、長距離の移動や突然現れ不意打ちもできる。攻撃は船に積んである大砲で攻撃でき、またUFOのような物を飛ばし、光を当てたものを回収する事ができる。
元々はエスノバルトが勇者として選ばれており、攻撃が不得手だった事もあり移動手段として扱われていた。しかし絆達の元仲間の裏切り者に捕らわれた絆を救出に向かおうとした際、セインの敵勢力の転生者達に襲われ、攻撃を受けた事で奪われてしまい、セインの敵勢力の移動手段にされてしまう。
  • 強化方法
アイテムブック
武器に入れたアイテムの種類でボーナス
  • スキル
一斉射撃
船に積まれた大量の大砲で砲撃する。スキル名ではなく単に掛け声の可能性もある。
所有者:ラフタリア
刀に変化できる眷属器。刀の分類ではない剣には変化できない。水晶の色は緑。スキルは剣同様、主に刀による斬撃。技能の二刀流によって刀を二振りにでき、それぞれ別の刀にする事ができる。
当初は刀身が剥き身の状態であり、安物の鞘に入れていたが、現在は尚文が作った鞘に入れている。鞘には差し入れ口の下に宝石が付いており、刀を収めた際に光が溜まっていき、3分くらいで溜まりきった後[8]に抜刀すると、数秒間所有者のラフタリアの速さがフィーロのハイクイック並みに上がる。光が溜まりきる前に刀を抜くと消えてしまうため、発動するには刀を3分間収め続かなければならないが、二刀流を使い、ひと振りを鞘に納めて光を溜めさせ、もう一振りの刀で戦うといった戦法ができる。
クズ二号の所属する国の首都の重要建築物に厳重に管理されていた。転生者であるクズ二号が所持者の選定に挑戦しようとした際、逃れるように資質があったラフタリアを刀の勇者に選ぶ。立場的に尚文と敵対する勇者となるためラフタリアからは断られ、グラスやテリスから離れるよう説得を受けるが、最終的には尚文達がグラス達と和解した事と、キョウの尚文達の異世界に対して行った蛮行に責任を取ろうとし、離れようとしなかったため、そのままラフタリアの物となった。
  • 強化方法
精錬
槍と同じ強化方法。
  • スキル
三日月閃
三日月を形取った光の斬撃。
細雪(ささめゆき)
斬った相手の魔力を雪として噴出して辺りを白くする魔力を削るスキル。
瞬刀・霞一文字
高速で相手を一刀両断する高威力のスキル。
夢幻・影一文字
ラフちゃんの幻覚魔法との合成スキル。使用者の無数の幻を見せて、相手を惑わせている隙に強力な斬撃を放つ。
夢幻・霞一文字
ラフちゃんの幻影魔法との合成スキル。瞬刀・霞一文字に幻影を宿り、一度に何度も放つ。
剛刀・霞十字
二刀流による十文字斬り。
朧月(おぼろづき)
刀を下段に構え、ぼんやりと浮かぶ月を思わせる細かな光と闇の一閃を斬り上げる。
霊刀・断魂
魂食いを素材にした刀に内包されたスキル。幽霊系の魔物に特化した斬撃。魂になった相手を消滅させることができる。物体をすり抜ける事ができる。
突刀技・心殺一式
名称から突きの斬撃と思われる。
突刀技・心殺二式
二発目の突刀技・心殺一式。10巻では「突刀技・心殺一式、二式」と小柄なグリフィンニ体に対して連続で放っている。
風刀・真空
風の刃を放つ。
合成技・雷帝刀
合唱魔法・雷神降臨の強化時に放つ合成スキル。対応する元のスキルは不明。青白い雷が宿った刀で斬り付ける。
三連突
一つの刀で、一瞬で三つの突きを放つ。二刀流だと六つ放つ。
スターダストブレイド
隕鉄の刀に内包されたスキル。剣の流星剣と同じ星を飛ばす遠距離広範囲攻撃スキル。SPの消費もクールタイムもバランスが良く使いやすい。そのためかラフタリアも錬同様良く使用している。
ライトスターダストブレイド
光魔法との合成スキル。光の星が飛ぶスターダストブレイド。
気刀・守散
防御無視又は比例攻撃のスキル。
桜神楽一ノ型・開花
桜天命石の刀に内包されたスキル。八極陣天命剣と同じ陰陽の文様の魔法陣が展開し相手に斬り付ける。斬った後に桜吹雪が舞う。疑似的に天命の技が再現されたスキル。以降の連撃スキルを放つたびに威力が増加するが力の消耗が激しい。
桜神楽二ノ型・一分咲き
二発目の桜神楽一ノ型。
桜神楽三ノ型・三分咲き
三発目の桜神楽一ノ型。
桜神楽四ノ型・五分咲き
四発目の桜神楽一ノ型。続けて六分咲きとも言っている。
月刀・三日月
居合切りの構えで相手を斬る。
桜・細雪(ささめゆき)
斬った相手の魔力を桜の花びらとして吹雪のように散らす細雪の強化版と思われるスキル。
解除避け
七支刀に内包されたスキル。強化解除魔法を無効化する。
勇者:エスノバルト
所有者の変遷(盾):(キョウ)→エスノバルト
本に変化できる眷属器。あくまで武器としての本のみであり、本の内容とは別。本のページを飛ばして攻撃したり、防御の結界や足場を作る事ができる。スキルは魔法に似たものが多い。伝承では以前図書兎が所持していた事があったらしい。
転生者のキョウによって従わされていた。キョウが霊亀を操り力を奪おうとした際は、グラス達にキョウの目的を伝えた。キョウが尚文達によって倒され解放後は、キョウの所業を所属していた国の民に映像と音声を再生して伝えた。その後は尚文に密かに同行し、セインの敵対勢力によって尚文の盾が機能を失い、危機的状況となった際に鏡と共に尚文を助け、尚文を本の勇者に選ぼうとしたが、資質の差で鏡に負けてしまう。そして散らばった尚文達の仲間を案内し、最後に案内したエスノバルトを本の勇者に選ぶ。
  • 強化方法
レアリティアップ
札の強化とは種類違いのレアリティ強化17巻のこぼれ話によると、この強化になったのは、本は初版本がレアというイメージを照らし合わせたから。
  • スキル
文式一章・火の鳥
本のページを集めて、火の鳥を形作って相手に放つ。
拡張文式六章・活性
ページを辺りに舞わせながら詠唱し、緑の輝きを放つ薬品を投げつけ、味方を強化させる。鈍い蟲の羽音のような不快な音が響く。
文式五章・列破
使用者を中心に衝撃波を巻き起こす。
一式一章
本のページを飛ばして攻撃する本の基礎スキル。
業炎の章
炎の魔人を相手に放つ。
雪女を放つスキル
名称不明。氷で作られた雪女を相手に放つスキル。
火式・魔力爆発
標的の体から炎をあふれさせる。相手の魔力に干渉して魔法を暴発させてダメージを与えて、魔力と魂力(SP)を無力化する。魔力と魂力が高いほど強力になる。ただし相手に攻撃魔法の耐性がないと与える攻撃の威力が減る。使用者の攻撃力とは別計算であり、致命傷は受けることはなく、装備品や魔法やスキルの防御能力付与で威力を低減させることができる。また、相手が勇者の場合武器を変えられるとステータスの無効化が解除される。本来はステータス低下がメインでダメージはおまけのスキルだがキョウが霊亀の力によって強化された。
腐式・魔力爆発
標的を中心に魔力の濁った風を発生させる。火式・魔力爆発と同様の効果を持つ。
力式爆発
標的を中心に魔法の光の刃を発生させて切り裂く。火式・魔力爆発と同様の効果を持つが、このスキルは攻撃力を無力化し、攻撃力が高いほど威力が上がる。
厄災の波・ディメンションウェーブ
厄災の波を発生させるスキル。タンクいっぱいに入った回復効果のある液体を使用するほど使用コストが高い。キョウが使用したスキルで世界を守る伝説の武器の定義に反するスキルであり、キョウが世界を乱す転生者であったため不正に使用したと思われる。このスキルで絆一行を波が起こった場所に転移させ、尚文一行と分断させた。さらに尚文が持っている残りの霊亀の力を奪うために、その守りの抜け穴を作るために使用した。詠唱は『異なる世界、異なる理、異なる防壁を打ち砕き、かの現象を引き起こせ!』
ライブラリア
空間圧縮拘束スキル。複数の相手を白い個室のような空間に閉じ込め使用者の思うように相手を攻撃する。閉じ込めた相手が中で耐久力を超える攻撃をすると消滅し脱出される。バイオプラント等で空間を汚染する事で破壊されるらしい。
縛式・四章
本のページから檻を出して相手を閉じ込め捕らえる。
連式・吊り天井
縛式・四章とのコンボスキル。檻の上から針が付いた吊り天井が出現して相手に落下する。
第八章・天罰
障害物をよける追尾性の高いを持った雷を放つ。
キョウの必殺スキル
名称不明。霊亀の頭を模した何かを作るのだが不発に終わったため詳細不明。
禁断の書・黙示録
キョウの奥の手であるカース系と思われるスキル。不気味なほど白いが角度によって黒くも見える羽根を舞い、羽根から大量の黒い光を発射する。尚文の100%のエネルギーブラストに匹敵する威力を持つ。使用者には羽根が纏い、ダメージを回復させる。キョウの台詞から代償もあるようだが詳細不明。
破岩の書・爆
相手にページを飛ばして爆発させる。
気式・魔力爆裂
変幻無双流との併用スキル。気を込めたページを飛ばして相手の体内に気を巡らせ、出ようとする気をページで押しとどめて体内で暴れさせる。気を出す出口を意図的に作る事で気を放出し攻撃に転じる事ができる。
