田中一雄

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田中一雄

田中 一雄(たなか かずお、1956年 - )は、日本のデザインプロデューサー、インダストリアルデザイナー。株式会社GKデザイン機構代表取締役社長/CEO。GKデザイン機構は、栄久庵憲司らによって設立され、総合デザイン会社として知られるGKデザイングループのホールディングカンパニーである。公的な立場としては、公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会理事長(2013年 - )[1]、世界デザイン機構(WDO) リージョナルアドバイザー( 2011 -)、Red Dot Ambassadorドイツ(2018年 ‐)、Good Design Australia Ambassadorオーストラリア(2019年 -)、台湾設計研究院 国際デザイン顧問(2016 -)なども務めている。

経歴[編集]

東京都に生まれる。実家は石川県加賀市の旧北前船船主。

1981年、東京芸術大学美術学部デザイン科機器デザインを卒業、大学院美術研究科デザイン専攻に進み、1983年に修士課程を首席で修了し、修了制作は最優秀作品として大学が購入した[2]

同年にGKインダストリアルデザイン研究所に入社した。その後、初期携帯電話を始め多様なプロダクトデザインや、郵便ポスト、JR自動改札機、各地のサインやストリートファニチュアなどのパブリックデザインに携わる。

2000年、2005年日本国際博覧会協会から愛・地球博のサイン・ファニチュアディレクターに任命される[3]

2006年、都市環境デザインを主体とするGK設計代表取締役社長に就任する。2007年にグループ会社のホールディングであるGKデザイン機構代表取締役社長に就任。

2014年、GKインダストリアルデザインの代表取締役社長を経て、2016年(平成28年)よりGKデザイン機構の代表取締役社長に復帰しGKデザイングループを統括している。 

2017年、経済産業省特許庁「産業競争力とデザインを考える研究会」委員。2018年5月に発表された報告書「デザイン経営宣言」では、梅澤高明A.T.カーニー日本法人会長)、田川欣哉(Takram)、林千晶(ロフトワーク)、とともにドラフト起草チームに参加。

2019年、名誉博士 Doctor of Letters : Ajeenkya DY Patil Univ. (インド)より授与される。同年、公益財団法人 日本デザイン振興会 グッドデザイン・フェロー

社外での役職としては、国際インダストリアルデザイン団体協議会(icsid/現WDO)理事(2007年 - 2011年)、等を歴任している。

また、ドイツのRed Dot Design Award(2008、2018 -) や日本のグッドデザイン賞(2003~2009)をはじめとして、世界10ヵ国以上で審査員を務めるほか、すみだ地域ブランド推進協議会理事として「すみだモダン」審査委員長(2016年 -)などを歴任している。

受賞歴 (業務受賞を含む)[編集]

2000年
  • Wall.AG ベルリン市ストリート・ファニチュア計画 - Red Dot Design賞
2006年
2007年
  • 三洋電機ソーラーチャージャー - グッドデザイン大賞総理大臣賞・ドイツIF賞

主な作品[編集]

※上記の受賞作品は除く

著書[編集]

  • 『パブリックデザイン辞典』(共著)産業調査会、1991年
  • 『都市とデザイン』(共著)電通、1992年
  • 『クルマ社会のリ・デザイン』(共著)日本デザイン機構、2004年
  • 『マイナスのデザイン』(共著)日本デザイン機構、2011年
  • 『デザインの本質』ライフデザインブックス、2020年

主なメディア出演[編集]

脚注[編集]

  1. ^ JIDAから【田中理事長再任の挨拶】 - 日本インダストリアルデザイン協会(2017年6月)
  2. ^ 如意具 - 東京芸術大学美術館収蔵品データベース
  3. ^ サインファニチュアディレクター 田中 一雄(たなか かずお) プロフィール - 地球産業文化研究所

外部リンク[編集]