玉井光一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

玉井 光一(たまい こういち、1952年10月21日 - )は、日本技術者実業家工学博士。富士ゼロックス(現:富士フイルムビジネスイノベーション代表取締役社長を経て、富士フイルムビジネスイノベーション代表取締役会長、ビジネス機械・情報システム産業協会筆頭副会長。

人物・経歴[編集]

大分県出身。1972年大分県立大分工業高等学校卒業、東芝入社[1]。東芝生産技術研究所(現生産技術センター)メカトロニクス開発センター主任研究員などを務め[2]、2002年には「高精細液晶ディスプレイにおける実装技術と実装システムの開発」により東京大学博士(工学)の学位を取得[3]

2003年富士写真フイルム(現富士フイルム)入社[1]医療機器などの設計を担当し[4]、2011年富士フイルムホールディングス取締役に昇格。2016年同社取締役副社長。2017年富士ゼロックス代表取締役副社長。2018年から富士ゼロックス代表取締役社長を務め[1][5][6]古森重隆代表取締役会長とのツートップ体制を敷き[6]ゼロックスとの経営統合交渉にあたった[7]。2020年ビジネス機械・情報システム産業協会筆頭副会長[8]。2021年富士フイルムビジネスイノベーション代表取締役会長[9]

脚注[編集]

先代
栗原博
富士ゼロックス(のちの富士フイルムビジネスイノベーション)社長
2018年 - 2021年
次代
真茅久則