勇者:岩谷尚文
所有者の変遷(盾):(アルバート)→尚文
鏡に変化できる眷属器。水晶の色は尚文の盾と融合したからか同じ緑。スキルは光を放つ攻撃や鏡を出して攻撃を防御するものがある。鏡を媒体にした転移スキルがあり、これは所有者がいなかった際も使用した事がある。
当初は波の尖兵疑惑があるアルバートが所持しており、そのアルバートがキョウによって殺され、操り人形となったアルバートの死体と共にキョウに利用される。キョウの研究所の戦いで、尚文達によってアルバートが完全に止めを刺されたことで解放され、キョウに押されていた尚文達に助太刀し、戦いが終わった後はキョウの策略で引き離された絆一行と転移能力で合流させた。本と共に尚文に密かに同行しており、再び尚文が絆達の異世界に訪れた際に、絆が捕らわれている宮地の所属する国の近くまで尚文達を転移させた。そしてセインの敵対勢力によって尚文の盾が機能を失い、危機的状況となった際に本と共に尚文を助け、本と競い合うように尚文を鏡の勇者に選ぶ。
アルバートが所持していた際は攻撃能力があったが、尚文が所持した際は盾と融合したからか、尚文の資質からか盾同様攻撃力がない代わりに防御能力が高くなっている。鏡を盾のようにして攻撃を防ぐことができ、聖武器である盾と比べると防御力は低いが、盾よりも魔法の防御性能がある。また、反射の特性があり、能力によっては効果を跳ね返すことができる。
  • 強化方法
食事Lv
料理を食べる事で、通常のLvとは別項目の経験値が入っていき、Lvと能力が上がる。食べる料理によって上がる能力値も変化し、料理の出来が良いほど経験値と能力が上がる。この強化方法を知る勇者が強化を意識しながら料理して仲間に食べさせると、その仲間も同様の強化を得る。この強化は経験値が存在しないスピリットにも別口で経験値を得る。この強化の認知後は料理の食べた効果と食材が記したレシピがステータス項目に表示されるようになるらしい。17巻のこぼれ話によれば、鏡がこの強化になったのは、作者が鏡の前で体系を確認したところから着想して出たらしい
  • スキル
月詠
鏡から巨大な満月のような光弾を放つ。尚文は使用できない。
一式・硝子(ガラス)の盾
エアストシールドから変換されたスキル。半透明の硝子の盾を出現させる。砕け散ると硝子の破片が相手に向かって飛んで反撃する効果がある。
二式・硝子の盾
セカンドシールドから変換されたスキル。二つ目の硝子の盾を出現させる。
三式・硝子の盾
ドリッド・シールドから変換されたスキル。三つ目の硝子の盾を出現させる。
スターダストミラー
流星盾から変換されたスキル。流星盾と同じ結界を展開するスキル。
カモンラフ
盾のものと同じラフちゃんやラフ種を召喚するスキル。盾固有のスキルではないからか、変換されても名前が変わらなかった。
一式・浮遊鏡
Eフロートシールドから変換されたスキル。使用者の思うように操作できる鏡を出現させる杖のスキルのエアスト・フロートミラーと同じようなスキル。盾として使えるだけでなく、飛び道具系のスキルや魔法を反射できる。また、鏡に気を込める事で、反射時に威力を増す事ができる。
二式・浮遊鏡
Sフロートシールドから変換されたスキル。二つ目の浮遊鏡を出現させる。
倍化の鏡片
アタックサポートから変換されたスキル。アタックサポートと同じ効果で形状は尖った鏡の欠片。アタックサポート同様スキル強化が出来ない。
連鎖捕縛の鏡
チェインシールドから変換されたスキル。スキルで出した硝子の盾や鏡同士を繋ぐ鎖が伸びて相手を拘束する。
転送鏡
鏡同士をつないで転移する。スキルで出した鏡も有効。距離を短縮する援護魔法でもあり、相手の近くに鏡を設置して魔法等を転移させて当てるといった使い方もできる。転移鏡よりクールタイムが短い。
転移鏡
登録した鏡まで転移する。
鏡の檻
シールドプリズンが変換されたスキル。鏡で四方を囲む檻を出現させ、味方を守ったり、敵を閉じ込め拘束する。スキルや魔法を反射する機能があり、檻の内部では乱反射を起こす。
鏡強打
シールドバッシュから変換されたスキル。鏡で敵を殴りわずかに意識を失わせる。魔物相手にはあまり効果がないらしい。
解除弾き
沖津鏡・辺津鏡に内包されたスキル。強化解除魔法を弾く効果がある。
変異鏡
チェンジシールドが変換されたスキル。スキルで出現させた鏡を、尚文が変化させられる鏡に変化させる。
変異鏡(攻)
チェンジシールド(攻)が変換されたラースミラーに内包されたスキル。カウンター効果のある鏡に変える。アイアンメイデンの繋ぎとして使われる。
アイアンメイデン
盾の同名のスキルが変換された同じスキル。鏡では鏡の檻→変異鏡(攻)→アイアンメイデンの順に放つ。変換が中途半端だったためか名前は変化しなかった。
メギド・アイアンメイデン
魔竜の魔法との合成スキル。憎悪に満ちた悪魔のようなドラゴンのような意匠が施された炎を纏うアイアンメイデンを放ち、閉じ込めた相手を串刺しにしながら火花を上げて焼き尽くす。使用者はすべてのSPを消費するだけでなく、骨の中が燃えるような幻痛が走る。発動の詠唱は『その愚かなる罪人への我が決めたる罰の名は鉄の処女の抱擁による全身を貫かれる一撃なり。叫びすらも抱かれ、憎悪の炎に悶絶するがいい!』
勇者:サディナ
所有者の変遷(盾):(転生者)→サディナ
銛に変化できる眷属器。スキルは槍と同様に、銛による突きや斬撃による中距離攻撃や、投擲による遠距離攻撃が主となっている。
当初は転生者によって所持されていたが、魔竜の城での戦いで、サディナが銛の技術で転生者を圧倒した事で見出し、サディナの攻撃でアクセサリーが破壊された後、抵抗して離れ、サディナを勇者に選ぶ。
  • 強化方法
スキルと魔法の熟練度
スキルと魔法を使い込む事で強化する。
  • スキル
雷撃竜
雷をまとい雷の弾丸となって突撃する。
捕鯨銛
相手に銛を投げつける。
勇魚殺し
空中で一回転しながら所有者自身も降り注ぎ銛で刺す。
雷撃銛
雷をまとった銛の突き。サディナの技に同名のものある。
磔柱(はりつけばしら)
相手の背後に瘴気を放つ黒い十字架を出現させ棘のような紐で相手を拘束させる。劇中ではサディナに放ったがよけられて拘束できず、魔竜に十字架を破壊され不発に終わったため、その後どうなるのか不明。その後起こる予想として魔竜が魔竜・十字捕縛で拘束し、十字架の炎で相手を焼きながらサディナが銛の連続付きをするという模倣を行った。詠唱は『罪人に下る罰の名は磔られる聖人の命を刈る刑の模倣。これは聖なる審判! 彼の者を裁く術なり』
楽器
勇者:川澄樹
所有者の変遷(盾):(宮地)→樹
バイオリンや鈴等の楽器に変化できる眷属器。演奏魔法が主体となる武器であり、楽器の演奏が上手いほど強力になる。スキルも楽器を奏でる事で発動するものがあるため、演奏魔法との違いが少々わかりにくい。後述のスキルは作中でスキルと明言されたもの。
楽器の眷属器の国で厳重に保管されていたが、波の尖兵の宮地に引き抜かれ無理やり従えさせられる。さらにセインの敵対勢力のアクセサリーにも拘束されていた。尚文達との戦いで、樹の楽器の才能による高度な演奏魔法の技術から彼を見出し、エスノバルトの攻撃でアクセサリーを破壊した後、宮地から離れ、機能を失った弓と融合し樹を楽器の勇者に選ぶ。
  • 強化方法
金銭によるステータス購入
金銭を武器に入れ、入れた金銭で「魔力+1」を100円で買うといった感じでステータスを購入する。ただし一度買うと二度目は別項目として買う事になり、「魔力+3」を500円といった風に値段は一定ではない。ステータスの他に、成長速度や魔力の回復速度等もある。17巻のこぼれ話によると、この強化になったのは、楽器はお金がかかるから
  • スキル
呪歌・牛ノ刻参り
カーススキル。カツーンカツーンと音が響いて使用者の手に藁人形が出現し、藁人形に相手の髪の毛を入れて、杭を人形の胸に突き刺した後に、カースシリーズのエレキギターで叩きつけると相手の心臓に継続的にダメージを与える呪いを掛ける。尚文は呪いを掛けるのに失敗すると使用者に跳ね返る作用があると予想している。
悪魔の旋律
楽器を奏でて無数の音符を出して攻撃する。
ミュージックストライク
楽器から矢のような音符を射出する。
ミュージックストリーム
楽器から幾重にも矢のような音符を射出する。宮地を裏切った女達によると大雑把に飛ぶだけで、一点集中で放てないらしいが、命中の能力を持つ樹が使用すると一点集中で放てる。
スタンビート
スタン効果がある音符を放つ。
食神のタンゴ
聞いた者の消化器系を強化して、食べ物の強化吸収と食欲増進をする演奏。
ミュージカルバルカン
樹がマルドに放ったスキル・詳しい説明がないため詳細不明。
ショックミュージック
相手を痺れさせるスキル。
デットリーポイズンミュージック
毒状態にする音符を発射する。

