男坂

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男坂』(おとこざか)は、車田正美による日本漫画集英社の漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』にて、1984年の第32号から1985年の第12号まで連載された。週刊少年ジャンプ連載分は、ジャンプ・コミックス3巻、愛蔵版上下巻、文庫版上下巻。2014年6月9日からウェブコミックで30年越しの連載再開となり、以降断続的に連載中である。

概要[編集]

現代に生きる最後の硬派、菊川仁義の生き様を描く。作者の車田の過去作『リングにかけろ』や『風魔の小次郎』とは違い、超人的な描写は少ない。

車田は連載を開始するに当たり、「この作品を描くために漫画屋になった」と言い切る意気込みを見せていたが、半年ほどで終了となった。そのため、物語は完結しておらず、最終ページには大きく「未完」と書かれている。車田はジャンプ・コミックス版第3巻で「読者の熱い支持を得られれば、すぐにでも連載を再開したい」と希望していたうえ、後年の文庫版のあとがきでは「なぜ打ち切られたのか? 何故読者の支持が得られなかったのか? それはハッキリしている。面白くなかったからだ」と不人気による連載終了であったことや、短期打ち切り作品では珍しく単行本が重版を続けたことを明かすと共に、「『男坂』に対する作家としてのオレの決着(けじめ)はまだついていない」との一文を寄せている。

本作の反省から次回作の『聖闘士星矢』は読者受けを意識したことで大ヒットし、作者の代表作品となった。

2014年4月30日には車田のオフィシャルサイトにて同年6月の連載開始に向けて製作中と告知が出され[1]、『週プレNEWS』にて連載が再開された。以降、単行本1冊分ごとの短期集中連載を繰り返している。2017年7月14日(プロローグは同年7月7日配信)からは『少年ジャンプ+』へ移籍し、短期集中連載を継続している。

なお、連載再開後も『週刊少年ジャンプ』連載当時の時代設定は踏襲されている。

登場人物[編集]

東日本[編集]

九十九里[編集]

菊川 仁義(きくかわ じんぎ)
声 - 森田成一(聴くジャン)
主人公。「太陽のような男」と称され、敗北よりも死を選ぶ地上でただ一人の男。この時代に生きる硬派のひとり。九十九里の東雲中学1年生。13歳。中学入学早々番長の安岡にケンカを売りこれに勝利する。安岡が高倉にやられたので、武島将の側近の高倉を倒したが、アメリカに留学する前に九十九里に立ち寄った武島将に生まれて初めての敗北を喫する。成田空港まで追いかけ、武島の顔面に1発ヒットさせた。その後伝説となっていた喧嘩鬼に崖から飛び降りて生還した事で弟子入りし、108つのケンカの心得を10日間で習得。その後、闘吉連合総勢100人を壊滅した。カナヅチの闘吉を背負って嵐の海を泳ぎきり、闘吉と義兄弟の契りを結び仁義軍団結成となる。フレイザー率いるシカゴの侵攻を一人で50人以上倒し退けた事で、日本中から硬派を集めはじめる。
武島軍団の刺客に襲われる仁義を救った赤城のウルフと上州赤城ウルフ軍団総勢130人が加わる。卑劣な行為に及ぶ梓蘭丸と対決し、四節根を破り勝利する。梓鸞丸と昭和白虎隊総勢300人が加わる。530人になる。 奥羽連合13人のヘッドを闘吉とウルフの3人で全員倒し、傘下に収める。総勢4000人になる。北海道で神威剣に勝利し、傘下に収める。暫く北海道に残る。神威雪により、動物と話が出来・動物を手なずける事が出来るようになる。 横浜で闘吉の不始末を土下座でジュリーのロッドの攻撃を受ける。義兄弟の不始末にけじめをつける。(この際、梓蘭丸・黒田闘吉・ウルフと義兄弟の契りを結んだ事を話している。)ジュリーと横浜百花撰が加わる。 東日本を治め、武島本陣を叩く前に、軍師の梓鸞丸と協議し、西の三傑を落とす事になる。 喧嘩状を高杉狂介に送り萩へと向かう。昭和奇兵隊副長の山形聞太をバックドロップで倒す。 山陰・山陽を束ね、総勢100人の昭和奇兵隊を率いる、高杉狂介と朝から夕方までの喧嘩の末に勝利(仁義曰く互角)。 四国を束ねる女傑にして鯨海乙女塾を率る堂本竜子が巨大な白鯨の赤目を銛で討とうとするが、説得により断念させた。堂本竜子が女性の為、勝負しなかった。 九州を統一する九州男志連を率いる、南郷大作と相撲で勝負し勝利するが、最後に本気の力で投げ飛ばされた為、全身に大怪我をしてしまう。(過去の話では、すぐに回復しているが、今回は回復しない。) 全身に包帯を巻いて傷が癒えない状態で、カサブランカ号で帰路の途中、ヘリコプターで武島本陣の武島雅のところへ行く事になる。 武島雅の茶を3杯飲んだ後、武島本陣から三十三間堂へ。疲労により眠ってしまった後に高熱を出してしまう。再度、バイクで武島雅の元に戻され、武島軍団の病院へ入院する。梓鸞丸と共にベッドに乗ったまま武島雅に帰され5人で帰路に着いた。大徳寺崇伝より決戦状が九十九里に届いた。1週間後、決戦場所は富士裾野。大分、回復したが、梓鸞丸に体調を完璧にしてくれと言われた。
仁義軍団や仁義一家と呼ばれるグループのリーダーとされるが、本人は「仁義軍団」等の名称を使用したことはなく、グループ内の上下関係の意識は希薄。衣装も決まっていない。「大将」とは呼ばれる。
出生は本人も知らず、小船に乗せられ、朝陽と共に九十九里不知火海岸に流れ着いたところを王林寺の菊川道元和尚に拾われ、育てられたことしかわかっていない。九十九里の星龍山王林寺に住む。こちらが仁義軍団のたまり場のようになっている。
必殺技は石頭である。(フレイザーや神威剣の拳が砕けるくらいの石頭である。)ケンカが何よりも好きな本編の主人公。
己に克ち、思いやりやいたわりの心の「仁」私欲を捨て、世のため人のために守るべき正しい道「義」そのふたつが仁義の名の由来である。

東京[編集]

