用宗漁港

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用宗漁港
Port of Mochimune.jpg
満観峰から望む用宗漁港(2016年2月)
所在地
日本の旗 日本
所在地 静岡市駿河区用宗
座標 北緯34度55分25.1秒 東経138度22分6.4秒 / 北緯34.923639度 東経138.368444度 / 34.923639; 138.368444座標: 北緯34度55分25.1秒 東経138度22分6.4秒 / 北緯34.923639度 東経138.368444度 / 34.923639; 138.368444
詳細
開港 1953年(昭和28年)12月28日(漁港指定)
管理者 静岡市水産漁港課
種類 第3種漁港
統計
公式サイト www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-430/motimune.html
1988年撮影[1]
この時点ではまだ用宗フィッシャリーナはない。
津波避難タワーから

用宗漁港(もちむねぎょこう)は静岡県静岡市駿河区用宗にある第3種漁港である。

概要[編集]

管理者は静岡市水産漁港課で、運営者は清水漁業協同組合[2]。2008年の時点で正組合員177名、准組合員223名、所属漁船91隻[3]

シラスの水揚げ量が多いことで知られる漁港であり、シラスの直売所があったり[4]、用宗漁港まつりが開かれたりする[5]。またプレジャーボート等を置くための用宗フィッシャリーナという施設が漁船とのトラブルと解消するために2002年に建設された[3]

歴史[編集]

かつて用宗地区は持舟とよばれており、駿河の国風土記には「安倍郡持船往返の諸帆尽く此の湊に入る」との記述が残っている[3]沿岸漁業が盛んであり、近隣の焼津漁港とともに発展した[6]。やがて漁船が改良されるに連れて近海漁業が盛んになる[6]。大型化の一途をたどった漁船に対して、用宗漁港には近現代的な水揚設備がなく、伝馬船による沖荷役では対応が難しくなっていた[3][6]。昭和30年台には湿地帯という環境を利用して本格的な掘込式の漁港施設の建設が始まった[3]

1953年に12月に第2種漁港の指定を受け、1968年には第3種漁港の指定を受けた[6]

主な魚種[編集]

用宗漁港にマグロ漁船は所属していない。しかし他港所属のマグロ漁船が用宗漁港の超低温冷蔵庫をもとめて入港し、陸揚げを行うため、マグロの陸揚げ量が多くなっていた[7]。冷凍施設はその後、運用を終え、2015年に解体された。跡地には新たな市場施設を2018年度を目途として建設する予定である。[8]

平成年 マグロ シラス キス タイ アジ ヒラメ アワビ エビ その他
10 3,072 1,159 5 8 2 4 1 1 61
11 2,941 1,333 19 6 5 4 1 2 52
12 1,168 1,024 7 8 6 5 1 3 53
13 1,408 841 3 16 4 6 1 1 54
14 1,328 1,026 4 9 2 2 0.4 1 57
15 200 609 4 9 2 3 0.4 2 64
16 105 398 3 5 3 2 0 1 59
17 119 1,017 6 2 1 3 1 2 48
18 0 641 4 4 5 10 0.5 1 25
19 0 827 2 3 6 6 0.3 0.8 26
20 0 955 2 6 6 4 0.5 2 22
21 0 858 1 3 2 2 0.2 3 31
[6](その他は、タチウオフグホウボウムツカマスイカナマコ、など。単位はトン

ギャラリー[編集]

出典[編集]

  1. ^ 国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
  2. ^ 用宗フィッシャリーナ 社団法人全国漁港漁場協会 2012年10月9日閲覧
  3. ^ a b c d e 静岡県静岡市用宗地区 静岡県建設業協会 けんせつ静岡2008年春号 2012年10月9日閲覧
  4. ^ 清水漁業協同組合用宗支所・直売所 用宗フィッシャリーナ 2012年10月9日閲覧
  5. ^ 特産のシラスを堪能…用宗漁港まつり 静岡 日テレNEWS24 2012年10月9日閲覧
  6. ^ a b c d e 用宗漁港の歴史 静岡市 2016年6月13日閲覧
  7. ^ 用宗漁港の歴史 静岡市 2012年10月9日閲覧
  8. ^ 旧冷蔵施設撤去、新市場施設建設へ 静岡・用宗漁港 静岡新聞 2016年6月13日閲覧

関連項目[編集]