皆川明
| 皆川明 | |
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| 生誕 | 1967年 |
| 国籍 |
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| 公式サイト |
www |
皆川 明(みながわ あきら、1967年 - )は、日本のファッションデザイナー。ブランド「ミナ・ペルホネン(minä perhonen)」を設立した。多摩美術大学美術学部生産デザイン学科客員教授。東京都出身。神奈川県立港北高等学校を経て、文化服装学院 服飾専門課程 II部服装科(夜間)卒業。
生地産地に足を運ぶことから始まる、オリジナルデザインのテキスタイルによる服作りを特徴としている。ブランド名のペルホネンとは、フィンランド語で蝶の意味。それをはじめ「minä perhonen」の商品名の多くはフィンランド語から採られており、流行にとらわれないデザインと物づくりの思想は、北欧的なものと日本的なものの共通項としても語られる[1]。
経歴[編集]
- 1967年、東京都に生まれる。
- 1986年、神奈川県立港北高等学校卒業。
- 1989年、文化服装学院 服飾専門課程 II部服装科(夜間)卒業。
- 1995年、大西和子のメーカー「P・J・C」勤務を経て独立し『ミナ(minä)』(現ミナ・ペルホネン、minä perhonen)を設立。
- 2000年、直営店をオープン。
- 2003年、ブランド名を『ミナ・ペルホネン(minä perhonen)』に改める。
- 2004年、パリ・コレクションに進出。
- 2006年、大阪成蹊大学芸術学部(京都府長岡京市)客員教授。
- 2006年、『第24回毎日ファッション大賞』大賞受賞。
- 2006年、デンマークのテキスタイルメーカー「kvadrat(クヴァドラ)」よりデザイン生地が発表・発売される。
- 2007年、京都に2店舗目となる直営店をオープン。
- 2008年、多摩美術大学美術学部客員教授。
- 2008年、ホームランドリーで洗濯できるライン「ミナ ペルホネン ランドリー」スタート。
- 2008年、オリジナルの陶磁ラインをスタート。
- 2009年、3店舗目の直営店「ミナ ペルホネン アルキストット」を京都にオープン。
- 2009年、青森県立美術館のユニフォームデザインを手がける。
- 2009年、英国のテキスタイルメーカー「LIBERTY」2010秋冬コレクションにてデザインを発表。
- 2010年、4店舗目の直営店「ミナ ペルホネン ピース,」を京都にオープン。
- 2010年、東京に「アルキストット」「ピース,」をオープン。
- 2011年、東京スカイツリーのユニフォームデザインを手がける。
- 2013年、京都に「minä perhonen galleria」、松本に「minä perhonen matsumoto」をオープン。
- 2015年、藤沢に「minä perhonen koti」をオープン。
- 2016年、「第66回芸術選奨新人賞」(文化庁)受賞。
- 2016年、「2015毎日デザイン賞」(毎日新聞社)受賞。
人物[編集]
港北高等学校在学中は陸上長距離の選手であったが、怪我により長距離ランナーへの道を断念、進学を中止し、ヨーロッパ各地を旅する。そこで、輸入家具を扱う祖父母の影響から興味を持ったフィンランドなど北欧のデザインやライフスタイルに触れる。また、パリ・コレクションに関するアルバイトの機会を偶然得ることになり、これがファッションを志すきっかけとなった[1]。
日本に帰国後、19歳で文化服装学院II部服装科(夜間)に入学。ファッションデザイナーを目指す。学生時代 の印象深かった思い出は、II部在学中に参加した文化祭ファッションショー。
大西和子のメーカー「P・J・C」勤務など、工場や小規模なアトリエでパターンなどを経験し、27歳で独立。『ミナ(minä)』を設立する。ブランドが軌道に乗るまで、魚市場でアルバイトしながら生計を立て、服作りを続ける。
2000年、白金台にアトリエ兼ショップをオープン。2003年にブランド名を「minä perhonen」に改め、翌年には日本に加えパリでも新作コレクションを発表し始める。2006年、前年6月から当年5月の期間にファッション活動で優れた人、企業、団体などを表彰する「第24回毎日ファッション大賞」の大賞を受賞。
日本伝統の織物、刺繍やプリントの技術を活かしたテキスタイル(布)と、物語性のあるデザインとの調和が、「minä」独特の世界を築いている。肌に優しい素材、リラックス感のあるシルエット、クラフト感のある刺繍やオリジナルのレース、テキスタイルが特徴で、特にオリジナルの図案によるテキスタイルが人気を得ている[2]。これらの生地は当初より自ら生地産地に赴き、独自に作られたものであり、色や絵柄、素材の違いを含めた展開は600種を超える[1]。国内外の生地産地と連携し、素材や技術の開発にも注力する。
また、鞄、小物、インテリアなどの発表、海外の家具メーカーやデンマークKvadrat社、英国リバティ社などテキスタイルメーカーとのコラボレーションやデザイン提供、コンテンポラリーダンスの衣装デザインなど、幅広く活動している。制服の制作も手掛けており、東京スカイツリー[3]、青森県立美術館や伊勢丹新宿本店「Beauty Apothecary」のフロアスタッフユニフォームはミナペルホネンによるものである。
装苑に『minä perhonen のえことば』連載中 。
受賞歴 [編集]
主な個展[編集]