セインの異世界の武器[編集]

裁縫道具
勇者:セイン=ロック
鋏や糸玉等の裁縫に使われる道具に変化できる眷属器。スキルは糸を使った拘束や鋏の斬撃などがある。
セインが元居た世界の眷属器で生き残りの武器。しかし別の異世界の勢力によって世界が滅ぼされた影響で機能不全を起こしており、翻訳機能や転移スキルが不調を起こしており、力も出なくなっている。ただし機能不全の原因は他にもあるらしい。
  • 強化方法
不明
  • スキル
スパイダーネット
蜘蛛の糸で相手を拘束する。
バインドワイヤー
柔軟性を持つ糸で相手を拘束する。
チェンジシールワイヤー
勇者の持つ伝説の武器に何重にも糸を巻き付き武器変化を封じる。
ファイアパラライズワイヤー
繰り出した糸を燃やして攻撃する。
スキルシール
スキル名を唱えなくする糸を勇者の首に巻き付けスキルを封じる。息苦しくはない。
マインドライン
物体をすり抜ける非実体のものを拘束できる糸で巻き付く。
ニードルショット
糸玉から針を出して攻撃。
スケープドール
自分の木人形を作り出し、身代わりにさせ、自身は糸の繭に隠れる。
スパイダーウェブ
糸を絡ませ相手の動きを封じる。
転移スキル
名称不明。待ち針を付けた者の所へ移動することができ、また、その周囲を見る事もできる。眷属器の不調により使用者一人しか転移できず、複数で転移すると事故が起こる危険がある。
セインの必殺スキル
名称不明。現時点で話に出ただけで未使用。非常用の巨大なぬいぐるみの使い魔を操作するスキル。尚文の案で人語をしゃべらせない事の条件に巨大なラフちゃんのぬいぐるみにさせるつもりだったが、ラフタリアに却下される。
シザーカット
二刀流の鋏で斬り付ける。
シザーブレイズ
二つの鋏の刃を分離させて、舞うように斬り付ける。
マリオネットアシスト
ステータスを上げる糸を放つ援護スキル。
アリアドネの糸
特殊ダンジョン専用のスキル。特殊ダンジョンのマップをオートで付け、転送を妨害するダンジョンでも外まで転送できる。脱出するだけであるため、眷属器が不調でも負荷が少なく、複数人で転移できる。
スパイダーワイヤー
糸で相手を拘束する。

セインの敵対勢力の異世界[編集]

勇者:セインの姉
鎖に変化できる武器。スキルは鎖で拘束するもの等がある。セインの敵勢力の世界に元からあった武器なのか、他の異世界から奪った武器なのかは不明。
当初は伝説の武器を操るアクセサリーに付けられていた事もあり、無理やり操られていたかに思えたが、魔竜の城の戦いでアクセサリーを破壊しても他の武器のように抵抗せずセインの姉の手元にあり、セインの姉を鎖の勇者として認めているらしい。敵であるセインの姉に自らの意思で所持されている事や、トラウマの元であるくさりかたびらになれる事で尚文から憎まれている。
  • 強化方法
不明
  • スキル
チェーンディフェンス
鎖で相手を縛り上げる。
移動スキル
名称不明。鎖を円形にしてくぐり、転移する。
捕縛・八岐大蛇
四方から鎖を出現させる。
武器装
鎖を使用者の体に巻き付け、鎖帷子を着用する。
ヒュドラ
地面に鎖を叩きつけた後、複数の相手に強烈な速さで鎖を放つスキル。威力を出が速いがクールタイムが長い。

魔法[編集]

ステータス魔法
自分のステータスを確認する事ができる全異世界共通の魔法。
どの異世界の人間でも使う事ができ、魔力の概念が理解できていない召喚者にも使うことができる。視界の端のアイコンに意識を集中する事でステータスの画面を見ることができる。自分のLvや装備品、攻撃力や防御力や敏捷、覚えている魔法やスキル、勇者の強化項目や開放した武器等を確認することができる。わからない事があればヘルプの項目で確認できるが、疑いの心を持っていたりすると本来ある項目が現れない事がある。Lvを上げる事でゲームのように能力が上がり強くなれるが、それを生かし使いこなせる技術や経験が必要となる。そのためLvが高くても技術が未熟で弱いといったケースがある。この魔法の存在とシステムによって、召喚された勇者はゲームの世界だと勘違いを起こす要因にもなっており、技術を蔑ろにする事がある。
なお、原作者の意向から、登場人物のLvや登場した武器や装備品の効果等は作中で明らかにする事はあるが、ステータスの能力の具体的な数値等は明らかにされていない(一応この登場人物はこの能力が強いといった事はある程度決まっているらしい)。
通常魔法
一般的に使用されている魔法。
下から順番に「ファスト」「ツヴァイト」「ドライファ」「リベレイション」の4つにランク分けされ、名前は基本的には「ファスト・○○」という風になる。最上級のリベレイションは勇者専用であるためドライファが最上級の扱いとなっている。複数の相手に効果がある魔法は、名前の最初に「アル」が付く。
習得には魔法が秘められた魔法書と水晶玉で可能。魔法書での習得は魔力を感じることで読める魔法文字を覚える必要があるため難しいが、多くの魔法を覚える事ができるようになり、威力を調整できる。反対に水晶玉での習得は簡単だが、高価で水晶玉一つで魔法一つしか覚えることができず、威力が低く増減が難しい欠点がある。また過去の勇者が残した勇者専用魔法が書かれた石碑があり、魔法文字を覚えた勇者が読むと使えるようになる。
妨害魔法
相手の魔法を妨害する魔法。「魔法妨害」や「詠唱妨害」等とも呼ばれており、名称が一定していない。
相手の魔法のパターンやシステムを解析し相殺する魔法。相手の魔法が自分の適正とは異なる魔法でも使用できる。詠唱に時間が掛かる上位魔法ほど妨害ができやすく、時間が掛からない下位魔法ほど難しくなる。名前は「アンチ・(妨害する魔法)」という風になる。また、複数人で発動する合唱魔法と儀式魔法、他のものから力を借りて発動する龍脈法は妨害できない。
合唱魔法
術者同士が協力して唱える事で発動する魔法。
最低二人以上必要で、一人で発動する通常魔法よりも強力な魔法。その半面、複雑で息があっていないと発動できない。
儀式魔法
合唱魔法の上位の魔法。
合唱魔法よりも大人数で発動する強力な魔法で、戦争の際によく使用されている。詠唱された範囲では転移スキルは使用できない。
魔法剣
剣に自分の魔法の効果を付与する技。勇者ではない者が使用できるスキルに似た必殺技。便宜上魔法剣と書かれているが、剣以外の武器にも付与は可能。
龍脈法
ドラゴンやその加護を受けた者が使用する魔法。
自分の魔力から発動する通常の魔法とは違い、周囲の物や生物などの力を借りて発動する。媒体によって効果が変わり、発動ごとに異なる詠唱になるため難易度が高い。自分自身の力を引き出す事もできるが、加減しなければ力を全て吐き出してしまい最悪死んでしまうため、通常魔法の方が効率がいい。
加護を受けた後に修練して習得するが、通常魔法を覚えていると自分の魔力を混ぜてしまうため習得が難しい。また、ウィンディアの例もあり、その逆も同様と思われる。通常魔法と併用して唱える事は通常はできない。
他のものから力を借りて発動するため、習得する事で、相手を解析して行う妨害魔法、他者と調和して発動する儀式魔法や合唱魔法を簡略化できるようになる。
リベレイション
通常魔法の最上級の魔法。
通常魔法と龍脈法を併用して発動する勇者専用魔法。通常魔法と龍脈法は両方覚えられても、水と油のように混ぜて唱える事ができないが、勇者専用の項目のSPとEP(気)によって混ぜ合わせることができる。
双方の性質の違い等から両方を習得するのは至難の技となる。
魔術
絆達の異世界の魔法。
尚文達の異世界の通常魔法にあたる魔法らしい。
宝石魔法
絆達の異世界の魔法。明確な名称は不明。
晶人が使用する宝石から力を借りて発動する魔法。宝石の種類や宝石の研磨、アクセサリーの出来等によって効果や威力が変わる。
他の物から力を借りて発動する龍脈法と似た性質ではあるが異なっており、龍脈法と同じ要領で発動すると宝石に無理をさせているため威力や効果が低くなり連発もできない。
札の魔法
絆達の異世界の魔法。明確な名称は不明。
札に込められた魔法を詠唱によって具現化させる事で発動する。魔力を込めるように放てば威力が上がる。札は武器として扱われるため、勇者は制約に引っ掛かる事がある。
演奏魔法
絆達の異世界の魔法。「歌」や「楽器魔法」等とも呼ばれ名称が一定していない。
歌を歌ったり、楽器を使って演奏する事で発動する。演奏の出来によって威力や効果が変わる。尚文達の異世界の妨害魔法を受けても発動できる。不協和音を奏でることで魔法を妨害できる。
竜魔法
絆達の異世界の魔法。
魔竜が開発した魔法で、契約を結んだ魔物の力を借りて使用する龍脈法のような魔法。遠くにいても力を借りることができ、魔物が協力であるほど魔法もより強固となる。人間に使えないよう過去の竜帝が封じた魔法で、現在は一部の魔物にしか使用が許可されていない。

