白馬寺 (洛陽)
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白馬寺 | |
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![]() 白馬寺の山門 | |
基本情報 | |
所在地 |
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座標 | 北緯34度43分34秒 東経112度36分23秒 / 北緯34.725989度 東経112.606258度座標: 北緯34度43分34秒 東経112度36分23秒 / 北緯34.725989度 東経112.606258度 |
宗教 | 仏教 |
宗派 | 禅宗 |
建設 | |
様式 | 中国建築 |
創設 | 68年 |
白馬寺(はくばじ、簡体字中国語: 白马寺、拼音: )は、後漢の明帝の、仏教の中国伝来に関する感夢求法説話に基づいて、洛陽郊外に建立された仏教寺院。
概要[編集]
迦葉摩騰と竺法蘭の二人の僧が、白馬に乗り『四十二章経』という経典を携えて、都の洛陽を訪れたという説話に因んで、白馬寺と名づけられた。[1]
『洛陽伽藍記』巻4によると、北魏時代には後漢の明帝が建立した寺として、洛陽城の城西、西陽門外3里の地点にあったと記される。北魏の頃には、寺に安置された経函が放光し、その経函に対する信仰があったことが記される。ただし、その経函中に収められた経典が『四十二章経』であるとは明記されていない。
文献で確認できる伝承上では中国最古の仏教寺院である。1961年に中華人民共和国の全国重点文物保護単位に指定された。
伽藍[編集]
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山門前の白馬
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天王殿
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大佛殿
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大雄殿
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接引殿内部
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清涼台
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斉雲塔
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羅漢
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タイ廟
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インド廟
脚注[編集]
- ^ 釈氏稽古略(大正蔵49-766b)によれば、永平七年(AD.64)に明帝が大きな金人の夢を見て、そのことを群臣に諮ったところ、それが仏であるとわかり、西域に仏法を求めて使者を遣わし、迦葉摩騰と竺法蘭の二人を招請した。その際、二人は四十二章経と仏像を白馬に駄して訪れたことから、二人の為に寄進したその寺院の名を白馬寺としたとある。