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白井一行

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2019年4月14日 横浜スタジアムにて

白井 一行(しらい かずゆき、1977年10月3日 - )は、兵庫県明石市出身のプロ野球審判員である。日本野球機構審判部・関西支局所属。審判員袖番号は「20[1]

来歴

兵庫県立明石高等学校甲賀総合科学専門学校を卒業後、1997年2月1日にパシフィック・リーグ審判部に入局。

2000年8月8日のオリックス・ブルーウェーブ(当時)対千葉ロッテマリーンズ岡山県倉敷スポーツ公園野球場)にて初めて一軍戦の審判を務めた[2]

2002年ウエスタン・リーグ優秀審判員として表彰を受ける。

2007年オールスターゲームに初出場を果たし、第1戦(東京ドーム)で球審を務める。

2014年日本シリーズ阪神タイガース福岡ソフトバンクホークス)に初出場を果たし、ソフトバンクが日本一を決めた第5戦(10月30日、ヤフオクドーム)で球審を務めている[3]

2015年WBSCプレミア12に出場。1次ラウンド・メキシコ対アメリカ戦では球審を務めた。

2016年7月6日、オリックス・バファローズ対福岡ソフトバンクホークス11回戦(京セラドーム大阪)で二塁塁審を務め、史上124人目となる通算1000試合出場を達成した[4]

2021年9月18日、オリックス・バファローズ対埼玉西武ライオンズ22回戦(京セラドーム大阪)で球審を務め、史上98人目となる通算1500試合出場を達成した[2]

評価

2022年4月24日、オリックス・バファローズ対千葉ロッテマリーンズ戦で、2回裏に佐々木朗希が投じた外角直球をボールと判定し、違反ながらもマウンドを降りて本塁に近づいた佐々木に白井はルールブックに従い、佐々木朗希投手の居るマウンドへ詰め寄って警告をした。この際の白井の威圧的な態度について、落合博満は「佐々木がストライク、ボールの判定で前に出てきてニヤッと笑った、バカにされたという思い込みが強かったのではないかな?」「(球審の)取るべき態度ではない」「毅然とした態度を取って、そこに居座るのが最善の策だったと思うよ」「たったあれぐらいでブチギレちゃ、試合を運んでいく審判にしたらちょっと短気すぎたんじゃないのかな」と述べている[5]。また、今後について「時間がかかるんじゃないのかな。現役を辞めるまで、いなくなるまで、続く可能性はあるよ。人間、執念深いもん」と述べている[6]

2022年4月29日のyahooニュースによると、2009年中村紀洋が外角低めのスライダーをファウルチップ。白井は捕手が直接捕球したとし、空振り三振と判定。これに「ワンバウンドしている。ファウルや」と食ってかかった、野村克也監督は、球審に詰め寄り、ツバを飛ばしながら「お前らの誤審で、オレがクビになるんだぞ オレの人生はお前らにかかっているんだ」と述べている[7]

また、2009年オリックスのタフィー・ローズ外野手が退場を宣告された。ローズは見逃し三振に倒れた八回の打席で判定に不服な様子を見せ、白井球審に対して叫んだ。さらにこの回終了時に審判がボールを受け取るため一塁側ベンチへ近づいたところ、ベンチ内から白井球審に言葉を発し退場を宣告されるが、大石大二郎監督は、白井球審が一塁側ベンチへ近づいたことを問題視した、「(審判が)わざわざベンチの近くに来て、逆挑発じゃないかな。審判が(暴言を)言わせてやろう、という感じに見えた。淡々とさばいてほしい」と述べている[8]

2022年5月3日のyahooニュースによると、野村克也の側近の橋上秀樹氏は、「審判を敵に回すな が野村克也の持論ですが、あえて逆に、特に要注意審判として2人の審判の名前を挙げていた。その1人が白井審判です。注意したのは、やはり、その性格面です。強情なところが見受けられていた。野村克也は、この2人には気をつけろ と言っていました」[9]

2022年5月15日、ロッテのレアードが抗議し、退場を命じられたことについて白井一行球審は試合後、報道陣に「暴言を吐いたので退場。内容は言えません」「英語で言われたので、何を言われたのか理解し、これは暴言と判断した。私は英語は堪能ではない」と述べている[10]

人物

  • ストライクコールが非常に甲高いのが特徴で「審判の中で最も声が大きい」との理由で2018年に「審判員奨励賞」に選出されたこともある[2]。また、ストライクコールをする際に指で「K」の字を作る(ただし、2020年シーズンは指で「K」の字を作らなかった)。
  • 2011年シーズンのセ・パ審判業務統合により一部審判員の袖番号が変更されたが、白井は入局から一貫して20を着用している。

審判出場記録

  • 初出場:2000年8月8日オリックスロッテ18回戦(倉敷)、三塁塁審。
  • 出場試合数:1523試合
  • オールスター出場:2回(2007年、2014年)
  • 日本シリーズ出場:4回(2014年、2016年、2018年、2021年)

(記録は2021年シーズン終了時[11]

表彰

  • ウエスタン・リーグ優秀審判員:1回 (2002年)
  • 審判員奨励賞:2回 (2018年・2019年)

(記録は2021年シーズン終了時)

脚注

  1. ^ 宝島社刊 『プロ野球選手データ名鑑 2012ポケット判』
  2. ^ a b c 【プロ野球】独特の甲高い声でおなじみの白井一行審判員が通算1500試合出場を達成”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2021年9月18日). 2021年9月19日閲覧。
  3. ^ 2014年度 SMBC日本シリーズ 試合結果(第5戦) - 日本野球機構オフィシャルサイト(2015年9月10日閲覧)
  4. ^ 白井一行審判員 1000試合出場達成のお知らせ - NPBニュース(日本野球機構オフィシャルサイト)、2016年7月6日
  5. ^ 佐々木朗希を巡る騒動 高木豊&落合博満が両者に指摘「感情を逆なでる態度は控えた方が」「審判にしたら短気すぎ」
  6. ^ 落合博満氏参戦! 白井球審、朗希への詰め寄り余波収まらず 「取るべき態度ではない」と一喝 「別の対応を取るべき」審判長も指摘
  7. ^ 炎上の白井一行球審はキレやすことで有名だった……野村克也監督は「お前らの誤審で、俺がクビになる!」と激高
  8. ^ 炎上の白井一行球審はキレやすことで有名だった……野村克也監督は「お前らの誤審で、俺がクビになる!」と激高
  9. ^ 「審判を敵に回すな」が持論のノムさんが要注意人物としてリストアップ…いまだ燻る白井審判の佐々木朗希への”詰め寄り問題”
  10. ^ 白井球審、レアード退場について「英語だが、何を言われたのか理解して判断した」
  11. ^ 審判員【白井 一行】 日本野球機構オフィシャルサイト 2019年3月5日閲覧

関連項目

外部リンク