コンテンツにスキップ

獨協大学前駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
獨協大学前〈草加松原〉
西口(2017年12月)
どっきょうだいがくまえ〈そうかまつばら〉
Dokkyodaigakumae ‘Soka-Matsubara’
TS 16 草加 (1.7 km)
(1.3 km) 新田 TS 18
地図
所在地 埼玉県草加市松原一丁目1-1
北緯35度50分35.50秒 東経139度48分2.62秒 / 北緯35.8431944度 東経139.8007278度 / 35.8431944; 139.8007278座標: 北緯35度50分35.50秒 東経139度48分2.62秒 / 北緯35.8431944度 東経139.8007278度 / 35.8431944; 139.8007278
駅番号 TS17
所属事業者 東武鉄道
所属路線 伊勢崎線(東武スカイツリーライン)
キロ程 19.2 km(浅草起点)
電報略号 トク
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
[東武 1]56,374人/日
-2024年-
開業年月日 1962年昭和37年)12月1日[1]
テンプレートを表示

獨協大学前駅
配線図

草加駅

1 2
STRg STRg STRf STRf
STR PSTR(L) PSTR(R) STR
STR PSTR(L) PSTR(R) STR
STRg STRg STRf STRf

新田駅

東口(2017年5月)

獨協大学前駅(どっきょうだいがくまええき)は、埼玉県草加市松原一丁目にある、東武鉄道伊勢崎線である。「東武スカイツリーライン」の愛称区間に含まれている。駅番号TS 17。 「草加松原」(そうかまつばら)の副駅名が設定されている[2][3]

歴史

[編集]

東武伊勢崎線は1962年昭和37年)5月31日に営団地下鉄日比谷線(現・東京メトロ日比谷線)との直通運転を開始し、東京都心部に直結する通勤路線に変貌を遂げた。当時は高度経済成長期の真っ只中で、旺盛な住宅需要に応えるために、「東洋一のマンモス団地」と言われた草加松原団地が線路の西側に隣接する形で建設された。当駅は草加松原団地入居開始に合わせて、同年12月1日松原団地駅(まつばらだんちえき)として開設した。

1964年(昭和39年)に団地と隣接する形で獨協大学が開校した。獨協大学の誘致には東武鉄道も関与しており、東武鉄道の子会社社長であった関湊が大学運営母体である獨協学園の理事に転じて(後に理事長に就任)大学経営を主導するなど、両者には密接なつながりがあった。

新設当初は地上駅であったが、鉄道高架複々線化事業に伴い、1988年(昭和63年)度より現在の高架駅となった。トラス屋根を生かして自然光を採り入れ、コンコースに樹木やベンチを配するなど、明るい共同空間として仕上げた点が評価され、1993年平成5年)度の草加市第6回まちなみ景観賞を受賞した[4]

2003年(平成15年)3月からは、草加松原団地の建物や設備老朽化が進んだことに伴い、都市再生機構(UR)が団地の建替え事業を開始し、コンフォール松原と名称を変えた。

2014年(平成26年)3月に東口の旧日光街道にある草加松原が国指定の名勝おくのほそ道の風景地」の1つに指定されると駅名変更の動きが地元で高まり、草加商工会議所を中心に「松原団地駅名変更協議会」が設立された。駅名変更の要望は同協議会と市の連名で東武鉄道に提出されていた。

東武鉄道は「大学のあるまち」として地域イメージアップにつながる上、名勝「草加松原」を副駅名とすることで観光地としてのPRにも繋がるとし、2016年(平成28年)6月22日、翌2017年(平成29年)に駅名を獨協大学前駅(どっきょうだいがくまええき)に改称し、副駅名として「草加松原」を導入することを発表した[2][3]。また、名称変更に要する費用(約3億円)は獨協大学が全額負担した。地元の要望を受けて駅名を改称するのは、東武鉄道ではこれが初の例となる。

年表

[編集]

駅構造

[編集]

