田口賢司

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田口 賢司(たぐち けんじ、1961年1月11日 - )はテレビ番組プロデューサー小説家岐阜県生まれ。

プロフィール[編集]

同志社大学文学部・哲学及倫理学専攻卒業。テレビマンユニオン第8期メンバーとして、田中康夫を起用したFM番組浅田彰を起用しての実験的な深夜テレビ番組などを制作する一方、中森明夫野々村文宏らとともに「新人類」というくくりで1980年代初頭の注目を浴びる。3人の共著『卒業 Kyon2に向かって』(朝日出版社)は当時話題となった。 

1995年に渡米。1997年に帰国後、スカイエンターテイメント(SKY sports、現ジェイ・スポーツ(J SPORTS))に入社、欧州から南米、Jリーグにいたる各国のサッカー中継、国内外のラグビー中継などの番組をプロデュース。2009年現在、同社企画制作部部長、チーフ・クリエイティヴ・プロデューサー(C.C.P.)。プロデューサーとしてクレジットされている番組は、『Foot!』、『E.N.G. ~English News Gathering~』、『バルサTV』など。

作家としては『ボーイズ・ドント・クライ』(1988年角川書店)『センチメンタル・エデュケイション』(1989年・角川書店)など浅田彰ほかの激賞を受ける作品を発表、『ラヴリィ』(1994年・新潮社)は文芸評論家・福田和也に「90年代最高の傑作」と評される。2004年発表の「メロウ1983」(単行本化にあたり『メロウ』と改題)は、浅田彰が選考委員を務めた第14回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞、また、2004年度下期の芥川賞候補作品ともなった。

著書[編集]

  • ボーイズ・ドント・クライ 角川書店,1988.10. /角川文庫,1992.7.
  • センチメンタル・エデュケイション 角川書店,1989.11. /角川文庫,1992.10.
  • ラヴリィ 新潮社,1994.4.
  • メロウ 新潮社,2004.10.

外部リンク[編集]