- 2002年、「粒子 exhibition of minä's works」/スパイラルガーデン、東京
- 2003年、「minäのテキスタイルワールド」/文化服装学院内リソースセンター、東京
- 2004年、「imperfect」/名古屋芸術大学アート&デザインセンター、愛知
- 2005年、「オモテウラ」/宇都宮美術館 プロムナードギャラリー、栃木
- 2006年、「派生するデザイン」/大阪成蹊大学ギャラリーB、京都
- 2008年、「TODAY'S ARCHIVES」/国立新美術館 SFTギャラリー、東京
- 2009年、「ミナ ペルホネン — ファッション&デザイン」/Audax Textielmuseum Tilburg、オランダ
- 2010年、「ミナ ペルホネン The future from the past 未来は過去から」/金沢21世紀美術館デザインギャラリー、石川
- 2010年、「ミナ ペルホネン展覧会『進行中』」/スパイラルガーデン、東京
- 2015年、「1∞ミナカケル」/スパイラルガーデン、東京
- 2015年、「1∞ ミナカケル ―ミナ ペルホネンの今までとこれから」/長崎県美術館、長崎
- 2019年、「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」/東京都現代美術館、東京
主なグループ展 [編集]
- 2001年、「CONTINUOUS CONNECTION Part-1」、国際デザインコンテスト第4回デザイン21/フェリッシモ デザイン ハウス、ニューヨーク (アメリカ)
- 2003年、「ROPPONGI CROSSING」/森美術館、東京
- 2007年、「Chocolate」/21_21 DESIGN SITE、東京
- 2007年、「THIS PLAY」/21_21 DESIGN SITE、東京
- 2009年、「Second Nature---a Danish Japanese design exhibition」/Rundertaan、コペンハーゲン(デンマーク)
- 2010年、「Future Beauty 30 Years of Japanese Fashion」/グループ展、イギリス
- 2011年、「『森へ探しに。』 minä perhonen table wear 皆川明+安藤雅信」 展覧会
- 2012年、「ツノムシテン 触展」/MATERIO base ギャラリーヨルカ、東京
- 2012年、 皆川明+安藤雅信「はねの器 ハナの器」展/ギャラリーMITATE/ギャラリー ル・ベイン、東京
主な出演[編集]
テレビ番組[編集]
- トップランナー(2006年6月25日、NHK総合テレビジョン)
- プロフェッショナル 仕事の流儀(2016年10月17日、NHK総合テレビジョン)
- 日曜美術館「デザイナー皆川明 100年つづく人生(デザイン)のために」(2020年1月5日、NHK教育テレビジョン)
著書[編集]
- 『ミナを着て旅に出よう』皆川明、DAI‐X出版、2003年2月。
- 『皆川明の旅のかけら』皆川明、文化出版局、2003年11月。
- 『particle of mina perhonen 粒子』粒子展実行委員会、ブルース・インターアクションズ、2003年11月。
- 『ミナ ペルホネンの織り (min¨a perhonen―textile)』ミナ ペルホネン、文化出版局、2005年7月。
- 『ミナ ペルホネンのプリント (min¨a perhonen―print)』ミナ ペルホネン、文化出版局、2005年7月。
- 『ミナ ペルホネンの刺繍 (min¨a perhonen―embroidery)』ミナ ペルホネン、文化出版局、2005年7月。
- 『葉山有樹作品集 A Pattern Odyssey 文様をめぐる450万年の旅』葉山有樹・共著、風濤社、2007年10月。
- 『おいで、もんしろ蝶 (おはなしのたからばこ 30)』工藤直子・皆川 明、フェリシモ出版、2010年4月。
- 『minä perhonen?(ミナ ペルホネン?)[特装版]』ミナ ペルホネン、ビー・エヌ・エヌ新社、2011年7月。
- 『すてきなあなたに よりぬき集』皆川明、暮しの手帖社、2012年6月。
- 『レター 01.』ミナ ペルホネン、ビー・エヌ・エヌ新社、2013年9月。
- 『今日のまかない』皆川明、マガジンハウス、2014年9月。
- 『ミナ ペルホネンの時のかさなり』皆川明、文化出版局、2014年10月。
- 『はいくないきもの (谷川俊太郎さんの「あかちゃんから絵本」)』谷川俊太郎・皆川明、クレヨンハウス、2015年4月。
- 『ミナ ペルホネンのテキスタイル mina perhonen textile 1995-2005 (英語)』ミナ ペルホネン、文化出版局、2015年4月。
- 『皆川明100日WORKSHOP (スペースシャワーブックス)』ワタリウム美術館・皆川明、スペースシャワーネットワーク、2017年3月。
- 『ミナ ペルホネン / 皆川明 つづく』ミナ ペルホネン、青幻舎、2020年2月。
脚注[編集]
- ^ a b c フェリシモ (2003年1月). “神戸学校・皆川明さん(ファッションデザイナー)レポート”. 2012年9月1日閲覧。
- ^ Fashionsnap.com (2012年9月). “Dictionary・mina perhonen”. 2012年9月1日閲覧。
- ^ “デザイン/ユニフォーム”. 東京スカイツー (2012年5月19日). 2012年7月6日閲覧。