島式ホーム1面2線を有する高架駅緩行線のみホームがある。

東武鉄道の駅における自動改札機設置時期では、試行的に1972年(昭和47年)から設置していた西新井駅を除くと最も早く、1992年に新駅舎供用と同時だった。

のりば

[編集]
番線路線方向行先
1 TS 東武スカイツリーライン 上り 浅草方面
2 下り 東武動物公園方面
  • 上記路線名は旅客案内上の名称(「東武スカイツリーライン」は愛称)で表記している。

利用状況

[編集]

2024年度(令和6年度)の1日平均乗降人員56,374人である[東武 1]。伊勢崎線の駅では第11位である。伊勢崎線の普通列車のみ停車する駅としては竹ノ塚駅に次いで乗降人員が多い。

近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は以下の通り。

年度別一日平均乗降人員[10][東武 2][11]
年度 1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
出典
1965年(昭和40年) 25,433  
1970年(昭和45年) 40,299  
1975年(昭和50年) 51,740  
1980年(昭和55年) 59,540  
1985年(昭和60年) 60,094  
1989年(平成元年) 63,23731,734 
1990年(平成2年) 65,810  
1993年(平成5年) 65,06032,569 
1998年(平成10年) 57,98128,539 
1999年(平成11年) 56,640  
2000年(平成12年) 57,640  
2001年(平成13年) 57,89129,327 
2002年(平成14年) 57,15528,873 
2003年(平成15年) 56,51728,513 
2004年(平成16年) 55,72328,034 
2005年(平成17年) 54,85027,495 
2006年(平成18年) 54,52527,275 
2007年(平成19年) 55,16427,624 
2008年(平成20年) 55,08827,513 
2009年(平成21年) 54,56227,248 
2010年(平成22年) 53,97026,942 
2011年(平成23年) 53,64227,797 
2012年(平成24年) 54,57027,216 
2013年(平成25年) 55,51227,700 
2014年(平成26年) 55,45827,690 
2015年(平成27年) 56,26628,096 
2016年(平成28年) 57,48028,783 
2017年(平成29年) 59,22129,651 
2018年(平成30年) 59,97130,010[東武 3]
2019年(令和元年) 59,44329,745[東武 4]
2020年(令和2年) 39,657[東武 5]
2021年(令和3年) 46,41923,225[東武 6]
2022年(令和4年) 51,35225,699[東武 7]
2023年(令和5年) 54,28627,161 [東武 8]
2024年(令和6年) 56,37428,205 [東武 1]

駅周辺

[編集]

スーパーや大手ドラッグストア、大手飲食チェーンが多数点在し、カラオケなどの若者向け娯楽施設も多い。西口では市街地再開発が進められ、東武鉄道が商業施設「トーブ イコート」(敷地面積1万2,000㎡)を2023年3月30日に開業した[12][13]

西口

[編集]
獨協大学前駅 西口の景観

東口

[編集]

バス路線

[編集]

東口と西口にロータリーがあり、そこから路線バスが運行されている。運行路線の詳細は東武バスセントラル草加営業事務所および朝日自動車越谷営業所を参照。

東口発着

[編集]
乗り場系統行先運行事業者備考
1松原32八潮団地東武バスセントラル
松原33工業団地南休日運休
2松原36新田駅東口
松原34青柳五丁目1日1 - 2本
松原37そうか公園1日1本のみ
松原35柿木二区平日朝1本のみ
N-1草加市立病院草加市コミュニティバス
パリポリくんバス 北東ルート
柿木公民館

西口発着

[編集]
乗り場系統行先運行事業者備考
1SW-1新栄団地草加市コミュニティバス
パリポリくんバス 新田ルート
草加市立病院
2DK21
DK22
新田駅東口朝日自動車
原町三丁目
3草加15草加駅西口東武バスセントラル土休日のみ運転
  • 草加市コミュニティバス「パリポリくんバス」新田ルートの運行は朝日自動車。

その他

[編集]
  • 駅東側にある草加八潮工業団地にある企業の送迎バスの多くが当駅に乗り入れている。
  • 高架複々線化工事の際、将来の下り急行線の敷地を利用して待避線が設けられていたことがあった。この待避線は東武鉄道西新井工場出場車の試運転・出場回送や回送列車などの待避に使用された。

