皇祖神

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皇祖神(こうそしん)とは、皇室の祖とされる。現在では天照大神を指す。神武天皇の五世の祖(高祖父の父)とされる(イザナギ―天照大神―アメノオシホミミニニギホオリウガヤフキアエズ―神武天皇、と連なるとされる)。

天岩戸の神隠れで有名であり、記紀によれば太陽を神格化した神であり、日本の太陽信仰(天照大御神信仰)はBC5300年の鬼界カルデラ大噴火に起因すると考える説も存在する。天照大神が隠れ、日本が真っ暗になった天岩戸神話を鬼界カルデラ大噴火の火山灰の雲による大災害と見る説もある。

一方で歴史学者の岡正雄や古代文学・神話学者の松前健らは本来の皇祖神はタカミムスビ神であり、天照大神は後に祀り上げられたとしている。モラロジー研究所教授所功は「天照大神を指し、特別視すべき」としているが憲法学者竹田恒泰は「天照大神は皇祖神の一柱であり、神武天皇の五世の祖すべてを指す」という見解を述べているが、竹田恒泰は「皇統は男系以外は認めない」との立場を取っており、天照大神のみを皇祖神としてしまうと女系に繋がってしまうので、自説との矛盾が発生してしまう事からの苦し紛れの解釈とされる。