相田卓三

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相田 卓三(あいだ たくぞう、1956年5月3日[1] - )は日本化学者工学博士東京大学大学院工学系研究科教授。専門は高分子超分子化学、生体関連化学。大分県佐伯市(旧南海部郡宇目町)出身[2]

略歴[編集]

宇目町立重岡小学校、宇目町立重岡中学校、大分県立大分上野丘高等学校を卒業。中学校ではバスケットボール部に所属し、大分県大会で3位になった[2]

  • 1979年 - 横浜国立大学工学部応用化学科卒業[1]
  • 1984年 - 東京大学大学院工学系研究科合成化学専攻博士課程修了[1]工学博士。論文の題は「Organic and macromolecular syntheses by metalloporphyrin(金属ポルフィリン錯体を用いた有機及び高分子合成) 」[3]
  • 1984年 - 東京大学工学部助手[1]
  • 1989年 - 東京大学工学部講師[1]
  • 1991年 - 東京大学工学部助教授[1]
  • 1994年 - 東京大学大学院工学系研究科助教授[4]
  • 1996年 - 東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻教授[1]

研究内容[編集]

デンドリマー[編集]

高分子化学から展開し、デンドリマーの研究で大きな業績を挙げている。光をアンテナのように集め、中央部に伝える「光捕集デンドリマー」などの研究が知られる[5]。またこれを応用し、最大で水分98%を含みながらシリコンゴム並みの強度を実現した「アクアマテリアル」の開発は大きな注目を浴びた[6]

分子マシン[編集]

光エネルギーによって分子全体を大きくねじる「分子ペンチ」を開発[7]

グラファイトナノチューブ[編集]

ヘキサベンゾコロネン誘導体がらせん状に自己集合し、ナノチューブを形成することを発見[8]。さらにこれを太陽電池へと展開している。

生体分子[編集]

シャペロンタンパク質に半導体ナノ粒子硫化カドミウムを取り込ませ、安定化することに成功。また近年、シャペロンをつなぎ合わせたタンパク質ナノチューブの合成に成功している。

受賞・叙勲[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]