変幻無双流[編集]

過去の勇者を参考に勇者の力であるEP(エネルギーブースト)を再現した流派。弱者が理不尽な強さを持つ強者を倒すために生まれた流派でもある。体内外から気(エネルギー)を集め留め、攻撃に載せて放つ。変幻無双流に特定の武器は無く、どんな物であろうとも武器として活用し敵を殲滅する万能の戦闘術。変幻無双流の真髄を理解した後は自分に合った武術を習得することが望ましい。勇者は強化方法を知らなくてもすでにEPで能力を上げている事とSPの存在によって習得は難しいとされる。しかし習得する事でスキルに混ぜて効果を上げたり、EPをうまく使いこなせるようになる。数世代に一度生まれる天才(転生者)によって内部分裂を起こし一度滅んだが、尚文によって変幻無双流のババアが元気になり、彼らに流派を教えた事で復活する。

変幻無双流の型の一つ。強固な鎧に身を固めたものに放つ型とされる。
相手の内部に気をねじ込み、相手の内部の硬さを利用して暴れさせる型で、防御力の高い相手や結界に対して効果を発揮する防御比例攻撃を放てる。相手の気が暴れる前に、力によって体内から流す事で回避できる。作中でも多く使用されている。
無双活性
辺りの気を吸収し、自信を強化する技。

波関連[編集]

厄災の波
世界を破滅へと導くとされる厄災。作中では主に「」と呼ばれている。
空が不気味なワインレッドに染まり、大きな時空の亀裂が入り、その切れ目から魔物が大量に出現する災害。周期的に発生し、龍刻の砂時計によっていつ発生するか分かるようになっている。波からあふれ出る凶暴な魔物の襲撃によって、人々は殺され、町は壊滅するといった多大な被害を起こす。波の魔物のボスを倒すか、波の亀裂に攻撃を与える事で、その場で発生した波は静める事ができる。四聖勇者が参加すると、その地域の次の波の発生の時期が延びるため、四聖勇者は波に積極的に挑まなければならないとされる。また、四聖勇者が死亡するとその分波が激しくなり、全員が死亡した時に波が発生すればその世界は滅びるとされる。
その実態は他の異世界同士の融合現象。尚文達の召喚された異世界群はこの融合現象によって、元々一つの聖武器がある異世界四つが、波によって衝突し、融合してできた世界である。波の亀裂は異世界同士が衝突してできたものであり、なぜ魔物が発生するのかは不明。波の亀裂の先は他の異世界と繋がっており、世界が波を静めるともう一方の世界の波も静まる。亀裂の中に入る事でその異世界に行く事ができる。波を阻止できず、これ以上世界融合が起こると、許容量を超えて世界は崩壊する。絆達の異世界の伝承では、他の世界を滅ぼすことで自分達の世界を延命できるとある。また、セインの敵対勢力の者によれば、他の異世界を世界を滅ぼすと滅ぼした異世界に多くの経験値や死に戻り等のボーナスが得られるらしい。
本来異世界同士の衝突は滅多な事では起きない現象だが、連続的に発生する場合は後述の「神を僭称する存在」によって起こされたものとされる。
龍刻の砂時計
波が起こる時期を伝える巨大な砂時計。街中や人里離れた地域など様々な場所に存在している。それぞれに地域の区分があり、砂時計の砂が落ち切るとその地域で波が発生する。勇者は砂時計に登録すると、デジタル時計が視界に出現し、いつ波が起こるかわかるようになり、砂が落ちきり、時間が00:00となると勇者と人員として登録した者、その者達の所有物は波が発生した場所に転移する。転移は船のような大きな物でも可能。
またLvの上限を突破するクラスアップ(絆の異世界では転職)をする場所でもある。異世界ごとに違いがあるが、勇者ではない者は得られるLvに限度があり、この儀式を行う事でさらにLvを上げられるようになる。さらに様々な資質の項目を選ぶ事でステータスを向上させる事ができる。Lv100越えのクラスアップは、その知識が入っている竜帝の欠片をもつドラゴンによって儀式をしてもらわなければならないため、伝説とされている。異世界ごとに機能が異なっているらしく、尚文の異世界では、Lv上げのやり直しや罪人の処罰のために、Lv1に戻すレベルリセットが行う事ができる。絆の異世界では一般冒険者のドロップの確認と転移スキルの転移地点となっている。このように重要な物であるため、国に管理されている砂時計は国ごとに使用の制限がある。
波の尖兵
「神を僭称する存在」によって見出され、異世界を荒らすために日本から異世界に送り込まれた者達。そのほとんどは男性で、自分が一番と考え、自分の欲望や利益のためだけに非道で卑怯で残虐な事を平然と行い、強ければ正しいと思っている自制心を欠いた子供のような自己顕示欲や支配欲が大きい自己中心的でエゴイストな性格。
ハーレム志向が強い女好きで多くの取り巻き達が存在しており、美女、美少女がいると新たにハーレムを加えるために時には人助けもするが、そうでない女性や男性や恋人がいる女性は見捨て、場合によっては洗脳する。敵対者が女性で場合も、初めはフェミニスト気取りで攻撃しようとせず、自分のハーレムに加えようとする事もあるが、自分に歯向かう者や思い通りにならない者、不愉快にさせた者は、例え女性や自分の身内、仲間であっても平然と殺そうする。自分の力に過信しているが、技術の修行不足であったり、相手を見下したりと油断して手痛い反撃を受ける事が多い。自分のしてきた事を棚に上げる事が多く、負けたり自分の女が殺されると激怒。
波の尖兵の名称は尚文達世界を守る勇者側に呼ばれているものであり、彼ら自身はその自覚はない。しかし彼らの身勝手な振る舞いによって世界は混乱を引き起こされており、波の対処の妨げや波による文献の消滅、変幻無双流等の技術の衰退の原因にもなっている。波に関しては、世界を滅ぼす現象と思っていない者や、自分が強くあるために必要なものと思っている者がいたりと脅威に感じていない。
「神を僭称する存在」から、本来は選ばれたものに宿り、手放すことができない伝説の武器を操り、勇者から奪う能力を初め、様々な不正な力を与えられている。その能力や日本で得た知識によって、勇者を偽る形でなったり、天才として崇められている。武器は基本的に一つしか奪えない[注 43]。しかし、真の所有者ではなく、武器の精霊に認められていないため、力を十分に引き出せない。裏切り防止のための呪いのようなものもかけられており、自身の秘密を放そうとすると頭が破裂して死に、さらに魂も細切れになる。中にはこの事を知らない尖兵もいる。
転生者
波の尖兵の分類の一つ。数が一番多いため作中では存在が明らかになった後は、波の尖兵をそう呼んでいる。
「神を僭称する存在」によって異世界人として転生した元日本人。生前の記憶も残っており、その知識と与えられた能力によって子供の頃から天才として称えられている。尚文達の異世界では衰退と繁栄を司る存在として知られていた。魂は生前の姿のままとなっているため、体と魂が一致しておらず、魂が見える者はこの事で見破る事ができる。
転移者
波の尖兵の分類の一つ。「神を僭称する存在」によって日本から異世界に転移した者。現時点では宮地のみ登場しており、彼は四聖召喚に紛れ込んで転移している。転生者とは異なり日本からそのまま転移してきた存在だが、シルディナによると転生者と同じ気配がするらしい。
神を僭称する存在
災厄の波を引き起こす物語の黒幕である存在。
迷宮古代図書館の文献から存在が明らかになり、数百年以上も前から波の尖兵に力を与えて送り込み、世界を影から蝕み続け、波が対処しづらい状況を作り上げている。波を引き起こし、日本で死んだ人間の魂を異世界人として蘇らせたりと神に近い力を持っている。波の尖兵によって異世界で信仰していたとされている。文献によると決して倒す事ができない存在としており、あきらめさせるか外部から助けが来るのを待つしかないらしい。

世界・国・土地[編集]

尚文達の異世界[編集]

主人公の岩谷尚文が召喚された異世界。人間の他に亜人や獣人が住んでいる世界。過去に人間側と亜人、獣人側に分かれて戦争をしており、現在でも差別や宗教による大きな溝が残っている。メルロマルクの女王の外交により、各国はひとまずは互いに争わずに波の対処を行う方針を取っている。絆達の異世界と比べると波に関する記録も少なく、波の尖兵等によって重要な情報が紛失している事が多い。そのため当初は、波を単に魔物が大量に出現する災害だと思われていた。この世界では眷属器の事を七星武器と呼ばれている。魔物はフィトリアによって統制されており、当初は人里以外の土地の波の対処をしていた。

