産近甲龍

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産近甲龍(さんきんこうりゅう)とは、近畿地方の4つの準難関私立大学を示す通称である。関関同立の次点的存在で、関西圏における準難関私立大学群として知られている。 以下の4大学を指し、名称は各校名の頭文字の組み合わせによる。

  1. (産) 京都産業大学 - 京都府京都市北区
  2. (近) 近畿大学 - 大阪府東大阪市
  3. (甲) 甲南大学 - 兵庫県神戸市東灘区
  4. (龍) 龍谷大学 - 京都府京都市伏見区

由来[編集]

大学受験偏差値が用いられ始めた1960年代よりも遅れ、1980年代前半に登場した用語で関西の私立大学として受験で比較的よく使われる言葉である。

  • その由来には次のような説がある。
    • 受験雑誌の高3コース学研(編集・東京本社)が、産近甲龍や龍甲産近などと記載し、間もなく大阪予備校、大阪北予備校(同じグループでどちらも廃校)が産近甲龍と名称したのが始まりで天王寺予備校などがそれに追従したという説。(序列はアイウエオ順とも言われている)[要出典]
    • 代々木ゼミナールが設立当初から受験指導に用いていたと言われる説。ただし、代々木ゼミナールの講習会の案内書では龍甲産近と表記。[要出典]
    • 旺文社螢雪時代で使われ始めたという説。甲南大学の代わりに佛教大学を加えた「産近佛龍」や、参勤交代をもじった「産近甲大」(「大」は大阪経済大学。あるいは大阪工業大学とも。)も併用されていたことになっている。[1]
    • 週刊ダイヤモンド 2017年9月16日号にて「産近甲龍工」・「産近甲龍経」が登場。(「工」は大阪工業大学。「経」は大阪経済大学。)

大学間の交流[編集]

大学間の公式交流はない。関関同立のみでサークル連合を結成している一部の場合のみ、これらの大学を中心とした交流が行われていることがある。

その他[編集]

  • キャンパスランチパック(「産近甲龍」バージョン)
    • 2012年11月1日に、山崎製パンの「ランチパック」シリーズの関西地区限定商品として、4大学の学生の企画による「キャンパスランチパック」シリーズ(「産近甲龍」バージョン)が、月内限定で発売された。同社、ならびに同商品のシリーズでの複数の大学との共同企画品としては、前年2011年11月に発売された「関関同立」バージョンに次ぐものとなった[2]
      • 京都産業大学「チキン竜田揚げマヨネーズ風味(和風ソース入り)」:同学の学生健康保険部会に参加する、複数の学部の学生による企画。学内食堂の人気メニューである「チキン竜田揚げ丼」をアレンジ。
      • 近畿大学「ツナ」:経営学部・文芸学部の両学部生共同企画。近大マグロ(同学が完全養殖に成功したクロマグロ)をイメージしたツナ入りマヨネーズに、学園章でもある梅の花にちなんだ、刻んだ梅の実をミックスしている。
      • 甲南大学「焼きりんご風味ジャムカラメルソース」:同学のフロンティア推進機構(産学連携機構)に参加する、複数の学部の学生による企画。同学のスクールカラーである臙脂色と、校舎に使われている赤レンガの色合いを、神戸のハイカラなイメージを感じさせるスイーツ類で表現。
      • 龍谷大学「入りボロネーゼ風味(チーズソース)」:文学部・国際文化学部の両学部生共同企画。同学の新しいブランドカラーである赤色をイメージさせるボロネーゼ(ミートソース)に、京都の和のイメージを感じさせる刻んだ筍をミックスし、チーズソースと組み合わせた。

産近甲龍キャンパス写真集(ギャラリー)[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 蛍雪時代(旺文社)各号
  • YOZEMI Jornal(代々木ゼミナール)各号

脚注[編集]

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  1. ^ [1]より
  2. ^ その後2012年12月1日には「関関同立・2012年バージョン」が発売された。

外部リンク[編集]