田岡良一

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1949年

田岡 良一(たおか りょういち、1898年3月28日 - 1985年5月29日)は、日本法学者位階正三位

専門は国際法学位は、法学博士京都帝国大学・1940年)(学位論文「空襲と国際法」)。京都大学名誉教授。高知県生まれ。

略歴[編集]

学歴[編集]

職歴[編集]

学内における役職[編集]

  • 京都大学評議員(1946年3月-1948年3月 1953年12月-1955年4月)

学外における役職[編集]

受賞等[編集]

家族[編集]

田岡嶺雲(思想家)は父。田岡俊次(ジャーナリスト)は三男。田岡久雄(国際ロータリー広報担当コーディネーター)は長男。

著書[編集]

単著[編集]

  • 『国際法学大綱』(巌松堂書店、1934年)
  • 『空襲と国際法』(巌松堂書店、1937年)
  • 『委任統治の本質』(有斐閣、1941年)
  • 『国際法』(ダイヤモンド社、1941年)
  • 『戦争法の基本問題』(岩波書店、1944年)
  • 『国際連合憲章――口語訳、註釈及び英文付』(有斐閣、1947年)
  • 『国際連合憲章の研究――国際連盟規約との比較』(有斐閣、1949年)
  • 『永世中立と日本の安全保障』(有斐閣、1950年)
  • 『国際法』(勁草書房、1950年/改訂版、1958年/全訂版、1976年)
  • 法律学全集 (55-57) 国際法 (1-3)』(有斐閣、1957年-1959年/新版、1972年-1973年)
  • 『国際法上の自衛権』(勁草書房、1964年/補訂版、1981年)
  • 『大津事件の再評価』(有斐閣、1976年/新版、1983年)

共著[編集]

編著[編集]

  • 『法理学及国際法論集――恒藤博士還暦記念』(有斐閣、1949年)

共編著[編集]