聖武器は盾、剣、槍、弓。眷属器(七星武器)は槌、斧、爪、杖、小手、鞭、投擲具。

守護獣は霊亀、鳳凰、麒麟、応龍。

メルロマルク
尚文達四聖を召喚した国であり、主な活動の場となる国。杖の勇者であるクズ(オストクレイ)が所属している国。
見た目は中世のイギリスのような国。城下町にはエルハルトの武器屋や奴隷商の店もある。女系王族の国であるため女王の方が立場があり、後継者も女王が決める習わしとなっている。剣・槍・弓の勇者のみを信仰する三勇教が国教なため、盾の勇者である尚文は当初疎まれていた。亜人、獣人の国であるシルトヴェルトとは長年敵対関係であり、亜人を差別する人間至上国であるため亜人を奴隷にする傾向が強く、亜人の肩身が狭い。しかし女王の亜人との共存の方針もあり、女王の右腕をしていた貴族の領地のセーアエット領で、友好の懸け橋となる村を作る等の活動もしていた。しかし、最初の波でその貴族が亡くなり、考えを同じくする者はクズによって左官されていた。
三勇教によって勇者召喚の儀式に必要な聖遺物のすり替えや、四聖勇者を勝手に召喚。さらにメルロマルクの人間族の住む土地以外の波に関しては放置していたため、他国への賠償として杖の勇者であるクズを除く七星勇者の権限を全て破棄している。
女王が外交から帰還した後、様々な問題を起こした三勇教は邪教指定を受け、国教も盾を含めた四聖の勇者を等しく信仰する四聖教に変わり、少しづつだが亜人と盾の勇者への差別がなくなっていく。後にシルトヴェルトと同盟を組み、連合軍を作った。タクト一派の世界征服の際はシルトヴェルトと共に戦い勝利し、クズが考えを改めた事もあり、完全に過去の溝がなくなる。そしてフォーブレイが敗戦国となったことで世界で一番大きな国となる。
ルロロナ村
ラフタリアの故郷だったセーアエット領の村。元々はメルロマルクの亜人友好のための村だったが、波の災害で廃村になっていた。
尚文の村
ラフタリアの故郷ルロロナ村を尚文が霊亀討伐の報酬として授かり、復興させた村。物語中盤の拠点。
旧ルロロナ村の住人を中心に集めており、勇者補正をかけるため大半が尚文の奴隷。表向きは波に対応する私兵の育成としているが、尚文がいなくなった後にラフタリアの居場所を作るためである。尚文の指導で行商や彫金等をさせており、畑ではバイオプラント製の植物で食料生産をしている。尚文の盾の技能により、クテンロウ以外で植え付ける事ができない桜光樹が植え付けられており、その影響で村の近くの経験値の習得数が上がっている。
現在は四聖勇者全員の拠点となっており、ラフタリアやリーシア等、多くの眷属器の勇者の拠点でもある。
リユート村
メルロマルクの街頭の先にある村。鉱石が採れる廃坑寸前の炭鉱があり、波が来る前は若干活気があった。尚文にとっての最初(メルロマルクにとっては二回目)の波があった場所で、尚文によって村が守られたことで村人たちは尚文に対して信用するようになる。その後ヴィッチによって村長が解雇され、復興特別税をでっち上げ徴収されそうになった所を尚文に助けられ、その礼として行商の役に立つ商業通行手形を与えた。
カルミラ島
正式名はカルミラ諸島。メルロマルクの近海に位置し、経験値上昇の活性化現象の舞台である火山島。ハワイのような所らしい。
伝説の先住民であるペックル、ウサウニー、リスーカ、イヌルトが開拓したとされる。四聖勇者が残した勇者専用魔法が秘められた碑文が残されている。重度の呪いを癒す効能がある温泉があり、和風な造りの露天風呂となっている。島の奥にはストーンヘンジのようなオブジェとその中心にレンズ状の黒い球体があり、そこから先住民を模したような魔物のボスとファミリアが出現する。また、海の底には龍刻の砂時計がある水中神殿がある。
尚文達四聖勇者一行が訪れた時期に波が発生したが、Web版では発生していない。
霊亀の国
封印されていた霊亀の上にあった東側にある国。正式な名称不明。
百年以上前から鎖国気味な国であり、中華風な街並みをしていたらしい。オストによって治水工事に力を入れていた。霊亀の絵と過去の勇者の恵一が書いた霊亀の詳細が書かれた壁画があったが、かなり掠れており、あまり読める状態ではなかった。過去に国自体が危うくなる内乱があったがオストによって解決したらしい。霊亀が復活した事で壊滅する。
ゼルトブル
傭兵の国。斧の勇者が所属していた国。
石造りの建物が多い国。冒険者業の統括を行っているギルドとも深いパイプを持ち、武器防具の流通から薬などの消耗品も一挙に引き受ける商業都市の側面も持っている。王は存在せず、大商人が議員となって運営している。戦争にはゼルトブルの影ありと言われているほど闇の深い国でもある。国の名物として様々な場所で開催されるコロシアムがあり、腕試しや賞金目当てで参加する冒険者や傭兵が多く、賭博も行われている。他にも大食い大会やフィロリアルレースも行われている。三勇者のゲーム知識によれば、この国の武器屋の武器は優秀らしい。
タクト一派の世界征服の際は、斧の勇者が殺された事もあり、メルロマルク・シルトヴェルトの陣営に協力していた。戦争後は闇ギルドによるタクト一派の大々的な処刑が行われた。
シルトヴェルト
北東に位置する亜人や獣人の国。ツメの勇者が所属していた国。
盾の勇者を信仰する事によって建国した国。メルロマルクと長年戦争を続けてきた国で、メルロマルクとは逆に盾の勇者を神と崇める盾教が国教となっている。亜人至上主義であり人間を奴隷としている。また、伝承にわずかに出て来るためか、弓の勇者に対しては盾の勇者ほどではないが寛大となっている。様々な種類の亜人がいるため種族ごとに建築様式を変えており、野性的な雰囲気がある。血筋が重要視し、最上層にハクコ、アオタツ、シュサク、ゲンムという四神に似た亜人がいる。しかしハクコは過去の大戦の責任を負って勢力的に弱体化し、アオタツ種は過去のハクコ種が追い出した事で権力は低く、現在はシュサク、ゲンム種が仕切っている。双方とも穏健派であるため、尚文の方針もあり、メルロマルクに対して昔ほどの敵視はない。鎖国していたクテンロウと交易関係にあった。
不遇な扱いを受けていた尚文を勧誘しようとしたが、当時の尚文は極度の人間不信となり「俺に関わるな」と言われたため、その発言を忠実に守っていた。その後も奴隷商等を通して間接的に接触を図っていた。しかし一方で、敵国のメルロマルクに召喚されてから、いつまでもやってこない事に不満を持ったり、勢力争いに利用しようとしたり、暗殺しようとする勢力もいる。その勢力の中心のような存在のジャラリスが倒されて以降は、尚文に全面的に協力するようになり、仇敵のメルロマルクと連合軍を組む事になる。
タクト一派の世界征服の際はメルロマルクと共に戦い勝利し、クズが考えを改めた事もあり、完全に過去の溝がなくなる。
クテンロウ
シルトヴェルトから東にある島国。ラフタリアの両親やサディナの故郷。
天命と呼ばれる国主によって統治されている国で、日本の江戸風の街並みや風景となっており、国民は和風な着物を着ている。しかし中国っぽい山があったり、竹のような植物を使った建物もあったりと完全に日本というわけでもない。「桜光樹」という国のエネルギーを生産する桜のような植物が生えている。和風の国らしく魔物や亜人も妖怪のような種族がいる。また、国の守り神のような存在である海のドラゴンの水竜を称えている。フィーロと同じ白と桜色を基調としたフィロリアルが神鳥として天命に掲げており、尚文は過去に訪れたフィトリアが、桜光樹の花の色によって、色が異なって伝えられたのではないかと予想していた。
鎖国をしており、船でなければ行けない海域が続いており、海流も複雑で入る事ができない。さらに国全体にかけられた結界によって水に強い亜人でも入れず、空からの侵入もできない。入国手段はクテンロウと交易関係にあるシルトヴェルトの、海流を抜けられるランタンが付いた交易船のみとなっている。結界は桜光樹と代々の天命によって封印された魔物の力によって張られ、水竜や水竜の巫女によって維持されており、外部の侵入者だけでなく転生者の魂の侵入を防ぐ役割もある。
天命は聖武器や眷属器(この国では勇者の武器を「精霊具」と呼んでいる)の所持者である勇者の調停者の役割を持っており、役割を放棄し悪行等をする勇者に調停し裁く権利がある。そのための天明独自の技があり、武器の使用を制限したり、過度の負荷をかける技などがある。また、桜天命石という勇者に特化した鉱物があり、それを基に作った武器によって戦う。国内外で危険な魔物の討伐や封印も行っている。このような特殊な役割もあり、鎖国し入国を制限する結界が張られており、勇者は許可がない限りは容易に入れなくなっている。逆に天命が悪行に走れば、尚文達の一件のように侵入や討伐などが許可される。代々の天命が住む都で天明就任の儀式が行われており、以前はそこが首都であったがマキナによって別の場所が首都となり、旧都と呼ばれるようになった。他に水竜を祭る水竜の巫女と天明の威光を示すための処刑等の汚れ仕事を行う殺戮の巫女の役割を兼用する一族もいる。
シルトヴェルトから来たマキナによって国が荒らされ、天明一族がラフタリアとルフト以外は壊滅してしまう。そしてルフトが傀儡にされ、さらに国を荒らされていたが、尚文達による革命や過去の天命によって黒幕達は討ち取られ、シルトヴェルトと共同で国内の制度の改善が行われるようになる。
鳳凰の国
鳳凰が封印されている西側の土地の国。小手の眷属器がある国でもある。
シルトヴェルトとも異なる中華風の国。一昔前は小手の勇者の伝説によって繁栄を極めていた。霊亀の騒動もあり、住民や国王が逃げ出し、当代は少年の王が即位している。オストのような国に取り入る鳳凰の使い魔らしい人物は確認されなかったとの事。山水画に出て来るような山に鳳凰が封印されている。鳳凰を倒した勇者の日記等の資料は残されているが、肝心なところが抜けてたり、解読不能な状態だった。寺院に残された鳳凰の書かれた壁画はちゃんと残されており、どのような攻撃があるのかを知ることができる。小手の眷属器が埋め込まれた石碑がある寺院があり、新たな勇者を選ぶため一般に公開され、挑戦者を募っている。
フォーブレイ
尚文達の異世界で一番大きい国。近隣に麒麟が封印された地がある。
スチームパンクっぽい近代化した街並みの国。古来より王族は四聖、七星勇者の血筋を取り入れる習わしがあり、王族には勇者の末裔が多い。勇者に対して信仰心も厚く、国力も発言力もあり世界の中心とも言える国。タクト等の転生者によって技術が一番発展しており、車や飛行船、銃器等があり、路面の舗装もされている。四聖教によるものかメルロマルクよりも亜人と人間の扱いの差は無い。四聖教会と七星教会には勇者が生存と選定者が現れた事を証明するステンドグラスがある。鞭のタクト、ツメのルハバート、槌、斧、投擲具5人の七星勇者を抱えているが、正確には各国へ援助・派遣をして、指示等をする連合軍のような体制をしている。
王子であるタクトがクーデターを起こし、フォーブレイの王や自身の派閥以外の王族、ツメ、槌、斧、投擲具の勇者は殺害される。その後メルロマルクに戦争を仕掛けるがタクト一派が敗北した事で敗戦国となる。権力を失い、フォーブレイの王族の血を引くクズに支援を受ける事となる。
シルドフリーデン
南東に位置する人間と亜人の国。槌の勇者が所属していた国。作中では一度も訪れたことがない。
シルトヴェルトの血筋重視に異を唱えた亜人達によって建国した。設立して百年かそこらの新参の国で、シルトヴェルトからは下賎な種族が伝統な方針に従えず国を出て建国したとやや見下されている。国内で昔、人間と亜人で奴隷戦争を行い、表面上は差別が無い国となっている。亜人であるアオタツ種の族長が国の指揮を執っている事もあり、やり直しの尚文からは本当なのか怪しまれていた。フロンティア精神の名のもとに移民先の原住民を虐殺して土地を奪って作り上げる等血塗られた歴史を歩んでいる。召喚された尚文を勧誘しようとしていたが、やり直しでは断られると、使者が態度を悪くしており、シルトヴェルトに比べて盾の勇者に対する信仰心はないと思われる。
現在の族長がタクトのハーレムメンバーのネリシェンであるため、フォーブレイの次に科学力がある。そしてタクト一派の世界征服に便乗するが、ともに敗戦国となり、上層部で責任の擦り付け合いが行われる。信用を失い、尚文からは今後も金銭を請求され続けられるだろうと予想された。