隣の駅

[編集]
東武鉄道
TS 東武スカイツリーライン
急行・区間急行・準急・区間準急
通過
普通
草加駅 (TS 16) - 獨協大学前駅 (TS 17) - 新田駅 (TS 18)

脚注

[編集]
  1. 1 2 東武鉄道年史編纂事務局 編『東武鉄道六十五年史』東武鉄道、1964年、204頁。全国書誌番号:64010839
  2. 1 2 3 地域のさらなるイメージアップを図ります 東武スカイツリーライン 松原団地駅の駅名を「獨協大学前<草加松原>」に改称します!』(PDF)(プレスリリース)東武鉄道/草加市/松原団地駅名変更協議会、2016年6月22日。オリジナルの2020年12月27日時点におけるアーカイブ2020年12月29日閲覧
  3. 1 2 3 地域のさらなるイメージアップと沿線価値向上を図ります 東武スカイツリーライン「松原団地」駅の、「獨協大学前<草加松原>」への駅名改称日を4月1日(土)に決定しました!』(PDF)(プレスリリース)東武鉄道/草加市/松原団地駅名変更協議会、2017年1月25日。オリジナルの2020年12月27日時点におけるアーカイブ2020年12月29日閲覧
  4. 松原団地駅(現:獨協大学前〈草加松原〉駅)”. 草加市役所広報課 (2021年3月17日). 2023年4月9日閲覧。
  5. 冊子版 そうか事典(てしろ~てんね) (PDF). 草加市. p. 82. 2014年1月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月22日閲覧。 “鉄道高架”
  6. 「東武スカイツリーライン」誕生!』(PDF)(プレスリリース)東武鉄道、2012年2月9日。オリジナルの2012年3月24日時点におけるアーカイブ2012年3月17日閲覧
  7. 暮らしを豊かにする“ステキ生活”を提案する9店舗が松原団地駅にオープン 4月24日(水)「EQUIA松原」が誕生! 駅ナカショップ9店舗がオープン!』(PDF)(プレスリリース)東武鉄道、2013年4月15日。オリジナルの2013年7月22日時点におけるアーカイブ2020年12月29日閲覧
  8. 東武スカイツリーライン獨協大学前駅・越谷駅のホームドア使用開始”. マイナビニュース (2022年10月1日). 2023年4月9日閲覧。
  9. 東武スカイツリーライン 獨協大学前駅・越谷駅緩行線にてホームドアの使用を開始します!』(PDF)(プレスリリース)東武鉄道、2022年9月29日。オリジナルの2022年9月30日時点におけるアーカイブ2020年12月29日閲覧
  10. レポート”. 関東交通広告協議会. 2024年12月17日閲覧。
  11. 埼玉県統計年鑑
  12. 東武、独協大前駅近くに商業施設に」『日本経済新聞』2023年3月31日、朝刊、東京・首都圏経済面。2023年4月9日閲覧。
  13. データから紐解く「住みやすい街」【第114回】東洋一の団地があった「獨協大学前」…駅名改称で街の変化は?”. 幻冬舎ゴールドオンライン (2020年7月17日). 2023年4月9日閲覧。
東武鉄道の1日平均利用客数
  1. 1 2 3 駅別乗降人員 2023年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、1頁。オリジナルの2025年5月19日時点におけるアーカイブ2025年5月19日閲覧
  2. 駅情報(乗降人員)”. 東武鉄道. 2024年12月17日閲覧。
  3. 駅情報(乗降人員)|東武鉄道公式サイト”. 東武鉄道. 2019年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月13日閲覧。
  4. 駅一覧」『東武会社要覧2020』(PDF)(レポート)東武鉄道、66頁。オリジナルの2021年1月21日時点におけるアーカイブ
  5. 駅一覧」『東武会社要覧2021』(PDF)(レポート)東武鉄道、66頁。オリジナルの2022年4月19日時点におけるアーカイブ
  6. 駅別乗降人員 2021年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、1頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブ
  7. 駅別乗降人員 2022年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、1頁。オリジナルの2024年9月8日時点におけるアーカイブ
  8. 駅別乗降人員 2023年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、1頁。オリジナルの2024年9月8日時点におけるアーカイブ

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]