田辺一邑

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田辺たなべ 一邑いちゆう
田辺(たなべ) 一邑(いちゆう)
本名 鳥井 由紀子
生年月日 (1961-03-24) 1961年3月24日(63歳)
出身地 日本の旗 日本静岡県浜松市
師匠 田辺一鶴
弟子 田辺凌鶴
田辺一乃
田辺いちか
田辺一記
出囃子 岸の柳
活動期間 1997年 -
活動内容 講談
所属 講談協会
公式サイト 講談師 田辺一邑 公式ホームページ

田辺 一邑(たなべ いちゆう、1961年3月24日 - )は、講談協会所属の講談師。

古典講談をはじめ新作講談・童話・文学作品など、口演レパートリーは多数多彩。故郷浜松を中心に各地の偉人を次世代に語り継ぐシリーズなど、オリジナル講談の自作と口演も意欲的に手掛けている。

人物[編集]

静岡県浜松市小沢渡町出身。本名は鳥井 由紀子[1](旧姓:渥美)。浜松市立新津中学校・静岡県立浜松北高等学校1979年卒業 。横浜市立大学文理学部文科・独語独文学専攻1984年卒業 。 大学卒業後、日航情報開発(株)を中心に10年以上に渡りシステムエンジニアとして企業に勤めた経歴を持つ。江戸文化歴史検定2級を持ち、はとバス「講談師と行く花のお江戸コース」「怪談コース」などでガイドを務める事がある。また各種の散歩ツアーでもガイド役[2]を行なっており、趣味はそのまま町歩き。出身地の静岡県浜松市には深い愛着を持っており、同市にゆかりある偉人達を講談にて自作し語り継いでいる。浜松市やらまいか大使に就任[3]

来歴[編集]

主なネタ[編集]

  • 古典アレンジ
  • 新作
  • 自作
    • キューポラの街物語(川口)
    • 二宮金次郎(小田原)
    • 十勝開拓の祖 依田勉三(伊豆・帯広)
    • 薬学の父 長井長義(徳島・ドイツ)

弟子[編集]

真打[編集]

二ツ目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 講談協会オフィシャルウェブサイト:田辺一邑”. 講談協会. 2010年3月8日閲覧。
  2. ^ 田辺一邑と徳川縁の増上寺などを歩く”. 銀座新聞ニュース. 2012年7月25日閲覧。
  3. ^ 平成22年度「浜松市やらまいか大使」プロフィール”. 浜松市・浜松の元気. 2012年7月25日閲覧。
  4. ^ 日本の伝統工芸・伝統文化のポータルサイト「神業」講談師インタビュー”. 株式会社 イー・シー・エス. 2012年7月25日閲覧。

外部リンク[編集]