絆達の異世界[編集]

風山絆が召喚された異世界。人間の他に亜人の魂人(スピリット)、晶人(ジュエル)、草人(エルフ)、ドワーフが存在する。以前は魔竜が自らの支配権で人間を奴隷のように酷使していたが、召喚された絆に討伐される。迷宮古代図書館があるおかげか波の伝承が多く残されており、尚文もこの世界に来て波の真相を知った。ドロップ機能や波発生時に現場へ転移できるアクセサリー、転移スキルの再現等勇者の武器の機能に関しての研究が進んでいる。波の発生時は各地にいる絆の仲間や波の魔物の素材目当ての冒険者によって対処されている。

しかしその一方、絆以外の四聖勇者はゲーム感覚で波に真剣に取り組まず、挙句使命を放棄して逃げ出している。眷属器の勇者も絆の仲間以外は覇権争いに躍起になり、さらに波の尖兵でもあるため波を蔑ろにしている。他国の首脳陣も魔物の強さが上がり、経験値が増え、国力の増加がしやすくなったとメリットしか見ず、波で世界が滅ぶと思っていない。

伝承の中に、他の異世界を滅ぼせば延命する事ができるとあったため、グラス達は当初尚文達の異世界の四聖を狙っており、敵対関係であった。さらに異世界の四聖勇者の居場所を特定する道具の開発も進められていた。絆の帰還後はそのことを咎められた事で侵攻を止め、尚文と休戦協定を結んだ。その後、絆以外の四聖が敵の眷属器の勇者に殺され、波の間隔が二週間周期になってしまう。さらにセインの敵対勢力の異世界に攻め込まれ、窮地に立たされるが、尚文達の救援で何とか立て直された。敵から取り返した札の聖武器がシルディナを選んだ事で、四聖勇者が現在二人となる。

聖武器は狩猟具、玉、鈍器、札。眷属器は扇、刀、楽器、銛、鎌、船、鏡、本。

守護獣は玄武、朱雀、白虎、青龍。

ラルクベルクの国
ラルクが納める国。絆達の主な拠点で異世界から来た尚文も拠点にしている。
中世のドイツのような感じの国。国の重鎮は絆達に対して礼儀正しい態度をとっている。城下町にはロミナの鍛冶屋があり、尚文達の一度目の帰還の後は、その隣にヨモギとツグミの道場が建てられる。漁港がある隣町には絆とグラスの家があり、尚文達もここで寝泊まりをしている。
迷宮古代図書館
図書兎が生息、管理する特殊ダンジョン。
無限迷宮に近いどこまでも続く迷宮で、絆達の異世界の知恵が自然と集まる本の行きつく先と言われている。絆達の異世界では、この場所から波に関する資料が見つかっており、他にも多くの本や資料があるアカシックレコードのような場所。アルトが資料発掘のためにスポンサーとなって冒険者達に探索を促している。迷宮内では本の姿をした魔物が生息している。また、火の魔法の使用が禁止されており、使用すると、最初は文字が浮かび上がって警告、次にしばらく魔法が封印され、それを無視すると警報が鳴り強力な魔物が寄ってきて、それでも破ると強制退場となり、しばらく迷宮に入れなくなる。迷宮の奥には図書兎の館長室があり、波に関する壁画と真の館長になるための特殊な薬がある。館長室の奥にもさらに迷宮は続いている。
鏡の眷属器の国
鏡の勇者だったアルバートがいた国。
平安京のような和風の国。絆達とは関係が悪い国で、絆を捕らえ無限迷宮に入れた。関所を何度も通らなければならず、上方に行くのは簡単で、下方に出ようとすると面倒であるらしく、出入りが厳しい。絆達が国から脱出した後はキョウにアルバートを殺され、本の眷属器の国に占領された。キョウの敗北後は反乱を起こしたが、本と刀の国と共に痛み分けとして、ラルクベルクの国に渋々同盟を組んだ。
無限迷宮
鏡の眷属器の国にある特殊な迷宮。
過去の魔術師が城塞にするために空間を操作する魔法を使用し、空間と魔力の暴走によって出られない空間と化した遺物。一度は入ったら二度と出られないと言われる異世界に等しい迷宮。ここに入ると転移スキルや波による転移ができない。様々な場所の空間がつながっており、シャボン玉の膜があるアーチを潜る事で他の空間に移動する。中には他の異世界に行く事ができる所もある。自力で出口を見つけ脱出するのは難しいが、空間内の許容できる物質の質量が越えてしまうと持ちこたえられなくなり、出口に排出される仕組みになっており、たまに大きく育った魔物が外に出現することがある。
刀の眷属器の国
刀の眷属器があった国。天才呪術師のクズ二号やツグミの所属する国。
絆達とは関係が悪い国で、本の眷属器の国とは同盟関係。和風の幕末のような格好の住民が多く、中途半端に文明開化したような建物が多い。鏡の眷属器の国と比べて国境以外の関所がないため出入りは緩い。隣国とは険悪な関係ではないため流れの冒険者が多い。国の首都の重要建築物に刀の眷属器が厳重に管理され、所持者の選定は安易にできなかった。クズ二号によって技術が発展し、守護獣の白虎を複製したクローンを決戦兵器としている。
絆や尚文達が鏡の眷属器の国から脱出後、クズ二号が所持者の選定に挑戦しようとしたが、ラフタリアが選ばれ、奪おうとしたクズ二号は返り討ちに遭って殺され、刀を持っていかれる。その後、同盟関係であった本の眷属器の国に占領される。キョウの敗北後は反乱を起こしたが、本と鏡の国と共に痛み分けとして、ラルクベルクの国に渋々同盟を組んだ。
本の眷属器の国
鏡の勇者だったキョウがいた国。
キョウによって技術が発展していた国。首都から外れた地方に、過去に封印された屋敷を作り替えたキョウの研究所がある。研究所周辺には侵入者を追い出す迷いの霧が張られている。
尚文達が仲間と合流している間、鏡と刀の国を占領して技術を吸収し、絆達が所属している国に戦争を仕掛けようとした。キョウ敗北後は白虎のクローンが暴走し後処理に追われ、技術力は大きく減退し、挙句、占領した鏡と刀の国に反乱を起こされる。その後、鏡と刀の国と共に痛み分けとして、ラルクベルクの国に渋々同盟を組んだ。眷属器の現在はヨモギが親善大使を務めている。
楽器の眷属器の国
楽器の勇者だった宮地の所属していた国。
フォーブレイのような洋風で機械類が多いスチームパンク風な街並み。町の地下には冒険者が訪れる地下迷宮がある。宮地達は迷宮の構造を知っていたのか絆の監禁場所にしていた。また、地下迷宮は無限迷宮や迷宮古代図書館のような特殊ダンジョンではない。
宮地が四聖勇者殺害や絆監禁を行い、さらにセインの敵対勢力とつながりを持っていたため尚文やグラス達と敵対関係となる。宮地の敗北後、樹が新たに楽器の勇者となったことで戦意を喪失、ラルクと樹が国の代表達と交渉し占領に近い形で同盟を結んだ。
セーヤがいた町
セーヤが「セーヤ飯店」を開いていた町。
セーヤが中毒料理によって支配されていた中世風の町。町人はセーヤの中毒料理を食べていた影響で、セーヤ飯店に入りびたりとなっており、自分達で料理をしようとしなくなっている。また、町人達はセーヤ飯店の料理を食べるために狩った魔物や畑で取れた農作物等をセーヤ飯店に献上している。その影響とセーヤが他の料理屋をつぶしていたため、他の料理店どころか食料店すらなくなっている。町の設備も元々は良かったが、蔑ろにしてきたためか悪くなっている。代わりに雑貨や武器、札の店が幅を利かせている。町人達は料理の影響で力が上がっている代わりに寿命を縮めており、急死する人たちが出てきているが誰も疑問に思っていない。
セーヤが尚文に敗れ死亡した後、中毒症状によって体がボロボロになった町人達に中毒に効く料理を振る舞うことで回復し、その後初心に帰って料理をはじめ、後に料理の町と呼ばれるほど発展すると尚文が語られている。
セーヤ飯店
セーヤの開いている料理店。会員制となっており、良い食材の持ち込みや金銭の援助、どれだけ通ったかで階級が上がり、その分良い料理が食べられる。初回は無料で食べられるとの事だが、実際には料理で中毒症状となった客に会員となるために全財産を要求してくるというぼったくりとなっている。料理も中毒によって評価されたものであり、中毒が通じなかった尚文は「レトルト食品みたいな味」「普通」と評価しており、尚文の料理で舌が肥えていたグラス、ラルク、ツグミからはかなり酷評されていた。近隣の料理店に店の権利と全財産をかけた不正な料理勝負で勝ち続けたことで店を吸収し大きくしている。
セーヤが尚文に料理勝負に敗北した事で潰れる。
自在珠玉流の総本山の国
グラスの流派、自在珠玉流の総本山の道場がある国。扇の眷属器のあった国でもある。
和風系の国で、時代劇の遊郭のような街並み。国の周りに多く生えている黒い植物や鉱石で建物を作っており、そのため昼でも夜のような暗さであり、明るくなるように照明や魔法で照らしている。金の鉱脈も他国より多く見つかるため緊迫細工も盛ん。
魔竜の支配域
魔竜がかつて支配していた地域。
禍々しい大地や荒野が続いており、死の墓場と呼ばれる湿地帯がある。魔竜がこの地で魔物を率いて人間達を支配していたが、魔竜が絆に倒された事で解放される。しかし、支配権をめぐって各国が争いが起こり、ラルクが率先して移民を受け入れたが、人間同士の戦争のせいもあり、残った人達は自ら魔物の傘下に戻っている。
魔竜の城
魔竜の根城にしていた城。尚文によるとシルトヴェルトの城にに似た雰囲気。
魔竜の魔力によって維持されていたが、魔竜討伐後は虐げられた人々からの略奪や、支配権をめぐる戦争によって衰退している。現在、フレッシュゾンビにされた錬二号一行が城の修復をしている。
隠されている宝物庫は地下空洞のようになっており、魔竜と四天王によって封印された金でできた館がある。そこには魔力で変異した椿光樹に絡みついた龍刻の砂時計や様々な魔法道具、勇者の宗教の総本山から没収した石碑などがある。
アマチハ
過去に滅んだ国。滅んだ理由は不明。
絆側の異世界の調停者や自在珠玉流の開祖の故郷であり、クテンロウと同じ役割を持っていた国と思われる。椿光樹という椿に似た桜光樹と同じような植物があった。魔竜は自身の支配域の結界は、この国の結界の残滓を再利用したものだと考えた。