黒田 闘吉(くろだ とうきち)
声 - 酒井広大(聴くジャン)
99の中学を制圧し、東京と千葉の南西部をその傘下に治める総勢100人の闘吉連合のヘッド。腕には「必勝無敗」の文字。顔の左側に傷がある。13歳。特攻服に身を包んだ非常に血の気の多い男。しかし女性には甘い一面も。壊滅した闘吉連合の敵を討つべく仁義に海上で決闘を挑むが、嵐の中で荒れ狂う海を前にカナヅチの闘吉は死を覚悟する。しかし自分を背負って嵐の海を泳ぎきった仁義に深い感銘を受け、腕を切り落とそうとするが、仁義に「何かするために生まれてきたんだ腕を切り捨てる必要はない」と止められ、仁義と義兄弟の契りを結ぶ。闘吉連合も仁義の下についた。仁義に心酔。連合旗は日の丸に「東京」の文字。部下のアンパンを禁ずるなど「軟派みてえなマネ」を嫌っている。
昭和白虎隊との邂逅では当初、梓鸞丸と梓蘭丸を見分けられず苦戦した。昭和白虎隊には、戦いは仕掛けないが侵略してくる敵は全力で迎え撃つという掟があり、梓蘭丸と争った闘吉を疑うが、闘吉の心の中の声を梓鸞丸に白刃を通して伝えた。
横浜では、闘吉が力ずくでジュリーを捜索するが、ぶつかった大泉京子に惚れてしまい、スケ番達に捕まる。ウルフの助けで窮地を脱する。その後、肉まんを食べていると、またしても大泉京子に騙されて、山下公園で横浜百花撰80人に遭遇。死闘の末、80人撃退に成功するも瀕死の状態でジュリーに届かない。ようやくジュリーと相対するも、大切な人形(偽物)を壊し、ジュリーの逆鱗に触れ、ロッドの攻撃で倒れてしまう。(横浜百花撰80人撃退後であった為)
奥羽連合を傘下にした後、北海道・横浜・四国・九州に行っている。
仁義のヘリを追ってカサブランカ号で京都市内へ。団子を食べていたところウルフに遭遇。高熱で倒れた仁義をウルフに代わって人力車で病院へ運搬中、武島軍団一番隊隊長の姉小路鬼麿と遭遇。 姉小路鬼麿の鬼の面を壊し戦闘開始。姉小路鬼麿の天狗の技に圧倒されたが、立ち上がり仁義を庇って倒れる。その後、集合場所の清水寺へ。ウルフ・ジュリーに武島軍団一番隊隊長に負けた事を報告しウルフに責められる。そこへ梓鸞丸が到着。4人で武島本陣へ向かったが門番に止められた。門番を倒したが、門は開かず3時間待機する。梓鸞丸と共にベッドに乗ったまま仁義を武島雅に帰される。途中の武島橋で姉小路鬼麿が立ちはだかった。姉小路鬼麿と再戦となった。再戦の最中、どうして仁義に命を捨てられるのかと問われ、天涯孤独のこの俺が仁義に命を救われた話をした。武島橋の真ん中に来た時、姉小路鬼麿を掴んだ。鉄扇で叩かれるが、姉小路鬼麿を掴んだまま川へ落ちた。ジュリーとウルフ、復活した神代と水無月が飛び込み、2人を引き上げた。姉小路鬼麿は武島本陣側に闘吉は反対側に引き上げられた。5人で帰路に着いた。 大徳寺崇伝より決戦状が九十九里に届いた。1週間後、決戦場所は富士裾野。各自出陣の準備をする。
実はキョンキョンこと小泉今日子の大ファンで、ハラマキの中にブロマイドを隠している。
寺岡
闘吉連合のナンバー2。

上州[編集]

赤城のウルフ(あかぎのウルフ)
声 - 中井和哉(聴くジャン)
総勢130人の上州赤城のウルフ軍団を組織する。左目に眼帯をしている。仁義の下につくべく九十九里に集結し、武島軍団の水無月征の刺客に襲われる仁義を救った。(加入理由は1年前、武島軍団の水無月征にアーチェリーで左目を負傷させられ因縁があるからである事が後日あきらかになった。)
闘吉ほどの血の気の多さはなく大人しいが、女性に対する甘さは無い。アーチェリースリングショットの名手。横浜にて、スケバングループに捕まった闘吉を救出する。その際、大泉京子を縛っている。 九十九里の星龍山王林寺に横浜百花撰が侵攻した際、パチンコを使った秘打「赤城おろし」(天に向かって打ったジャリ石が雨の様に降り注ぎ、敵を一網打尽にする)で撃退。 アーチェリーをやる前はパチンコの名人で、パチンコで打った甘栗で、ジュリーのロッドを曲げるほどのパワーがある。
奥羽連合を傘下にした後、北海道・横浜・四国・九州に行っている。
1年前、兵庫で西の王者アーチェリー大会優勝の水無月征に上州で東の王者ウルフが武島軍団に加入の勧誘を受けるが断った。 水無月征と勝負になり左目を負傷させられる。水無月征に正射必中。射る人が正しければ矢は必ず当たるのだと言われた。弓道ではなく喧嘩にウルフが弓を使おうとしたからである。
仁義のヘリを追ってカサブランカ号で京都市内へ。三十三間堂で眠っている仁義を武島軍団二番隊隊長の水無月征がアーチェリーで殺そうとした矢をパチンコの小石で叩き落とした。借りを返す時は来た。正射必中。正しくひければ矢は必ず当たるだぜと言い返した。 水無月征と3本勝負になった。1本目(甲矢(はや))は水無月征に避けられ、逆に左肩に水無月征の矢が当たった。2本目(乙矢(おうや))は水無月征に届かず、今度は水無月征の矢が右目に当たった。 3本目、もはや勝負は着いたと水無月征は仁義に矢を向けるが、ウルフは二矢で弓の癖は掴んだ。次は目隠しでも当たると最後の勝負を挑む。何故なら水無月は正射必中していない。昔のお前なら闇討ちしようとしない。邪道の弓士になり下がってしまったと言い放った。 最後は同時に放ち、水無月征の矢を裂き、水無月征の胸に矢が刺さって勝利する。水無月征は死んでいない。左目の眼帯はメッシュで、左目は治って見えていた。眼帯を外し、右目に包帯を巻いて高熱を発した仁義を人力車に乗せ、病院を探す。 その途中、武島軍団三番隊隊長の神代直人に遭遇したが、ジュリーの登場で回避する。その後、闘吉と遭遇し人力車を交代。その場で倒れこむ。その後、集合場所の清水寺へ。ジュリーの武島軍団三番隊隊長に勝利報告。闘吉の武島軍団一番隊隊長に負けた事を責る。そこへ梓鸞丸が到着。4人で武島本陣へ向かったが、門番に止められた。門番を倒したが、門は開かず3時間待機する。梓鸞丸と共にベッドに乗ったままの仁義を武島雅に帰された。黒田闘吉と姉小路鬼麿が川に落ちた時、黒田闘吉を引き上げた。5人で帰路に着いた。 大徳寺崇伝より決戦状が九十九里に届いた。1週間後、決戦場所は富士裾野。各自出陣の準備をする。右目は治り、いつも通り左目に眼帯をしている。

