田中努

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田中 努(たなか つとむ 1936年4月17日 - )は、日本の経企官僚。元経済企画審議官、元経済企画事務次官東京都大田区北千束在住[1]

来歴[編集]

東京都出身。東京都立日比谷高等学校を経て、1959年3月、旧東京都立大学法経学部経済学科卒業。同年、経済企画庁入庁。OECD日本政府代表部参事官国民生活局参事官、調整局産業経済課長、環境庁長官官房国際課長、経企庁経済研究所次長などを経て、1986年6月、調整局審議官1988年7月、総合計画局審議官、1989年6月、調査局長、1990年4月、物価局長、1991年5月、経済企画審議官1993年5月から1995年6月まで事務次官を務めた。高村正彦経済企画庁長官時代、その任期中、経企庁所管・海外経済協力基金と日本輸出入銀行との合併案(のちに両行合併にて国際協力銀行となる)が当時の新党さきがけ武村正義蔵相から提案された。退官後は、中央大学総合政策学部教授、三菱総合研究所顧問など。

脚注[編集]

  1. ^ 『人事興信録 第43版、下巻』2005年3月発行、40頁
先代
冨金原俊二
経済企画調査局長
1989年 - 1990年
次代
田中章介
先代
栗林世
経済企画庁物価局長
1990年 - 1991年
次代
長瀬要石
先代
勝村坦郎
経済企画審議官
1991年 - 1993年
次代
田中章介
先代
冨金原俊二
経済企画事務次官
1993年 - 1995年
次代
小林惇