セインの敵対勢力の異世界[編集]

かつてセインのいた世界を滅ぼした勢力のいる世界。具体的にどのような異世界なのかは現時点では不明。この世界の勢力は、世界を滅ぼした事で多くの経験値や死に戻り等の特殊技能(この世界の眷属器持ちはボーナスと呼んでいるらしい)を手に入れている。異世界を滅ぼす波の戦いを楽しんでいる様子であり、まともな説得を聞き入れる様子ではなかった。異世界の言葉がわかるようになるアクセサリーや伝説の武器を拘束して支配するアクセサリー、担当外の異世界にいる聖武器の機能や魔法を封じる手段、汚染した聖武器を核にした改造魔物等の独自の技術が存在している。

死に戻りは一度殺されても、死体は消え、具体的な場所は不明だが、どこかで復活する事ができる。ただし呪いなどの影響で地場が乱れ、転移ができないような場所では、殺されても魂がとどまってしまう。その際に魂を攻撃することができる武器で攻撃すれば完全に倒す事ができる。

詳しい状況は不明だが、セインの姉によると、この異世界では四聖勇者は一人しか残っていなく、拘束して監禁しているらしい。また、その人物を殺そうとするテロリストがいるらしい。尚文とセインの姉が出会う前に殺されかけたがヴィッチ達によって危機を脱したらしい。

現時点では、聖武器は不明、眷属器は鎖が登場している(セインの敵勢力の世界に元からあった武器なのか、他の異世界から奪った武器なのかは不明)。また、他の世界の聖武器、眷属器を奪っており、尚文達の異世界の眷属器の槌、斧、爪と、絆達の異世界の聖武器の玉、鈍器、眷属器の船を拘束し所持している。

地球・日本[編集]

尚文達召喚された勇者や波の尖兵の元居た世界。作中では日本人のみ登場しているためか、主に「日本」と呼ばれている。様々な異なる世界の日本から来ており、錬のVRRPGのある世界や、樹の異能力者が存在する世界等がある。異世界では召喚された勇者や波の尖兵によって日本の技術や食べ物、風習等が伝えられており、日本語は「勇者文字」と呼ばれている。

テレビアニメ[編集]

2017年7月1日にロサンゼルスで開催された「Anime Expo 2017」にてアニメ化が発表された[9]。2019年1月より放送予定[10]

スタッフ[編集]

  • 原作 - アネコユサギ[2]
  • 原作イラスト - 弥南せいら[2]
  • 監督 - 阿保孝雄[9]
  • シリーズ構成 - 小柳啓伍[9]
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 諏訪真弘[9]
  • デザインリーダー - 高倉武史[2]
  • デザインアシスタント - 和田慎平[2]
  • モンスターデザイン - 森賢[2]
  • アクション設計 - 黒田結花[2]
  • プロップデザイン - 杉村絢子[2]
  • 色彩設計 - 岡松杏奈[2]
  • ビジュアルアドバイザー - 増山修[2]
  • 美術 - 木下晋輔、西口早智子、明石聖子[2]
  • 3DCGディレクター - 越田祐史[2]
  • 2Dアーティスト - hydekick[2]
  • モーショングラフィックス - 上村秀勝[2]
  • 撮影監督 - 梶原幸代[2]
  • 編集 - 須藤瞳[2]
  • 音響制作 - グロービジョン[2]
  • 音響監督 - 郷文裕貴[2]
  • 音楽 - Kevin Penkin[2]
  • 音楽プロデューサー - 飯島弘光、植村俊一[2]
  • アニメーション制作 - キネマシトラス[9]

既刊一覧[編集]

単行本[編集]

巻数 タイトル 初版発行日 発売日 ISBN
1 盾の勇者の成り上がり 1 2013年8月 ISBN 978-4-04-066490-3
2 盾の勇者の成り上がり 2 2013年10月 ISBN 978-4-04-066049-3
3 盾の勇者の成り上がり 3 2013年12月 ISBN 978-4-04-066166-7
4 盾の勇者の成り上がり 4 2014年2月 ISBN 978-4-04-066321-0
5 盾の勇者の成り上がり 5 2014年4月 ISBN 978-4-04-066718-8
6 盾の勇者の成り上がり 6 2014年6月 ISBN 978-4-04-066790-4
7 盾の勇者の成り上がり 7 2014年9月 ISBN 978-4-04-066996-0
8 盾の勇者の成り上がり 8 2014年11月 ISBN 978-4-04-067180-2
9 盾の勇者の成り上がり 9 2015年1月 ISBN 978-4-04-067355-4
10 盾の勇者の成り上がり 10 2015年3月 ISBN 978-4-04-067485-8
11 盾の勇者の成り上がり 11 2015年6月 ISBN 978-4-04-067698-2
12 盾の勇者の成り上がり 12 2015年9月 ISBN 978-4-04-067787-3
13 盾の勇者の成り上がり 13 2015年11月 ISBN 978-4-04-067965-5
14 盾の勇者の成り上がり 14 2016年2月 ISBN 978-4-04-068121-4
15 盾の勇者の成り上がり 15 2016年9月 ISBN 978-4-04-068638-7
16 盾の勇者の成り上がり 16 2017年1月 ISBN 978-4-04-069051-3
17 盾の勇者の成り上がり 17 2017年3月 ISBN 978-4-04-069190-9
18 盾の勇者の成り上がり 18 2017年7月 ISBN 978-4-04-069354-5
19 盾の勇者の成り上がり 19 2018年1月 ISBN 978-4-04-069665-2

スピンオフ[編集]

巻数 タイトル 初版発行日 発売日 ISBN
1 槍の勇者のやり直し 1 2017年9月 ISBN 978-4-04-069502-0
2 槍の勇者のやり直し 2 2017年11月 ISBN 978-4-04-069588-4
3 槍の勇者のやり直し 3 2018年7月 ISBN 978-4-04-069805-2