会津若松[編集]

梓 鸞丸(あずさ らんまる)
声 - 緑川光(聴くジャン)
会津の黒谷を拠点とする総勢300人の昭和白虎隊総長。若年でありながら日本国の行く末を看破する先見の明、人の心を読み取る洞察力、澄み切った湖のような瞳を持つ。
闘吉の心を読み取り、菊川仁義と言う男の器を知った鸞丸は、昭和白虎隊総勢300と共に仁義軍団に加わる。その博識をいかして、仁義軍団の戦略考案など軍師的役割をこなしている。
礼儀正しく冷静だが、卑劣な行為をし、什の掟を3つ破った弟・蘭丸を破門にする厳しさも持つ。書を嗜み、王林寺の住職が出払っている際に、住職に代わり書道教室の指導をしたこともある。
キボウに仁義九兄弟。太陽(仁義)を中心に太陽系九つの惑星(水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星)が一つに集まる説を打ち出す。 九兄弟は、梓蘭丸・ジュリー・黒田闘吉・ウルフ・神威剣・キボウ・高杉狂介・堂本竜子・南郷大作を指す。(武島将は入らない。)
奥羽連合について詳しい。奥羽連合も知っていた。
北海道・横浜へは行っているが大体、王林寺にいる。東日本を治め、武島本陣を叩く前に、仁義と協議し、西の三傑を落とす事を進め喧嘩状を高杉狂介に送った。
カサブランカ号で帰路の途中、ヘリコプターで武島本陣の武島雅のところへ仁義が行った事が王林寺に届いた。京都へ出陣する。新幹線で武島軍団軍師の大徳寺崇伝の元へ。
新幹線で京都へ到着。清水寺でウルフ・ジュリー・闘吉と合流。4人で連絡を取った武島軍団本陣へ向かった。姉小路鬼麿の案内で、一人だけで大徳寺崇伝のところへ。姉小路鬼麿は隙がないと攻撃出来なかった。
いくつかの愚問答した後、大徳寺崇伝と対面する。
大徳寺崇伝と槍が無数にぶら下がっている部屋で死問答を開始する。槍がランダムに落ちて来る最中、大徳寺崇伝に何故 菊川仁義についていると問われる。人徳であると答えた。一度仁義に会えばわかる。独裁者の相を持つ武島将にはつかないと言った。 独裁者結構。武島将の力がすべてだ。と大徳寺崇伝に言い返され、暫く仁義・将の応酬となった。その後数時間死問答を繰り返す。 大徳寺崇伝に槍が落ちて来たのを、素手で止めた。これから先、大徳寺崇伝が必要であると。その後、自身に槍が落ちて来たのを大徳寺崇伝が飛び掛かり避けた。 死問答は終了し、槍が無数にぶら下がっている部屋から出た。大徳寺崇伝に昭和関ヶ原で決着を着ける事を約束する。武島雅の案内で、ベットの仁義と共に5人で帰路に着いた。 大徳寺崇伝より決戦状が九十九里に届いた。1週間後、決戦場所は富士裾野。各自出陣の準備をする。奥羽連合・神威剣へ連絡する。仁義に体調を完璧にしてくれと言った。
梓蘭丸(あずさ らんまる)
昭和白虎隊副長(後に破門)。鸞丸の実弟。仁義を怒らせるために部下に女を襲わせたり、放火をさせたりと、非常な卑劣漢。四節根を巧みに使いこなし仁義を苦しめるが、四節根を壊され、素手では何も出来ず、真剣を持ち出すが、2本の指で止められ、仁義の底知れぬ喧嘩の才能の前に敗北した。人の上に立つタイプは三つ。澄み切った湖のような瞳で引きつける・豪放磊落・頭脳明晰らしいが、闘吉を後ろから刺す時間稼ぎだった。 兄と名前が漢字は違うが、読み方は同じなので、よく解らない。何か区別をつける呼び方(発音とか)があるのかもしれない。
昭和白虎隊の什の掟は八つある。(それ以外に、戦いは仕掛けないが侵略してくる敵は全力で迎え撃つという掟がある) ①年上の言う事に背いてはならない②年長者にはお辞儀する③戯言(嘘)をついてはならない④卑怯な振る舞いをしない ⑤弱い者いじめしない⑥戸外で物を食べない⑦戸外で女と言葉を交わさない⑧ならぬことはならぬものです 。破ると審問され、無念・竹篤(しっぺい)・絶交(破門)と言う罰がある。 蘭丸は⑤弱い者いじめ(船を放火、女を殴る)、④卑怯な振る舞い(素手の相手に真剣を振り回す)、③戯言(嘘)をついてはならない(いいのがれの虚言を吐いた) の3つの掟を破った為、破門された。

北海道・東北・北陸[編集]

