環境減災衛星

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環境減災衛星: 环境减灾卫星: Huanjing satellite, HJ)は中華人民共和国災害環境監視を目的とした小型地球観測衛星シリーズ。現在中国はHJ-1において3機構成のコンステレーション運用を計画しており[1]2008年にはHJ-1AとHJ-1Bが同時に、2012年にはHJ-1Cが打ち上げられた。災害、生態系破壊、環境汚染の進行などを観測し、災害発生の減少や発生後の対応などに活用される[2]

それぞれの衛星には可視光センサ赤外線センサ、マルチスペクトルセンサ、合成開口レーダーが搭載される[3]

環境1号[編集]

HJ-1AとHJ-1Bは2008年9月6日、長征2号Cによって太原衛星発射センターから打上げられ、約51分後に両衛星は太陽同期軌道に投入された[2]。開発は中国航天科技集団公司所属の東方紅衛星公司が担当[2]。HJ-1A、HJ-1Bともに共通に4バンドマルチのCCDカメラを搭載し、その他にHJ-1Aにはハイパースペクトルセンサ、HJ-1Bには赤外線センサを搭載している[1]

3号機となるHJ-1Cは2012年11月に打ち上げられた。合成開口レーダーを搭載している[4]

参考文献[編集]

  1. ^ a b ハイパースペクトルセンサの開発状況について (PDF)”. 産総研秋葉原コンベンションセンター (2010年3月25日). 2010年7月30日閲覧。
  2. ^ a b c “中国、災害観測衛星2基打上げ”. sorae.jp. (2008年9月7日). http://www.sorae.jp/030809/2563.html 2010年7月30日閲覧。 
  3. ^ Military Power of the People’s Republic of China”. U.S. Department of Defense. p. 37 (2000年). 2010年7月30日閲覧。
  4. ^ HJ 1C”. Gunter's Space Page. 2010年7月30日閲覧。