漫画[編集]

巻数 タイトル 初版発行日 発売日 ISBN
1 盾の勇者の成り上がり 1 2014年6月 ISBN 978-4-04-066593-1
2 盾の勇者の成り上がり 2 2014年10月 ISBN 978-4-04-066883-3
3 盾の勇者の成り上がり 3 2015年3月 ISBN 978-4-04-066883-3
4 盾の勇者の成り上がり 4 2015年9月 ISBN 978-4-04-067809-2
5 盾の勇者の成り上がり 5 2016年1月 ISBN 978-4-04-067879-5
6 盾の勇者の成り上がり 6 2016年6月 ISBN 978-4-04-068280-8
7 盾の勇者の成り上がり 7 2016年11月 ISBN 978-4-04-068580-9
8 盾の勇者の成り上がり 8 2017年4月 ISBN 978-4-04-069154-1
9 盾の勇者の成り上がり 9 2017年9月 ISBN 978-4-04-069414-6
10 盾の勇者の成り上がり 10 2018年2月 ISBN 978-4-04-069693-5
11 盾の勇者の成り上がり 11 2018年7月 ISBN 978-4-04-069973-8

漫画のスピンオフ[編集]

巻数 タイトル 初版発行日 発売日 ISBN
1 槍の勇者のやり直し 1 2017年12月 ISBN 978-4-04-069525-9
2 槍の勇者のやり直し 2 2018年3月 ISBN 978-4-04-069781-9

ドラマCD[編集]

盾の勇者の成り上がり 14.5 ドラマCDブックレット (2016年9月23日発売) 品番:B01HFSM5YI
キャスト

オーディオブック[編集]

矢尾幸子による朗読でAudibleにてデータ配信で2016年7月より配信開始され、現在17巻まで発売されている。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ アトラによると「僅かな未来予測を記した書物であり、異世界の扉」、予測は大外れをしてしまったらしい。
  2. ^ 本人は呪いとまで愚痴っている。
  3. ^ また盾と似たような形状から本の眷属器にも鏡ほどではないが適正はある。
  4. ^ ただし悪人の自分が恋人を持つ資格があるのかという思い自体はいまだにある。
  5. ^ クテンロウ編で「タリー」とも鳴くようになる。
  6. ^ Web版ではこの時点でラフちゃんがまだ登場していないため、フィトリアがフィーロに発情期の状態にさせて、尚文を襲い掛わせ、治す条件で尚文に半場脅す形で、元康を何とかする依頼をさせている。書籍版ではラフちゃんがフィーロの頭に乗り防いでいたため、発情期状態にならなかった。
  7. ^ 他の四天王と異なり魔竜に罰せらたり、力を奪われる事はないらしい。
  8. ^ 後の本人曰く「世界で一番強く、他の勇者は出し抜くだけの連中と自惚れていた」。
  9. ^ Web版では名前が不明であったが、書籍版『槍の勇者のやり直し』にて同級生の「郁世」とお嬢様の「紅葉」という名前である事が判明している。
  10. ^ 原作者によると、書いていたらいつの間にかこうなったらしい。実際にWeb版では、当初話し方にぶれがある。
  11. ^ かつての見下されてきた自分と重なるという事もある
  12. ^ 投擲具はタクトが不正所持しているため半透明で不完全な状態であり、正式所持はタクト討伐後)
  13. ^ 尚文が一度オルトクレイと呼んだ際に、訂正するまで鋭い眼光で睨まれたと語っており徹底している
  14. ^ 「小手」なのに「ツメ」と誤植されている箇所がよくある。
  15. ^ 実際はフォウルの方が年上であり、そのことを指摘されるが「そんなことは関係ない!」とのこと)
  16. ^ ヴィッチ当人は名前を聞いても覚えておらず、その事でさらに怒りを買っている。
  17. ^ Web版によれば養子であるとの事。
  18. ^ 16巻以降の書籍の購入特典ではその様子が書かれている。
  19. ^ 書籍版では、ラフタリアが本名を名乗らないとずっと呼ばれると言われて名乗らせた事と、錬がかわいそうだと擁護したため本名で呼んでいるが、Web版では、二人が庇う場面がなかったため、終始あだ名で呼ばれている。
  20. ^ 魔竜の宝物庫で見つけた召喚される勇者を記す碑文の内容から、尚文は波が発生する前にクテンロウから出ていれば召喚されたのではないかと言っている。
  21. ^ シスターの一人が高品質を購入したのに、尚文に質の悪い聖水を渡そうとし、指摘された際はそのシスターを窘めた。
  22. ^ 実はエレナが通報していたという裏設定がある。
  23. ^ 正しい所有者じゃない者が本心から尚文達の味方として戦うのは、Web版含めて初となる。
  24. ^ その仲良くなる早さからラフタリアからは「ルフトくん二号」といわれる。
  25. ^ 仲間から抜けた理由は不明。漫画版の描写ではメルロマルク二回目の波の後のパーティから、尚文がリーシアを救出しようとする樹一行を目撃した時の間で抜けて樹の仲間となっていると思われる。
  26. ^ 小説版では経緯が掛かれていないが、漫画版単行本の5巻にて書かれている。
  27. ^ 14.5巻のあらすじでは名前が「ハルバード」になっている。
  28. ^ Web版ではフォクス種とツイーイル種のハーフ。
  29. ^ 錬はブレス、樹は羽ばたきや竜巻召喚、元康は使い魔召喚がなかった
  30. ^ 世界を救った報酬で異世界に残ったのかは不明。
  31. ^ 一応生まれがクリスマスだからという理由だが、ラフタリアからはカルミラ島のペックルに似せて遊んでいると疑われた(尚文自身も物は言いようとは思っていた)
  32. ^ 以前の札の勇者は、絆曰く「ゲームが好きそうな学生って感じの人」だったらしい。
  33. ^ 無理やり任命したフィーロは除く。
  34. ^ その後はそのまま衰弱死したかセインの宿敵の勢力の研究材料にされたらしい。
  35. ^ 尚文達はすでに正体に気付いており、あぶり出しのため単独行動をとった。
  36. ^ 鏡の眷属器を持つ尚文には、能力が反射されて逆に自身のLvとステータスがばれている
  37. ^ ただし、不老不死は出来ない。特例による途中離脱の場合は異世界人の任意の一人を一緒に連れて行けるくらいしかできない。
  38. ^ ただし所有者が死亡した際に、他の召喚候補者の身近で、波や転送等で異世界同士が繋がった際に、緊急特例として召喚する事がある。
  39. ^ ない事はないが、最弱クラスの魔物を5分間殴り続けてようやく倒せるくらいしかない。攻撃力を上げる装備ボーナスがある盾もあるが、数値がかなり低く、焼け石に水程度でしかない。
  40. ^ 回復と援護の魔法にしか適性がない尚文も初級の火と水の攻撃魔法を一つずつ覚えていた。
  41. ^ 以前鳳凰を倒した小手の勇者の日記の内容や、札と銛を敵から解放後にも強化方法がジャミングされていたことから、以前鳳凰を倒した小手の勇者は波の尖兵であったためわからなくなっていたと思われる。
  42. ^ 正しい所有者じゃない者が本心から尚文達の味方として戦うのは、Web版含めて初となる。
  43. ^ ただしタクトは自分の能力を拡張した事で複数所持できる

出典[編集]

  1. ^ 「盾の勇者の成り上がり」を藍屋球がフラッパーでマンガ化”. コミックナタリー (2014年2月5日). 2017年7月15日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x 『盾の勇者の成り上がり』石川界人さん・瀬戸麻沙美さん・松岡禎丞さん・高橋信さん・山谷祥生さんら出演声優解禁! キャラクター設定も公開”. アニメイトタイムズ (2018年8月9日). 2018年8月9日閲覧。
  3. ^ a b “盾の勇者の成り上がり:テレビアニメの追加キャストに日高里菜、内田真礼 原作者のメッセージも”. MANTANWEB. (2018年11月6日). https://mantan-web.jp/article/20181106dog00m200012000c.html 2018年11月6日閲覧。 
  4. ^ 三勇教の教皇と戦った辺りから霊亀と戦った時辺りで、尚文の行動と免罪が晴らされた事によって人々に信頼する人が増え、ため強くなっており、信頼されている人が少ない絆の異世界では能力の伸びが悪かった。
  5. ^ a b 槍の勇者のやり直し、について3” (2014年5月14日). 2018年5月12日閲覧。
  6. ^ a b c 毒使いの逃亡者、書籍化について。” (2014年5月14日). 2018年5月15日閲覧。
  7. ^ そのため尚文はクズが杖の勇者で英知の賢王だと聞かされても影武者で本物は別にいると信じられなかった。
  8. ^ その際合図としてシャキンと留め金が音を立てる。
  9. ^ a b c d e 『盾の勇者の成り上がり』など、4作のアニメ化決定をAXで大発表”. アニメイトタイムズ (2017年7月2日). 2017年7月15日閲覧。
  10. ^ 『盾の勇者の成り上がり』TVアニメ放送時期は、2019年1月に決定! PV第1弾&PV場面カットも公開”. アニメイトタイムズ (2018年9月2日). 2018年9月2日閲覧。
  11. ^ a b c d e 盾の勇者の成り上がり 14.5 ドラマCDブックレット”. ヨムゾンボックス:公式サイト. 2017年9月3日閲覧。

外部リンク[編集]