神威 剣(かむい けん)
みちのく奥羽連合の13人のヘッドをまとめて日本の北を支配し、「北の帝王」と称される男。15歳。巨漢で礼儀正しいが、猛気に火が付くと虎となる。奥州連合を除く直属の舎弟の数は40 - 50人。普段は北海道の神威樹海にて、仲間とともに木を伐採している。5年前、10歳のとき、網走に流氷に乗って漂着した虎と闘って倒し、どんなものも破壊する絶対の拳と掌「虎の手」を会得した。普段は温和だが、いったん猛気に火がつくと完全に虎のようになってしまい、素手で大木を倒すといった強さを発揮するようになる。仁義との闘いでも、その常人離れしたパワーと強さを発揮するが、仁義の石頭の前に敗れる。雪山で遭難する。そんな窮地でも安らぎを与える仁義と一緒に男坂を登る仲間になる。初めて名前が出た時に、五稜郭をバックにシルエットで立っている姿があるが、関係無くなっている。
大徳寺崇伝より決戦状が九十九里に届いた。1週間後、決戦場所は富士裾野である事を梓鸞丸より連絡を受ける。
神威 雪(かむい ゆき)
神威剣の妹。投げ矢を使用。北の帝王神威剣の妹。ウサギや猿、豚などの動物を仲間にしている。森の中で仁義と出会い、その命を奪おうとするも、仁義の人柄に惹かれるようになる。その後は仁義に兄の剣との衝突を止めるよう諭すなど仁義の身を案じるようになり、最終的には仁義と雪合戦をして遊ぶほどの仲になる。動物と話が出来る。動物を手なずける事が出来る。仁義も動物と話す事が出来るようになる。
矢作 大介(やはぎ だいすけ)
神威配下の弓の名手。仁義の命を奪おうと試みるも、一度目は雪に間に入られ、二度目は仁義が放った丸太を眉間に食らって敗れる。なお仁義には「おはぎ」と呼ばれている。
蛭田 徳市(ひるた とくいち)
奥羽連合ヘッドの1人。気仙沼を治める。喧嘩状を送り、仁義に倒される。北の帝王に会いたければ、奥羽連合13人全員倒せと仁義に言って来た。
奥羽連合とは宮城の気仙沼、新潟の新発田、山形の鶴岡、岩手の盛岡、一関、釜石、秋田の秋田、大館、男鹿、青森の十和田、弘前、むつ、竜飛崎にいる13人のヘッドで北に入れなくした。
仁義が一の砦・気仙沼、闘吉が二の砦・一関、ウルフが三の砦・釜石、闘吉が四の砦・新発田、ウルフが五の砦・鶴岡、仁義が六の砦・盛岡の順番で、七~九の砦が秋田、大館、男鹿、十~十三の砦が十和田、弘前、むつ、竜飛崎で、13人のヘッドは敗北、その後は仁義軍団の傘下に入る。
鬼子母 弁(きしぼ べん)
奥羽連合ヘッドの1人。一関を治める。闘吉に倒される。
剛田 五郎(ごうだ ごろう)
奥羽連合ヘッドの1人。釜石を治める。ウルフに倒される。

神奈川[編集]

横浜(ハマ)のジュリー
神奈川を仕切る男。総勢100人のケンカ師集団・横浜百花撰(全員が花を模したデザインのスカジャンを着ている)を率いる。スカジャンに髑髏と薔薇がデザインされている。西にも東にも属さず独立を保っており、勢力争いには無関心。女性と見まがう美貌の持ち主だが、物心ついたときから養護施設で育ち、人間不信に陥っている。孤独。普段は横浜の港に浮かぶカサブランカ号なる船で暮らす。2本のロッドを使用。男だがフランス人形のような美貌からジュリーと呼ばれるようになった。本名は不明。ハーモニカをよく吹いている。
親の顔も知らず養護施設で育ったジュリーが唯一心を開いた相手、それが同じ施設で育ったマリーである。しかしマリーは外国人夫婦に引き取られ、渡航前に病死してしまった。フランス人形はマリーの形見である。マリーを失ったジュリーの心は荒れに荒れ、行く先々で不良たちとケンカを繰り返すようになる。負け知らずのジュリーは次第にその名を知られるようになり、その強さを慕う者たち(横浜百花撰)も多く現れたが、ジュリー自身の心は深い闇の中に閉ざされたままであった。
横浜に乗り込んだ闘吉が力ずくで横浜百花撰80人を死闘の末、撃退に成功した際、瀕死の闘吉に遭遇。闘吉に横浜から出て行くように促す。しかし、大切な人形を奪われた為、闘吉と相対する。闘吉に大切な人形(偽物)を壊され、ロッドで瀕死の闘吉を攻撃する。その後、ウルフにロッドをへし折られた為、二人とも横浜から逃がさないと言った時、そこへ仁義が到着。闘吉の不始末を土下座でロッドの攻撃を受ける。義兄弟の不始末にけじめをつける真摯な態度にジュリーの心は開かれた。
決着が着いた後、大切な人形が返却されるが、孤独で無くなった為、人形を海へ捨てた。この後、何処かで、仁義軍団に入り、義兄弟の契りを交わしているが、作中では書かれていない。(後日談のみ)
土佐にて、堂本竜子の薙刀とロッドで互角に渡り合うが犬が苦手の為、犬に負けた。鹿児島へは修理したカサブランカ号で行っている。女は落とす(目で殺す)が犬が苦手。
仁義のヘリを追ってカサブランカ号で京都市内へ。高熱を発した仁義を人力車に乗せ、病院を探すウルフを神代直人が殺そうとした為、阻止した。
ウルフを逃がして神代直人と勝負になる。神代直人の3段突きのうち、2段を最初に喰らってしまうが、1撃返していた。ウルフの弾を見切れるほどの動体視力で3段突きは見切ったと言い放ち2回目の勝負へ。 神代直人に3段突きと神代直人の木刀を砕き、ロッド1本で4段突きを完成。(しかも数分経ってからダメージがくる。)勝利するが、両者とも倒れてしまう。
その後、集合場所の清水寺へ。ウルフの武島軍団二番隊隊長に勝利報告。闘吉の武島軍団一番隊隊長に負けた報告を受け、責めるウルフを止める。そこへ梓鸞丸が到着。4人で武島本陣へ向かったが門番に止められた。門番を倒したが、門は開かず3時間待機する。梓鸞丸と共にベッドに乗ったまま仁義を武島雅に帰された。黒田闘吉と姉小路鬼麿が川に落ちた時、黒田闘吉を引き上げた。5人で帰路に着いた。 大徳寺崇伝より決戦状が九十九里に届いた。1週間後、決戦場所は富士裾野。各自出陣の準備をする。
横浜中華街で、美味い甘栗は孫爺さんの屋台、肉マンは張婆さんの店らしい。
大泉 京子(おおいずみ きょうこ)
ジュリーを信奉するスケバングループのひとりで「シキテンのお京」の呼び名を持つ少女。闘吉が惚れる。
横浜に乗り込んだ闘吉が力ずくでジュリーを捜索する際、わざとぶつかり、丸太で気絶させ、スケ番達に差出し見張りをしていた。ウルフに縛りつけられるが、惚れた闘吉に外された。 再度、闘吉を騙し、横浜百花撰に遭遇させる。闘吉が死闘の末、横浜百花撰の撃退し瀕死の状態になった時は、闘吉をブー子と看病している。
キボウがジュリーを尋ねに横浜に来た時には、孫爺さんに尋ねるように言った。
ブー子
ジュリーを信奉するスケバングループのひとり。闘吉に惚れる。力士と見紛うほどの巨漢。闘吉をカサブランカ号に案内する。

