生け簀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
飲食店内の生け簀
網生け簀での養殖
兵庫生洲(摂津名所図会)

生け簀(いけす)は、漁獲した魚介類を販売や食用に供するまでの間、一時的に飼育するための施設である。いけす生簀とも表記する。

概要[編集]

生け簀は、海水域では水深の浅い沿岸(海面生け簀、海上生け簀)、淡水域では湖沼ため池等に設けられる[1]。また、陸上に設ける生け簀(陸上生け簀)もある[2]

材質や形状の観点からは、生け簀は以下のように分けられる[1]

  • 箱生け簀
  • 籠生け簀
  • 船生け簀
  • 掘り生け簀
  • 網生け簀

生け簀で一時的に飼育されるのは、一般に高級魚介類で、例えば、マダイブリ(ハマチ)、カンパチスズキトラフグヒラメコイ等の魚類や、クルマエビイセエビアワビサザエマダコ等である[1]

近年では、網生け簀を用いて、魚類の養殖や、まき餌用のイワシの蓄養等も行われている[1]

また、飲食店においても、店内に生け簀を設けているものもある[3]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 生け簀 日本大百科全書(ニッポニカ)
  2. ^ マグロの持続可能な利用を資源保護と完全養殖で目指す キハダ稚魚の海面生簀での飼育成功 近畿大学・科学技術振興機構(JST)・国際協力機構(JICA)、2015年9月24日
  3. ^ 都会のど真ん中にある「魚釣りができる居酒屋」に行ってみた! 魚が賢すぎて笑った ロケットニュース、2012年2月15日

関連項目[編集]