瓜生堂遺跡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

瓜生堂遺跡(うりゅうどういせき)は、大阪府東大阪市瓜生堂・若江西新町に所在する弥生時代から平安時代にかけての集落遺跡。

概要[編集]

河内平野の中央低地に位置し、かつての河内湖の南岸にあたる。大和川の氾濫などによって弥生時代の層は現地表下3~4メートルに埋没しており、以後重畳的に平安時代の層まで積み重なっている。遺跡の西側に集中している弥生時代前期の層からは住居や水田の跡、中期になると住居跡や高床式倉庫跡、方形周溝墓を中心とする墓地などが発見されている。特に第2号方形周溝墓からは6基の木棺墓、6基の土壙墓、6基の甕棺墓がみつかっており、方形周溝墓の構造を知るうえで重要なものである。また出土品も豊富で、石器土器木器骨角器青銅器など多彩にわたっている。

参考文献[編集]

  • 犬木努「瓜生堂遺跡」(『国史大辞典 15』(吉川弘文館、1996年) ISBN 978-4-642-00515-9