その他[編集]


喧嘩鬼(けんかおに)
九十九里の鬼山で昔からケンカの修行をしているとされる伝説の鬼。その正体は不明。素顔もよくわからない。 九十九里で武島将に負けた仁義を見ている。
仁義に崖から飛び降りて生還したら教えると言った。(何かをする為に生まれて来た男にしか教えない。死んだらそれまでと言った)
生還した仁義にケンカ108の心得を10日間で伝授。(なのだが、心得は以下の5つしか明かされていない。)
その一、敵から目をそらさない。そのニ、敵の攻撃を避ける時、真後に下がらない。その三、敵に利き腕を預けない。 その十八、敵の攻撃は紙一重でかわせ。その二十一、戦いが終わった後も油断するな。の5つである。
星占いのような事をやっている。仁義が天魁星、闘吉が地闘星(動く時は戦乱の兆しらしい)、 天狐星、地妖星、天雄星、地暴星、地傑星、天罡星がある。
島村 春奈(しまむら はるな)
東雲中学1年生。仁義の幼馴染で同級生。そうじ当番をサボりケンカ三昧の仁義になかば呆れながらも、一緒に下校したりと仲は良い模様。梓蘭丸の指示を受けた昭和白虎隊に痛めつけられる。
安岡(やすおか)
東雲中学の番長。仁義に負ける。その後、高倉に痛めつけられる。武島将を知っていた。
関根(せきね)
安岡の子分。九十九里に現れた武島一行に難癖をつけて最初に木刀で殴りかかった。
キボウ
声 - 佐々木望(聴くジャン)
世界最高の名門・ケンブリッジ大学コスモポリタン・アカデミーの卒業課程を13歳にして修めた天才。アインとタイで終わったウォーゲームの決着を何年後かにつけることを誓い合う。 アインにアメリカに来ないかと誘われたが、自分の天才的頭脳を必要とする大きな人物に仕えるため祖国・日本に帰国する。 まだ世界でも10人くらいしか所持していない個人携帯用GPSを自作する才能を見せる。 父親は外交官。目が悪く、コンタクトレンズを使用している。眼鏡もカバンの中に入っている。 北海道の神威剣と会話し菊川仁義に会うことを勧められる。九十九里で仁義にすれ違い、黒田闘吉、ウルフに門前払いされるが、落としたノートを拾った梓蘭丸と会話する。仁義九兄弟。太陽(仁義)を中心に太陽系九つの惑星(水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星)が一つに集まる説を打ち出される。 九兄弟は、梓蘭丸・ジュリー・黒田闘吉・ウルフ・神威剣・キボウ・高杉狂介・堂本竜子・南郷大作を指す。 横浜ではジュリーに会えす大泉京子に会い孫爺さんと会話・萩の高杉狂介と会話・土佐の堂本竜子と会話・鹿児島の南郷大作と会話しに行っている。仁義を追っているが、 仁義と会話出来ていない。大徳寺崇伝に会い、1週間後、東と西の決戦場所は富士裾野である事を聞いた。完璧過ぎて武島将は好きになれないらしい。
菊川 道元(きくかわどうげん)
九十九里の星龍山王林寺の和尚。小船に乗せられ、朝陽と共に九十九里不知火海岸に流れ着いた赤ん坊を拾う。 己に克ち、思いやりやいたわりの心の「仁」私欲を捨て、世のため人のために守るべき正しい道「義」で仁義と名を付け育てた。 仁義が小さい頃に亡くなった。

西日本[編集]

京都[編集]

