狭霧の國

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
狭霧の國
Howl from Beyond the Fog[1]
監督 佐藤大介
脚本 佐藤大介
製作 佐藤大介
音楽 Chouchou
撮影 佐藤大介
編集 佐藤大介
制作会社 LosGatos Works
配給 アメリカ合衆国の旗 SRS Cinema[1]
公開 日本の旗 2019年11月24日
アメリカ合衆国の旗 2020年 (ビデオ)[1]
上映時間 35分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

狭霧の國』(さぎりのくに)は、2019年(令和元年)11月24日に第2回熱海怪獣映画祭で国内初公開された[2]LosGatos Works制作の特撮映画

キャッチコピーは「怪獣は何を壊すのか」。

概要[編集]

明治時代大分県竹田市を舞台とする、パペットによる人形劇ミニチュア着ぐるみによる特撮を組み合わせた怪獣映画である。

劇中に登場する怪獣ネブラの着ぐるみは、『大怪獣バラン』や『モスラ』をはじめ、多くの特撮作品の着ぐるみ造形を手掛けた村瀬継蔵が担当している。着ぐるみの資金はクラウドファンディングサービスKickstarterで集められた[3]

劇中の背景画の一部は、東宝特撮作品や黒澤明監督の『まあだだよ』などのマット画を手掛けた島倉二千六が担当している。

2020年2月21日より、京都のミニシアターである京都みなみ会館で一般公開された[4]

あらすじ[編集]

明治42年。九州の山に囲まれた町に帰ってきた栄二は、蔵に住む目の見えない少女、多紀理と出会う。ある夜、一人で出かけていく多紀理を追いかけた栄二は、山の湖に住む巨大な怪獣ネブラを目撃する。

登場怪獣[編集]

ネブラ(天乃狭霧)[編集]

山の湖に住む盲目の首長竜のような怪獣。身体中に苔や朽木などの堆積物が付着している。盲目の少女、多紀理と心を通わせる。

声の出演[編集]

スタッフ[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c Bonk, Ron (2020年9月23日). “Amazing Kaiju “Howl From Beyond the Fog” Up For Special Edition Presales.” (英語). 2024年2月27日閲覧。
  2. ^ 第2回熱海怪獣映画祭を開催します!”. 静岡県文化プログラム(ブンプロ). 2020年5月24日閲覧。
  3. ^ 特殊造形のレジェンド村瀬継蔵氏を動かした異色の人形時代劇怪獣映画 熱海でお披露目”. ENCOUNT (2019年11月24日). 2020年5月24日閲覧。
  4. ^ NEWS”. sagirinokuni. 2020年5月28日閲覧。

外部リンク[編集]