武島 将(たけしま しょう)
声 - 草尾毅(聴くジャン)
西日本最大の勢力を誇る武島軍団のドン。生まれながらに日本のドンとなるために勝者の教育を受けた男。若年ながら、ありとあらゆる格闘技を極め、その実力において日本に敵はいないと言われている。菊川仁義の最大のライバル。武島軍団の本陣は京都・鞍馬で、軍団旗は日の丸に「将」の文字。連載時は「軍団」に「ファミリー」のふりがなが当てられていたが、単行本発売以降「ぐんだん」に変更されている。部下たちからは「ドン」と呼ばれている。
渡米前に九十九里を見ていた。側近の高倉が仁義に倒された為、九十九里で仁義と激突し、桁違いの戦闘力で仁義を圧倒するも、倒されてもなお立ち上がる仁義に胸騒ぎのような予感を覚える。そして強烈な左拳を仁義に放つ。この左のパンチがどういうものかは作中では明言されていないが、食らった仁義は体中の力が抜けてKOされた。パンチを放った当の武島も、仁義に対して「この俺に左を使わせた」と驚嘆している。その後、成田空港まで追って来た仁義と再激突。勝利して渡米したが顔面に一発喰らった。
幼いころから日本の首領となるべく、「勝者の教育」を受け、地上に現存するすべての格闘術を10年で会得した。全ての戦闘技術をマスターした男 。あらゆる帝王学、格闘学、戦略学を骨の髄まで叩き込まれた武島。幼いころから勝者の教育を施されてきた。1度たりとも負ける事が許されない自分を倒すことができるのは「敗北よりも死を選ぶ男」であると師から聞いており、仁義がそのただ1人の男と認識して「最後の硬派」と呼んだ。雅(みやび)という妹がいる。
渡米して半月後、ジュニア・ワールド・コネクションに出席。侮辱したジャーメィンの部下を顔面一発で沈める。その後、ドンがいないと思われていた東日本にシカゴの兵士を送り込む事が議題となる。フォアマンがシカゴ兵士を九十九里に侵攻をした時、武島軍団千人が援軍に現れた。これを不服としたフォアマンと勝負になったが、指一本触れさせずに勝利した。 これにより、シカゴの席は武島のものとなった。
室戸より仁義が奥羽連合を傘下に収めた情報を聴いた時に、俺が帰るまで仁義に手を出すなと隊長に指示を出した。
武島本陣は京の北から鞍馬山中にかけて広大な敷地を有する。本陣内には武島家の私邸から数千人の兵隊を収容出来る宿所・練武所・学問所・医療所が整っている。 武島四天王がおり、上から順に、「玄武」武島軍団軍師の大徳寺崇伝。「朱雀」武島軍団一番隊隊長の姉小路鬼麿。「白虎」武島軍団二番隊隊長の水無月征。「青龍」武島軍団三番隊隊長の神代直人である。
武島本陣の近畿勢が四千五百と北陸中部の五百で五千人いる。武島本陣死闘後、大徳寺崇伝より1週間後、決戦場所は富士裾野である事を室戸より聞いた時、仁義に手を出す以外は許可した。
数ヶ月アメリカに留学していたが、決戦の為、日本へ戻る。
神代 直人(しんだい なおと)
武島軍団三番隊隊長。九十九里がシカゴの侵攻を受けたとき、軍団千人を引き連れて援軍に現れた。この時は棍棒を片手に持ち武島軍団三番隊の腕章をして、学ランの裏地は無地である。
武島軍団本陣に仁義の報告書を提出した。(シカゴの侵攻の際、仁義と会話している。仁義の戦闘能力を確認している。)
武島四天王の一人「青龍」。
仁義が京都市内にいると聞き、水無月征の仁義殺害報告を待っていたが、ウルフに倒された事を伝令に聞き動き出す。学ランの裏地がからくさ模様になっている。腕章もない。 棍棒が長い木刀になっている。長い木刀を持ち必殺技「3段突き」新撰組の沖田総司と同じ技がある。 鴉に襲われる猫を3段突きで助けた後、水無月征に勝利したウルフを高熱を発した仁義の人力車もろとも、砕こうとするがジュリーに止められる。 ジュリーと勝負になり、3段突きでジュリーに勝利したかに見えたが、1発喰らっていた。動体視力で見切ったとジュリーに言われ、もう一度勝負した結果、 ロッドで4段突きを決められ、3段突きと長い木刀を粉々にされてしまい敗北し倒れる。黒田闘吉と姉小路鬼麿が川に落ちた時、復活し姉小路鬼麿を引き上げた。大徳寺崇伝が武島四天王を集め、1週間後、決戦場所は富士裾野。約1万人と4千人との闘いだと出陣する。砕かれた長い木刀は新しいのに変わっている。
水無月 征(みなづき せい)
武島軍団二番隊隊長。アーチェリーを使用。九十九里(斧で襲う)・北海道(動物のお面をつけてホーガンで襲う)・萩の仁義の元に刺客(三下)を送り込むが、失敗に終わる。武島四天王の一人「白虎」。
1年前、兵庫で西の王者アーチェリー大会優勝後に上州で東の王者ウルフに武島軍団加入の勧誘をしたが断られた。 ウルフと勝負になり左目を負傷させた。正射必中。射る人が正しければ矢は必ず当たるのだと言った。弓道ではなく喧嘩にウルフが弓を使おうとしたからである。
仁義が京都市内にいると聞き、三十三間堂で眠っている仁義をアーチェリーで殺そうとしたが避けられた。もう一度、仁義をアーチェリーで殺そうとしたがウルフに矢をパチンコの小石で叩き落とされた。 ウルフに正射必中。正しくひければ矢は必ず当たるだぜと言い返された。 ウルフと3本勝負になった。1本目(甲矢(はや))はウルフの矢を避け、ウルフ左肩に矢が当たった。2本目(乙矢(おうや))はウルフの矢は届かず、今度はウルフの右目に当たった。 3本目、もはや勝負は着いたと仁義に矢を向けるが、ウルフは二矢で弓の癖は掴んだ。次は目隠しでも当たると最後の勝負となった。 ウルフに何故なら水無月は正射必中していない。昔のお前なら闇討ちしようとしない。邪道の弓士になり下がってしまったと言い放なたれた。 最後は同時に放ち、水無月征の矢を裂かれ、自身の胸に矢が刺さって敗北する。胸当てをしていたので死んではいない。 ウルフ左目の眼帯はメッシュで、左目は治って見えていた事に「そ、そんな・・・」とショックを受ける。水無月征の部下が病院へ搬送した。黒田闘吉と姉小路鬼麿が川に落ちた時、復活し姉小路鬼麿を引き上げた。大徳寺崇伝が武島四天王を集め、1週間後、決戦場所は富士裾野。約1万人と4千人との闘いだと出陣する。
高倉(たかくら)
武島の日本時代の側近の一人。九十九里浜で安岡を叩きのめしたために仁義の怒りを買い倒される。
室戸(むろと)
高倉同様、側近の一人。渡米に同行。
見返り新兵衛(みかえり しんべえ)
真剣を使用し、昭和の人斬りと呼ばれる。隻眼。剣が早すぎて見えない。相手は新兵衛がいつ刀を抜いたのかもわからず、通り過ぎてから見返った時に初めて斬られたのがわかることからこの名がついた。萩で仁義に見切られ、狂介に敗れた。
三島(みしま)
武島軍団三番隊隊長神代の部下。九十九里がシカゴの侵攻時、神代に意見している。
桔梗(ききょう)
武島雅の親衛隊隊長。京都弁を喋る。カサブランカ号で帰路の途中、ヘリコプターで武島本陣の武島雅のところへ仁義を連れてきた。
水無月征・神代直人の敗北後、再度仁義の連れ戻しを雅に指示され、姉小路鬼麿のところからバイクで武島軍団の病院へ搬送する。
梓鸞丸と共にベッドに乗ったままの仁義を武島雅と共に帰した。
武島 雅(たけしま みやび)
武島将の妹。仁義と成田空港で会っている。(この時は金髪でキャバ嬢みたいだった)
京都で仁義に茶を3杯作り会話後、武島本陣から出て京都市内の三十三間堂で簪で仁義を殺そうとするが出来なかった。着物を着ている。
その後、水無月征・神代直人の敗北を受け、再度仁義を連れ戻しを、桔梗に指示。普段着に着替え、仁義と病院で会話する。
梓鸞丸と共にベッドに乗ったままの仁義を桔梗と共に帰した。
姉小路 鬼麿(あねこうじ おにまろ)
武島軍団一番隊隊長。公家みたいな服としゃべり方で、鬼の面をつけ、下駄を履いて鉄扇を持っている。武島四天王の一人「朱雀」。 錫杖を持った部下から「麿さま」と呼ばれる。
東日本を仁義に取られ、西の三傑もどうなることやら。この不始末をどうするのか。と刺客を送り込んだ、水無月に詰め寄った。
京都で高熱で倒れた仁義をウルフに代わって人力車で病院へ運搬中の黒田闘吉に牛車で遭遇。鬼の面を壊され戦闘開始。 天狗に教育を受けた(本人によると源義経と二人だけらしい)ので高く飛べる。天狗の技と鉄扇で黒田闘吉を圧倒した。
仁義に攻撃しようとしたが、黒田闘吉が庇い出来なかった。 仁義を雅の指示で桔梗がバイクで運搬後、黒田闘吉に止めを刺そうとした時、大徳寺崇伝より伝令が入り、大徳寺崇伝の元へ。
水無月征・神代直人の敗北を受け、武島軍団の龍虎がと言った。大徳寺崇伝と会話後、武島本陣に来た梓鸞丸だけを大徳寺崇伝のところに案内する。梓鸞丸に攻撃しようとしたが、隙が無いとして出来なかった。
梓鸞丸と共にベッドに乗ったまま仁義を武島雅に帰される。途中の武島橋で立ちはだかった。黒田闘吉と再戦となった。再戦の最中、どうして仁義に命を捨てられるのかと黒田闘吉に問う。天涯孤独の黒田闘吉が仁義に命を救われた話をした。武島橋の真ん中に来た時、黒田闘吉に掴まれた。鉄扇で叩くが、黒田闘吉に掴まれたまま一緒に川へ落ちた。ジュリーとウルフ、復活した神代と水無月が飛び込み、2人を引き上げた。姉小路鬼麿は武島本陣側に闘吉は反対側に引き上げられた。鉄扇がボロボロになったので、負けを認め、昭和関ヶ原で決着を着ける事になる。大徳寺崇伝が武島四天王を集め、1週間後、決戦場所は富士裾野。約1万人と4千人との闘いだと出陣する。
大徳寺 崇伝(だいとくじ すうでん)
武島軍団軍師。武島四天王の一人「玄武」。大阪弁を喋る。武島軍団隊長より上。仁義軍団軍師の梓鸞丸から連絡を受け、梓鸞丸を手にする事を目論む。梓鸞丸と対面する。
梓鸞丸と槍が無数にぶら下がっている部屋で死問答を開始する。槍がランダムに落ちて来る最中、梓鸞丸に何故菊川仁義についていると問う。人徳であると答えられた。
一度仁義に会えばわかる。独裁者の相を持つ武島将にはつかないと言われた。独裁者結構。武島将の力がすべてだ。と言い返し、暫く仁義・将の応酬となった。その後数時間死問答を繰り返す。
自身に槍が落ちて来たのを、素手で梓鸞丸が止めた。これから先、崇伝が必要であると告げられた。その後、鸞丸に槍が落ちて来たのを飛び掛かり避けた。
死問答は終了し、槍が無数にぶら下がっている部屋から出た。梓鸞丸と昭和関ヶ原で決着を着ける事を約束する。
アメリカの武島将に決戦の許可をとり、大徳寺崇伝が武島四天王を集め、1週間後、決戦場所は富士裾野。約1万人と4千人との昭和の関ヶ原の闘いだと出陣する。
九十九里がシカゴの侵攻を受けたとき、軍団千人を九十九里に出したのは、彼の指示である。(有事の際は適切な処置を取れと言ってある。うちの参謀はフォアマンのところより優秀と武島将が言っている。)


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高杉 狂介(たかすぎ きょうすけ)
西の三傑の一人。14歳。山陰・山陽を束ね、総勢100人の昭和奇兵隊を率いる。本人曰く武島軍団の下についたつもりはなく、武島という男の器を見定めている。軍団旗には「動如雷電」の文字と雷神が描かれる。高杉晋作が鬼退治に使ったとされる攘夷刀(狂介愛用の木刀。中に百斤の鉄が仕込んである。大の男3人がかりでも持ち上げられないほど重いこの剛刀を、狂介は片手でいとも簡単に操る。「面白き事も無き世を面白く」と書いてある。)を持ち、三度の飯より喧嘩好き。仁義と朝から夕方までの喧嘩の末に敗北(仁義曰く互角)し、仁義を気に入る。攘夷刀で真剣を折った。3年前、11歳の時、萩焼をならった事がある。仁義が作った大きな萩焼にスッポリ3年前に狂介が作った萩焼が収まってしまった。
口癖は「こんな(お前)」
萩に大徳寺崇伝より西と東の喧嘩に遅れず参戦しろと命令が下る。武島の部下ではないと怒り、決戦に乗じて天下を取るため富士裾野へ出陣する。総勢千五百人。
山形 聞太(やまがた もんた)
昭和奇兵隊副長。その剛力は四国や九州まで鳴り響いていると言われ、牛一頭を軽々と持ち上げる。萩に来た仁義と一戦を交えるも、自慢のパワーが全く通じず、逆に仁義のバックドロップを食らって敗れた。

土佐[編集]

堂本 竜子(どうもと りょうこ)
西の三傑の一人。鯨海乙女塾を率い、四国を束ねる女傑にして天下一の美女。子分の少女達には「お竜さん」と呼ばれ慕われる。塾旗には「鯨海乙女」の文字と彼岸花が描かれる。土佐琵琶を奏で都都逸を歌う。十八番は「白黒」。それ以外に「一期一会」と、阿波踊りの替え唄がある。萩まで出向いて温泉に入った後、仁義と狂介の一騎討ちを観戦。土佐闘犬横綱の「以蔵」を飼っている。鞭と薙刀を使いこなす。鯨海乙女塾生は18人。竜子の父竜造は土佐一の銛師であり、小舟一船銛一本で捕鯨に出ていたが、巨大な白鯨の赤目との闘いで海のもくずと消えた。竜子は天涯孤独となり銛で父の仇を討つ事をひたすら待った。赤目の子が打ち上げられたのを海へ戻した時に現れた赤目を銛を討とうとするが、仁義の説得により断念した。仁義とのケンカは、仁義が女性と勝負しなかったため持ち越し。口癖は「ほたえな(騒ぐな)」
土佐にも 大徳寺崇伝より命令が下り、富士裾野へ出陣する。総勢千人。

鹿児島[編集]

南郷 大作(なんごうだいさく)
西の三傑の一人。九州を統一する九州男志連を率い、泰平寺を本陣とする。軍団旗には「天下泰平」の文字と軍配が描かれる。
本人はあまり過去を話さないが、男志連の若頭で示現流の使い手[2]。赤子の頃、大作は泰平寺門前に捨てられていたのを和尚が拾った。質実剛健であり、九州男児の鏡のような男。多くの人が集まって九州男志連が出来た。ある日、不良に絡まれた女の子を救おうとして、不良をなぎ倒した時、女の子が巨漢の下敷きになり、松葉杖になった。その一件で暴力をしない事を和尚と約束する。和尚は亡くなったが、女の子が完治するまで、約束は継続されている。その古傷の為、相撲はするが、1/10しか力を出さないでいる。仁義と相撲で勝負し、頭突きで土俵際に追い込まれた時、仁義に本当の力が見たいと言われ、本当の力で仁義を投げ飛ばしたが、土俵を割っていたので相撲で負けた。仁義と相撲の勝負後、女の子の手術が成功し松葉杖が取れる。
鹿児島にも 大徳寺崇伝より命令が下り、富士裾野へ出陣する。総勢二千五百人。
桐野 半次郎(きりの はんじろう)
男志連の若頭で示現流の使い手。仁義と勝負するも、木刀を鉄下駄で壊され敗れた。仁義を泰平寺まで案内し、大作の過去も話した。

ジュニア・ワールド・コネクション(JWC)[編集]

ジュニア・ワールド・コネクション。世界各国のジュニアのドンが年に一度一堂に会して、ジニア組織の問題を検討し合う。JWC加盟国は互いの国を尊重し合う暗黙の不可侵条約を結んでいる。

アメリカ・ニューヨーク[編集]

ジャーメィン(Jermaine)
ニューヨークのドン。13歳。モデルはマイケル・ジャクソン[要出典]。愛犬の世話で武島将を出迎えなかった。ジャーメイン邸はウェストチェスターにある。数ヶ月で武島将と親しくなる。
アイン(Ein)
世界最高の名門・ケンブリッジ大学コスモポリタン・アカデミーの卒業課程を13歳にして修めた天才。ジャーメィンに仕えるべくアメリカに帰国する。キボウとタイで終わったウォーゲームの決着を何年後かにつけることを誓い合う。
数ヶ月でジャーメィンの参謀になった。キボウの話をした。

アメリカ・シカゴ[編集]

フォアマン(Forman)
シカゴのドン。パンチパーマで丸いサングラスを掛けた巨漢。ライオンの首を素手で引きちぎったことがある。傘下に治めるべく、ドンがいないと思われていた東日本に兵士を送り込む。また武島に勝負を挑んだが、武島将に指一本触れられずに敗れた。
フレイザー(Fraser)
東日本制圧作戦の実働部隊の隊長。17歳。友好を守る為に年に1回シカゴに100万ドルの支払いを仁義に対して求めるも袖にされる。侵攻部隊を仁義一人に壊滅状態とされ、1対1の対決を挑むが敗北した。サウス・ブロンクス地区出身。
ミッドナイトスペシャルという必殺パンチを持つ。相手を壁に張りつかせ、前に倒れる事を許さず息の根が止まるまで打ち続ける。相手の体は後ろの壁にめりこみ、さながら特性の棺桶に葬られたように見える。
ラトーヤ(La Toya)
東日本制圧作戦の実働部隊の参謀。仁義と戦いはしなかったが、仁義は彼にフレイザー以上の恐ろしさを感じ取った。
ティト(Tito)
東日本制圧作戦の実働部隊の兵士。仁義に何かを感じ、戦いを挑むも仁義の戦闘力の前に一蹴された。
ノートン(Norton)
東日本制圧作戦の実働部隊の兵士。ティトの敵を討つべく仁義に襲いかかるが彼の怪力になすすべも無く倒された。

その他(JWC)[編集]

バレンチノ(Valentino)
イタリアシシリーのドン。
マドモァゼル(Mademoiselle)
フランスマルセイユのドン。
ドン:サンホセ(San Jose)
スペインマドリードのドン。
ドン:シリトー(Sillitoe)
イギリスリバプールのドン。
ドン:ロンメル(Rommel)
西ドイツブレーメンのドン。
ドン:ルスカ(Ruska)
オランダアムステルダムのドン。
ドン:ゴメス(Gomez)
プエルトリコサンフアンのドン。
ドン:ダヤン(Diane)
イスラエルエルサレムのドン。

書籍[編集]

単行本 集英社 ジャンプコミックス
巻数 副題 発売日 ISBN
1 最後の硬派の巻 1985年1月10日 ISBN 4-0885-1751-2
2 決戦!不知火海岸の巻 1985年4月10日 ISBN 4-0885-1752-0
3 昭和白虎隊の巻 1985年7月10日 ISBN 4-0885-1753-9
4 北の大地の巻 2014年10月3日 ISBN 978-4-08-880252-7
5 横浜(ハマ)のジュリーの巻 2015年4月3日 ISBN 978-4-08-880407-1
6 雷電!狂介の巻 2016年7月4日 ISBN 978-4-08-880695-2
7 鯨海乙女の巻 2017年11月2日 ISBN 978-4-08-881262-5
8 天下泰平の巻 2018年11月2日 ISBN 978-4-08-881684-5
武島本陣の巻 2020年7月3日 ISBN 978-4-08-882280-8
10 本陣死闘の巻 2020年11月4日 ISBN 978-4-08-882485-7
3巻(30話)までが『週刊少年ジャンプ』連載。4巻から6巻までが『週プレNEWS』連載。7巻以降が『少年ジャンプ+』連載。
愛蔵版 ホーム社 ホーム社コミックス
巻数 発売日 ISBN
1993年5月 ISBN 4-8342-8111-6
1993年6月 ISBN 4-8342-8112-4
文庫版 集英社 集英社文庫
巻数 発売日 ISBN
2000年12月 ISBN 4-0861-7665-3
2000年12月 ISBN 4-0861-7666-1
連載再開以前、単行本3巻分(30話分)を収録した愛蔵版と文庫版。

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 決着(けじめ)をつけるぜ:車田正美『男坂』が復活 6月連載開始へ
  2. ^ 桐野半次郎が仁義に話してくれた。

外部リンク[編集]